小学校の入学準備はいつから?入学用品別の最適な購入時期

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2016/09/30

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お子さんが年長になったら考え始めるのが、小学校の入学準備。特に第一子のお子さんが入学される方は、いつ何を揃えれば良いのか分からず悩まれるのではないでしょうか。

大変だから、忙しいからと入学式直前に全部まとめて購入しようとお考えの方もいるかもしれません。

逆に、フライングで早すぎるタイミングで購入してしまってあとで要らなかった…などとなる場合もあります。

でもそれはかなり危険です!なぜなら、用品によってベストな購入時期が違い、時期を間違えると再度買い直しになったり、入学式に間に合わなかったりします。

また出費も重なるため、金銭面の計画も必要です。入学準備のスケジューリングの参考にしてみてください。

入学までに揃えないといけない用品、結構あります!

小学校にもよりますが、入学式までに用意するものは以下のものが多いかと思います。

【入学用品の一例】

  • ランドセル
  • 学用品
  • 学用品を収納するラック
学用品とは

教科書、ノート、筆記用具(筆箱、かきかた鉛筆B・2B、赤鉛筆、消しゴム、定規)、鍵盤ハーモニカ、算数セット、道具箱、クレパス、クーピー、色鉛筆、絵の具セット、制服、上靴、体操服、赤白帽子、通学帽、傘、折りたたみ傘、防犯ブザー、給食セット、防災ずきん、レッスンバッグ、体操服袋などです。

一般的には学校説明会で入学用品リストが渡され、入学式までに揃えてくるよう説明があります。

公立の小学校の場合は、学校説明会は年長の秋から冬頃に開かれるケースが多いです。

学校説明会は必ず参加して、必要な入学用品の確認をしてくださいね。

ランドセルは、年長夏までに購入スケジュールを決めて!

前項で「秋から冬の学校説明会で揃えるものを確認してください」とお伝えしました。

でも、一つだけ気をつけなくてはいけないのがランドセルです。ランドセルの注文は年長の春から始まり、学校説明会の開催を待ってから動いていては遅いのです。

ランドセルの販売価格は3万から5万円台が多いです。高価なものは10万円以上ですが、安価なものだと1万円台からあるようです。

同じ品でも、購入時期によって価格が異なる場合もあります。

ランドセルは基本は夏までに予約!予約が遅いと入学式に間に合わない恐れも…

ランドセルは基本的に受注販売です。カスタマイズでない既製デザインでも、注文(入金)してから製作が始まり、数か月後に届きます。

年長の春から予約受付が始まるお店が多いようです。人気モデルは遅くても夏には予約をしないと、受付終了になってしまいます。

製作が予定通りに進まない場合もあり、注文時に聞いた完成予定日には届かないこともああるようです。

筆者も「10月に予約したが、届いたのは3月下旬だった。入学式に間に合わないのではないかと心配した。」という話を聞いたことがあります。

春に予約すると早割で値引きしてもらえるお店もあるようです。

入学式にランドセルがないのは悲惨!基本的には夏までに予約しましょう!

2月頃、店頭で見本品を購入する方法もあります

受注販売のランドセル業界ですが、店舗には様々なデザインの見本品が並んでいます。2~3月になれば、その見本品を購入できるところもあるようです。

注文が間に合わなかった方も、慌てず年明けから再度ランドセル店を回ってみてください。

在庫切れの可能性もあり、気に入ったデザインが入手できるかは保証外です。しかし、見本品のため多少お安く購入できる場合も。

キーホルダーやランドセルカバー等も豊富にありますから、お子さんが納得できるようにしてあげてくださいね。

ランドセルは祖父母が買う家庭も多い!?祖父母の意向も要確認

ランドセルは、祖父母が入学祝として買う家庭も多いようなので、ランドセルの検討を始めたら、祖父母にランドセル購入の意向があるかどうか、リサーチしましょう。

購入していただける場合は、「祖父母同伴で購入する」のか、「お金だけいただいて親子で購入する」のか、「祖父母が購入し贈ってもらう」のか、明確にしておきましょう。

できれば、実際に使う子どもと、お金をだしてくれる祖父母の両方の意見を聞きながら購入することをおすすめします。

ランドセルは素材・重量・色・柄・金額と、かなりバリエーションが豊富です。「なんでこんなランドセルにしたの?」と購入後に揉めるのは嫌ですよね。

祖父母が遠方に住んでいる場合は、お盆の帰省時にみんな揃って購入するのがおすすめです。

祖父母が購入して贈ってもらう場合(親子に選択権がない場合)は、必ず親子の意向を伝えましょう。

お子さん本人はピンクのハート柄に憧れていたのに、全然違うものが贈られてきたのでは困りますよね。

デザインは子どもの希望を尊重!不安な人は在校生を参考にして

親世代と大きく違うのは、ランドセルの色・柄のバリエーションが豊富なこと。男の子は黒の無地・女の子は赤の無地が当然だった親世代とは違って、カラフルでキラキラのランドセルが並んでいますよね。

この多様なデザインの中で何を選べばよいのか、迷う方もいらっしゃるかと思います。

筆者の周囲にも、色々な意見があります。

  • 「派手なものは絶対に飽きるから、男の子は黒、女の子は赤のシンプルなデザインがよい」
  • 「シンプルなランドセルを背負って入学式に行ったら、現代的なデザインのランドセルの子ばかりで、浮いてしまった」

実際、女の子は赤系より水色系の方が人気という小学校もあるそうです。

本人が「このランドセルで小学校に行きたい」と思えるものが一番です。

でも、「こんなデザインのランドセル背負って大丈夫?」と心配な方は、登下校している在校生たちのランドセルを参考にしましょう。

在校生たちとあまりにかけ離れたデザインを希望している場合は、お子さんにも登下校の様子を見せましょう。在校生のランドセルを見せて、再度本人の希望を確認します。

それでも「自分は自分!気に入ったものを持っていきたい!」というお子さんなら、希望を尊重してあげてください。

また、現代はランドセルカバーも色々なデザインがあって、着せ替え人形のようにランドセルをイメチェンできます。

高学年になって考えが変わったら、ランドセルカバーでデザインを変えれば大丈夫です。過度に心配する必要はありません。

実用性も大切!使いにくいランドセルは、登下校が辛い

ついつい色と柄に圧倒されがちですが、素材や重さもきちんと確認をしましょう。

色や柄はランドセルカバーでごまかせても、素材や重さは途中で変更できません。

素材は天然皮革(牛革やコードバンなど)と、人工皮革(クラリーノなど)があります。軽くて傷に強く、安価な人工皮革のランドセルの方が種類が多く、人気なようです。

傷や雨に強いものを選びましょう。

ランドセルの重さは1kg前後が多いようです。そのランドセルに教科書や筆記用具を入れると、結構な重さになります。

現代は「脱ゆとり教育」で、親世代より授業や宿題が多めのようです。一年生のうちから、ランドセルに教科書やドリルを沢山入れて登下校します。

よって、ランドセルが軽く感じられるかはとても重要です。背中とランドセルが密着していること、ベルトの太さやクッションで肩への負担が少ないかどうかがポイントです。

「天使のはね」など、背負った時に軽く感じるよう設計されているものもあります。

本人が背負わないと判断できませんから、インターネットで注文予定の方も、できれば見本品を背負ってから注文したほうがベターです。

「重たいランドセルが嫌だから、学校へ行きたくない」となると、辛いですよね。

カタログに記載されている重量で判断せず、背負ったときの重量感で選びましょう。

高学年で大柄になりそうな家系のお子さんは、肩紐がどれだけ長くできるか忘れずに確認をしてくださいね。

収納力も重要です。特に1年生のうちは、ランドセルに入りきらず手に荷物を持って登下校すると、転んで顔をアスファルトにぶつけたりと大けがにつながることもあります。

丈夫で軽く感じ、肩紐の長さの調整ができるか、吟味して選ぶようにしましょう。

ランドセル以外の用品は、学校説明会の後に購入を

ランドセル以外の用品は、「キャラクター物は禁止」「えんぴつは2Bのみ」「のりは手で塗るタイプの水のり」というように、細かい指定があります。

同じ市町村内の公立小学校でも、学校によって異なります。

文房具は当然必要と思って予め購入しておいたものが、子どもの小学校だけ校則違反であるというケースもあります。

ですから、必ず学校説明会で確認をしてから購入をしてください。

幼稚園・保育園の卒園記念品や、祖父母などが学用品をプレゼントしてくださる場合も、前もってルールを伝えましょう。

また、キャラクター物がOKであっても、子供がそのキャラクターを入学時には好きでなくなっている可能性もあるので、そういった点も考慮が必要です。

親の独断ではなく、お子さんと相談して一緒に買いに行くことをおすすめします。

お子さんも自分の物だという愛着がわきますし、気に入らないと言われた時にも「自分で選んだ物なのだからしょうが無いね。大切に使おうね。」と伝えられます。

学用品は各自購入するのか、一斉配布されるのかも確認を!

小学校によっては一部の学用品を、入学記念品として配布するケースがあります。用品店で各自購入するのか、小学校から配布されるのか学校説明会でよく確認をしてください。

PTAなど学校以外の団体から記念配布される品は、学校から事前説明がない場合もあります。

在校生の登下校姿を確認し、みんな同じものを所持している場合は、配布される可能性がありますので注意してください。

名前付けと袋づくりは計画的に開始!名前シールや幼稚園時代の袋も活用

幼稚園・保育園に入園した時も、名前付けに苦労されましたよね。小学校への入学でも、また全ての用品に名前付けをしなくてはなりません。

小学校の学用品はえんぴつ、算数セットを購入しなければならない場合は、おはじき、かぞえ棒など細かいものも多いです。

時間がかかることを覚悟してください。

「2月中に全ての用品を購入し、3月になったら毎日30分ずつ記名タイムを作る」「記名に専念する日を決め、その日は夫や祖父母に子どもを預かってもらう」など計画的に行ってください。

記名のポイントは、お子さんの持ち物をクラスメイトが拾っても必ずお子さんの元へ戻る事、誤ってクラスメイトの物を持ち帰ってこないようにする事です。

【記名で心がけたい事】

  • お子さんもクラスメイトも必ずわかるように、ひらがなで記入する。
  • お子さんの氏名に同姓や同名が多い場合は、フルネームで記入する。
  • 教科書などみんな同じものは、見分けやすいようマスキングテープやシールを貼る。
  • プラスチックなどインクが消えやすい素材には、油性ペンで記名し上からセロテープを貼ってガードする。
  • 鉛筆など丸くて直接記入が難しい形状のものは、名前を書いた紙をセロテープで貼りつける。
  • 体操服など将来は弟や妹に回したいと思っているものは、洗濯しても消えにくいと評判のインクで記名しない。
  • 名前シール、名前スタンプも活用する。

※教科書にシールを貼るのは禁止の小学校もあります。必ず確認してから行ってくださいね。

学用品用の名前シール・名前スタンプも多く出回っており、記名時間が短縮できます。文房具、布製品、プラスチックなどそれぞれの用途に合わせたもの、食器洗い機に対応した物などが販売されており大変便利です。

注意点としては、スタンプタイプは押印した際に文字がずれる可能性があります。シールタイプの場合は、布製品の接着にはアイロンが必要です。

シール・スタンプともに、オーダーメイドタイプと、自分で作成するタイプがあります。

【オーダーメイドタイプ】時間を要するので余裕をもって注文を!

手元に届いたらすぐに記名が可能です。受注生産ですから注文後自宅へ届くまでに時間を要しますので、余裕をもって注文してください。

まもるくん
オーダーメイドの名前シールのセットです。白シートと透明シートから選択できます。
http://mamorukun.jp/user_data/onamae_sheet.php
おなまえ~る ベーシックセット
大小12種類のオーダーメイド名前スタンプと、インクが2種類が入っています。http://www.onamae-le.com/items/basic_set.html

【自分で作成するタイプ】複数の名前を作成できる!

作成に多少手間がかかりますが、購入した日に作成・記名が可能です。1セットで複数の名前が作成できますから、きょうだいがいる家庭にもお勧めです。

テプラPROテープ
テプラPRO本体と専用テープカートリッジで、名前シールが作れます。
http://www.kingjim.co.jp/sp/tepra_onamae/
エーワン
専用シールとパソコン、プリンターがあれば作成ができます。一度に大量の名前シールを印刷できます。
https://www.a-one.co.jp/product/info/purpose16.php
シヤチハタ ポンピタおなまえスタンプ
必要な文字ゴムをスタンプ本体にはめこんで使用します。スタンプ内臓式でポンポン押せます。
http://www.shachihata.co.jp/products/new_item/ponpita_stamp/index.php

手提げカバンが必要な学校も!お道具箱が横に入るサイズは確保して

また、レッスンバッグや体操着袋など、持ち運び用の袋も必要です。幼稚園・保育園時代のもので代用できるのなら、必ず新調する必要はありません。

新しく作られる方は、高学年になって上靴や体操服が大きくなっても入るように、そしてお道具箱が横に入るように大きめに作ってくださいね。

目安:幅40センチ強/高さ30センチ強/マチ6センチ程度

手作りする時間が取れない方は、ハンドメイドの商品を取り扱ったネットショップ、100円ショップも活用して乗り切りましょう。

傘を選ぶポイントは?安全面を配慮したものを!

雨の日に必ず必要な傘。小学校によっては下校時に雨が降ってきた場合に対処するための、”置き傘”を置いて置かなければならないところもあります。

その場合、最低2本の傘が必要になりますね。傘は、暗黙のルール(後述します)を考慮した上で選ぶのが必須です。

そして、更に、おもちゃのように扱う(このこと自体を注意しなければなりませんが…)危険性があります。ケガをしないための配慮が必要です。

また、暗い日でも車から見えやすい、前方の見えにくさを解消するものを選びましょう。

  • 先端が丸目
  • 色が明るめ
  • 透明な窓の部分ありのもの
また、失くしやすい物、他の子と同じ物だとどっちが自分の物が分からなくて間違えて持って帰ってくる可能性があるので、”大きく、はっきりと見える場所に名前を書いておく”ことも大事です。

持ち物の「暗黙のルール」は、先輩ママに直接聞いて解決を!

学用品の規則には、「暗黙のルール」が存在することがあります。

【暗黙のルールの一例】

  • 登下校の傘は黄色
  • 体操着袋は巾着ではなく、ナップザック

規則はないけれど、実際は規則があるようなもので、学校側から説明されることもありません。どこの小学校もこれが一番ややこしくて、大人も悩む問題だと思います。

当然、校則に違反しないものであれば、暗黙のルールに該当しないのものを持たせてもOKです。

しかし、クラスの中で自分だけ違うものを所持していると気になってしまうお子さんですと、みんなと同じものを買い直す事になるかもしれません。

一番の回避方法は、先輩ママに聞くこと。今通っている幼稚園や保育園、習い事等で同じ小学校のお子さんがいる家庭の方や、近所の方に聞いてみましょう。
  • 「登下校用の傘は、みんなどんなデザインのものを持ってきていますか?」
  • 「体操ズボンは紺の無地と説明されたけど、どのメーカーでもOKですか?」

些細なことも質問してみるのが一番です。同じ小学校の知人がいない方は、地域行事に参加して知り合いを作っていきしょう。

小学校の運動会を見学したり、子ども会の役員の方に声をかけるのも手です。年長の一年間で同じ小学校の現役ママ友を作ることも、大事な入学準備です。

宿題をしたり学用品を収納する場所、計画的に確保して

小学校から案内されることはないですが、自宅内に「宿題をする場所」と「学用品の収納場所」を決める必要があります。

そのようなスペースない・・・という方は、ご自宅を大々的に模様替えする必要があるかもしれません。先輩ママの中には、模様替えどころか引っ越しした方もいるそうです。

実際にハウスメーカーに勤務している筆者の友人によると、学習机の置き場に困って住宅展示場を訪れる「第一子が年長」の家族は珍しくないとの事。

引っ越しの検討となると、学校区の変更や金銭の問題が絡む大変な状況に!少なくても、入学直前に決められる問題ではありませんよね。

「宿題をする場所」と「学用品の収納場所」も、早めに検討し始めないといけない大事な入学準備です。

そもそも宿題をやるのに学習机はいるのか?家庭環境と照らし合わせて選択を!

「勉強は学習机でするもの」と考えられる方も多いかと思います。実際学習机を購入すると、お子さんの入学への意欲もアップするかもしれませんよね。

しかし、勉強は必ず子供部屋の学習机で行うのが良いとは限りません。入学直後から一人で完璧に宿題に取り組める子はごく少数です。

大半のお子さんは、宿題のやり方がわからず困っていないか、遊びながらやっていないか、勉強の様子を親が見守る必要があります。

中には、「子どもが宿題をしているときは、必ず保護者が隣で見守る事」と通達を出している学校もあります。

でも、現実問題として毎日子どもに付きっ切りで宿題を見守るのは難しいですよね。

家事等をしながら見守るとなると、必然的にリビングやダイニングルームで宿題をさせることになります。

ただ、このリビング学習で気をつけなければならない点があります。分別がつかない幼い弟や妹がいたり、室内でペットを放し飼いにしている家庭は要注意です。

リビングやダイニングでの学習は、誤って宿題プリントを破られる可能性があります。子供部屋に学習机を用意し、宿題をする方がよいかもしれません。

家庭環境や子どもによって合うスタイルは違います。勉強机は必要であればいつでも購入できますから、入学後様子みながら検討してもOKです。

収納はジャストサイズのものを、宿題や明日の用意がしやすい場所に置いて

入学日から学用品は毎日、同じ場所に片づける習慣づけておくと、忘れ物を防げます。それに、鉛筆や消しゴムなど細かな学用品も多いので、一か所にまとめておかないと紛失の元になります。

学習机を購入される方は机の棚で十分です。学習机を買わない方も、収納用のラックは用意しましょう。小学生専用の収納用ラックも販売されていますし、カラーボックスでも十分です。

入学後も学用品はどんどん増えていきます。だからといって、最初から大きい収納を与えるのは禁物。空きスペースに、おもちゃなど学用品以外のものも収納されがちになり、勉強に集中できない環境になってしまいます。

収納はちょうど入るものを選び、足りなくなれば少しずつ足す方が無難なようです。

収納を置く場所は、帰宅してから「宿題をする、学校から貰った手紙を親に出す、翌日の用意をする」のしやすさを考慮して選んでください。

揃えるべき入学用品を把握した上で、どこに配置するか検討してから、収納アイテムを購入してください。

金銭面も大変!お下がりの活用や、就学援助制度も確認をして

これだけ揃えると、結構なお金が必要です。小学校によりますが、入学準備の目安は10万円位とも言われています。

義務教育であっても、公立の小学校であっても、入学にはお金がいるのです。

金銭面でのやりくり方法もご紹介しますので、入学準備に生かしてくださいね。

学校指定用品でなくてもOKなら、ネットショップも要チェック

例えば、体操服のズボンは「ブルーのハーフパンツ」という規定だったとします。校章が印字されている学校指定品でなくてはいけないのか、それともブルーのハーフパンツであればどのメーカーでも構わないのか、どちらでしょうか。

規定を満たしていればどのメーカーでもOKの場合、小学校指定の学用品店だけでなく、楽天市場などのネットショップもチェックしましょう。

送料を考慮しても、学用品店で売られているものより安い可能性があります。

入学用品が学校指定品か否かは、学用品代を節約する重要なポイントです。必ずチェックしてくださいね。

小学校や地域主催のバザーは、お下がりが格安で手に入る可能性も

小学校や地域主催のバザーには、体操服や上靴などが並ぶことも多いです。小学生はすぐサイズアップしますから、数回しか使用していないお下がりが格安で手に入る可能性があります。

すべて新品で揃える予定の方も、バザーはどんなものを使用しているか雰囲気もわかりますので、チェックしてみる価値はありますよ。

小学校によっては、ホームページで日程を公開しています。

注意点としては、お子さんが使えないものが販売されている事があります。

  • 上靴の色は学年色という規定だが、知らずに該当色以外の上靴を買ってしまった
  • 誤ってモデルチェンジ前のデザインを購入してしまい、使用ができない

現役の小学生ママのスタッフの方によく確認してください。

困ったら・・・悩まないで、自治体で就学援助制度の申請を!

経済的理由で就学が困難と認められる場合は、就学援助を受ける権利があります。学校教育法でも定められており、各自治体で援助制度が用意されています。

学校教育法第19条において、「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない。」とされています。

就学援助を受ける条件は各市町村によって異なりますが、主に以下のようです。

  • 生活保護を受けている
  • 生活保護を受けていないが、世帯全員の昨年の総所得額が自治体で定める基準額以下

以下は、平成28年4月現在の名古屋市の就学援助の所得基準額です。参考にしてください。

2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯
所得基準額 245.7万円 274.7万円 312.4万円 368.6万円
給与所得者の収入額 374.8万円 411.2万円 458.4万円 528.4万円

やりくりしても難しい場合は、入学予定の小学校、又は市町村役場に就学援助について問い合わせてみましょう。

新一年生には、入学準備用の支援金が追加支給される場合もあるようですよ。

就学援助金を受ける場合は、支給日も確認してください。入学後でないと援助金が受けとれない場合は、小学校へ事情を説明し対策しましょう。

入学式までに揃えてと説明を受けた学習用品でも、実際に使うのは5月以降のものがあれば時間の猶予がありますよね。

入学日から使うものだけでも揃えられるよう、対応してあげてください。

計画的に揃えて、楽しい新生活を

入学準備は子どもの不安を軽減し、入学が楽しみと思えることが一番です。一緒に準備をすれば、お子さんも自然と楽しみになると思います。

一番確実なのは先輩ママに聞くことです!聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ですよ。

第一子の入学には先輩ママもみんな苦労していますから、きっと快く教えてくださると思います。

登下校中の小学生たちを観察してみるのも参考になります。逆に先輩ママに聞きづらいことは、直接小学校へ相談しましょう。

直前に慌てることがないよう、用品ごとに計画的に準備して、楽しい小学校生活を迎えてくださいね。
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