小麦粉粘土の作り方や保存方法!家庭で手作りで子供に安心な粘土遊び
初めての粘土体験として、小麦粘土から始めてみることをお勧めします。
初めての粘土遊びをする場合には、粘土は食べないものだということも、優しく教えてあげないといけませんね。
小麦粘土はお料理ではないので、食べることをお勧めはできませんが、間違って口に入れてしまっても、すべて食材で作っているので安心ですよ。
小麦粘土を作るのはとっても簡単!!近所のスーパで売っている食材で手軽に作ることができます。
小麦粘土の作り方や、遊び方、長持ちさせるのコツなどをたくさんご紹介します。
簡単手軽な小麦粘土の作り方
小麦粘土の魅力のもう一つは、既製品を買うのではなく、粘土作りから自分たちで挑戦できることです。水や粉の量を調節しながら好みの質感を作っていくことが出来ます。
手作りの良い点は、お子様の手の握力や作るものによって、粘土の硬さを調節してあげることができます。
2歳くらいの小さいお子様は、手の握力がまだ強くはありません。油分や水分を調節して小麦粘土を柔らかめに作ってあげます。
小さなお子様でも、お団子や蛇などが簡単に作ることができますよ。また、道具を使えるようになる頃には、少し固めに作ってあげると形を作りやすくなります。
注意点としては、子供が小麦アレルギーの場合には、絶対に触ったり口にしたりすることがないよう使用しないようにしてください。また、小麦アレルギーの子どもの場合、小麦粉の代わりに、上新粉などを使用することも可能ですよ。
ちょっと目を離したすきに、小麦粘土を口に入れてしまうことがあるかもしれません。
口の中にまだ残っているようだったら「これは食べるものじゃないよ。ぺってしようね」と優しく伝えながら吐き出させてあげます。
もし、飲み込んでしまった場合には、嘔吐や腹痛がないかしばらく様子を気をつけて見てあげましょう。小麦粘土は、食品で作っているため、大きな問題は少ないかと思います。
古い小麦粘土であったり手でたくさんこねているものですので、その後の1日くらいは様子を気にしていてあげるようにしてくださいね。
小麦粘土作りの材料や分量のコツ
小麦粘土は名前の通り小麦粉を材料にして作ります。
その他に使用するものは、油と塩と水のみです。ここでは、基本的な分量を紹介していますが、もう少し柔らかくやもう少しなめらかにさせたいときには、粉や水や油の量で調節が出来ます。
材料
小麦粉:100g
油:大さじ3
お水:大さじ2
お塩:大さじ2
道具
測り
計量スプーン
ボウル
混ぜればできちゃう!簡単な小麦粘土作りの手順
- 1:はじめに、小麦粉にお塩を少し入れて混ぜます。
- お塩を入れるとカビが出にくくなり、保存しやすくなります。質感が固くなってしまうという意見もありますが、油の量を足すと硬さは気にならなくなると感じます。もし、何回か繰り返し遊びたい場合は入れることをお勧めします。もし、一回だけの使用で終わらせてしまう場合には、入れなくても大丈夫ですよ。
- 2:次に油を入れます
- ここでは油の分量は、少し多めのレシピになっています。油をいれると粘土が伸びがよくなりしっとりなめらかになります。蛇などを作っても切れにくくなりますよ。
- 3:最後に、水を入れて混ぜます
- ここで好みの柔らかさになるように調整が出来ます。もし、水を入れすぎて柔らかくなり過ぎてしまったら、小麦粉を入れ足して調節しましょう。はじめはスプーンでかき混ぜて、ある程度固まってきたら手でこねましょう。
手作りする時間が取れないときは、100円ショップのダイソーやセリアなどでも小麦粘土は販売されています。一つ一つ袋にラッピングされていて、便利で使いやすいですよ!
小麦粘土の着色の方法のいろいろ
小麦粘土の着色方法はいろいろあります。食用色素や絵の具を粘土に混ぜ込んだり。小麦粘土をオーブンで焼き上げてから着色する方法などもあります。
食材を混ぜて色をつけてみよう
スーパーなどで手軽に手に入る食用色素は、緑、赤、黄色の3色です。これを使って小麦粘土を着色していきます。小さなお子様と初めての粘土遊びに取り組むときには、食用色素を使用することをお勧めします。
- 食用色素を使って着色する長所
- 食用であるため小さい子供が口にしてしまっても安心(小麦粘土はできるだけ口にしない方が良いので、できるだけそうならない声掛けをしてあげてくださいね。)
販売されている色数が少ないので、色の混合の学びに繋がります
- 着色の方法
- 小麦粘土をお団子状にして幾つかに分けます。お団子に、粉末の食用色素を混ぜていきます。均一に混ざるまで混ぜたら着色の完了です。
絵の具を混ぜて色をつけてみよう
小麦粘土に絵の具を使って着色する方法を紹介します。絵の具は水彩絵の具を使用しています。
- 絵の具を使用する長所、短所
-
長所:発色良く様々な色が簡単に作れる
短所:食材だけで作ることができなくなるため、粘土を口にする可能性のある年齢の子供の使用は気をつけなくてはいけません。絵の具の水分により粘土に粉を足したりなどの微調整が必要です
- 着色の方法
- 小麦粘土をおだんご状にして幾つかに分けます。お団子に、絵の具を少しだけおきます。それをコネコネと混ぜていけば、いろいろな色の小麦粘土が出来ます。
- ポイント
- 一色混ぜ終わったら、きちんと手を洗い拭きます。他の色が混ざらずに綺麗に仕上がりますよ。
絵の具を使うと、絵の具の水分が足されて、小麦粘土が柔らかくなりすぎてしまう時があります。もし、そうなってしまった場合には、小麦粉を足して、好みの固さになるように調節してくださいね。
小麦粘土を焼いた後に色をつける
小麦粘土をオーブンで焼き固めた後に着色をします。より鮮やかな絵の具の色が出ます。そのままの小麦粘土だと、作ったままの形を保存することが難しいのですが、
この方法だと2週間くらいは保存することが可能です。クリスマスのオーナメント作りなどに行っても楽しいかもしれませんね。
- 小麦粘土のお焼き方と着色の方法
- まず小麦粘土で作ります。焼き固めるため立体的なものよりも、平面的なものがオススメ
- 170度の予熱したオーブンで20分焼きます
- 焼きあがったら絵の具で塗っていきます
紐をつけられる穴を作っておけば、飾ることも可能です。
色粘土で遊んで茶色になってしまったら
子供は色を混ざることが大好きですよね。気が付いたら色々な粘土を混ぜすぎて茶色になってしまう経験は誰もがしたことがあるはずです。
こうなってしまった時ならではの遊び方もあります。
女の子でしたら、茶色い猫やうさぎさんなどでも、かわいく仕上がりますよ。
この遊びをすると、濃い色には明るい鮮やかな色が映えるという色のバランスも身につけることができます。いつも作る色合いとは異なったものが仕上がりますよ。
知育遊びもできる!小麦粘土を使ってさっそく遊んでみよう
小麦粘土の遊び方はたくさんあります。ここでは、小麦粘土のお団子についてご紹介します。お団子作りや遊びは、簡単に出来る上にたくさんの遊び方があります。はじめに取り組む遊び方として、お勧めですよ。
お団子を作って知育遊び!
まずはお団子を作ってみましょう。
小麦粘土は、柔らかい粘土ですので、力があまり無い小さな子供もお団子が作りやすいです。子供の手のひらに少しのせてあげて、「両手でコロコロして作るんだよ」などと声かけしながら、お母さんも一緒にやっている様子を見せてあげてください。
お団子を使った遊びは、知育遊びからアートな遊びまでたくさんあります。作った後には、それを使ってたくさん楽しんでくださいね。
小麦粘土のお団子を使った知育遊びをいくつかご紹介します。数や大小や長短などを楽しく学ぶことができますよ。
- お団子を使って数える練習
画用紙にくだものなどの絵を描いて、そこに粘土を置いてもらうという遊びです。「ここの丸にお団子をのせてみようか?」などと声掛けします。
一つのせてくれたら「お団子が一つのったね」、二つのせてくれたら、「美味しそうなお団子が2つもあるね」などと言いながら数の語りかけをたくさんしてあげましょう。楽しく数を学ぶことができますよ。
- 大小のお団子を作った大きさ比べ
大きい小さいなどの言葉遊びも出来ます。大きいライオンと小さいライオンの絵を描いてあげて、「大きいライオンさんには、大きいお団子を食べさせてあげてね。あーん。」などと声掛けしながら、大きい小さいの意味を楽しく伝えてあげることが出来ます。
- 長い蛇と短い蛇を使った長さ比べ
画用紙に、長い蛇と短い蛇の絵を描きます。「この絵の上に同じ長さの粘土で蛇さんを置いてあげようか?」などと語りかけながら、長い蛇と短い蛇を作ってもらいます。
長い蛇に長い方の粘土の蛇をおいてくれたら「同じ長い蛇さんだねー」などと語りかけて、小麦粘土で遊びながら長い短いの意味を楽しく伝えてあげましょう。
小麦粘土でおいしそうな果物を作ってみよう
小麦粘土のお団子を応用して、簡単にくだものを作ることができますよ。
お団子は子供に作ってもらって、お母さんがヘラでちょこっと手を加えてあげると、美味しそうなくだものに大変身します。子供も、自分で作りたいと思って挑戦をしてくれたら大成功です。
- お団子とヘラだけで出来ちゃうももの作り方
- 子供に少し大きめのお団子を作ってもらいます
- お皿においてもらって、お母さんがヘラでスジをつけてあげます
- 次に、子供に小さめのお団子を作ってもらい、大きいお団子の上の方にぎゅっと押しつぶすようにつけます
- お母さんが、葉っぱの模様をヘラでつけます
- あっという間にももの完成です
- 涼しげなガラスのお皿に置くと、和菓子のようですね
- お団子をカーブさせるだけのバナナの作り方
- 子供に細長いお団子を3本作ってもらいます
- それをお皿に並べてちょこっとカーブさせます
- 子供に細長いお団子を一本作ってもらい、それをT字にします
- それを先ほどの三本の上の部分につけてます
- 小さなバナナの完成です
- お団子をいっぱい重ねよう!ぶどうの作り方
- 子供に小さなお団子を10個ほど作ってもらいます
- 1、2、3などと数えながらお皿にぶどうの形になるように置いてもらいます
- 子供に細長いお団子を一本作ってもらいます、それをT字にします
- それをお団子の塊の上の部分につけていきます
- 可愛いぶどうの完成です
お団子を作ることができれば、置き方次第、模様のつけ方次第で、様々な可愛らしい果物が作れます。子供と一緒にたくさん作ってあげてくださいね。
小麦粘土でおままごとしてみよう
ごっこ遊びは子供達だ大好きですよね。実際のお家で使っているお皿やトレーと小麦粘土で、おままごと遊びもできますよ。
可愛いランチセットを作ったり、お菓子やさんごっこをしたりして楽しむことができます。
- パンやお菓子を作ってお菓子屋さんごっこ遊び
色とりどりのお団子を少しつぶします。そこに、ヘラで後をつけます。こうするだけで、クッキーやパンなどに見立てて遊ぶことができます。
トングなどを使って、パン屋さんごっこなどもできますよ。
- ランチセット作りで
紙皿などにおけば、ランチセットのようにもなります。お皿への盛り付けを子供にやってもらって、お母さんが美味しそうに食べる真似をしてあげるととっても喜びますよ。
小麦粘土を長持ちさせるコツ
小麦粘土はそのまま置いておくと乾燥して固くなって使用できなくなってしまいます。保存料なども入っていないので、冷蔵庫に保存しないとカビなども生えてきてしまいます。
きちんと保管すれば1週間くらいは遊ぶことが可能です。長持ちさせる保管のコツをご紹介しますね。
- オススメの保管方法
- 色ごとにサランラップで巻いてあげます。ジップロックに入れて空気をできるだけ抜いてあげます。(乾燥防止のため)
冷蔵庫に入れて保管します。(カビ防止のため)
とっても簡単な保存方法ですので、遊んだ後はこのようにしてお片づけをしてあげてくださいね!最初の粘土の作り方でも紹介しましたが、お塩を入れることも、カビ防止をし、長く使用できるコツです。
手作りの小麦粘土は、保存料などを入れておりませんの、1週間ほどすると匂いが少しづつ変わってきます。そうしたら、無理に使用せずに、処分してくださいね。
遊ぶ道具を自分で作るという経験はとっても大切!
現在は、既製品が溢れて、遊び道具がなんでも買えます。
身近にある材料で遊ぶものを手作りするということは、とっても大切な時間です。
手作りの小麦粘土は、いっぱい遊ぶ方法があります。ぜひ、小麦粘土を作るところから始めて、たくさん遊んでくださいね.
-
美香さん
他にパンやお菓子の見本を見せてください。
-
まくらさんさん
面白い
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まく子さんさん
面白い
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林 凛太郎さん
ありがとうございます😊
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