辛いと感じる前にやってみよう!妊婦さんの足がだるい時の対策

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2014/12/20

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妊娠すると、大きくなったお腹が血管を圧迫することなどが原因で血の巡りが悪くなり、足に血液が溜まるのでだるさを感じやすくなります。足がだるいと眠れなかったり、歩くのもしんどくなるので何とか解消したいですよね。

そんな妊婦さんのために、日常生活で手軽にできる足のだるさ対策を紹介していきます。まずは、自分がやれそうなことから始めてみましょう。

適度な運動と冷え防止

足のだるさを解消するためには、血の巡りを良くすることが先決です。血液が流れやすい丈夫な血管を作ったり、筋肉の動きをスムーズにするためにも特に足を動かす適度な運動が効果的です。

まずは軽めのウォーキングから始めるのもいいですし、妊婦さん向けのマタニティビクスやスイミングなどもおすすめです。

また、安静を指示されていて運動できない場合や体調がすぐれない時などは、運動の代わりに足に適度な圧力をかけて血流を促す着圧ソックスなどを履くのも運動と同じような効果が得られます。

更に、体が冷えると血液の流れもより悪くなるので、体の特に足を冷やさないように保温性の高い靴下を履きましょう。更に、温かいお湯を洗面器に入れて足を浸し、内側からじっくり温めるのもよいでしょう。

マッサージやストレッチ

硬くなった筋肉をほぐし、滞りがちな血流を促すためには足のマッサージやストレッチもおすすめです。マッサージクリームを使うと、滑りがよくなるし肌もすべすべになります。

マッサージやストレッチは、体が温まる入浴後に行うのが効果的です。まずは足の親指と人差し指を手で掴んで、ゆっくりと手前に引いて足裏を反らし、筋を伸ばしましょう。

次にクリームを手にとって伸ばしながら、まず足首から膝にかけて優しく撫でるようにマッサージしましょう。更に、ふくらはぎも上から下へと手のひら全体を滑らすようにして、ソフトにマッサージします。

各部位は10回から15回程度マッサージを繰り返します。ぐいぐい手で揉み込んだり、円を描くようにぐりぐり手で回しながらのマッサージは、足全体に均等に力がかからず効果が半減してしまうので注意しましょう。

塩分控えめの食事

塩には水分を吸収しすぎる性質があります。そのため、塩辛いものを食べ過ぎると体内の水分量が増えてしまい、足がむくみやすくなる上にだるさもひどく感じられます。

食事はできれば塩分控えめにし、薄味のものを食べるように心がけましょう。また、ブロッコリーや水菜、キウイやいちごなどに多く含まれるビタミンCは、血管を丈夫にしてくれるので積極的に食事に取り入れるようにしましょう。

足を高くして寝る

足を高くして横になると、足に溜まった血液が重力によって心臓の方へ戻りやすくなるので足のだるさも軽減します。昼間は、ソファーや椅子の上に足を乗せたり、夜はクッションや枕などを足の下に置いて高さを調整しましょう。

ただ、あまりに足を高くしすぎるとお腹や腰などに負担がかかることもあるので、無理のない範囲内で自分が楽な高さを見つけましょう。

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