幼稚園や保育園の入園準備はいつからどうやって?入園前に身につけておきたい習慣

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2019/05/23

幼稚園生活に必要な物や子供に身につけておきたい習慣などはいつから準備をしたらよいか悩みますよね。入園準備は早めに少しずつ始めていくと良いでしょう。

幼稚園生活が始まっても困らないように入園前に生活リズムを整えたり、お着替えなど自分でできるようにしておくと子供もママも安心ですよね。

また、どんなものが必要なのか事前にチェックをし、幼稚園で使う物を収納する便利グッズをご紹介します。

入園前に子供に身につけさせたい習慣や幼稚園でのルール

子どもが入園する前に色々準備が必要ですよね。特に、生活習慣などはすぐに身に付くものではないので、ゆっくり時間をかけて準備していく必要があります。

お子さんが入園する半年~1年ぐらい前から徐々に生活習慣を身につけさせておくと良いでしょう。ゆとりを持って子供の成長に合わせて準備していきましょう。

  • 「おはようございます」「ありがとう」といったご挨拶ができる
  • 名前を呼ばれて「はい」と元気に返事ができる
  • 服や靴の着脱ができる
  • ズボン・パンツの上げ下ろしが自分でできる
  • スプーンやお箸を使って食事ができる
  • 通学カバンの開閉ができる

幼稚園・保育園の中ではとにかく「自分のことは自分で」が基本です。

先生は困っているときに手を貸してくれる程度なので、できないことが多いと周りよりも行動が遅れてお子さん自身が困ってしまうことも。

上記のような日常生活に必要な行動については、入園前にできるようになっていると本人も安心して過ごせます!

練習、というと堅苦しくなってしまいますが楽しい雰囲気と遊び感覚でお子さんが面白く取り組めるようにしてあげるといいですね。

また、同じ幼稚園に行く子がいたら一緒に練習をするのも楽しいかもしれません。慣れてきたら「何分で朝のお支度ができるか、よーいドン!」というタイムトライアルも白熱して盛り上がりますよ!

ママさんもお子さんも自信を持って安心して入園できるようにするために、入園前には「知ってる!」「できた!」を増やせるような過ごし方を心がけてみると上手くいきますよ。

ママお手本になって元気なあいさつができるようにしよう!

あいさつは社会の基本のルールなので、幼稚園に入園する前にちゃんと恥ずかしがらずに誰にでもあいさつができるようにしておきたいですよね。

ママが子供のお手本になり、家族や近所の方に元気にあいさつをすることで、子供も真似をしてするようになります。

また、あいさつをすると気持がいいし、人と仲良くなれるよ!と子供に教えてあげ、あいさつの大切さを伝えてあげましょう。

他にも、「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるように状況に合わせたあいさつが身につけられるようにしてくださいね。

生活リズムを整えて時間を守れるようになろう!

入園前から早寝早起きの習慣が身についていれば、幼稚園が始まっても朝早く起きて準備することができます。登園の時間に間に合うように生活リズムを整えていきましょう。

また、食事の時間や遊びの時間、お片付けの時間などをある程度決めておき、時間を守れるようにしていきましょう。

「○時になったらご飯をたべるよ!」「時計の長い針が〇〇になるまでにお片付けしようね」など声かけをして時間を守れるようにしていきましょう。

1人でもお着替えができるように頑張ろう!

1人でお着替えができるように練習していきましょう。最初はなかなか出来なくて、ママに頼るかもしれませんが、少しだけ手伝うだけにして、できるだけ見守りましょう。

ゆっくりでも良いので、慌てさせず、「頑張って!あともう少し」など励ましの声かけをかけてあげながらお着替えを応援してあげてくださいね。

お着替えが1人でちゃんとできた時には、たくさん褒めて、子どもに自信をつけさせてあげましょう。

トイレトレーニングは焦らずに徐々に慣らしてあげて

お子さんによってはまだトイレトレーニング中で、なかなかオムツが外れない子もいるかもしれません。

個人差もあるので、焦らずに徐々に慣らしていきましょう。ママが神経質になってしまうと子どもにそれが伝わって、なかなかトイレトレーニングが進まなくなってしまいます。

トイレが1人でできるようになるべくママは手を出さずに見守ってあげましょう。園によっては和式トイレの場合もあるので和式トイレの使い方も練習しておいてください。

また、男の子は立ってできるようにしておくといいでしょう。パパにも協力してもらって公共のトイレでできるように練習しておきましょう。

プレ保育や園庭開放で幼稚園の様子やルールを知っておこう!

幼稚園に入って先生のお話がちゃんと聞けるか?周りのお友達と仲良くできるか心配なママもいるのではないでしょうか?そんなママにプレ保育の利用をおすすめします。

最近では、入園前の未就園児の親子を対象としたプレ保育を実施している幼稚園が多くあります。

プレ保育は親子で遊んだり、工作をしたりしながら、幼稚園はこんなところだよ!と子供に知ってもらい、環境に慣れるようにしていくプログラムになっています。

プレ保育に参加することで、ママも子供も幼稚園の様子が分かり、不安な気持ちも少しはやわらぐのではないでしょうか?

プレ保育に行く前にも「今日は幼稚園で何をするのかな?楽しみだね!」「お友達とたくさん遊べるといいね!」と幼稚園が楽しみになるように声かけしてあげてくださいね。

人気のある幼稚園だとプレ保育も抽選というところもあるようで、利用する前に園の方に確認をしておきましょう。

園庭開放をしている幼稚園も多いので、利用すると良いでしょう。園庭開放は在園児も参加できるので、お兄さんお姉さんと交流しながら幼稚園でのルールが身に着きます。

入園グッズは何が必要?準備はいつから?手作りものは早めの準備を!

幼稚園で使用する入園グッズは園によって異なり、いつから準備し始めたらよいか迷いますよね。また、園指定のものやそれぞれのご家庭で準備するものがあります。

家で準備するものでも園によっては大きさの指定などがあるので、入園グッズの準備は入園説明会後に徐々に準備していくのが良いでしょう。

制服や帽子、体操服、スモック、通園バックなどは園指定のものが多いと思います。では家で準備する入園に必要なものを見ていきましょう。

【通園バック】
園指定の通園バックの他に着替えや作品などを入れる手提げバックが必要な場合もあります。園によっては大きさが指定されている場合もあるので、確認しておきましょう。

また、園で手作りの指定がなければ、市販のものやオーダー品を準備するのも便利です。キルト素材のものを準備しておくと丈夫で長持ちします。

【上履き・上履き袋】
上履きは園指定の色がある場合があるので確認しておきましょう。また、右左が分かるワンポイントの印をつけるのも良いでしょう。

上履き袋は少しゆとりがある大きさだと上履きが出し入れしやすいです。

【お弁当グッズ】
お弁当箱やお弁当袋、お箸、スプーン、フォーク、コップ、ランチョンマット、水筒などは子どもが使いやすいものを選びましょう。
【レイングッズ】
傘、レインコート、長靴などは子どもの大きさに合ったものを選び、長靴はゴム底が滑りにくい工夫されているもの、履きやすいものを選びましょう。

また、傘やレインコートはなるべく明るい色のものを選び、傘はワンタッチタイプで視界をさまたげないように一部が透明なものを準備しておくと良いでしょう。

【ハンカチ・ティッシュ】
毎日使う物なので、多めに用意しておくと良いでしょう。園によっては絵柄が付いているものや香り付きのティッシュを禁止している所もあります。
【タオル】
園で使うひも付きのタオルは園によって毎日持ち帰る場合とロッカーやタオル掛け置き場に吊るしておき、一週間に1度持って帰る場合があります。

どちらの場合も2枚~5枚準備しておくと良いでしょう。

お道具箱などは園指定のものと一緒に注文する場合が多いですが、中には家で準備する場合もあるので、説明会の時に確認しておきましょう。

通園バックや上履き袋、お弁当袋などを手作りする場合は早めに準備しておくとよいでしょう。慌てて作って失敗なんてこともあるので、余裕を持って準備してくださいね。

また、オーダー品についても出来上がるまでに日にちがかかる場合があるので、早めに注文をしておくと良いでしょう。

子供が出し入れしやすい収納グッズ3選!

通園バックや制服などを収納しておくものも準備しておくと良いでしょう。出来れば、子どもが出し入れしやすいものを選ぶと1人で幼稚園に行く準備ができると思います。

おすすめの収納グッズをご紹介します。

カラーシーズユニット4段 ハンガー付き

可愛らしい色味のハンガー付きの4段収納ケースです。シンプルなデザインでキャスター付きなのでどのお部屋にも合わせやすいです。

お子さんが使いやすい高さで、自分でお着替えができるようになっています。カラーはピンクとブルーの2種類。

サイズ:幅約83.5×奥行約42×高さ約86.2cm

ハンガーラック 木製ワードローブ KWR-1260 アイリスオーヤマ

大人から子供まで使いやすいシンプルなデザインの木製簡易家具。お子様でも収納しやすく、下の段の棚の高さを3ヶ所から選べて、サイドには4つのフックがあります。

色はナチュラルとブラウンの2種類でどちらもお部屋の雰囲気に合わせられる色合いになっています。

サイズ:幅60×奥行32×高さ120cm

ネイ・キッズ ランドセルラック(スリム)

コンパクトな収納ラックで、お子様が自分で片づけしやすい高さで、絵本や通園バックなどが収納でき、サイドにはフックも付いているので、制服や帽子がかけられます。

キャスター付きで移動も簡単にできシンプルなデザインになっています。また、小学生になった時にランドセルラックとしても使用できます。

サイズ:幅350×奥行350×高さ775mm

入園を不安そうにしているお子さんにおすすめの絵本を紹介!

お子さんが不安そうであれば、園に通うのが楽しい!とワクワクするような絵本などを読んであげるのもいいですね。

ようちえんのいちにち

おか しゅうぞう 作 ふじた ひおこ 絵

これは題名の通り、ある幼稚園での1日を描いた絵本。朝の通園バスに乗るところから、外遊び、部屋で挨拶、歌、制作、ダンス、お誕生会や他年齢児との交流、お弁当、外遊び、読み聞かせと、本当に何気ない日常を覗いて見ている感覚です。

幼稚園って何?どんなことをするところなの?と知るためにはとてもいい絵本だと思います。もちろんいろんな園があるので、みんなこうだとは言えませんが、とても標準的な幼稚園の様子ではないかなと思います。

どの子も生き生きとした表情で描かれていて、園庭で自由に遊ぶ様子は「これぞ園庭!」という感じで好きなことをして遊んでいて、他の子の遊ぶ様子をニコニコ見ている子もいて、とてもリアルです。

この絵本では年中さんが主人公なので、年少さんから入る子にとっては、お兄さんお姉さんに見えるかもしれませんが、幼稚園のイメージを持つには良いと思います。先生たちがみんなニコニコ優しく子供たちと接しているのが印象的です。

ふたごのひよちゃんぴよちゃん はじめてのようちえん

バレリー・ゴルバチョフ 作・絵 なかがわ ちひろ 訳

この双子のひよこちゃんの絵本は他に「はじめてのすべりだい」というものがあって、こちらもオススメですよ。今日から幼稚園に通うことになったひよちゃんとぴよちゃん。

お友達を作りたくて「あそぼ!」と話しかけるんだけど、読み聞かせや歌の途中だったりとタイミングが悪くて「今はダメ!」なかなか相手をしてもらえない…。はらっぱへ遊びに行くことになったけど、途中の小川を渡れない2人にお友達は…?

初めて会うお友達とちょっとしたきっかけで仲良くなり、すっかり自信たっぷりになれた2人に、子供は勇気をもらえることでしょう。内容が分かりやすいし、動物たちの楽しそうな表情にこちらもニッコリしてしまいます。

ようちえんにいきたいな

アンバー・スチュアート 作 レイン・マーロウ 絵 ささやま ゆうこ 訳

こちらも幼稚園に行くことになったアヒルのピヨくんのお話。生まれた時から憧れていた幼稚園に行けることになったけど、いざとなるとドキドキで、やっぱり行かなくてもいいなんて気持ちが出てきてしまいます。

当日になって不安を察したお母さんが優しく励まして背中を押してくれて、頑張る勇気が湧いてくるんですね。持って行った鞄のなかにはお母さんの羽が!このお母さんの愛情が大きな支えとなっています。

でも途中でふとお母さんを思い出して寂しくなってしまったり、でも自分で乗り越えてお友達と一緒に過ごす姿にはグッとくるものがあります。お迎えの時間まで絵を描いたり、制作をしたり、お昼寝まであって盛りだくさんの1日。

お迎えに来たお母さんに喜ぶピヨくんの、少し自信がついたような表情がとても素敵。お母さんの愛情とピヨくんの細かな心の動きが繊細な絵でとてもよく描かれています。入園を迎える親の心構えを知ることもできますね。

おおきくなるっていうことは

中川 ひろたか 作 村上 康成 絵

大人気のピーマン村シリーズ。こちらは入園がテーマではありませんが、ぜひお子さんの成長を感じながら大人にも読んでもらいたい絵本です。大きくなるということは〇〇ということ、の繰り返しの中で、子供自身が自分が少しずつ大きくなってきたんだ、大きくなるってとっても素敵なことなんだ、と感じることができると思います。

そして前よりこんなことができるようになった、ここが変わった!と親子で話をすることで、お子さんにどんどん自信がついていくと思いますので、ぜひそういう話をするきっかけにしてみてください。

幼稚園に行くという、子供にとっては大きな冒険を前にして、自信を持つことは大きな力になります。また年齢が上がっていってからも、何かの節目ごとに読んでこれまでを振り返ってみるといいですね。お子さんへの愛情も増していくこと間違いなしですよ!

親子で楽しみながら準備を!

幼稚園の準備で大変なのが名前付けだと思います。子どもと一緒に名前付けをすると楽しく準備できると思います。

子どもと一緒に名前付けをすれば、どこに名前が付いているか分かりますよね。自分の名前が言えるように名前を言いながら名前付けをするのも楽しいと思います。

お子さんの名前を呼んだときに「はーい」と返事ができるようにしておきましょう。

お子さんと一緒にお家で幼稚園ごっこなどをしながら楽しく幼稚園の準備をしてみてくださいね。

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