壊されたの?壊したの?眼鏡が壊れている子供にかけてあげる言葉

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2015/06/19

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最近は小学校に上がる前に眼鏡をかける必要が出てくる子供もずいぶんと増えています。

私の一番上の子も5歳のときに遠視と診断され、かなり度数をあげなくてはいけないという診断からすぐにビール瓶の底のような厚みがあるレンズを使った眼鏡をかけるようになりました。

眼鏡をかけているとよくあるのが、お友達との眼鏡のトラブルです。「壊れた」「壊された」。高価な物だからこそ、なかなか簡単には解決出来ない問題でもあります。

我が子の眼鏡トラブル

実は我が子の眼鏡も、友達との間で何かが起こり、今までに既に2回ほど壊れ、いずれも修復出来ず、ということがありました。押されたり、叩かれたりして鼻あてが曲がったなんてもう幾度あったかわかりません。

男の子ですから余計に眼鏡のトラブルは起こりやすいと思います。また、本人が悪くなくても突然ボールが当たって眼鏡が壊れる、なんてことは子供の場合はよくあります。

うちの上の子も1年生の時、休み時間に6年生のボールが激突して後から6年生のお母さんからお電話を頂いたことがあります。

見えない所で壊れたら

幼稚園や保育園では小学校より先生方の目が届く場所とはいえ、子供同士の喧嘩が起きてすぐに手を出すという流れになれば、子供の眼鏡が壊されることがあるでしょう。

眼鏡をむんずと掴まれて、その拍子に壊れるトラブルはよくあります。親の見えない場所で眼鏡が壊れた、もしくは壊されたのかというアクシデントが起きても、誰が悪いのかはわかりません。

わからなければ、当の本人である子供に理由を聞く、というのが普通だと思いますが、果たしてこの方法はベストなのでしょうか。子供への接し方を考えてみましょう。

子供の説明では不十分?

まず保育園や幼稚園の中で、誰か大人がいる場所でのトラブルは、全貌が掴めなくても一応先生方からの説明があるので、なんとなく何が問題でこうなったのかがわかると思います。

しかし大人がいなかったときなどでは、どうしても子供からの説明だけでは不十分です。そして子供も大人と同様、自分に都合の悪い話を自分からはしません。全貌がわからないからこそ、我が子や先方の子、それを見ていた子など複数の声が必要です。

自分に都合の悪いこと、言ったら怒られるようなことは口にしない可能性は高いですが、両方の言い分を聞いて冷静に判断をする必要があります。

自分がイライラしないこと

さらに自分の気持ちを出さないように聞き役に徹するのがコツです。

眼鏡が壊れた、となれば当然修理をしたり新しいものを購入したりという比較的まとまったお金が必要になるので、私もよくわかるのですが親の気持ちが怒りで先走ることがあります。ここには注意が必要でしょう。

だからこそ、「自分が冷静になる」が大切なのです。

お金がかかることではあっても、眼鏡のお金のことは一旦置いて、事情を聞くようにします。自分の子供の不注意ならばこちらが全額負担になると思いますが、もしも相手の子供が原因ならば先方の支払いになる場合もあるからです。

相手の親との関係がポイント

私の子供の眼鏡トラブルでは、全てこちらが修理もしくは新しいものを買うということで済ませていますが、原因によっては相手に支払ってもらうことはありでしょう。

ただし、問題はそのご家庭がどんなご両親なのかというのは大きい問題です。

ある程度知り合いの場合は、比較的話し合いもスムーズに行われますし、問題が解決した後の関係も良好でいられます。ただし問題はほとんど面識がない場合です。

こちらがどんな方かわからないということは、向こうも自分のことを知らないと思ったほうがいいでしょう。

お金の話は顔を見てしっかりと確認しあうこと

相手のご両親とはこちらも冷静な話し合いが必要です。うちの夫は眼鏡がたとえ壊されたとしても「子供のしたこと。ですから我が家で直します」というタイプです。

でも私は自分が修理費を出すので、簡単にそうは言えません。我が子に非がないのに「うちで直します」なんてあまり言えないタイプです。

ですから向こうのご両親でもそういうタイプがいるかもしれないので、話し合って折り合いをつけるほうがいいでしょう。

個人的にはそんなにお金がかからないのならば、自分で支払ったほうが後々気持ちは楽だと思います。数万円程度の弁償となると、電話で済まさずに顔を合わせてしっかりと話し合いをしましょう。

予備の眼鏡がキーワード

うちの場合、急に壊れても対応出来るように、予備の眼鏡をひとつ作ってあります。特殊レンズのため、すぐに直らないことを考えると予備の眼鏡は大切です。最近ではインターネット通販をはじめ、格安の眼鏡店がありますので上手に活用しましょう。

万が一の時のためなので、高い眼鏡を作る必要はありません。お気に入りの眼鏡は修理にすぐ対応してもらえるお店で購入。予備はリーズナブルなものをと区別すると良いでしょう。

大人がしてあげられること

子供の話を聞くことは大事ですが、全てその話を信用するのも良くありません。嘘をついている可能性はゼロではないので、やはり大人の話を聞くか自分ではない大人に間に入ってもらうと楽だと思います。

眼鏡のトラブルは中学生に入るくらいまで続くようです。ですからある程度定期的に「眼鏡は高いもの」「すぐに壊れるし、壊れた場合は自分が怪我や失明することもあるので注意すること」といった話をしてあげなくてはならないと思います。
みんなのコメント
  • ひなたさん

    眼鏡かけてまーす!幼稚園!からでぇーす!とても、大変ですよね!

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