妊娠糖尿病の予防法をチェック!母子・胎児への影響を防ごう

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2017/10/10

妊娠糖尿病にならないために食事に気を付けている妊婦さん

糖尿病は日本人の多くの方がかかっている、罹患率の高い病気です。その中には妊娠をきっかけに糖尿病にかかる方もいるのです。

健康に妊娠期を過ごし、元気な赤ちゃんを産むために、糖尿病にはなりたくないですよね。そのためにはどうすればいいのでしょうか。

妊娠糖尿病の予防策として、有効な方法を紹介していきます。妊婦さんは日常的に取り入れていきましょう。

インスリン抵抗状態にならないことが絶対条件!

インスリンは体に入ってきたブドウ糖を分解して、エネルギーに変えるためのホルモンです。生命活動のために不可欠なものです。

妊娠中は、胎盤性ホルモンというものが分泌されます。これはインスリン抵抗ホルモンとも言われ、母体が血糖値を下げようとする働きを邪魔してしまいます。

これは、胎児の体によりたくさんのブドウ糖を送ろうとする働きです。糖分が代謝されなくなると、胎児に届くエネルギー源も多くなりますね。

この生理現象によって、妊娠中はどんな人でも血糖値が上がりやすくなります。これをインスリン抵抗状態といいます。

しかしインスリン抵抗状態が続くと、ブドウ糖が分解されなくなり体内に糖質が余ってしまうと、妊娠糖尿病に繋がるのです。

妊娠糖尿病の予防策として、インスリン抵抗状態にならないようにすることが不可欠です。胎盤性ホルモンの働きは自分では制御できません。

そのため、インスリンが急激に分泌されることを防ぎ、胎盤性ホルモンの働きも穏やかにさせなくてはならないのです。

インスリンの分泌を穏やかにする方法3つ

妊娠糖尿病だけでなく、一般の糖尿病でも原因は高血糖です。血糖値が高くなることですい臓が働きすぎてしまいます。

血糖値を上げすぎないようにして、すい臓を労わるような生活を心がければ、妊娠糖尿病も予防することが出来ます。

ポイントはインスリンの分泌バランスです。母体のインスリンの量が穏やかに推移していれば、胎盤性ホルモンの働きも緩やかになります。

インスリンの量を自分でコントロールすることは可能です。そのための2つの方法を見ていきましょう。

太りにくい食生活を心がける

妊娠糖尿病は、体重の急激な増加とも関係しています。妊娠中は食べる量が増えて太りやすくなります。

肥満体質になった人は、糖尿病にもなりやすいのです。そのため、妊娠中の急激な体重増加には注意すべきです。

体重管理のための方法の1つが、普段から食生活に気を配るということです。塩分や脂質が少なく、カロリーの低いものを選びましょう。

また次の様な方法も食生活管理のために効果的です。

  • 決まった時間に食事をとる
  • 栄養のバランスの整った料理を作る
  • ゆっくりよく噛んで、どか食いを防ぐ
  • 間食を減らすか、止める

塩分量を減らすためには、出汁を利かせて旨味を出すことです。薄味でも満足して食べることが出来ます。

おすすめな方法が、お味噌汁です。野菜を手軽にたくさん取ることが出来ますし、丁寧に出汁をとればお味噌の塩分も減らせます。

お好みの野菜をたっぷり入れたお味噌汁を先ず食べる。それから、主菜、主食の順番に食べていく。

こうすれば肥満を防ぐことが出来ます。体脂肪が増えすぎてしまうと、インスリンの働きも弱くなりますから。

妊娠中は毎日体重、出来れば体脂肪率をコントロールして、すい臓が疲労しないような食事にするべきです。

▼妊娠糖尿病のための献立についてはコチラも参考にしてみて!

体重を頻繁に計ってチェックする

体重管理のためには、こまめに自分の体重を測って記録しておくことが大切です。体重を毎日計るダイエット法もあるほどです。

毎日体重計に乗る習慣を付けましょう。そうすることで、体重が急激に増加するタイミングを知ることが出来ます。

糖尿病の予防のために、太り過ぎを防ぐことは不可欠です。体重が急に増えてしまったら、食事の内容を変えるなどの対応が取れます。

▼妊娠中の体重管理の目安についてはコチラも参考にしてみて!

運動の習慣を付ける

肥満の予防には運動習慣をつけることも大切です。肥満とは、単に体重が重いだけでなく、体に内臓脂肪が蓄積された状態を言います。

内臓脂肪の過多は、すい臓の働きに影響します。内臓脂肪を構成する脂肪細胞からは、普段アディポネクチンと言う物質が出ています。

アディポネクチンは本来、脂肪の燃焼を助けたり、インスリンの分泌を促して肥満を防ぐために使われます。

しかし肥満になりアディポネクチンの分泌量が増えすぎると、今度はインスリンの働きを鈍らせて、糖質を分解させなくしてしまうのです。

そうならないために、内臓脂肪の分解に有効な運動の習慣をつけることが効果的ですよ。簡単な有酸素運動です。

妊娠中は、あまり激しい運動をすることは出来ません。お腹の赤ちゃんに悪影響かもしれませんから。

お腹や呼吸に負担のかからない程度の、ウォーキングが良いでしょう。走ったり筋トレをするよりも、脂肪燃焼効率もいいです。

毎日少しずつ、歩く習慣を付けることによって内臓脂肪が減っていきます。すると、インスリンの働きも正常になっていきます。

糖尿病の治療に、運動習慣の確立は大切です。妊娠糖尿病に対処するためにも、運動の習慣をつける事です。

▼妊婦のおしり歩きの方法や効果についてはコチラも参考にしてみて!

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妊娠糖尿病予防には、食事と運動の習慣を変えましょう

普段から脂っこいものが好きだったり、野菜をあまり食べない方や、運動する習慣のない人は糖尿病になる素因があります。

妊娠中に糖尿病状態になることは積極的に予防するべきです。そのために、妊娠したら過度なダイエットなどはをするのではなく、食生活と運動の習慣を見直しましょう。

野菜を取り入れるのが面倒だと言う方は、火を使わなくても食べられるきゅり、トマト、レタスなどのサラダを一品食事に加えるだけでも効果があります。

また有酸素運動は、1回5分の運動からでも効果があります。継続して運動する時間が取れないと言う方でも、5分ずつ1日4回ならば取り組みやすいでしょう。

少しずつの生活改善で、病気になるリスクは減らせます。買い物のたびに野菜コーナーを意識してみる、ちょっとした空き時間に外を歩いてみるなど工夫してくださいね。

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