キャンプは子供の体と心を成長させる効果あり!おすすめの時期と遊び方
昔と比べて、草木や昆虫にふれあい思いっきり体を動かすことが少なくなった子供たち。
しかし我が子にはとびっきりの自然体験をさせたいと考えているパパママは多いと思います。
そんな時におすすめなのが親子キャンプ!手軽なデイキャンプや便利なオートキャンプなど、子供の成長や目的にあわせてアウトドアデビューをしましょう。
この記事の目次
子供とキャンプを楽しめる時期
子供とキャンプを楽しむのに年齢制限はありません。
ただし屋外での活動時間が長くなるため、食事やトイレ、お昼寝、着替えや肌のケアなど、大人はいつもとは違う対応が必要になります。
きちんとした準備と心構えで、いざというときに慌てないようにすることが大切です。
春は野花や昆虫の採集、夏は水遊び、秋は落ち葉や木の実を拾って工作など、季節ごとに違った遊びが楽しめます。
子供をキャンプに連れて行く効果
子供とキャンプに行くことは単なる思い出になるだけではなく、子供自身の心と体の成長も期待できます。
普段とは違った体験をすることで子供たちに自主性や探究心が芽生え、日々の生活にも変化を与えることでしょう。
非日常の体験で体と心が大きくなる!
キャンプでは家にいるときのように手軽に電気や水道が使えません。いつもと違う環境に、はじめのうち子供はストレスを感じるかもしれません。
家族全員で協力しながらキャンプの楽しさを伝えていきましょう。
「自分でできた!」という経験の積み重ねが子供に自信を与えます。
和式トイレを使ったことがない子供は練習の良い機会に!和式しかないキャンプ場などもあります。
自然体験を通して体力をつける
キャンプでは荷物を運んだりテントを組み立てたりと、子供も手伝いのために体を動かすシーンが多々あります。
また木登りやアスレチックなど、自然の中で遊ぶことで全身を使った運動ができます。
夢中になっているうちに体力がついてくるので子供の負担にもなりにくいのが特長です。
協力し合いながらの作業で心が成長する
キャンプでは「食事を作る」「後片付けをする」などの役割分担があります。
チームで取り組んだ経験は、日常生活においても協調性や他人を思いやる心として発揮されることでしょう。
自然と親しみ、命を大切にする心を養う
キャンプ場には自然がいっぱい。草花や木々、昆虫や動物に触れ合うことで生命を身近に感じます。
キャンプでは自然と親しみ、命を大切にする心を養います。
安全第一!だけど子供を見守る大切さ
堀岡正昭さんは、現役の保育士であり、滝山ネイチャークラブ代表。幼児とその親を対象とした「森のようちえん」を八王子で開催しています。
親が危険を察知し、子供を守ることは重要です。でも、やり過ぎてしまうと子供が学ぶ機会を奪ってしまうことになると言います。
- 少し不安に思っても、見守ってあげることで、様々な経験ができる
- その経験が、子供の感覚を磨きあげていける
経験を段階的に経ることで、結果的には、子供自身の安全へと繋がります。そういった子供の感覚を磨くような機会を、たくさん設けてあげるといいようです。キャンプはうってつけですよ。
火の取り扱いを子どもに伝えることができる
日頃はエアコンやファンヒーターなどで暖を取り、直火を知る機会はあまりありません。キャンプでは、焚き火をしたり、炭火をおこしたりと、火に親しむ場面が多くあります。
火は一度燃えるとどんどん燃え上がるという事、近づくほど熱くなる事、消すには時間がかかる事、危ないけれど、外で料理するには必要不可欠な事など、知る事は沢山ありますよね。
家ではなかなか出来ない体験です。
子供と楽しめるキャンプならではの遊び
キャンプ場では広い敷地と自然に囲まれた環境ならではの遊びが楽しめます。子供の成長段階に合った遊びで好奇心を引き出してあげましょう。
大自然に囲まれた森で遊ぶ
森は子供にとって絶好の遊び場!木登りや鬼ごっこなど、大きな声を出しながら全身を使って遊ぶことができます。
まだ体力がない赤ちゃんは、葉っぱや木の実を拾って形を手触りを楽しんでみましょう。
森林浴にはリラックス効果がありますので、緑に囲まれているだけでも心と体をリフレッシュできます。
夜を楽しむ
キャンプの夜、子供と楽しめるものといえば天体観測です。
キャンプ場のある場所は郊外が多く、市街よりも地上の明かりが少ないため星空がきれいに見える環境です。
レンズ越しに星座や人工衛星を観測することで、自然や宇宙科学へ興味を持つきっかけになるかもしれません。
夏であれば花火もおすすめ。キャンプ場で決められてるルールを守って楽しい思い出を作りましょう。
体を動かすアクティビティ
キャンプ場には広場だけでなく、水辺やアスレチックが併設されている場所も多くあります。
広場ではボール遊びやフリスビーなど、広大な敷地を活かした遊びが思いっきり楽しめます。
川では釣りや水中の生き物観察、夏場なら水着に着替えて水遊びもいいでしょう。流れの弱い浅瀬なら赤ちゃんでも楽しめますよ。
雨が降ったらカッパで探検しよう
せっかくのキャンプ、雨が降った台無し…なんて思わずに、子供と新しい発見のできるチャンスだと切り替えて探検にチャレンジしてみましょう。
晴れている日はあまり目にしないカタツムリやアマガエル、アメンボなどの生き物に出会えるかもしれません。
子供が足を取られやすいぬかるみや木の根っこ、濡れた落ち葉の上を歩きときにはなどは大人が気を付けて声掛けをしましょう。
増水している川は危険ですので、大人と一緒であっても近づかないようにしましょう。
子供と一緒に作れるおすすめ料理5選
- キャンプの鉄板!バーベキュー
- バーベキューは網に食材を乗せるだけ。
子供が自分で好きな食材を選んで、目の前で焼けるところを見られるのが楽しみのポイントです。
ソーセージやハンバーグ、焼きおにぎり、コーン、じゃがバターなど、子供が喜ぶメニューを用意しましょう。
- パスタ乾麺で作るかんたんパエリア
- パエリア鍋がなくてもフライパンでかんたんにできる本格メニュー。サフランで味付けした具材にパスタ(乾麺)を3~4cm幅に折って入れ、水分が飛ぶまで炒めます。
子供と一緒にパスタをポキポキと入れて遊びながら料理を楽しみましょう。
- とろとろあったかチーズ&チョコフォンデュ
- 子供はチーズやチョコが大好き!バーベキューの鉄板の傍らに小さなボウルを乗せて手軽にフォンデュしてみませんか?
チーズやチョコと一緒なら苦手な食材も一緒に食べられるかも…?
- 一層ずつ手焼きのバウムクーヘン
- 芯地となる木材にアルミホイルを巻き付け、ホットケーキミックスと薄力粉、卵、バターを合わせた生地をまずは軽くひと掛け。
それを炭の上で生地が垂れないように気をつけながらクルクルと回して焼いていきます。
何層も重ねていくうちに、形になっていくのがおもしろい!と子供もきっと手伝ってくれるでしょう。
- 缶蹴り遊びしながら作れるアイスクリーム
- 大小2つの缶を用意して、大きい方の缶には氷と塩を入れておきます。小さい方の缶の中に牛乳と生クリームとお砂糖を入れ、しっかりと封をしたら大きい缶の中に入れましょう。
あとはそれを10分ほどよく蹴って遊ぶだけ!ここは子どもが大張り切りする場です。
キンキンに冷えたできたてアイスクリームを子供と一緒に楽しみましょう。
▼子連れキャンプにおすすめの食事についてはコチラも参考にしてみて!
子供とのキャンプでマストな持ち物・服装は?
キャンプ場は自然に囲まれているため服が汚れやすく、虫刺されやケガのおそれが多いです。
「着替え」「虫よけ」「ばんそうこう」「消毒液」はマストな持ち物といえるでしょう。
服装は動きやすいシャツパンツ、スニーカーに体温調節ができる羽織りもの(パーカーなど)がおすすめです。
特に夏場は日焼けや熱中症対策として「帽子」を持参しましょう。
レンタルできるキャンプ用品
キャンプの道具を全て揃えるのは大変です。興味はあるものの、費用が掛かるのが心配で、キャンプの挑戦を躊躇っている方も多いのではないでしょうか。
有名ブランドのテントは、2万円以上するものがほとんど。その1/10の値段でレンタルできてしまうのです。
初めてであればテントなどの用品の購入は無理せず、まずはレンタルで試してみるのも手ですね。
初めてだと、沢山あるキャンプ用品の中から、自分達にピッタリの物を選ぶのは意外と大変。道具をレンタルし、使ってみてから買った方が、失敗せずに済みます。
子供が出来る前はテント泊だったけれど、子供がいると負担が大きそう…そんな場合は、キャビンに泊まってみるのも良いかもしれません。テント設営の手間は省けて、キャンプの雰囲気は十分楽しむ事が出来ます。
ママやパパに楽しむ自信があれば、それは子連れキャンプのゴーサインかもしれません。
自然の中で豊かな心と丈夫な体を育もう
キャンプ体験は子供にとって、自然とのふれあいはもちろん、食事や片づけ・整頓など生活にかかわる多くのことを学ぶ機会です。
非日常を体験することで、自分自身の内面とも向き合い成長につなげていく効果が期待できます。
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