ママカーストは閉鎖的な空間からうまれる…ランク付け基準や付き合い方
保育園や幼稚園に通う頃になると、インドのカースト制度をイメージして名付けられた、「ママカースト」という言葉が気になってくる方もいます。
ドラマでも取り上げられたこともあるママカーストがあるのか、ないのか、どう対応したら良いのか、心配されている方も多いのではないでしょうか?
ママカーストが起こる心理やランク付けの基準、どんなふうに付き合えばよいかなど、ママカーストについてお話しします。
ママカーストのランク付けの基準は自分以外であることが多い
ママカーストはなぜか、夫や子供など自分以外が基準になっていることが多く、属する集団にによってランク付けする基準は変わる傾向もあります。
- 夫…会社での地位・収入・学歴・見た目など
- 子ども…通っている幼稚園・成績・習い事・見た目など・子どもの数が多いか少ないか
- 住居…賃貸か持ち家・地元民か引越し民・マンションの階数
- 自分…見た目(こぎれいにしているか・ブランドを持っている)・学歴・職業・年齢など
夫の収入が多く良い幼稚園や習い事に通わせることができ、ママはブランドバックや服を着こなし、身だしなみがきちんとしている人ほど、ランクが上となることもあります。
この記事の目次
ランク付けが起きる心理・ママ自身の自信の無さも要因に
実はママカースト自体を煩わしいと感じている人は多いです。また、ママカーストなどほとんど存在しない場所がある反面、激しいランク付けが起きている場所もあります。
ママ友の中でランク付けができる原因
ランク付けができるのは自分に自信がなく、相手より優位に立ちたいと強く思っている人がいる集団のなかで起きやすいです。
- 相手より自分が優位に立ちたい
- 自分に自信がない
- 負けず嫌いで闘争心の強い人がいる
- 子どもや夫が絡んでくるので逃げ出しにくい
ママカーストでトラブルが起きた時の心配事
「ボスママから目をつけらる」、「ママ友と上手く付き合えない」などでおきるトラブルで、ママが心配に思っていることをまとめてみました。
- 子どもも参加する行事に、自分たちだけ呼んでもらえないのではないか
- 夫の上司の奥様に嫌われると、夫の評価も下がるのではないか
- 他のママ友と仲良くしないことで子どもが仲間外れになるのではないか
確かに自分が上手くやっていけないことで、家族に被害があるのではと考えると怖くなってしまいますよね。
ランク付に巻き込まれると自分自身を見失うことも
ママカーストに巻き込まれてしまうと、ランク下になりたくないという思いから、無理をしてしまう場合があります。
- ブランドものにこだわり始める
- 高価なランチ会の誘いが断れなくなる
- 子どもの習い事にこだわり過ぎる
- 子どもの友達付き合いに制限をかけてしまう
- ママ友グループから外れないことが生活基盤になってしまう
もともとブランド物が好きなママもいますが、特に興味もないのに周りのママに合わせてしまうこともあり、収入以上の出費になってしまうと生活にも支障がでます。
また、良く思われていないママの子どもと仲良くしないようにと制限をかけたり、誘われるがままに習い事の数を増やしたり、子どもに負担をかけてしまうことも…。
気にしすぎがママカーストに繋がることも!鈍感力も大事
ママカーストがあるのではという気持ちが見せている幻が、実際にママカーストを作り出しているということも考えられます。
- ママ友からランチに誘われると帰りたいけど断れない
- 人の悪口や愚痴を聞きたくないけど相槌を打ってしまう
- つい八方美人になってしまう
誘った方は声をかけてくれているだけで、断っても何の支障もなく、実はママカーストなんて存在しない場合もあります。
逆に誘いを断っただけで悪口を言う人はそれだけの人なので、挨拶をするくらいの少し距離をおいた付き合い方をするのが賢明です。
ママ友の中にも一緒にいると居心地が良く、子ども以外にも共通点があり、一生の友達になれる人もいるのであまり警戒し過ぎる必要はありません。
大切なのは自分自身の生き方。異常と感じたら距離を置こう
ランク付けをしたがる人は自分に自信がないので、自分より下を見つけることで優位に立ちたいと考えているからです。
人からどう思われているのか、まったく気にせずに生きるというのは難しいですが、異常にランク付けにこだわる人といると、苦しくなることもあります。
学歴、見た目、収入などでランクなんて決まるわけもなく、今あるものに感謝しながら過ごし、人と比べずに自己評価し、日々を楽しんでいる人の方が素敵です。
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