保育園の入園準備に必要な物は?必須リストとおすすめ名前付けグッズ
保育園や幼稚園の申し込みを経て、4月からの入園が決まって一安心しているママやパパも多いと思います。
楽しみな気持ちがありつつも、我が子が保育園や幼稚園に楽しく通うことができるのか、送り迎えはきちんとできるのか、不安を感じている人もいるでしょう。
入園に備えて、生活や心の準備をしっかりと整えておかなければいけない一方で、我が子が園に通うためのグッズをきちんと揃えておくことも重要です。
今回は、一般的な保育園や幼稚園の入園に必要なアイテムをリストアップして、選ぶ時に気をつけたいポイントをご紹介します。
入園準備品を揃えていけば、新しい毎日に対するイメージが膨らんで、入園や新生活がぐっと楽しみになりますよ!
この記事の目次
入園準備品の用意はいつから始める?おすすめスケジュール
では、入園準備品はいつごろから用意を進めれば良いのでしょうか? アイテムを買い揃えるタイミングや、進め方の注意点について見ていきましょう。
入園が決まったらすぐに準備品をリストアップしよう
4月からの入園が決まるタイミングは、一般的に、幼稚園は前年の11月~12月頃、保育園はその年の2月〜3月頃です。
入園準備品は、入園が決まったらすぐにリストアップを始めましょう。
入園準備品の中には、すでに持っているものや、友人や親戚からのお下がりでまかなえるもの、家にあるもので代用できるものもあります。
また、保育園や幼稚園が指定したものを購入するように指示されるアイテムもあります。
入園が決定したら、どういうグッズが必要になるのかざっくりと把握しておき、新たに買うべきものや手作りで用意するものについて、ある程度イメージをしておきましょう。
購入は、入園説明会の後に進めよう
実際にアイテムを買い集めたり作ったりするのは、入園前の説明会で具体的に必要なものについて説明を聞いてから進めましょう。
一般的な保育園や幼稚園では各家庭で準備しなければならないアイテムでも、園によっては用意してくれるというケースもあるからです。
また、準備は必要ないと思っていたアイテムも、園から用意してほしいという説明があったり、想像以上に数が必要だったという場合もあります。バッグや帽子や布おむつなど、形を指定されることも多いです。
入園準備品を追加で細かく買いに行ったり、注文したりするとさらに手間がかかります。また、せっかく用意したものが、園が指定したものと違うタイプだと、使えなくなってしまいます。
名前付けグッズをアイテムより先にまず注文しよう
保育園や幼稚園に持参するものや、園に置いてもらうものは、基本的にはすべて名前を記入する必要があります。そのため、入園準備品を購入した後は、名前をつける作業が必須です。
名前をプリントしたスタンプやフロッキーネームを注文したかったけれど、気づいたら入園1週間前で間に合わなかった!ということになると、とても困りますよね。
また、アイロンシートをつけたり、ネームタグを縫い付けたりする作業は、想像以上に時間がかかります。
これだけは揃えて!入園準備品をリストアップ「保育園の入園準備品10個」
では、保育園、幼稚園に分けて、一般的な園で必要な入園準備品をリストアップしていきましょう。
ここで紹介するアイテム以外のものが必要な園もあれば、サービスが充実していて、いろいろなグッズを園で用意してくれるところもあるので、入園説明会での説明に従って用意を進めてください。
また、布おむつカバーなど、タイプが数種類あるものについては、園が指定した形と違うと返却されてしまうこともありますので、種類に迷った時は、必ず園に確認しましょう。
それでは、具体的に保育園の入園に必要な準備品を紹介していきます。下記は、保育園に入るタイミングとして比較的多い、0歳児や1歳児での入園を想定したものです。
- 着替えの枚数は保育園によって違う
- 紙おむつ、布おむつも必須アイテム
- お昼寝グッズは園指定のサイズに注意
- タオルは沐浴用や手拭き用など用途別に用意しよう
- 外遊び用の帽子はUVカットタイプを選ぼう
- 外遊び用に靴や上着が必要な保育園も
- 荷物や着替えを入れるバッグも必須
- お食事用エプロンやコップも揃えよう
- 0歳児クラスは哺乳瓶・ミルクが必要なことも
- 母乳を続けたいママは母乳バッグも用意しよう
1.着替えの枚数は保育園によって違う
保育園で子供たちは、遊びの後や食事の後、またお昼寝後など、頻繁に着替えをするため、服が毎日数枚必要です。
暑い季節は半袖・半ズボンのみでOKだったり、冬は長袖が必要になったりと、季節によって必要な衣服も異なります。
入園時期の4月は、暖かくなりつつもまだ肌寒い日もありますので、半袖Tシャツ、半ズボン、長袖Tシャツ、長ズボンを一通り揃えておくと安心です。
ほとんどの保育園では、着替えをさせやすいように、カバーオールなどではなく、上下が分かれた服を用意するように指示されます。
保育園生活で着る服は、なるべく綿100%などの肌に優しい生地を使ったものを選んであげましょう。
また、通年で裸足で過ごす保育園もあれば、靴下を履かせる保育園もあります。入園説明会での案内や事前の配布資料にしたがって、必要な場合は用意しましょう。
2.紙おむつ、布おむつも必須アイテム
0歳、1歳の子供にとって、保育園でも必要になるのがおむつとおしりふきです。紙おむつを使っている保育園が主流ですが、布おむつを使用しているところもあります。
また、紙おむつをふだん使っている保育園でも、家庭からの要望があれば布おむつをはかせてくれるところもあります。
保育園で布おむつを使用する場合は、布おむつと布おむつカバーを用意しましょう。枚数は、紙おむつも布おむつも、それぞれ1日に10枚程度は持っていけるようにしておくと安心です。
3.お昼寝グッズは園指定のサイズに注意
保育園では、お昼寝用のアイテムも必須です。保育園で用意してくれる敷布団以外のものを家庭で準備するのが一般的です。
保育園によって差はありますが、子供用のサイズの毛布、タオルケット、掛布団や毛布のカバー、敷布団カバーなどが必要になります。
カバーや毛布などはサイズが指定されますので、適したものを購入するか、手作りで用意しましょう。保育園から購入するお店を指定されることや、推薦品を紹介されることもあります。
4.タオルは沐浴用や手拭き用など用途別に用意しよう
保育園では、手を洗った後に使うタオルや、沐浴の後に体を拭くタオルが必要です。用途に合わせて、それぞれのサイズや枚数を用意しましょう。
園のフックにかけておける、ループが付いたタオルを指定されることもあります。
枚数が必要になる保育園もありますので、すでに自宅にある大人用のタオルを利用するなどして、工夫して準備しましょう。
5.外遊び用の帽子はUVカットタイプを選ぼう
子供を紫外線や直射日光から守るために、外遊び用の帽子も必要です。帽子は、園指定のものを購入する場合もあれば、それぞれの家庭で用意することもあります。
0歳児の場合はすぐには外遊びが始まらないので、入園した直後から帽子が必要にケースは少ないです。室内での保育に慣れて外遊びが始まったら、用意するように指示があります。
帽子を購入する場合は、首を覆う大きめの日よけが後ろ側についているもので、UVカット素材が使われているものを選びましょう。
6.外遊び用に靴や上着が必要な保育園も
園庭で泥遊びをする保育園など、登園用のシューズとは別に、外遊び用の運動靴が必要なところもあります。
また、脱いだり履いたりしやすいように、マジックテープで留めるタイプで、口が大きく開くものがおすすめです。
肌寒くなってくると、外遊び用に上着を用意するケースもあります。子供が自由に動けるように、薄手のものを選ぶのがポイントです。
7.荷物や着替えを入れるバッグも必須
登園用に、着替えなどの荷物を入れるバッグも用意しましょう。持ち物の多さは保育園によって異なりますが、長く使える軽くて丈夫なものがおすすめです。
指定のバッグがある保育園や、荷物がたくさん入るトートバッグタイプ、子供が背負えるリュックタイプや斜めがけタイプなど、形が指定される保育園もあります。
園によっては、子供用のバッグに加えて、送り迎えをする大人が着替えを運ぶためのバッグが必要なこともあります。
また、毎日の着替えや使い終わった布おむつなどを入れるためのビニール袋を、毎日1~2枚持参する保育園もあります。
8.お食事用エプロンやコップも揃えよう
昼食やおやつの時に使うアイテムも必須です。お食事用品として揃えるものとしては、エプロン、口拭き用のタオル、コップ、お皿、スプーン・フォークがあります。
食器類はすべて園で用意してくれるところがほとんどですが、エプロンや口拭き用タオルは必要になることが多いです。
1日に昼食とおやつで2回使用するので、洗い替えも含めて数枚は用意しておきましょう。
9.0歳児クラスは哺乳瓶・ミルクが必要なことも
0歳児で入園した赤ちゃんは、離乳食やおやつに加えて、保育園でミルクを与えてもらう必要があります。
ほ乳瓶・乳首とミルクは保育園で用意してもらえるケースがほとんどですが、持参するように指示があった場合は用意しましょう。
念のため、保育園で使っているメーカーをあらかじめ確認しておきましょう。
保育園で使用しているほ乳瓶・乳首のメーカーが使い慣れたものと違う場合は、スムーズに飲めるように練習して、入園に備えておくと安心です。
10.母乳を続けたいママは母乳バッグも用意しよう
保育園に入園した後も、日中に赤ちゃんに母乳を飲ませてあげたいというママもいると思います。そういったケースは、冷凍した母乳を持参して、保育園で解凍して飲ませてもらいます。
搾乳した母乳は、「母乳バッグ」に入れて冷凍します。母乳を続けたい方は、母乳バッグに加えて、冷凍母乳を保育園に持っていくための保冷バッグも用意しておきましょう。
ただ、冷凍母乳の持ち込みに対応していない保育園もありますので、事前に確認が必要です。
手作り必須なケースも!保育園によっては準備が必要なアイテム
一般的な保育園で0歳~1歳で入園する際に必要になるアイテムを紹介してきましたが、保育園によっては、次のようなグッズも用意するケースもあります。
- コップ袋
- 給食セット袋
- 歯ブラシ(必要な年齢になったら)
- 座布団・座布団カバー
コップや食事に必要な食器だけでなく、それを持ち運ぶための巾着袋が必要な園もあります。また、袋類やシーツなどを手作りして用意するように指示される保育園もあります。
手作りは必須でなくても、シーツに名前を書いた布を取り付けるなど、簡単な縫い付け作業が必要な場合もあります。
手芸が苦手な人やミシンを持っていない人は、インターネットで手作りを代行してくれるサービスもあるので、チェックしてみましょう。
準備品の数や種類は園によって違う!保活の段階からチェックしておくと安心
保育園の入園準備品の数や種類は、園の保育方針や、サービスの有無によってさまざまです。
幼稚園と比べると、園指定のアイテムがなく、自分で選んで購入したり、手作りをしたりしなければならないものも多いです。
見学の際に、実際に通ってる園児たちがどういう服装をしているのか、どういう遊びをして何を使っているのかなどを見ておくのもいいですね。
園指定の制服や文具もチェック!入園準備品をリストアップ「幼稚園の入園準備品8つ」
0歳や1歳で入園する保育園と異なり、年少の場合は3歳から通い始める幼稚園。保育園との最大の違いは、ほとんどの幼稚園で制服が必要になることです。
また、着替えや靴などに加えて、お絵かきや工作などの創作活動で使用する、文房具を揃える必要があります。
とはいえ、幼稚園の入園準備品は、制服や体操着など、園指定で購入できるものもあります。
入園のタイミングでどんなものを用意したらいいのか、園指定で購入するアイテムと、各家庭で用意すべきものに分けてご紹介します。
- 制服、帽子、バッグなどは園指定がほとんど
- 外遊び用にスニーカーが必要
- 上履き、上履き袋は子供が使いやすいものを
- 雨の日グッズは徒歩での通園に必須
- ハンカチ、手拭き用タオルは数枚用意しよう
- コップ・水筒、お弁当セットは子供が使いやすいものを
- 文房具は園指定や園推薦品がある場合も
- スモックは動きやすく脱着しやすいものを選んで
1.制服、帽子、バッグなどは園指定がほとんど
幼稚園は保育園と異なり、ほとんどの園では制服を用意する必要があります。また次のような、制服や帽子、バッグなど通園に必要なアイテムは、園指定のものを購入するケースが多いです。
- 制服
- 帽子
- バッグ
- 上下の体操着
制服は、洗い替えを考慮して、ブラウスやシャツは少なくとも2枚は購入しましょう。
また、運動の時間に着る体操着を園指定で購入する幼稚園もあります。洗い替えを考慮して、2〜3枚は用意しておくと安心です。
2.外遊び用にスニーカーが必要
幼稚園では、野外ではスニーカーを履き、室内では上履きを履きます。野外での運動の時間に履くスニーカーは、各家庭で用意しましょう。
自分で履いたり脱いだりしやすいように、口が大きく開くもので、マジックテープで留めるタイプがおすすめです。
子供が安心して思い切り遊べるように、サイズが合っていて動きやすいものを選んであげましょう。
3.上履き、上履き袋は子供が使いやすいものを
上履きは、園指定の場合もありますが、各自で準備するように指示されることもあります。
各自で購入する場合は、色や形などを一部指定されるので、説明会での案内や配布資料を確認しましょう。
また、幼稚園では週末に上履きを持って帰るため、上履き用の袋が必要です。ファスナーなど、子供が開け閉めしにくいものではなく、紐を1ヶ所通すだけで口が閉じられるような、簡単な作りのタイプがおすすめです。
4.雨の日グッズは徒歩での通園に必須
特に、徒歩で幼稚園に通園をする予定という場合は、雨の日に備えて、傘、レインコート、長靴などのレイングッズを用意しておきましょう。
傘は、子供の安全のため先の尖ったものは避け、ビニールの窓のある部分がある傘を選びましょう。また、レインコートは、通園バッグの上から羽織れるサイズのものがおすすめです。
5.ハンカチ、手拭き用タオルは数枚用意しよう
毎日、通園バッグに入れて幼稚園に持っていくハンカチは、数枚用意しましょう。また、子供が幼稚園で手を洗った後に手を拭いたり、汗を拭くためのタオルも必要です。
ハンドタオル程度の大きさのもので、フックに吊るすためのループが付いたものを指定されることが多いです。
ループがついたタオルを購入するか、家庭にあるハンドタオルに紐を取り付けて用意しましょう。
手拭き用タオルも、洗い替えのために数枚揃えておくと便利です。
6.コップ・水筒、お弁当セットは子供が使いやすいものを
コップやお弁当セットなど、幼稚園での水分補給や食事に使うアイテムも必要です。
コップは、お茶やお水を飲んだり、うがいをするのに使用します。割れにくいプラスチック製で、取っ手がついた持ちやすいものがいいでしょう。
また、行事の際には、水筒が必要になることもあります。幼稚園に持参する水筒は、幼児でも飲みやすい、ストロータイプがおすすめです。
ステンレス製の水筒は飲み物が保冷できて便利ですが、幼児には重いので、プラスチック製の軽い水筒を選びましょう。
また、お弁当箱やお弁当袋、お箸・スプーン・フォークなどのセットや、ナプキンなど、お弁当グッズも用意しましょう。
毎日給食が用意される園もありますが、お弁当の日が設定されていたり、行事の際にはお弁当が必要になったりと、お弁当グッズを使う機会はあります。
お弁当を入れる袋は、巾着袋のような開けやすいものがおすすめです。自分でお弁当を出し入れしやすいように、大きく口が開くものがいいですね。
7.文房具は園指定や園推薦品がある場合も
幼稚園では、絵を描いたり工作をしたりと、文房具を使う機会が多いです。はさみ、のり、クレヨン、色えんぴつ、絵の具など、創作活動に必要なアイテムも用意しましょう。
また、これらのアイテムを収納する道具箱も必要です。
道具箱や文房具は、園指定のものや、園の推薦品があるケースもあります。説明会で確認し、各自用意する場合は大きめで握りやすいものなど、子供が使いやすいアイテムを選びましょう。
8.スモックは動きやすく脱着しやすいものを選んで
昼食の時間、またお絵描きなどの時に、制服が汚れないように上から着るのが、スモックです。
活動中に長い時間着用しているアイテムのため、柔らかい素材で子供が着やすく、動きやすいものを選びましょう。
季節で使い分けるために、長袖と半袖を用意しておくと安心です。また、それぞれ少なくとも2枚は用意しましょう。
素材や枚数によって使い分けよう!おすすめ名前入れグッズ7つ
保育園や幼稚園に持参するものには、すべて名前を付けなければいけません。名前付けは、入園準備の中でもっとも時間のかかる作業なので、効率よく進めたいですよね。
洋服などの布製品から、コップや文房具まで、いろいろなサイズのアイテムに、その素材に適した方法で名前を付けていく必要があります。
たくさんある名前付けグッズの中でも、どれをどのグッズに使ったらいいのか、悩んでしまいますよね。
そこで、便利な名前付けグッズを、そのメリットやデメリット、また使用に適したアイテムを含めて紹介します。
- アイロンラバーシートは簡単でキレイに名前が付けられる
- 手書きタイプのアイロンシートは数が少ない時に
- スタンプはおむつなどの消耗品におすすめ
- フロッキーネームはキレイで生活感が低いのが嬉しい
- ネームシールは食器や文具におすすめ
- とにかく早いのがネームペンで手書き
- スナップ式ネームタグは取り外しできて便利
1.アイロンラバーシートは簡単でキレイに名前が付けられる
名前が白地の上にプリントされているので、衣服などに直接手書きで名前を書くよりも、キレイで見やすく仕上がります。
また、シンプルなものからかわいいものまでシートのデザインが豊富で、好みに合わせて選べます。
付け方は、当て布を使ってシールの上からアイロンで圧着させます。洋服やハンカチ、スモックなどに適していますが、タオルなど、名前を付けたい面が平らではないものにはあまり向きません。
注文はインターネットが便利です。いくつかの商品がありますが、価格が安いものだと、うまく圧着できなかったり、シートの素材が薄く布が透けて見にくいこともありますので、注意しましょう。
- メリット
-
キレイに仕上がる、アイロンで簡単に付けられる、手書きをしなくてよい
- デメリット
-
アイロンを使わない家庭では使いづらい、名前を手書きするアイロンシートと比べて値段が高い
- 使用に適したアイテム
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Tシャツ、ズボン、ハンカチ、スモック、巾着、靴下
- 価格の目安
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- 151枚入り(5種類のサイズのセット) 1,880円
- 120枚入り(5種類のサイズのセット) 2,000円
- おすすめはこれ!
-
「シールDEネーム」のアイロンラバータイプの名前シールは、地が白く名前が目立ちやすく、伸び縮みにも強いため、子供がよく動く保育園での衣類におすすめです。
あらかじめカットされているので、自分で切る必要がないのも便利。188種類以上から好みのデザインを選べるのも魅力です。
2.手書きタイプのアイロンシートは数が少ない時に
名前を手書きするタイプのアイロンシートは、手芸ショップのほかに、100円均一でも手に入る手軽な名前付けグッズです。
油性ペンやネームペンで名前を記載したシートを、アイロンで圧着させます。リボンのように長い状態のものを、切って使用するタイプもあります。
名前を手書きで書く手間がかかりますが、衣類などに名前を直接書くよりも、名前がはっきりと見えます。
また、布地にペンで直接名前を記入すると何度か洗濯をするうちに薄くなってしまいますが、アイロンシートは、はがれない限り名前は消えにくいです。
追加で衣類が何枚か必要になり、名前がプリントされているアイロンシートを注文する時間がない時などは、すぐに名前付けができるのでおすすめです。
- メリット
-
名前が見やすい、アイロンで簡単に付けられる、名前を書けばすぐに使える、価格が安い
- デメリット
-
手書きの手間がかかる
- 使用に適したアイテム
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Tシャツ、ズボン、ハンカチ、スモック、巾着、靴下
- 価格の目安
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- 4枚~15枚入り(100円ショップ) 100円
- 48ピース入り(16ピースのシート×3枚) 300円
3.スタンプはおむつなどの消耗品におすすめ
ハンコのようにインクを付けて押すことで名前を記入できるお名前スタンプも、インターネットで注文することができます。
注文してから自宅に届くのに、早いものでも1週間程度かかります。大小いろいろなサイズがセットになった商品が人気です。
布製品に印字する場合は、裏についているタグに押すと比較的色が落ちづらいです。
また、コップなどのプラスチックも使えますが、つるつるした面には押しづらく、強く洗うと落ちることもあります。
紙おむつなどの消耗品や文房具など、名前シールを1枚ずつ貼るのはもったいないけれども、手書きで名前を書くのは数があって大変、という時に適しています。
- メリット
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大量に名前を付ける時に便利、紙にはキレイに印字できる、手書きをしなくてよい
- デメリット
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布に使用すると洗濯で薄くなる、注文してから届くまで1週間程度かかる
- 使用に適したアイテム
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紙おむつ、クレヨン、ノート、洋服のタグ
- 価格の目安
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- 15本セット(15種類のサイズのスタンプとスタンプ台のセット) 2,900円
- 7本セット(7種類のサイズのスタンプとスタンプ台のセット) 1,990円
- おすすめはこれ!
-
「ねいみ~」のお名前スタンプは、横書きや縦書き、ひらがな、漢字など、さまざまなタイプが揃っています。
油性ペンと同じ性質の落ちにくいインクを使ったスタンプ台とセットになっています。
7~15本程度のさまざまな大きさと形のスタンプがセットになった商品が主流です。
ただし、そこまでたくさん必要ないという人や、まずは試してみたいという人には、2本とスタンプ台がセットになった1,080円の「おためしセット」をまず注文してみるのがおすすめです。ねいみ~
http://namey.jp/
4.フロッキーネームはキレイで生活感が低いのが嬉しい
フロッキーネームは、フェルトのような起毛素材をアイロンで圧着させて文字をプリントする名前付けグッズです。
文字の部分だけが立体的に浮き出したように印字されるので、手書きや名前入りのラベルに比べて、見た目がおしゃれでさりげなく仕上がり、生活感が低いのが魅力です。
メーカーにもよりますが、説明書きの通りにしっかりとアイロンで圧着させれば、すぐにはがれるということはありません。
また、フロッキーネームは、白地に名前をプリントしたアイロンシートなどのように名札らしく見えないので、靴下やズボンなどは、保育園や幼稚園以外でも普段使いしやすくなります。
また、黒やネイビーなどの色の濃い衣服にも、白いフロッキーネームで名前がキレイに印字できます。
フロッキーネームは見た目がキレイに仕上がりますが、ラバーシールなどに比べて単価が高いです。
- メリット
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おしゃれに仕上がり生活感が低い、伸縮性のある素材にも使える、手書きをしなくてよい
- デメリット
- 注文してから届くまで時間がかかる、価格が高い
- 使用に適したアイテム
-
Tシャツ、ズボン、ハンカチ、巾着、靴下
- 価格の目安
-
・50個入り 1,800円
・30個入り 1,500円
- おすすめはこれ!
-
「ね~むっこ」のフロッキーネームは、「300回洗ってもはがれない」という強度が魅力です。文字の色は、黒と白のほかにピンクとブルーが選べるので、おしゃれに名前付けができます。
5.ネームシールは食器や文具におすすめ
名前が印字されたシールは、ほ乳瓶やコップなどの食器類や、ノートやクレヨン、色鉛筆などの文具に手軽に貼って使える便利な名前付けグッズです。
ネームシールも、さまざまなアイテムに貼って使える、大小いろいろなサイズがセットになった商品が人気です。
- メリット
-
キレイに名付けができる、防水タイプは食器に便利、手書きをしなくてよい
- デメリット
- 布製品に使えない
- 使用に適したアイテム
-
ほ乳瓶、コップ、お弁当グッズ、傘、長靴、はさみ、色鉛筆、クレヨン、ノートなど
- 価格の目安
- ・300枚(9種類のサイズのセット) 1,400円
- おすすめはこれ!
-
「お名前シール工場」の名前シールは、高品質の耐水フィルムを使用しているため、水洗いだけでなく、電子レンジや食器洗い機にも対応しています。
カット済みのため、台紙からはがしてすぐに使えます。また、デザインやサイズも豊富なので、クレヨンの1本1本などの細かいアイテムから、傘やノートなど大きく名前付けしたいものまで使えます。
お名前シール工場
http://www.5zest.com/fs/zest/seal/
6.とにかく早いのがネームペンで手書き
数が少ないときや、すぐに名前付けが必要なケースは、「なまえペン」などの名前書き専用ペンや油性ペンで、直接名前を記入するのもおすすめです。
ノートや文房具などの紙製品は、ペンで直接記入すれば消えることもなく問題なく使えるので、手書きが苦ではない方は必要に応じて使用しましょう。
布製品にすぐに名前を付けなければいけない時は、たくさんの量でなければ、アイロンで圧着したり、シールを台紙からはがしてつけたりするよりも、直接書き込んでしまったほうが楽で早いです。
また、ほ乳瓶やコップなどのプラスチック製品は、洗っているうちに取れていきますが、すぐに名前をつけて保育園や幼稚園に持参したい時には使用してもいいでしょう。
- メリット
-
価格が安い、すぐに名前が書ける
- デメリット
- 手書きの手間がかかる、プラスチック製品は洗っているうちに消える
- 使用に適したアイテム
-
紙おむつ、Tシャツ、ズボン、文房具
- 価格の目安
-
・1本 120円~200円
7.スナップ式ネームタグは取り外しできて便利
上着やバッグなど、直接名前を書き込みたくないものに名前を付けたい時に便利なのが、スナップボタンで取り外しができるネームタグです。
バッグの持ち手や衣服の洗濯タグに、ワンタッチで取り付けることができます。名前を書かずに、保育園や幼稚園以外でも普段使いしたいものに活用しましょう。
ただ、保育園や幼稚園によっては、わかりやすいところに直接名前を付けるように指定されるケースもありますので、使用可能かどうか確認してから用意しましょう。
- メリット
- 取り外しができるので、直接名前を書き込まなくていい
- デメリット
-
直接書き込むよりも名前が見づらい
- 使用に適したアイテム
-
上着、バッグ
- 価格の目安
-
3個~5個入り(100円ショップ) 100円
保育園、幼稚園から名前の付け方の指定があるので注意を
いろいろなアイテムに使える名前付けグッズを紹介してきましたが、どのグッズを使うか、どれくらいのサイズのネームラベルを注文するかなどは、園の名前付けについての指示を聞いてから決めましょう。
衣服の場合も、洗濯タグに記入すればよい園や、表の分かりやすい箇所に大きく記入しなければならない園など、指示の内容に差があります。
名前付けをやり直さなければいけないということのないように、しっかり確認してから進めましょう。
通園にはパパやママも準備を!送迎のために用意するもの5つ
主に保育園に通う場合は、園での生活に使うアイテムとは別に、送り迎えのために用意しておきたいものもあります。
徒歩や自転車、また自動車での送迎を検討している方もいると思います。子供が家族と一緒に楽しく通園できるように、送迎に必要なアイテムもしっかり準備しましょう。
- 自転車の場合はチャイルドシートとヘルメットが必要
- 自動車はチャイルドシートが必須!駐車場の有無も確認しよう
- 0歳児はベビーカーでの送迎が楽
- フットワーク重視なら抱っこ紐を使おう
- 雨に備えてレインコート・長靴も用意すると安心
1.自転車の場合はチャイルドシートとヘルメットが必要
自転車での送迎を予定している人は、自転車用のチャイルドシートとヘルメットを必ず用意しましょう。
子供を乗せるシートがあらかじめ付いている、子供を乗せるための自転車も販売されています。また、保育園の入園を機に、電動自転車を購入する人も多いです。
また、子供の安全のため、必ずヘルメットを着用させましょう。子供は大人よりも頭が重く転倒しやすいため、ヘルメットで子供の頭をしっかり守る必要があります。
2.自動車はチャイルドシートが必須!駐車場の有無も確認しよう
自動車での送り迎えを予定いている人は、チャイルドシートを必ず車に取り付けましょう。
家から保育園までの短い距離だとしても、自家用車で移動する場合は、乳幼児はチャイルドシートの装着が必須です。
また、保育園に自動車での送迎が可能か、駐車場があるかどうかも確認が必要です。路上駐車は近隣に迷惑がかかりますので、やめましょう。
3.「0歳児」はベビーカーでの送迎が楽
お座りができない赤ちゃんや、まだうまく歩くことができない0歳児は、ベビーカーでの通園が便利です。
また、送りはパパで迎えはママというように、送迎を家族の別の人がするケースも多いと思います。そんな時は、保育園にベビーカーを置いておくと楽です。
ただ、スペースの都合でベビーカーでの通園を禁止している園や、年齢によって使用できない園もありますので、確認が必要です。
4.フットワーク重視なら抱っこ紐を使おう
徒歩での通園で、とにかくすぐに子供を保育園に連れて行きたいという時には、抱っこ紐がおすすめです。
ベビーカーを広げて座らせ、保育園でたたんで収納する時間も、忙しい朝には惜しいですよね。フットワーク重視なら、抱っこ紐を使いましょう。
保育園の入園を機に、ママもパパも一緒に使える抱っこ紐を新たに用意するのも良いでしょう。
5.雨に備えてレインコート・長靴も用意すると安心
雨の日の通園に備えて、大人用と子供用のレインコートと長靴も用意しておくと安心です。
- 子供用のレインコート:子供用のバッグを持っている場合は、バッグごと羽織れるサイズのものがおすすめ!
- 長靴:転倒してけがをしないように、サイズの合った滑りにくいものを用意して
また、登園時には雨が降っていなくても、帰宅時間には天気が崩れていることもありますので、天気予報をチェックして、必要に応じて折りたたみの傘やレインコートを持参しましょう。
入園準備を楽しく進めて、新生活に備えよう!
入園準備品は数や種類も多く、用意するのに時間がかかります。ですが、子供の新生活のスタートをイメージしながら買い物をしたり名前を付けたりすれば、とても楽しく進められます。
子供の初めての集団生活や、育休明けの仕事復帰に不安を感じてしまう時期でも、子供の楽しい日々を思いながら準備を整えていけば、不安な気持ちも和らぎそうですね。
MARCH(マーチ)では、妊娠や子育ての先輩たちが、ためになる情報を毎日配信しています!新米ママ&パパはぜひご覧ください♪
まだデータがありません。