マタニティ服は必要?手持ち服で代用可能かチェックで節約

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2016/05/17

マタニティ服は必要かどうか悩み、手持ちの服で代用した妊婦さん

妊娠中購入を迷うマタニティウェア。見ているだけでほしくなってしまうようなかわいいデザインのお洋服もたくさんありますが、全部買うと値段もばかになりません。

持っていると本当に便利な必需品と、代用品で十分なものをそれぞれ知っておくと節約になりますよ。

賢くおしゃれを楽しめるように、妊娠期間の洋服購入のコツや着回しの方法などを確認していきましょう。

本当に必要なの?迷いがちなマタニティの洋服の見極め方

商品の写真や実物を見るとつい全て欲しくなってしまうマタニティウェア。

本来であれば妊婦用に全種類あったら一番便利でしょう。しかし、お財布事情としてはなるべく出費は避けたいものです。

本当に必要なマタニティウェアを見分けるポイントとなるキーワードは3つあります。

  1. トップスとワンピース
  2. 授乳用デザイン
  3. お宮参り

ひとつずつを詳しく見ていきましょう。

4.トップスとワンピースは手持ちで十分!でもデザインに気を付けて

ゆったりとしたシルエットが魅力的なマタニティ専用トップスとマタニティワンピース。

トップスの場合は丈感が普通の洋服よりも長めにできており、お腹を目立たせないシルエットに工夫されています。

ワンピースはお腹周りのデザインがゆったりしているので、お腹が大きくなってきてもスカートの丈が上がってしまう心配がありません。

これらは確かに魅力的ですが、妊娠前の手持ち服でも十分に着まわすことができます。

妊娠中のトップスは「チュニック丈」「余裕のあるシルエット」「ニット、ストレッチ素材」が万能です。

チュニック丈は普通のトップスとワンピースの間の丈感。つまり、多くのマタニティトップスの丈と共通のタイプです。

ロングTシャツも着用し続けることは可能ですが、妊娠期間によっては柄が伸びてしまったりロゴが不格好になってしまうこともあるので、鏡の前でよく吟味するようにしましょう。

トップスにしてもワンピースにしても、特にお腹周りに余裕を持たせたシルエットであれば、マタニティ用として十分機能します。

ウエストを絞らず胸で切り替えているデザインのAライン、ゆったりとしたコクーン型などがその代表です。

素材にも注意しましょう。張り感のある素材はお腹が大きくなるにつれしわが寄りやすくなります。

ニットなど伸縮性のあるストレッチ素材の生地を選ぶと、赤ちゃんの成長にも適応して長く着ることができます。

また、旦那さんの身長や体型次第ではありますが、旦那さんの洋服を部屋着として活用することもできます。

特にスエットやジャージのズボン、Tシャツなどは、部屋着として活用できる可能性があります。ユニセックスのデザインであればアウターの活用もありです。

しかし、丈が長すぎたり着にくいものを無理に着るのは逆に裾を踏んでしまうこともあり危険ですので、サイズ感をよく吟味して着るようにしましょう。

男性のものはベーシックな色やデザインが多いので、アクセサリーや小物で女性らしさを出すといいですね。

2.授乳用はあったら便利!でも必要ではない…

トップスやワンピースを見ているとよく出てくる言葉が「授乳用デザイン」です。

授乳用デザインは、授乳する際に洋服をいちいち脱がなくても胸を出すことがでいるように工夫されているデザインを示します。

その多くは授乳口が分からないように隠してあったり、さり気なく胸を出せるようになっています。

確かに授乳用デザインはあったら便利ですし、妊娠中だけでなく産後も着られるデザインなので、普通のマタニティ服よりも長い間着用することができます。

しかし、必ず持っていなければならない必需品かと言われれば、答えはNOです。

前あきのブラウスやシャツ、V字ネックのニットなどであれば、授乳用デザインの利便性には劣るかもしれませんが十分に授乳にも対応できます。

3.お宮参り用も兼ねて授乳用デザインを1着だけ買い足しもアリ

出産後の一大イベントのひとつがお宮参りですが、ママはどんな格好をすればよいでしょうか。

古くからのしきたりを大切にするご家庭だと着物もあり得ますが、最近ではワンピースやスーツを着ることも多いようです。

お宮参りの時期は地方によって異なりますが、早いと産後1か月ほどで行われるため、まだ出産後の体型を戻せていないことも考えられます。

そんな時に重宝するのがワンピースですが、授乳用デザインではない場合、新生児を連れてのお出かけにあまり適さないと思われます。特に神社などの場合、洋服を脱いでの授乳をするタイミングがほぼない可能性もあります。

授乳口付きでフォーマルで使える授乳ワンピースを1枚用意しておくと、このような場面では重宝するでしょう。

もし予算的に厳しくなければ、購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。

ボトムスは1、2着準備すると無難

スカート、パンツなどのボトムスはおなかの赤ちゃんが成長すると着用できなくなってしまう場合がほとんどです。

また、締め付けがあるのに無理にこれまで同様のボトムスを着用し続けると、締め付けによってつわりなどの体調不良が長引き、改善しにくくなることもあります。

特に後期に入ってくると急にお腹が大きくなるので、普通のデザインのゴムウエストのスカートやパンツでも対応できなくなる場合もあります。

そのため、洗い替えもしくはデザイン違いでボトムスを2着、最低でも1着はマタニティデザインのアイテムを用意しておくことをおすすめします。

その際柄物よりも無地かつ黒やグレーなどのベーシックカラーのものを用意すると、どんな服にも合わせやすく、産休前の仕事場でも活用できます。

マタニティ用のボトムスの場合、ウエスト部分が腹巻のようなすっぽりお腹を隠すデザインになっていることがほとんどで、冬以外にも妊娠全期を通しての冷え対策としても優秀です。

また、アジャスターゴムがウエスト部分についていて、妊娠の時期やお腹の大きさに合わせてウエストの締め付け具合を変えてサイズ調節できる機能も見逃せません。便利ですよね。

腹巻状のウエスト部分を折り返すことで、産後の体型を戻している期間にも着続けることができる商品もあります。

レギンス・タイツは手持ちに一手間加えれば、手持ちのものでも代用できる!

妊娠中、下半身の冷えは大敵です。ですので、レギンスやタイツをフル活用することになります。

冷え防止のために利用することも多いレギンスやタイツも、実はわざわざマタニティ用を購入しなくても間に合います。

手持ちのレギンスやタイツの中で、だいぶ使い古したものや年季が入ったもの、量販店で安く手に入ったものをうまく利用しましょう。

妊娠後期に入ってくると、季節によってはお腹全体を包めるマタニティデザインの方が良いと感じることもあるかもしれませんが、まずは試しに作ってみてはいかがでしょうか。

作り方の手順を説明します。

【手持ち品を活用!手作りマタニティレギンス・タイツの作り方】
1、ウエストゴム部分にハサミで切れ目を入れる
2、切れ目の部分がV字になるように内側へ折り返す
3、それぞれほつれと伝線防止のために折り返した部分を縫う
※100円ショップなどで売っている裾上げテープでも良い

他の洋服に比べて安価な商品ではありますが、一度手作りをしてみた後に購入すると、必要枚数などを上手に計算することができると思います。

お気に入りのデニムはアジャスターベルトを活用しよう

最近のマタニティボトムスは、一見マタニティ用とは思えないような本格的なデニムのデザインも数多くあり、ウエストサイズも変更できるなど機能面も充実して人気のようです。

しかし、妊娠前に履いていたお気に入りのデニムを妊娠中も履きたい!と思う妊婦さんもいるのではないでしょうか。

そんなときに便利なのが、赤ちゃんグッズを取り扱っている大型店などで見かけるアジャスターベルトです。

普通のデザインのデニムにアジャスターベルトを使うと、お腹が大きくなってもウエスト部分のボタンとファスナーを開けたままできちっと固定することができる優れものです。

値段は1000円前後からありますし、裾からファスナー部分が見えないようにデザインされているものもあります。

ただし、アジャスターベルトを使ってデニムを着用する場合は、ファスナー部分よりも長いチュニック丈以上のトップスを選ぶようにしてウエスト部分を隠す必要がありますね。

産後を見越してトップスとボトムスを吟味しよう

  • ここまで見てきて共通する基準があります。
  • 産後にも使えるものなのか価格に見合った期間使えるのか

こちらの2点です。

産後に使えなくても必要経費として納得できるのなら購入しても後腐れがないですが、そこそこの価格で購入したのにわずかな期間しか使わなかったとなると後悔の念が多くなります。

それを防止するためにも、産後を見越したうえで使える時期をある程度予測し、買うものと買わないものとを検討するべきではないでしょうか。

下着とパジャマは最低限各2枚以上購入が必要

マタニティの洋服と別で考えなければいけないのがマタニティの下着とパジャマです。

出産する病院からの指示で枚数を指定され、それを準備する場合もあるからです。

洗い替えも含めて、下着とパジャマは最低限2枚ずつ(夏などたくさん着替える可能性があれば3枚ずつ)用意しておきましょう。

出産する病院で出産用に下着購入を指定される場合も、たいてい洗い替え込みで2枚以上となっているケースが多いようです。

ブラジャーの購入は要注意!タンクトップも選択肢に入れよう

妊娠中の下着の購入で、特に注意したいのがブラジャーの選び方です。

私の場合は妊娠中最終的にカップが2サイズ、アンダーがプラス10㎝となりました。しかし、友人は全くサイズが変わらず、産後急にアンダーのみプラス5㎝となったそうです。

このように、胸の大きさについては人によってサイズアップの幅には開きがあり、ブラジャーの買い替えを行わずに済んでしまう人もいます。

しかし、授乳が近づくにつれて胸が大きくなる人もかなり多いので、自分の生活習慣や好みの着け心地を考えながらブラジャー選びをしましょう。

私の体験談ですが、サイズの上がり始めの妊娠初期に、後期までどれだけ自分のサイズが変化するか予測がつきませんでした。

しかし、せっかくならば産後にも使えるものを買おうと思い、カップ入りのタンクトップを購入しました。

カップ入りのタンクトップであれば様々な量販店で1000円前後で購入することができますし、妊娠初期からずっと愛用し続けられるのでおすすめです。

授乳時にも利用できるように胸元が大きめに割れているデザインだと更に便利でしょう。

マタニティ服を手に入れる方法も工夫しよう!

マタニティ服を購入する際、デパートや専門店の店頭で購入することもあるかもしれませんが、色々な入手方法があります。

それらを場合によって賢く使い分けましょう。

先輩ママにもらえることも!

身近にいたら経験者として頼りになる先輩ママ、先輩主婦の存在。

仲良くしていく中で、マタニティ服について話を弾ませていると、ふと使い古しだけどいいかな?とプレゼントとして頂けるということも結構多いようです。

次の出産を考えていないママにとっては、不必要な物となっている場合もあるので、周りにそれとなく聞いてみてはいかがでしょうか。

もし譲って頂けることになったら、お礼の菓子折りを贈るなどして感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。

もし今後何か頼りたい、譲り受けたい際にも、きちんと礼節を通しておくことで安心の関係を継続できると思います。

オークション、フリマ、リサイクルショップを活用しよう

もし新品にこだわらないのであれば、インターネットオークションや子育てSNSのフリーマーケットを活用してみましょう。

オークションの場合、中には1円からスタートする商品もあり、かなりお得にいい商品を手に入れられるチャンスもあります。

フリマは出品者が決めた値段ですが、交渉をすることで値引きが出来たり、個人的な質問をすることも可能です。

中には何枚かをまとめ売りしていたり、必要なものをセットとして販売している出品者もいますので、うまく利用すると単品で購入するよりも楽でお得に商品を手に入れることもできます。

ただし、デメリットとして実際に商品を見られないという点があげられます。

オークション利用の場合、出品者のこれまでの出品履歴や落札者の感想、評価をチェックすると安心です。

なるべくこれまでにこなしてきた取引数が多く、説明文が丁寧でわかりやすく、提供の写真が明瞭で見やすくなっている出品者だと、なおとこと信頼がおけます。

しかし、町中にあるリサイクルショップの古着屋コーナーでは、フリマと似たような価格帯で実物を見て吟味することができます。

マタニティのコーナーを設けているお店もありますし、中にはマタニティ専門リサイクルショップもあります。

いずれにせよ、新品ではなくても商品として成り立つクオリティの洋服を、実際に見て購入できるチャンスです。

量販店の格安商品は宝の山

GU、ユニクロ、ZARA、しまむら、H&Mなどなど、格安で洋服を手に入れられるファストファッションや量販店。

妊娠中の洋服選びにもぜひ活用しましょう。

例えばサイズを妊娠前よりも上げて大きめのワンピース購入することで、マタニティ服と同様のデザインを安く手に入れることができるかもしれません。

私自身も、GUのニットワンピース(1000円前後)を普段MのところをLサイズで購入し、妊娠中期から臨月まで着倒しました。

デザインも豊富なので、普段着としてだけでなくちょっとしたお出かけ着としても使うことができます。

ネット通販を利用しよう

店舗でマタニティ服を買おうと思っても、専門店の商品は何となく割高感があったり、デパートのコーナーはブランド服ばかりだったりと、なかなか希望の価格帯が見つからないこともあります。

そんな時に便利なのがネットショッピングです。

オークションやフリマと同様に実際に見られないデメリットはありますが、新品の商品でも実在店舗よりも安く購入出来たり、インターネット限定のデザインのものを購入することもできます。

インターネット上では、マタニティ服専門のお店もたくさんありますし、妊娠中の雑誌の通販サイトも見逃せません。

賢くおしゃれなマタニティライフを!

いかがでしたか?手持ちの服をまずは一通り観直してみてはいかがでしょうか。

その中で、妊娠中にも着られそうな服が思い当たるという方もいると思います。

産後は赤ちゃんのためにますます出費もかさみます。今のうちに節約できるところはきっちりと締めることで、賢く堅実なマタニティライフを過ごしましょう。

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