乳児の便秘はどんな状態の時に病院へ行くか見分ける3つのコツ
乳児だろうと、大人だろうと便秘は苦しいものです。どうも便秘の定義というのは、週に3回出ないとそうだと言われていますが、毎日出ていてもすっきりしないこともありますし、そういった場合は厳密に言えば便秘ではなくても、本人には辛いこととなります。
特に乳児の場合は便秘がひどくなりますと、お尻が痛くなるのでますます踏ん張らなくなりますし、ひどい時には嘔吐してしまうことがあります。「便秘ぐらいで病院へ行くなんて」と思われるかもしれませんが、うちの子供たちも2人は便秘で受診した経験があります。
便秘で休日診療の経験が
うちの真ん中の子は、便秘がひどくなり機嫌も悪くてお尻が痛かったので泣きだして、仕方なく休日診療に出かけたことがありました。浣腸してもらい、少ししたらようやく落ち着いたようで、やっと笑顔に戻ったのです。
ただし真ん中の子はその日もちゃんと排便がありましたので、親としては便秘だと思っていなかったのですが、どこかにたまっていたのでしょう。そういうケースはよくある、と医師に言われました。それからは子供用の浣腸を購入し、万が一の時に使えるようにしています。
ウンチの状態を見てころころならば受診を
乳児の場合は急に暑くなった頃などは、汗が増えるにもかかわらず水分量は変わらないことも多いので、この時期に便秘になりやすくなります。まだおむつをしている頃でしょうから、ウンチの状態を見てあまり量が多くなかったり、時間がかかっているような時は要注意です。
ころころの状態の場合も、できれば休日診療にならない時間帯に、受診をしておくほうが安心です。ころころで出ていると思っても、中で塊があって詰まっている可能性は非常に高くなります。
市販の浣腸で効果がない場合
便秘気味で自宅で麺棒浣腸をしているケースも、あまり続けていても効果が見られないことがあります。そういう場合は受診してみるといいと思います。市販の浣腸も効き目は問題ないのですが、どうしても穴の奥まで入らないので、効果が病院で行う浣腸の何倍も弱くなります。
市販品でも思ったより出ない時は、やはり1度病院の浣腸をしてもらうと良いと思います。泣いて暴れるかもしれませんが、すっきりするのは病院の浣腸のほうが抜群に優れています。
お腹が痛いと言われたら
お腹が痛いと言う子も便秘が疑われます。子供の腹痛の多くは、便秘が原因だと医師に言われたことがあります。確かに大人でもお腹が痛くて不快感がしますよね。大人は排便がない、と頭で分かりますが、乳児たちはそこまで分かりません。
またお尻の状態を見てあげて、痔になっていたら便秘をまず改善してあげることは大切です。この場合も医師から整腸剤をもらい、しばらく飲み続けると比較的排便のリズムが整います。
怪しいなと思ったら、早めに診察を受ける
うちの下の2人は便秘で痔になったことがありますし、末っ子は便秘のため毎日浣腸をするようにと言われて、毎日やっていたことがあります。今ではスムーズな排便ですが。たかが便秘。されど便秘。やはり毎日でなくても2日に1度くらいの排便をしていなかったら、早めにケアをしてあげたいところです。
浣腸は癖になることはないとも言われています。それよりも硬いウンチで苦しい思いをさせるほうが、よっぽど乳児を含めて便秘の子供には辛いことです。なるべく早く受診することが、便秘改善の最善策だと思います。
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