妊娠中の悩みはアロマで改善!悩み別おすすめアロマの種類

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2017/07/07

アロマを取り入れている妊婦さん

つわりやむくみだけでなく何かと体調が優れない…イライラしたり落ち込んだりとストレスも溜まりがち…そんな漠然とした悩みを抱えている妊婦さんは少なくありません。

それでも、市販薬など気軽に利用できないので「仕方ない…」と我慢している妊婦さんも多いのではないでしょうか。

そこで、おすすめしたい解消方法が「アロマテラピー」です。体に優しく作用し心身共にリフレッシュできる、妊婦さんにおすすめのアロマテラピーについてご紹介したいと思います。

アロマで緩和できる妊婦さんの悩み

アロマの中には、妊婦さん特有の悩みを優しく緩和してくれるものがあります。

  • マタニティブルーの緩和
  • つわりの緩和
  • むくみの緩和
  • 免疫力アップ
  • 妊娠線の予防 など

どれもこれも妊婦さんには辛い症状ですよね。アロマの香りが体に合えば、ひとつの改善方法として取り入れる事ができるんですよ。

アロマテラピーを取り入れるには、エッセンシャルオイル(精油)が必要です。妊婦さんには添加物が入っていない100%天然成分でできているエッセンシャルオイルがおすすめです。

エッセンシャルオイルをハンカチに染み込ませてそのまま香りを楽しんでもいいですし、アロマポットを利用したりアロマフットバスもいいですね。

妊婦さんが安心して使えるエッセンシャルオイルを5つの悩み別にご紹介していきます。

▼妊娠中にアロマをつかう際の注意点についてはコチラも参考にしてみて!

マタニティブルーを緩和するアロマ

妊娠するとホルモンバランスが急激に変化することや精神的プレッシャー・環境の変化によって、自律神経が乱れイライラしたり不安を感じやすくなることがあります。

症状は様々ですが、妊娠中に精神不安定になることを一般的にマタニティブルーと呼びます。

心を落ち着かせる効果を期待できるアロマは、主に自律神経のバランスを調整することで心が不安定な状況を緩和してくれる働きがあります。

名称  特徴 香り 作用
ネロリ 化粧品や香水の香りとしても人気が高い フローラル系の甘さ+柑橘系の爽やかな香り リラックス効果があり幸福感をもたらす・不眠にもおすすめ
ベルガモット ほとんどの精油と相性が良い。アールグレイの香り付けとしても有名 甘く爽やかな柑橘系の香り 怒りやストレスを解き放つ・不安や憂うつな気分に元気を与える
プチグレン オレンジのような果実の葉と枝から抽出される 柑橘系の爽やかさ+甘さがある香り プレッシャーや不安を抑える・リラックスを与える
フランキンセンス 世界で最も古い歴史をもつ薫香、ヨガや瞑想向き ウッディ調+レモンのような爽やかな香り 呼吸を深める、不安を解放し落ち着きを与える
ローズウッド 香水や化粧品の原料としても利用されている バラに似た香り+ウッディでスパイシーな香りり リナロールという成分が元気と落ち着きをもたらす

吐き気を緩和するアロマ

妊娠中のツラい吐き気は、吐き気止めの薬も飲めずに解決策がなかなか見つからない…というのも現状です。

そんな時は、さっぱりとした柑橘系の香りでリフレッシュさせるのがおすすめです。

名称  特徴 香り 作用
ジンジャー 古くから薬草やスパイスとして重宝される スパイシーで温かみのある香り 血行促進・こりの緩和・食欲不振・吐き気の緩和
ベルガモット ほとんどの精油と相性が良く香水の原料にもなる 甘く爽やかな柑橘系の香り 消化促進・食欲増進・神経系の胃腸トラブルをサポート
レモン リフレッシュできる香りと共に消化促進作用もある 爽やかなレモンそのままの香り 消化促進作用・心身共にリフレッシュしてくれる
グレープフルーツ 消化を促す作用があり二日酔いにも良いとされる 爽快な柑橘系の香り 消化促進作用・肝臓機能強化作用・脂肪燃焼作用
ライム レモンよりも少し苦みがある緑の果実 シトラスのような清涼感でややビターな香り 消化不良や胃痛の消化器系疾患をサポート

むくみを緩和するアロマ

むくみの原因は、血流やリンパの流れが悪く余分な水分が溜まることで引き起こされます。

特に妊娠中は、お腹の重みで脚の付け根の血管が圧迫されてしまったり、血液中の水分量が増加することが理由でむくみやすくなります。

むくみを緩和するには、血流を促す作用、リンパ管の流れをスムーズにする作用のあるエッセンシャルオイルがおすすめです。

名称  特徴 香り 作用
パチュリ 防虫剤としても使用される薬草 土っぽいオリエンタルな香り 血行促進・冷え・むくみ・食欲を抑える作用
レモン 心のリフレッシュの他、冷えやむくみを緩和する 爽やかなレモンそのままの香り 体温上昇・老廃物の排出・殺菌作用・消毒作用・空気浄化作用
グレープフルーツ リンパの流れを良くしたり、脂肪燃焼の作用もある 爽快な柑橘系の香り 血行促進・リンパ循環促進・むくみの緩和・脂肪燃焼促進
ゆず 香りはで癒し効果も。心身共に様々な症状を緩和する フレッシュで甘いゆずの香り 血行促進・発汗作用・冷え・むくみの緩和
ジンジャー(しょうが) 医療用として古くから使われる 辛みのあるスパイシーな香り 血行促進作用・冷えや疲労回復をサポート

免疫力アップ・疲労回復のアロマ

妊娠中は、ホルモンバランス変化によって免疫力が低下するため、体調を崩しやすかったり疲れやすくなったりします。

アロマテラピーによって、風邪の症状を緩和したり免疫力アップを期待できます。また、体がだるくなりやすい妊婦さんなら、疲労回復をサポートするアロマに挑戦するのもおすすめです。

名称  特徴 香り 作用
ローズウッド 香水や化粧品の原料としても利用されている バラに似た香り+ウッディなスパイシーな香り 免疫力強化・抗菌抗ウイルス作用・ストレス性頭痛の緩和
ユーカリ・ラディアータ ユーカリ約600種ある中でも作用が穏やかで使いやすい スーッと爽やかで清涼感ある香り 痰・鼻水・鼻づまりなどの緩和、抗炎症作用
ティートリー オーストラリアでは傷や感染症の治療に使っていたとされる グリーン調で清潔感のあるスーッとした香り 抗菌抗ウイルス作用・呼吸器系の不調・花粉症の緩和
ラヴィンツァラ 熱帯雨林に生息するクスノキ科の樹木 ユーカリに似たスーッと爽やかな香り 抗菌抗ウイルス作用・免疫強化・疲労回復・鎮静作用
レモン 抗菌作用があり昔から利用されている 爽やかなレモンそのままの香り 体温上昇・老廃物の排出・殺菌作用・消毒作用・空気浄化作用

妊娠線予防を期待できるアロマ

妊娠線の予防には妊娠後期から、キャリアオイルにエッセンシャルオイルを混ぜてトリートメントオイルとして使用すると効果的です。

名称  特徴 香り 作用
ネロリ 化粧品や香水の香りとしても人気が高い フローラル系の甘さ+柑橘系の優しい香り 皮膚の代謝を高める作用・収れん作用・刺激が少なく使いやすい
フランキンセンス 古くは女性の肌パックとしても使用されていた レモンのような澄んだ香り 収れん作用・細胞促進作用・傷ついた肌を回復する作用がある
マンダリン 柑橘系の中でも作用が穏やか フルーティな優しい柑橘系の香り 皮膚を柔らかくする・滑らかにする作用
グレープフルーツ 皮膚の収れん作用や浄化作用がある 爽快な柑橘系の香り 血行促進・セルライト・皮膚に弾力が増す効果
ローズウッド 香水や化粧品の原料としても利用されている バラに似た香り+ウッディなスパイシーな香り 細胞促進作用・穏やかな性質で比較的安心して使用できる

悩み別にアロマを上手く取り入れてみよう

アロマテラピーの効果は、ひとつの香りでも複数の働きがあるものがほとんどです。

「むくみを緩和してくれる効果とストレス緩和の効果もある」などと体にも心にも良いことがあるので上手く組み合わせて使うと、より効果的だと思います。

日常の中に上手く取り入れて、穏やかなマタニティライフを過ごしてみてくださいね。

▼妊娠中のアロマの使い方についてはコチラも参考にしてみて!

みんなのコメント
  • ゆかゆかさん

    妊娠4ヶ月になります。まだまだ、不安だらけです。ちょっとした事で、出血してしまいます。病院では、大丈夫と言われたりもします。止血剤はもらっては居ません。食べ物、飲み物が悪いのでしょうか?

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