安定期に入ったら!子安観音や伊勢神宮、三重のオススメ安産祈願
三重県と言えば伊勢神宮のお膝元。安産祈願で訪れる人もたくさんいます。でも三重には、神社だけでなく安産祈願で有名なお寺もたくさんあるんですよ。
この記事の目次
伊勢神宮(伊勢市)
伊勢神宮は、日本の神社の頂点に立つ神社です。地名が入らない「神宮」が正式名称です。「神宮」といえば、伊勢神宮を指しています。
伊勢神宮は、他の神社とは一線を画します。神社にはそれぞれ格式がありますが、伊勢神宮はそれを超越した存在です。
日本の頂点に立つお伊勢様
創建は神話時代とされています。日本には歴代の天皇家が継承してきたと言われる「三種の神器」という宝物があります。
八咫鏡、草薙剣、八尺瓊勾玉の三種のうち、八咫鏡は伊勢神宮におさめられているとされています。
伊勢神宮の祭神は太陽神であるアマテラスオオミカミです。八咫鏡は岩戸伝説にも登場する鏡で、太陽を象徴するアマテラスとは深いゆかりがあります。
日本神話では、アマテラスの子孫であるニニギノミコトが天皇家の祖先とされています。ニニギノミコトが天から日本の地へ降りてきた神話を、天孫降臨神話と呼んでいます。
アマテラスは、天孫降臨に際してニニギノミコトに八咫鏡を授けたとされており、天皇家が神話を継承してきた象徴のひとつとなっています。
そこで、伊勢神宮は歴代朝廷と深いつながりをもってきました。現代においても、皇室とは強く結びついている神社です。
伊勢神宮は、20年に一度式年遷宮と呼ばれる儀式を行ってきました。最近では2013年に行われました。
式年遷宮とは、内宮・外宮の正殿以下さまざまな社殿はもちろん、神宝や神官の装束などもすべて新たに造りかえる儀式です。
伊勢神宮は大変古くから多くの人々に信仰されてきました。江戸時代には「一生に一度は伊勢参りを」と、お伊勢参りが大流行しました。
それは今でも変わりません。特に式年遷宮を迎え、観光客・参拝客が世界中から訪れています。
実は伊勢神宮は、私たちがよく知っている内宮・外宮が全てではありません。なんと三重県内の4市2郡にわたる広大な土地に、たくさんの神社が点在しています。
伊勢神宮の安産祈願
伊勢神宮でも、一般の安産祈願を受け付けています。安産祈願は、内宮でも外宮でも受けることができますよ。内宮の場合は御饌殿、外宮の場合は神楽殿で行っています。
伊勢神宮の場合、祈祷は「御饌」(みけ)と呼ばれるものと、「大々神楽」(だいだいかぐら)と呼ばれるものに分かれています。
御饌は一般的な神社で行う昇殿祈祷と同じものです。大々神楽は御神楽が奉納される規模の大きな祈祷になります。
安産祈願の御饌を受ける場合なら、予約は特に必要ありません。祈祷は毎日午前8時半から午後4時まで受け付けています。
大きな祭礼がおこなわれるときには受付時間なども変わってくるので、参拝前に問い合わせておくと安心です。
安産祈願の祈祷料は5千円からになります。手持ちの腹帯を持参すれば、祈祷をしてもらえますよ。
伊勢神宮で安産祈願といえば、内宮にある子安神社が有名です。内宮の宇治橋を渡り、御正宮の反対側にある神宮司庁の南側にある小さな神社です。
子安神社の祭神は、コノハナサクヤヒメです。コノハナサクヤヒメは富士山の女神、桜の女神として知られる神話時代の絶世の美女です。
子安神社の隣には大山祇神社が祀られていますが、この神社に祀られている山の神が、コノハナサクヤヒメの父です。
コノハナサクヤヒメは山の神の娘として生まれ、あまりの美貌がニニギノミコトに見初められて妃となりました。
しかし妊娠すると、ニニギノミコトは「自分の子ではないのでは?」と疑い、コノハナサクヤヒメは激怒します。
彼女は身の潔白を証明するため、自ら産屋に火を放ち、燃え盛る炎の中で三柱の皇子を無事に産みました。
その神話から、コノハナサクヤヒメは安産の女神としても考えられるようになったのです。子安神社の祭神として祀られているのも納得ですね。
安産祈願で内宮を訪れた場合は、子安神社も忘れずに参拝すると良いのではないでしょうか。
公式サイト:http://www.isejingu.or.jp/
所在地:三重県伊勢市宇治館町1(内宮)
電話番号:0596-24-1111
Google map:https://goo.gl/maps/hfcvL
子安観音寺(鈴鹿市)
子安観音寺は、鈴鹿市にある真言宗のお寺です。大変歴史のあるお寺で、創建から千二百年と言われています。
全国に国分寺や国分尼寺が建てられ、奈良の大仏が建立された天平時代に創建されました。不思議な伝説も残されています。
名高い安産霊場・子安観音は桜の葉の性別占いが有名です
伊勢の海に、時々鼓の音がひびきました。不思議に思って網をかけてみると、鼓に乗って観音像があがりました。
そこで、引き上げられた観音像を祀ったのが、このお寺の始まりとされています。朝廷からもあつく信仰されてきました。
子安観音寺の本尊は現在でも白衣観音です。このお寺は、大変古くから安産・子育ての霊場として知られていました。
戦国時代の正親町天皇の、「難産の憂いを救い、子孫長久を守らせたもう、ゆえに子安観音とあがむ」という言葉が残されています。
その頃にはすでに難産を除ける安産の守り仏として信仰されていたことがわかります。現在も安産の仏様として広く知られています。
もうひとつ、子安観音寺には不思議なお話があります。それが境内に咲く不断桜という桜の木にまつわる伝説です。
創建されたばかりの千二百年前、伽藍に雷が落ちて火が出ました。その後、そこから桜が芽吹いて成長しました。
この桜は大変不思議な桜で、四季を通じて葉が絶えることがなく、花が咲き続けました。これは観音様の霊験によるものだとされ、不断桜と呼ばれています。
不断桜は国の天然記念物に指定されており、当時の称徳天皇の歌も残されていると言います。現在も霊木としてあがめられています。
子安観音寺では、霊木・不断桜の葉を安産祈願のお守りの中に入れています。古くからのしきたりです。
この桜の葉で、産まれてくる赤ちゃんの性別を占えるそうですよ。封を開けたとき、裏返しなら男の子、表向きなら女の子が産まれると言われているそうです。試してみてくださいね。
子安観音寺の安産祈願
子安観音寺の安産祈願は、午前9時から受け付けています。寺務所の受付時間が午後5時までになります。
境内やお寺の近辺に駐車場も完備されています。安産祈願で大変人気の高いお寺ですが、250台は停めることができます。また近鉄鼓ヶ浦駅から歩いて3分と、好立地です。
安産祈願は予約制ではありません。基本的に毎日受け付けていますが、遠方から訪れる場合など不安な際は電話で確認すると安心です。歴史資料館の拝観は要予約です。
安産祈願は3千円からになります。不断桜の葉を入れたお守り袋やお札などが授与されますよ。
腹帯は、手持ちのものを持参すれば朱印を捺してもらえます。さらしの岩田帯だけでなく、ガードルや腹巻タイプの腹帯でも可能です。
鈴鹿市はもちろん、三重県内、そしてその周辺でも大変有名な安産祈願のお寺です。毎日多くの人々が参詣に訪れます。
サイト(鈴鹿市観光ガイド):http://www.kanko.suzuka.mie.jp/members/b154.html
所在地:三重県鈴鹿市寺家三丁目2-12
電話番号:059-386-0046
Google map:https://goo.gl/maps/Lglnf
三田禅寺(伊賀市)
三田禅寺は、伊賀市にある臨済宗東福寺派のお寺です。三田寺とも呼ばれ、「さんでんじ」と読みます。
三田禅寺の創建年代ははっきりとはわかっていません。ただし、かなり古いことはわかっています。
伊賀の安産寺、三田禅寺
三田寺は14世紀頃から一時、安福寺と呼ばれていました。当時は足利氏が全国に安国寺を建てており、その一環としてお寺の名前が変わったのです。
その当時は、たくさんの塔頭を持つ大きな規模を誇るお寺で、大変栄えていたそうです。しかし、その後戦火で焼失してしまいました。
時代は下り、江戸時代になってから復興し、安国寺と呼ばれるようになりました。享保年間になってから、再び三田寺と呼ばれるようになったそうです。
三田禅寺は、14世紀にはすでにお寺として栄えていたことがわかります。もしかしたら、大変古い歴史を持っているのかもしれませんね。
三田禅寺のご本尊は子安延命地蔵という仏様です。そこで、古くから安産祈願のお寺として知られてきました。
三田禅寺の安産祈願
三田禅寺の安産祈願は、普通安産祈願と特別安産祈願になります。普通安産祈願は、本堂で受ける一般的な安産祈願です。
特別安産祈願は、臨済宗の正式な祈祷を受けるものです。いずれも安産祈願の場合は、予約制になります。
安産祈願を受けると、さらしの腹帯やご本尊の御影、お札やお守りなどが授与されます。特別安産祈願の場合は、腹帯が特殊なものになります。
特別安産祈願の腹帯は、本尊の子安地蔵尊の御影と、お経が写経されています。安産のあかつきには、お礼参りをしてお寺に納めましょう。
安産祈願の祈祷料は1万円からになります。特別安産祈願を希望する場合は、予約する時に伝えておきましょう。
今はさらしの岩田帯ではなく、機能的な腹帯を使うママも多いですよね。三田禅寺でも、持参した腹帯を祈祷してもらえます。
体調が悪い場合や遠方に住んでいる場合は、代参でも構いません。安産祈願は戌の日以外でも受けられますよ。
また、このお寺のご住職は、飛騨高山出身だそうで安産祈願を受けると飛騨の「さるぼぼお守り」も授与されます。とっても可愛いさるぼぼにも、安産への願いがこめられていますよ。
公式サイト:http://www.sandenji.or.jp/
所在地:三重県伊賀市三田1897
電話番号:0595-23-2248
Google map:https://goo.gl/maps/2QMcd
一心寺(四日市市)
一心寺は、四日市にある真言宗のお寺です。一心寺のご本尊は、不動明王です。四日市の厄除け寺として知られています。
真言宗のお寺ではありますが、宗旨宗派にかかわらず誰でも祈祷を受けることができます。また年間通していろいろな行事を行っています。
一心寺の安産祈願
一心寺には、ご本尊のほかに本堂で准胝観世音菩薩という仏様を祀っています。准胝は「じゅんてい」と読み、女性の仏様で仏母とも呼ばれています。
仏母と呼ばれていますが、釈尊の母ではありません。人を悟りに導くことで、たくさんの仏を生み出すという意味の「仏母」だそうです。
多くの仏を生み出すことから、子宝や安産、育児に霊験がある観音様と考えられてきました。そこで、一心寺は安産祈願でも人気があります。
安産祈願は基本的にいつでも受け付けています。ただし法要などもあり、行事も多いお寺なので事前に問い合わせをしておきましょう。
問い合わせは日時に余裕がある場合は公式サイトからメールでも行えます。急ぎの場合、当日の場合は電話の方が確実です。
電話連絡の場合、問い合わせの受付時間は午前8時から午後8時までになります。混みあう時間帯は、個別祈祷ではないこともあります。
一心寺の安産祈願の祈祷料は、3千5百円からになります。安産お守りやお供物などが授与されます。
5千円から、祈祷札や腕輪数珠が授与されます。手持ちの腹帯を持参すれば、一緒に祈祷してもらえますよ。
公式サイト:http://www.isshinji.com/kodakara_anzan.html
所在地:三重県四日市市笹川1-156
電話番号:059-321-0152
Google map:https://goo.gl/maps/46ygf
松尾観音寺(伊勢市)
松尾観音寺は、伊勢市にあるお寺です。日本のお寺は大抵の場合「真言宗」や「曹洞宗」といった宗派に属していますが、松尾観音寺はそういった宗派に属さない珍しいお寺です。
創建は、奈良時代初頭の712年と言われています。非常に古い歴史を持つお寺です。奈良時代に、伊勢神宮を参詣した行基上人によって開山されたと伝えられています。
行基は、松尾山に雄雌の龍が棲んでいる池があると聞き、自らが彫った観音像を安置してお寺を建てました。
男女の龍が守る松尾観音寺
伊勢国司だった北畠氏にあつく信仰され、多くの人々から信仰されてきました。しかし、松尾観音寺は宗派を持たないだけでなく、檀家も持たない特殊なお寺です。
実は、日本最古の厄除け観音と言われています。また、夫婦の龍にまつわる不思議な伝説も残っています。
本堂の裏には、龍池と呼ばれている二つの池があります。それぞれに雄の龍と雌の龍が棲んでいると言われています。
今から六百年ほど前、本堂が火災に襲われました。その際、二つの池から龍神が現れ、火を消し本尊の観音様を守り抜いたとされています。
そこで、松尾観音寺は厄除け・災難除けの寺院として名を馳せるようになりました。今に至るまで、龍神が住むふたつの池へのお礼参りは毎月欠かさず行われているそうですよ。
また男女の龍が守るお寺ということで、縁結び・子授けや安産にも霊験あらたかとされるようになりました。
松尾観音寺の安産祈願
松尾観音寺の安産祈願は予約制になります。お寺に問い合わせをすると、必要なものや日時を伝えてもらえます。
松尾観音寺は初午大祭で大変有名なお寺です。初午大祭は三月に入ってはじめての午の日になります。
この日は非常に混雑するので、参詣する際は足もとに注意してくださいね。厄除けの霊験が一年で最も強い日とされています。
初午大祭に訪れ祈祷を受けた時は、何か身につけたものをひとつ落としていくと「厄落とし」になるそうです。ハンカチなどが一般的だそうですよ。
公式サイト:http://matsuokannon.jugem.jp/?eid=4
所在地:三重県伊勢市楠部町156-6
電話番号:0596-22-2722
Google map:https://goo.gl/maps/jCbs9
猿田彦神社(伊勢市)
猿田彦神社は伊勢市にある神社です。伊勢神宮の内宮の近くに位置しており、全国にある猿田彦神社の頂点に立つ神社のひとつです。
猿田彦神社は、その名のとおりサルタヒコという神様を祀る神社です。では、サルタヒコとはどんな神様なのでしょうか。
導きの神・猿田彦神社
サルタヒコは、天孫降臨神話に登場する神様です。天孫降臨はニニギノミコトが天から地上へやってくる物語です。
サルタヒコは、ニニギノミコトを高千穂の地へと導いた水先案内人をつとめた神様です。その後天の岩戸伝説にも登場するアメノウズメと夫婦になりました。
天孫降臨の後、サルタヒコは妻となったアメノウズメと共に、本拠地である伊勢の地へと帰ったと言われています。
伊勢の開拓をはじめ、全国の開拓に尽力したとされる神様です。この神社の宮司家は、サルタヒコの子孫とされています。
すぐ近くにある伊勢神宮とも深い関わりのある神社としても知られています。もともと、サルタヒコの子孫が伊勢神宮創建に際し、この地に建てることを勧めたとされています。
その後も、サルタヒコの子孫にあたる猿田彦神社の宮司は、伊勢神宮の祭祀で重要な役割を果たしています。
猿田彦神社では、主祭神のサルタヒコとともに、その妻アメノウズメも祀られています。アメノウズメは踊りの上手な女神として知られており、芸能の神として信仰されています。
サルタヒコは、ニニギノミコトを高千穂まで先導しました。そこで導きの神、交通安全や方位除けの神として信仰されています。
導きの神ということで、結婚式を挙げる夫婦も少なくありません。また、境内には御神田もあり、田植え神事なども行われますよ。
境内には「古殿地」と書かれた八角の石柱が安置されています。これは昔の神殿跡にあたり、猿田彦神社の中で最も神聖なパワースポットです。
今でも多くの人々がこの地を訪れ祈願をしています。参詣の折には、この八角石柱も訪れると良いかもしれませんね。
猿田彦神社の安産祈願
猿田彦神社では、随時安産祈願を受け付けています。安産祈願の祈祷料は5千円からになります。
安産祈願の祈祷を受けたい場合は、事前に問い合わせをしておくと安心です。メールやFAXでも受け付けています。急ぎの際は電話がおすすめです。
公式サイト:http://www.sarutahikojinja.or.jp/
所在地:三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
電話番号:0596-22-2554
Google map:https://goo.gl/maps/DGsTn
椿大神社(鈴鹿市)
椿大神社は、鈴鹿市にある神社です。「つばきおおかみやしろ」と読みます。伊勢国一之宮と称されています。
この神社は、全国の猿田彦神社の総本宮とされています。社名にサルタヒコの名はつきませんが、「猿田彦大本宮」とも呼ばれています。
鈴鹿の猿田彦神社
伊勢市にある猿田彦神社と並び、猿田彦神社の頂点に立つ神社です。また三重県内で人気の高い神社のひとつでもあります。
初詣はもちろん、年間に百四十万人を超える参拝者が訪れます。歴史も大変古く、その起源は神話時代にさかのぼります。
有史時代に入ってからの記録としては、天平年間の書物に名前が見えます。さらにサルタヒコの末裔が祀る神社と言われています。
もともとサルタヒコは導きの神として知られていますが、椿大神社では、サルタヒコの子孫が役行者を導いたと言われています。
そこで修験道の開祖の地、修験道の中心地としても信仰されてきました。今でもこの神社の宮司家はサルタヒコの子孫とされています。
椿大神社の主祭神もサルタヒコです。また相殿にニニギノミコト、そしてニニギノミコトの母である女神が祀られています。
また、サルタヒコの妻であるアメノウズメと、ニニギノミコトの妻であるコノハナサクヤヒメも祀られている神社です。コノハナサクヤヒメは安産の女神として知られていますね。
またアメノウズメは芸能の神、俳優の神として信仰されていますが、その他にも鎮魂の神、縁結びや夫婦円満の女神としても祀られています。
椿大神社の安産祈願
椿大神社では、毎日午前8時から午後5時まで安産祈願を受け付けています。予約は特に必要ありません。
安産祈願の祈祷料は3千円からです。手持ちの腹帯を持参したい場合や祭礼のスケジュールなどが知りたい場合は、事前に問い合わせしてから参詣しましょう。
公式サイト:http://www.tsubaki.or.jp/
所在地:鈴鹿市山本町1871
電話番号:059-371-1515
Google map:https://goo.gl/maps/chCvF
多度大社(桑名市多度町)
多度大社は、桑名市にある神社です。「大社」と名付けられていることからもわかるように、格式の高い大きな規模の神社です。
三重県内でも人気の神社で、椿大神社に並び百四十万人以上の人々が年間通して訪れると言われています。
桑名の大神社・多度大社
多度大社も非常に古い歴史を誇る神社です。創建は5世紀頃に活躍したといわれる雄略天皇の御代とされています。
多度大社は多度山の山裾に建つ神社で、古くは多度山そのものがご神体でした。日本の古い神道は、山や岩といった自然物を神体として祀ることが多かったのです。
多度大社も、そういった古い信仰の姿を今に伝える神社です。祭神は伊勢神宮に祀られているアマテラスオオミカミの三番目の子である、アマツヒコネという神様です。
アマテラスの子どもを祀る神社であり、伊勢参りの途上に位置する桑名にある神社という事もあって、古くから伊勢神宮と大変深い関わりを持ってきました。
伊勢神宮への伊勢参りが人気を誇ると、伊勢神宮を参詣するなら多度大社も参詣しなければ片詣りになる、と言われ、多くの人々が訪れるようになります。
多度大社の安産祈願
多度大社の安産祈願は、午前9時から午後4時半まで受け付けています。予約は特に必要ありません。
安産祈願の祈祷料は5千円からになります。また遠方の場合や体調が優れない場合は、郵送での祈祷も受け付けています。
郵送祈祷を依頼する時は、公式サイトにある「御祈祷のお申込み」という専用フォームから申し込みましょう。
安産祈願の待ち時間や祭礼・婚礼とぶつからないか、といった不安がある際は、事前に問い合わせてから参詣してくださいね。
公式サイト:http://www.tadotaisya.or.jp/
所在地:三重県桑名市多度町多度1681
電話番号:0594-48-2037
Google map:https://goo.gl/maps/pbMFx
川上山若宮八幡宮(津市)
川上山若宮八幡宮は、津市にある神社です。若宮八幡宮としては日本最古の神社とされています。
八幡宮は、全国に最もたくさんある神社といわれています。太古の神である応神天皇と、その父母神などを祀る神社です。
津市のパワースポット
若宮八幡宮は、八幡宮の若宮、つまり皇子を祀る神社です。応神天皇の若宮は仁徳天皇で、川上山若宮八幡宮も仁徳天皇を神として祀っています。
仁徳天皇は、なんと百歳以上も生きたと伝えられている大変長寿の天皇です。そこで息災長寿の神として信仰されてきました。
また仁徳天皇と並び、皇后だった磐之媛命も祀られています。臣下の身分から初めて皇后となった女性です。
夫婦の神を祀る神社ということで、良縁成就の神社としても人気があります。他にも海運・戦勝などいろいろな霊験あらたかな神社です。
川上山若宮八幡宮は、みそぎの神社として知られています。みそぎ滝でみそぎ行を行う人は少なくありません。
古くからパワースポットとして知られている神秘的な場所です。今でも多くの人々が訪れる神社です。
川上山若宮八幡宮の安産祈願
川上山若宮八幡宮に安産祈願で訪れる場合は、事前に問い合わせをしてから参詣しましょう。公式サイトに祈願の申込書もあり、ダウンロードできるようになっています。
郵送祈祷も受け付けています。体調が優れないママや遠方にお住いの場合は活用してみてくださいね。
公式サイト:http://www.wakamiya.info/
所在地:三重県津市美杉町川上3498
電話番号:059-274-0157
Google map:https://goo.gl/maps/Mqha7
頭之宮四方神社(度会郡大紀町)
頭之宮四方神社は、度会郡大紀町にある神社です。「こうべのみやよもじんじゃ」と読み、「おかしらさん」として親しまれています。
この神社の主祭神は、唐橋中将光盛という貴族です。さかのぼれば、桓武天皇の子孫にあたる人物です。
頭の神様、知恵のおかしらさん
その昔、この近くを流れる唐子川にしゃれこうべが浮いていました。見つけた子どもがしゃれこうべで遊んでいると、通りがかった老人が「不浄だから捨てなさい」と叱りました。
その途端に、老人にしゃれこうべの霊が乗り移り、「自分は唐橋中将だ。子どもと楽しく遊んでいたのに、不浄とは何事か」と怒りました。
そして、この地に自分のしゃれこうべを祀れば、人々に幸せを与えようと言い、神社が創建されたと言われています。
しゃれこうべを祀る神社ということで、「頭之宮」と呼ばれるようになりました。頭の神様として知られ、知恵やひらめき、運気アップの神様として知られています。
また四方という名から、四方八方の災厄を除けてくれるとも言われています。また人や物との良縁を結ぶ神社としても信仰されています。
頭之宮四方神社の安産祈願
頭之宮四方神社では、いつでも安産祈願を受け付けています。お出かけの際は事前に問い合わせをしておきましょう。
公式サイトにある申し込みメールフォームのほか、郵送やFAXで使用できる申込用紙のダウンロードも可能です。
頭之宮四方神社の安産祈願祈祷料は6千円からになります。こちらで安産祈願を受ければ、頭のスッキリした賢い子が産まれそうですね。
公式サイト:http://www.koubenomiya.or.jp/
所在地:三重県度会郡大紀町大内山3314-2
電話番号:0598-72-2316
Google map:https://goo.gl/maps/gLr9v
桑名宗社(桑名市)
桑名宗社は、桑名市にある神社です。桑名神社と中臣神社をあわせた、桑名の総鎮守として祀られてきた神社です。
古代の桑名の豪族・桑名首(くわなのおびと)の祖神を祀る神社で、桑名神社は平安時代にはすでに大きなお社として信仰をあつめてきました。
桑名の春日神社
中臣神社も同様に古い神社です。さらに13世紀の終り頃、奈良にある春日大社から春日神社を勧請しました。
それからは、春日さんと呼ばれて親しまれ、桑名の人々からあつく信仰されています。織田信長や家康からも神領が寄進され、皇室とも縁の深い神社です。
桑名宗社の安産祈願
桑名神社の安産祈願は予約制になります。祭礼の都合などで祈祷を受けられない日もあるので、問い合わせてから出かけましょう。
安産祈願は午前9時から午後5時まで受け付けています。安産祈願の祈祷料は5千円からです。境内の栗石は安産のお守りになると言われているんですよ。
公式サイト:http://www.kuwanasousha.org/
所在地:三重県桑名市本町46
電話番号:0594-22-1913
Google map:https://goo.gl/maps/3Nb1f
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