授乳ケープの必要性や使い方と、お気に入りが見つかる選び方

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2018/10/22

授乳ケープで授乳タイムを過ごしている赤ちゃん

授乳ケープと検索すると、様々な商品がでてきます。いったいどれを選ぶと便利なの?と迷ってしまうほどです。

授乳ケープは種類やタイプによって使い勝手が変わってきます。

どのような時に使用するものなのか?使用方法やマナー。そもそも必要なものなのか?を知ることで、使い勝手の良いお気に入りの1枚が見つけやすくなるでしょう。

現役ママに人気のある授乳ケープも紹介いたしますので、購入の参考にしてみてください。

授乳ケープは、授乳スペースを臨時に確保できる便利グッズ

授乳ケープとは、ママが母乳をあげる様子が見えないように胸元を隠す布のことです。

外出先などで授乳をする際は、やはり人の目が気になるものです。また周りの方が不快な気持ちにならないように、直接母乳をあげる場合は見えないように、目隠しをする事は当然のマナーになります。

授乳室があれば良いのですが、外出先に必ず授乳室があるとは限りません。

また新幹線や飛行機など長時間移動の際には、「お腹がすいた~」と赤ちゃんが泣き出してしまう事もあり、待ったなしの状態の時には完全母乳のママは困ってしまいます。

そんな時に、授乳ケープがあれば簡単に授乳スペースをつくることができます。

さりげなく胸元を隠しながら赤ちゃんに授乳をする事ができるので、大変便利アイテムなのです。

授乳ケープ

授乳ケープはストールやカーディガンなど身近なもので代用できる

専用の授乳ケープはあると便利ですが、必ず必要なものではありません。

外出先では、哺乳瓶でミルクをあげるというママもいるでしょうし、いざとなれば手持ちのストールやカーディガンなど身近なもので代用ができます。

ただ他の布で代用する場合は、透けて見えないような生地を選ぶ必要がありますし、季節によっては、内側の温度が上がりすぎないような素材選びが必要になります。

授乳ケープはストールやカーディガンなど身近なもので代用する

また授乳中に赤ちゃんが動いたり、ママが作業している間にストールなどが肩から落ちてしまったり、はだけてしまわないように注意をしなくてはなりません。

その点では、専用の授乳ケープがあると安心して使えるというメリットがあります。

必ずしも授乳ケープを購入する必要はありませんが、外出先での授乳には、周りからの目隠しとなるようなものを持ち歩くことは必要です。

授乳ケープの種類は3タイプ

授乳ケープのタイプは大きく分けて3パターン。

「エプロン型」「ポンチョ型」「ストール型」があります。

タイプによってメリットやデメリットがあるので、選ぶときの参考にしてみてください。

定番のスタイル。「エプロンタイプ」の授乳ケープ

エプロン型タイプは、最も一般的なスタイルの授乳ケープです。

首からかけて前面のみ覆い隠すタイプです。首元にはワイヤーが入っており、そこからのぞきながら授乳をする事ができます。

ケープで隠しながらも赤ちゃんの様子が見えるので、授乳させやすいというメリットがあります。

エプロンタイプの授乳ケープ

その一方で、商品によっては横のカバーが不足しがち。

前は隠しても、横や隙間から授乳の様子が見えてしまう危険性があります。また商品によっては、ワイヤーがかさばって持ち運びに不便。という声もありました。

360度 覆い隠してくれる「ポンチョ型ケープ」

頭からすっぽりかぶるタイプのポンチョ形。

360度覆い隠すので、横から見られる心配がありません。

また、冬のように寒い季節には、赤ちゃんに風が当たらないので、暖かく快適に授乳をする事ができます。

ただ、覆い隠してしまうため赤ちゃんの様子が見えづらく、ママの手の感覚で授乳をしなくてはならない場合があります。

ポンチョ型ケープ

また夏のように暑い季節には、ケープ型は風の通りが悪く、温度が上がってしまう事もあります。赤ちゃんもママも汗がだくだくにならないよう注意が必要です。

ポンチョタイプのケープを使うのであれば、季節を考慮したり、涼しい場所で使用するなどの工夫も必要です。

暑くなりすぎる場合場ある

ボタンの調節で防寒にも!「ストール型ケープ」

ストール型は、ストールのような長方形の布にボタンが付いた形の授乳ケープです。ボタンを留める事で、授乳中の赤ちゃんを覆い隠することができます。

使わないときはママのしゃれに首元にまくという事も出来ますし、ひざ掛けとしても使う事ができます。

また、ボタンを調節することで、抱っこひもの上から防寒として羽織る事も可能です。

ポンチョ型と同じく、覆い隠すタイプであるがゆえに、夏場は温度が上がりやすくなります。

ストール型ケープ

暑くなりすぎない風通しの良いさらっとした生地を選んだり、季節を選ぶなどの工夫が必要です。

生地を選んだり、季節を選ぶなどの工夫が必要

ママ達に人気!便利なお勧めケープ

今どきの授乳ケープはただ隠すだけではありません。

デザイン性の優れたもの。授乳ケープには見えないようなもの。授乳ケープ以外にもお役立ちアイテムとなるケープなど工夫がいっぱいです。

授乳ケープを購入するママはどのようなケープを選んでいるのでしょうか。ママに人気の商品をまとめてみました。

横から見えにくい大判タイプ SWEET MOMMY(エプロン型)

花柄のフリルが付いた、ありそうでなかった可愛いデザイン。芸能人にも愛用していた方がいたようです。

エプロンタイプですが大判タイプの布を使用し、横から見えないように工夫されて作られています。

生地も軽くて肌にまとわりつかずさらっとしているのがポイント。薄手なのに生地の密度が高く、優しい色でも透けることなく安心して使えます。

ソフトワイヤー付きなので、赤ちゃんのお顔を見ながら授乳が可能です。また折りたたみがしやすい、柔らかいワイヤーなので持ち運びにも便利です。

使い終わったらさっとカバンに入れても、しわになりにくいので赤ちゃんを連れて歩くママには嬉しい商品ですね。

風に強い後ろで結べるタイプ。エスメラルダ授乳ケープ(エプロン型)

エメラルダのエプロン型授乳ケープは、カラーバリエーションやデザインも豊富です。素材も軽量で赤ちゃんにも優しく作られています。

素材が軽量であればコンパクトになるので、持ち運びに便利。荷物の多いママにはありがたいですよね。

通常軽量の生地で作られたエプロン型授乳ケープの場合、後ろからの風や横風に弱くめくれてしまう心配がありますが、エメラルダの授乳ケープはそんな心配に一工夫されています。

後ろで結べるタイプになっているので、後ろからの風にも安心して使えます。

収納ポーチや赤ちゃんのお口をふける天然Wガーゼのバーブクロスも付いているので、セットで使う事ができるのもオシャレで嬉しいですね。

授乳ケープに見えないDORACOのフードつき授乳ケープ(ポンチョ型)

DORACOフードつき 授乳ケープは、授乳ケープには見えないデザインが特徴。

まるで洋服のようなデザインなので、周りの人から授乳中と気がつかれにくいのがとても優れもの。ポンチョ型なので、360度外出先でも視線を気にせずに使用することができます。

また洋服のように見えるので、授乳後もそのまま着用していても授乳ケープとは気が付かれません。

透け感が気にならないほど良い厚みの生地を使用しているので、風通しが良く赤ちゃんはケープの中で光を感じる事ができます。

真っ暗ではないので、赤ちゃんも安心できるつくりになっています。

伸縮性のある生地がフィット!コッパーパール 授乳ケープ ポンチョ型)

コッパーパールの授乳ケープは、伸縮性のある生地が特徴です。

伸縮性がある上ポンチョ型なので、身体にフィットして、赤ちゃんが授乳中に暴れてもケープがめくれる心配がありません。

また生地が薄いのに、透けにくいのも安心して使える理由です。

コッパーパールはのケープは、授乳ケープとしてだけでなく、持ち運びのベビーシートにつけるだけで、光除けや雨除けにもなります。

シンプルながらも豊富な柄とカラーバリエーションがあるので、選ぶのが楽しくなりそうです。伸縮性を生かして、この授乳ケープならではの使い方ができるのも魅力的な商品です。

多機能で経済的!AkoAko万能授乳ケープ(ストール型)

使い方は、授乳用だけじゃない!おくるみやガーゼケット・スリングカバー・ひざ掛けなど様々な役割ができ、多機能で経済的なケープです。

ストール型ですが、授乳中に赤ちゃんが見えるように首まわりに丸い芯が入っています。そこから赤ちゃんが見えるので、授乳もさせやすく安心ですね。

芯自体は柔らかいので、折りたたむ事ができます。軽量で肌触りの良い生地は、使用していない時はコンパクトにたたむことができるので、とても便利です。

すっぽりと頭からかぶって回すだけの簡単な使い方。赤ちゃんが泣いてもすぐに授乳スペースを作る事ができる、優れもののケープです。

見た目はお洒落な羽織物。Milk teaのカーディガン 授乳ケープ(ストール)

使わないときは、カーディガンとして羽織っておけるおしゃれなケープ。ママのUV対策や冷え性防止対策にもなります。

カーディガンとしてもデザインがおしゃれで、外出着としてもきれいめワンピースとあわせたり、オフィスファッションと合わせる事ができます。

カラーによっては上品に着こなしができるので、一石二鳥で便利な授乳ケープです。

またボタンを留める数によって、抱っこやおんぶに使う事ができるのも優れている理由です。

素材は、たけ繊維で抗菌防臭・速乾機能付きで季節を選ぶことなく使う事ができます。

伸縮性の良い生地で、かさばらない厚さというのも、持ち運びがしやすくておすすめです。

使用方法は簡単!安心して使える手順

授乳ケープの使用方法はいたって簡単です。順番を間違えなければ、胸が見えてしまう心配はありません。

ケープの中では赤ちゃんが暗いのを怖がって暴れたり、泣いてしまう事もありますので、赤ちゃんをケープに入れてから胸元を開けるようにしましょう。

<使用方法>

  1. ケープを首からかける
  2. 赤ちゃんを抱っこしてケープの中へ優しく入れてあげます
  3. 特にエプロン型の場合は、横から見えないかを注意して整える
  4. 胸元を開けて授乳開始

ケープの使用方法

授乳ケープの使用上の注意とマナー

「ケープで隠してるから大丈夫!」という考え方は危険です。どこでも好きなところで堂々と使用しても良いわけではないようです。

明確な使用マナーがあるわけではありませんが、授乳ケープを使っていても「目のやり場に困る…」という意見は少なくありません。

赤ちゃんの事で必死になってしまいがちですが、周りの状況や様子を意識して使用するようにしましょう。

授乳ケープの使用上の注意とマナー

ケープのタイプによっては、横から見えてしまう事も

エプロンタイプのケープの場合、横から見えてしまうケースもあります。

前からだけを意識するのではなく、横からも見えてるかも!という事は、常に意識して使用するようにしましょう。

なるべく背もたれや壁の前。部屋の隅など周りから見えにくい場所がおすすめです。

授乳ケープを使う場所

外出先で使うなら、目立たないところで使用しよう

いくらケープで隠しているとはいえ、やはり電車の中やお店で堂々と授乳を始めると周りの方が戸惑うケースがあるようです。

口コミでも、「ママたちの突然の授乳に戸惑ってしまいます。」という声は女性からも多くあげあれています。男性であれば尚更の事でしょう。

ママ達の中では、「授乳は当たり前の事。隠してるから大丈夫!」という意見をお持ちの方もいますが、中には見ていて不愉快な気持ちになる方もいるようです。

何処でも使ってよいわけではなく、使用するのであればなるべく人目につかない場所を選んで使用する方が良いでしょう。

ひと目につかない場所で使用する

車内での授乳も見えないように配慮

車に乗っている間に授乳をする事もあると思います。

車の中はプライベート空間なので忘れてしまいがちですが、大きな窓から中が丸見えになっていることを忘れないようにしましょう。

授乳姿が外から見られても恥ずかしくないように、車内でお授乳は必ず授乳ケープで隠すようにしましょう。

ケープは車内でも使うようにしよう

授乳ケープの選び方は季節や生地ママの使い勝手重視して!

いかがでしたか?授乳ケープもいろいろな工夫がされている商品が売られているので、ポイントを押さえてぜひ見比べてみてください。

<選ぶときのポイント>

  • ママの使い勝手の良さ
  • 風通しが良く吸水性に優れている生地
  • 季節によっては保温性に優れている生地
  • 軽量で持ち運びしやすいもの
  • どの角度からも見えにくいサイズやつくり
  • 透けない生地を選ぶ
  • お気に入りの柄・色などのデザイン

授乳ケープの選び方

ママにとっての使い勝手の良さや、周囲からの見え方も選ぶときの大切なポイントです。

また季節によっては、綿や麻・Wガーゼなどの風通しの良い素材や吸水性の良い生地を選びましょう。

光が当たっても透けることなく、軽量でどの角度からも見えにくい大判タイプの生地が、安心して使えるのでお勧めです。

外出先で便利な授乳ケープ。ママにとっても赤ちゃんにとっても、使い勝手が良く快適な1枚を探してみましょう。

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