妊娠中の脇などの黒ずみは産後治る?原因とクリームなどでのケア方法

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2018/11/21

気が付いたら急にいろんな部位が黒ずんでる!産後に自然に元に戻るのか不安…。

黒ずみは日常生活のちょっとした予防や対策でケアできます。今回は原因を知り、おすすめのクリームもあわせてご紹介します。

ホルモンバランスの影響?妊娠中の黒ずみの原因

妊娠中はホルモンバランスが変化します。胎盤から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが増加し、メラノサイトというメラニン色素を作る細胞を刺激するためメラニンが増えやすくなり黒ずみができると考えられます。

妊娠中に黒ずみができやすい場所ってあるの?

脇やデリケートゾーンはもともとメラニン色素が多い部位なのでさらに黒ずむ原因になっています。

  • わき:自己処理による摩擦や刺激、乾燥、ターンオーバーの乱れ
  • 乳首・乳輪:摩擦やホルモンバランスの変化
  • 外陰部(デリケートゾーン、ビキニライン):下着や衣服での摩擦、蒸れからのかぶれや炎症
  • 足の付け根:下着による摩擦、蒸れからのかぶれや炎症

肌のターンオーバーが滞る

本来ならメラニン色素はターンオーバーと一緒に肌が生まれ変わり、はがれるのでしばらくすると元のキレイな肌に戻ります。

ですが、ムダ毛処理などで刺激を受け続けると、ターンオーバーのスピードよりメラニン色素が作られるスピードの方が速くなって、メラニン色素が過剰に作られてしまいます。

ターンオーバーは肌の内側の層ほど長期間かかります。正常なサイクルだと28日と言われていますが、30代、40代と年齢を重ねるにつれて40日、45日と増えていきます。

出産後、黒ずみはどうなる?治るのか残ってしまうのかについて

出産後、ホルモンバランスが元に戻ることによって徐々に薄く目立たなくなります。ただし、黒ずみが治るまでの期間には個人差があります。

特に授乳期間中は授乳による刺激により、乳首や乳輪の黒ずみはなかなか治らない方が多いようです。気長にケアしていきましょう。

毎日のケアで妊娠中の黒ずみ対策!おすすめのケア方法

日常生活の中で黒ずみを予防&対策ができます!特別なことはありませんのでぜひ参考にして取り入れてみてください。

ムダ毛は低刺激で処理する方法を選びましょう

妊娠中は体質が変化して敏感肌になることも多く、刺激を受けやすくなっています。そのため、ムダ毛処理のダメージの蓄積が黒ずみの原因になってしまうことも。

ムダ毛を自己処理する場合はカミソリや毛抜きなど刺激の強いものは使わず、電気シェーバーでするのがおすすめです。

また、逆剃りはお肌を痛め、メラニン色素生成の原因となりますのでやらないように気を付けましょう。

処理の後には必ずアフターケアを行うことを忘れないようにしてください。処理後は肌を保護するバリア機能が失われているため、とても乾燥しがちです。

しっかり保湿して乾燥から肌を守りましょう。

オイルやクリームで保湿する

保湿することによって肌のターンオーバーが整い、新しい肌が生成しやすくなります。肌が新しく生まれ変わることでメラニン色素も排出され、色素が沈着しにくくなります。

特にムダ毛処理の後やお風呂上りなどは急速に水分が蒸発して乾燥します。

乾燥した肌は刺激を受けやすいだけでなく、乾燥自体も肌に刺激を与える原因になります。

ビタミンEを摂取する

ビタミンEには血行促進の働きがあり、新陳代謝を高める効果があります。ビタミンEが多く含まれる食材は、かぼちゃ、さつまいも、モロヘイヤ、ほうれん草、しそ、大根などです。積極的に食事から取り入れてみましょう。

紫外線対策

黒ずみの気になっている部分が衣服に覆われているからといって安心というわけではありません。

最近の研究では、目から侵入した紫外線も肌の色素沈着の原因になることが明らかになっています。そのため、サングラスをかけるなどしっかり紫外線対策をすることが大切になります。

また、妊娠中のデリケートな時期には肌の負担が少ない日焼け止めクリームを選びましょう。一般的な日焼け止めクリームには紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の成分が含まれています。

紫外線散乱剤とは、肌の表面で紫外線を反射させることで肌に届かないようにする作用を持ちます。

紫外線吸収剤とは紫外線を吸収し、熱などといった他のエネルギーへ変換することで肌への侵入を防ぐ作用を持つものです。

紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こしているため、敏感になった肌には負担になることもあります。なので出来れば吸収剤無敗剛のものを選ぶと良いでしょう。

もしも、どれを選べば良いのか悩んでしまったときは赤ちゃん用の日焼け止めクリームがおすすめです。大人よりも肌が薄い赤ちゃんのデリケートな肌を考えて開発されているので、肌が敏感な時期の妊婦さんにも選んで間違いなしですよ。

黒ずみしやすい場所毎のおすすめの対策

部位によって黒ずむ原因は微妙に違います。部位ごとのおすすめの対策方法をご紹介します。

ワキ:清潔に保ち、雑菌の繁殖を防ごう!
全身の中でも皮脂の多いので、古い皮脂や角質などの毛穴汚れを発生させやすいため、清潔にしておく必要があります。

雑菌が繁殖しないように、汗をかいたらタオルで拭いたり、毛穴のクレンジングを行うのも良いでしょう。(皮脂が多いのでオイルクレンジングがおすすめ!)

乾いた皮膚に優しく馴染ませてクレンジングを行い、お手入れ後はボディソープなどでキレイに洗い流しましょう。ただし、入浴時にゴシゴシ洗ってしまうと刺激になりさらに黒ずみの原因に…。たくさん泡立ててなるべく優しく丁寧に洗いましょう。

乳首:ブラジャーのサイズを確認!妊婦さんはマタニティーブラがおすすめ!
妊娠すると産後母乳を出すために乳腺が発達し、バストサイズも変わっていきます。その発達を妨げない、肌に優しい素材でできているマタニティーブラの着用がおすすめです。

ブラジャーのサイズが大きすぎたり小さすぎたりすると、胸が擦れて摩擦が起きやすくなってしまいます。

できるだけ刺激の少ない柔らかい素材のものを選ぶとさらに良いでしょう。

外陰部:おりものシートをこまめに交換しましょう!
妊娠中はホルモンの分泌量が多くなることでおりものの量が増えます。汗やおりものなどによる蒸れからかぶれや炎症が起き、かゆみが発生してかいてしまいます。

その刺激により色素沈着につながってしまうとゆう悪循環が生まれます。いつも以上にこまめにおりものシートを取り換えて常に清潔を心がけることが大切です。

もしも、おりものシートによる通気性の蒸れが気になるのであれば通気性に優れている布ライナーがおすすめです。自分の状態やシーンに合わせて使い分けましょう。

足の付け根:下着や洋服の締め付けに注意!
普段身に着けている下着や洋服も肌への刺激物になっているかもしれません。

お腹まわりのゴムがきつかったり、レースなどの装飾で摩擦や刺激になり黒ずみとなって残ってしまう可能性があります。できるだけ締め付けのないものを選びましょう。

また、下着の素材は肌に優しいシルクやオーガニックコットンなどの天然素材のものを選ぶとさらに摩擦や刺激を防いでくれます。

とにかく肌に刺激を与えるのは禁物です!なるべく肌に負担のないように心がけましょう。

妊娠中の黒ずみにおすすめのクリームをご紹介

妊娠中でも安心して使用できるクリームをご紹介します。

デリケートゾーンの黒ずみにおすすめのクリーム3つ!

クリームも成分によって様々なものがあります。価格や内容量も合わせてご紹介します。

ハーバルラビット:美白成分の配合率が高い!
参考価格 ¥4750/35g
特徴は美白成分の配合率が非常に高いことです。メラニン色素の沈着を抑制する水溶性プラセンタエキスを配合しています。

石油系界面活性剤フリー、シリコンフリー、着色料フリー、アルコールフリー、添加物フリーで妊娠中でも安心して使用できます。

アットベリー:内容量が多く、コスパ重視ならこれ!
参考価格 ¥2980/60g
臭いを抑える効果のある成分が含まれているので臭いと黒ずみを同時にケアできます。アットベリーはプラセンタで黒ずみを解消することを目的として作られています。

内容量が60gと多く、たっぷり使っても約1ヵ月程もちますのでコスパ商品です。

イビサクリーム:保湿効果も高い!
参考価格 ¥4970/35g
美白効果が高いトラネキサム酸を配合しており、黒ずみの原因となるメラニンの抑制に高い効果があります。

トラネキサム酸以外にも豊富な美白・保湿成分が配合されているのでしっかりと保湿を行うことができ、肌のトラブルを防ぐことができます。

ワキの黒ずみにおすすめのクリーム2つ!

ワキに特化したおすすめのクリームをご紹介します。

ピューレパール:皮膚科医からもワキの黒ずみケアに有効とお墨付き!
参考価格 ¥7600/60g
プラセンタやグリチルリチン酸、米ぬかエキスなどの自然由来成分の美白有効成分を高濃度で、さらにナノ化して配合されています。

肌の奥の角質層までしっかり浸透し、合成料やシリコンなどを一切除去した赤ちゃんにも使用できるほどの低刺激のジェルクリームです。

ピンキッシュボーテ:リピート率95%を超える口コミでも話題沸騰!
参考価格 ¥7560/25g
ピンキッシュボーテに含まれている成分はナノ化されているので肌にしっかりと成分が浸透するように工夫されています。ワキの黒ずみだけでなく、乳首や全身のくすみに対処することができます。
化粧品やクリームを選ぶ際は必ず、自分の肌質に合ったものを選ぶようにしましょう。

妊婦は黒ずみだけではなく、シミ・そばかすにも注意

妊娠中はホルモンバランスの変化によりメラニン色素が増加しやすく皮膚の代謝も低下するため、シミやそばかすもできやすくなります。なので黒ずみと併せてシミ・そばかす対策も行うと良いでしょう。

シミ・そばかすは産後どうなるの?

シミ・そばかすも黒ずみ同様、出産後ホルモンバランスが元に戻るにつれて薄くなっていきます。

ですが、妊娠中に予防やケアを怠ってしまうと産後いつまでも待てど暮らせど消えてくれない!なんてことに。

顔は露出を控えることもできない部位なので、しっかり予防&対策をしていきましょう。

気づいた時点できちんとケアを!

黒ずみはお肌が受ける刺激がつくります。摩擦を受けたり、座ることで圧迫されるお尻などは妊娠中以外でも黒ずみが出来やすい部分だと言えます。

これは私の経験談になりますが、妊娠中はお腹ばかり見ていたのか全く気が付かずに過ごしていたのですが、出産後、授乳で座っている時間が増えたからかふと、お風呂に入る際に鏡に映る自分のお尻を見てびっくり!ちょうど座って当たる部分が真っ黒に黒ずんでいました。

最初はいつからこうなったのか?何が原因なのか少しパニックに陥るほど落ち込みました。座ることによる圧迫や摩擦による原因だと知り、とりあえずすぐになるべく座らないように意識して過ごしました。

授乳時は仕方がないですがお風呂で体を洗う時や洗濯物を畳むときでさえ立つように心がけました。するといつのまにか消えていました。

妊娠中はつわりやおなかの重みで座ることは必然的に多いと思いますし、絶対に無理をする時ではないのでなるべくリラックスして座っていた方がいいと思います。

ただ、産後はもし少し余裕が出来てきたら、見えない部分にも気にかけてケアしてみましょう。黒ずみは産後、ホルモンバランスが元に戻れば徐々に治っていきますが何もケアをしないとあとに残ってしまうこともあります。

後悔しないように気づいた時点で予防&対策ケアをしっかりしていきましょう。

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