岡山の人気安産祈願スポット&お守りは?最近話題のお寺と神社
岡山には、吉備津神社をはじめ、古くからのパワースポットがたくさんあります。どんな神社やお寺が人気なのでしょう。また授与されるお守りにはどんなものがあるのでしょうか。
吉備津神社
吉備津神社は、岡山市にある神社です。岡山県を代表する神社のひとつであり、国内でも大変有名な神社です。
備中国一宮、吉備津神社
吉備津神社が建っているのは、岡山市にある中山という小高い丘の北西側です。実はこの丘の北東側には、吉備津彦神社が建っています。
吉備津神社と吉備津彦神社は、それぞれ備中国一宮、備前国一宮とされています。いずれも大変由緒正しく、古い歴史を持つ神社です。
吉備津神社と吉備津彦神社の立つ中山は、双方の神社のご神体とされる山です。日本の神道が形作られるずっと以前から存在した、自然信仰のパワースポットでもあります。
吉備津神社の祭神は、大吉備津彦という神です。大吉備津彦は第七代孝霊天皇の第三皇子とされる太古の人物です。
四道将軍の一として山陽道に派遣された人物で、弟とともに吉備の地を平定しました。その後子孫は吉備国造となり、吉備真備などを輩出した吉備一族となったと言われています。
つまり、吉備津神社は吉備の国の礎を祀る神社です。また大吉備津彦は非常に長命で、なんと281歳まで生きたと言われているのです。
亡くなる前、大吉備津彦は吉備中山の山麓に茅葺宮をもうけて住んでいました。亡くなった後は山頂に祀られました。
その後5代目の子孫が社殿を建てて神社としたのが創建とされています。また仁徳天皇が吉備国を行幸した際、大吉備津彦を祀る神社を建てたともいわれています。
非常に古い歴史をもつことは明らかですが、はっきりとした時代はわかっていません。平安時代にはすでに非常に大きな神社だったことが文献に残されています。
本殿と拝殿は室町時代に足利義満によって再建されたもので、大変貴重な建物です。国宝にも指定されており、吉備津造りと呼ばれる特殊な建築です。
また現在でも鳴釜神事という、大吉備津彦への祈願が叶うか否かを占う不思議な神事が伝えられており、吉備津の釜として知られています。
他にも白羽の矢を献上する矢立神事など、古代の日本の祭りを今に伝える由緒正しい神社です。
吉備津神社の安産祈願
吉備津神社では、平日は午前8時半から午後4時まで、土日祝日は午前8時から午後4時半まで安産祈願を受け付けています。
予約は必要ありません。基本的に毎日安産祈願を行います。ただし祭礼のある日や初詣期間中は祈祷受付時間が異なるので、問い合わせをしてからお出かけしましょう。
祈祷料は3千円からになります。備中国一宮として、人生儀礼に訪れる人の多い岡山の神社です。
公式サイト:http://kibitujinja.com/
所在地:岡山市北区吉備津931
電話番号:086-287-4111
Google map:https://goo.gl/maps/81gyb
吉備津彦神社
吉備津彦神社は、岡山市北区にある神社です。吉備津神社も同じく北区にありますが、吉備津彦神社は中山の北東山麓に位置しています。
備前国一宮、吉備津彦神社
吉備津彦神社は、朝日の宮とも呼ばれています。なぜなら夏至の日に、朝日が正面鳥居の真正面から登って神殿の御鏡まで差し込むからなのです。
日本の神の中枢とされるアマテラスオオミカミは、太陽神とされています。またその象徴は、伊勢神宮に祀られている八咫鏡と言われています。
このように、日本の神道と太陽、鏡は大変深い関係があります。吉備津彦神社が朝日の宮と呼ばれるのも、こうしたパワースポットに建てられていることに由来しています。
吉備津神社が備中国一宮なら、吉備津彦神社は備前国一宮と称されています。祭神は吉備津神社と同じように、大吉備津彦です。
大吉備津彦は、岡山を代表する英雄桃太郎のモチーフになった人物ともいわれています。
この地には、温羅伝説が残されています。温羅という鬼が鬼ヶ城に棲んで周辺地域を荒らしまわっていました。
それを三人の家臣をお供に討伐したのが、大吉備津彦ともされているのです。その後温羅は吉備津神社の釜の下に封印され、吉備津の釜の伝説となったそうですよ。
桃太郎の伝説の発祥となっただけでなく、大吉備津彦の姉はかの卑弥呼であるという伝説もあるそうです。日本古代ロマンを語るうえで欠かせない存在となっている聖地です。
吉備津彦神社の安産祈願
吉備津彦神社では、毎日午前9時から午後4時まで安産祈願を受け付けています。予約は必要ありません。
結婚式も行われる神社で、祭礼などの都合によって多少待ち時間が長くなる場合もあります。不安な際は問い合わせてからお出かけくださいね。
安産祈願の祈祷料は5千円からになります。腹帯は手持ちのものを持参すれば、一緒にお祓いしてもらえますよ。受付で申し込んでくださいね。
公式サイト:http://www.kibitsuhiko.or.jp/
所在地:岡山市北区一宮1043
電話番号:086-284-0031
Google map:https://goo.gl/maps/IgpUE
不洗観音寺
不洗観音寺は、倉敷市にある真言宗のお寺です。不洗観音寺と書いて、「あらわずかんのんじ」と読みます。
岡山随一の安産祈願所
不洗観音寺は、天平年間に創建されたと伝えられています。お寺の本尊は、十一面感応菩薩像です。
奈良時代の大変有名な仏師で、観音仏の化身ともいわれる稽文会・稽主勲の手による仏像とされています。やはり天平の高僧・行基によって開眼供養されたと言われています。
同じころ、観音寺の開祖・増慶という僧の夢に、聖僧があらわれて「求子安産」のお告げを与えました。それと同時にお寺がある山から霊水が湧き出したと言われています。
この霊水は今でも閼伽水としてこんこんと湧き出しています。この水は、不洗観音寺の名前の由来にもなっています。
このお寺で子授け祈願や安産祈願を受けて授かった赤ちゃんは、三日三晩の間産湯をつかわせなくても血で穢れることがなく、汚れることがないと言われています。
また、三日三晩経ってから霊水・閼伽水で洗うと、無病息災で幸せに育つと言われています。そこで洗わなくてもきれいな子に育つため、「不洗観音」と呼ばれるようになったのです。
お寺が創建されてから千二百年の間、多くの女性が安産や子授けを祈願してきた大変有名なお寺です。
不洗観音寺の安産祈願
不洗観音寺では、安産祈願を随時受け付けています。安産祈願を受けると、霊験あらたかといわれる安産御守と御符、本尊御手糸、肌守りが授与されます。
安産御守は竹にはさまれたもので、仏壇や神棚などに安置して出産まで自宅で安産を祈りましょう。
御符は、安産御守りと一緒に竹にはさんであります。梵字がいくつか書かれているので、一文字分切り取り、水に浮かべて飲むと良いそうです。
こうすることで、体内に観音様が宿るとされています。こうしたしきたりや方法についての説明書もついてきます。
また、お寺ではご住職が毎日祈祷した腹帯を販売しています。昔ながらのさらしの岩田帯だけではありません。
最近の機能的な腹帯もいろいろそろっています。使いやすい腹巻タイプもあれば、長期使えるガードルタイプ・コルセットもあります。
お寺でいただくお守りを入れられるポケットがついており、お守りがトイレなどで落ちないようにループがついているものもあります。
また電磁波からお腹を守りたいというママにぴったりの電磁波対応ガードルもありますよ。お値段は公式サイトに掲載されています。
腹帯には祈祷を授けたというお寺の朱印も捺してもらえます。観音様の腹帯で、安産まで赤ちゃんを守りましょう。
公式サイト:http://www.arawazu-kannonji.or.jp/
所在地:倉敷市中帯江820
電話番号:086-425-2334
Google map:https://goo.gl/maps/WPfdH
新庄八幡宮
新庄八幡宮は、倉敷市にある八幡神社です。創建は奈良時代以前という、大変歴史ある神社です。
倉敷の八幡宮
大宝元年、701年に宇佐八幡宮から勧請されたと伝えられています。倉敷の小高い山の上に建つ神社です。
八幡宮の祭神は、仲哀天皇・神功皇后・応神天皇の三柱の神々です。仲哀天皇の后である神功皇后は、応神天皇の母です。
神功皇后は応神天皇を妊娠中、臨月の身でありながら三韓征伐を成し遂げました。また凱旋してから、安産で応神天皇を出産したと言われています。
また応神天皇は、産まれてすぐに歩くことができたとされ、病気ひとつせずすくすくと成長しました。
長じてからは天皇として国をよく治め、多くの子孫に恵まれて長寿をまっとうしたと伝えられています。
そこで、八幡神社に祀られている神功皇后は安産や子育ての女神として、応神天皇も育児や子孫繁栄の神として信仰されているのです。
くわえて、新庄八幡宮では塩釜神社も合祀されています。塩釜神社は宮城県の石巻に総本社を置く神社です。
全国各地に点在していますが、祭神のシオツチノオヂという神様は、海路や潮の満ち引きをつかさどると言われています。
古来、人の生死は潮の満ち引きに左右されると言われてきました。そこでシオツチノオヂは、安産の神としても信仰されるようになったのです。
安産の女神である神功皇后を祀り、安産祈願の神社として名高い塩釜神社を合祀する新庄八幡宮は、安産祈願にもピッタリですね。
新庄八幡宮の安産祈願
新庄八幡宮では基本的に毎日祈祷を受け付けています。ただし祭礼がある場合や初詣時期などは祈祷受付時間が異なります。
また出張祭礼に出かけていることもあるので、祈祷を希望する際はあらかじめ連絡を入れておきましょう。
公式サイト:http://hachimanguh.com/
所在地:倉敷市児島阿津2-18-1
電話番号:086-472-5330
Google map:https://goo.gl/maps/RVvob
阿智神社
阿智神社は、倉敷市にある神社です。倉敷市の中心部にある鶴形山という山の上に位置しています。
倉敷の由緒ある神社
古くは、この地は海に囲まれた島だったといわれています。その昔、応神天皇の時代に、朝鮮半島から中国の漢王朝の阿知使主(あちのおみ)という一族がわたってきました。
阿知使主の一族は、製鉄や機織り、土木などの貴重な技術を吉備国に伝えました。この技術が、吉備国の繁栄を支えたと伝えられています。
また、その昔神功皇后がこの場所を船で渡っていたところ、嵐に遭いました。そこで神に祈祷を捧げると、三振の剣が神社のある山の上に天から降りてきました。
そのため、明剣宮と呼ばれたとも言われています。明治時代までは妙見宮とも呼ばれていた神社です。倉敷の総鎮守として古くから信仰をあつめてきました。
阿智神社の祭神は、宗像大社の祭神として知られる宗像三女神です。宗像三女神は海路の守護神として知られています。
阿智神社にはたくさんの磐座が点在しています。神社として創建される以前から、パワースポットとして神聖視されてきたことがわかります。
阿智神社の安産祈願
阿智神社の安産祈願は、午前8時半から午後4時まで受け付けています。予約制ではありません。
基本的に拝殿で祈祷を受けますが、祭礼や行事などで受け付けられない場合は、若宮殿での祈祷になります。安産祈願の祈祷料は5千円です。
阿智神社は、藤の花でも大変有名な神社です。阿智の藤は、岡山県の天然記念物に指定されています。
アケボノフジという珍しい品種で、全国一の規模を誇る巨木です。阿智の藤守りには、この藤の実が入っており、「不二」(和合)や「不死」の象徴になっています。
軽部神社
軽部神社は、総社市にある神社です。地元の人々には「王子の宮」や「王子様」と呼ばれているほか、「乳神様」とも呼ばれている不思議な神社です。
乳神様の軽部神社
さらに「おっぱい神社」とも呼ばれています。境内には、かつて垂乳根桜(たらちねのさくら)と呼ばれるしだれ桜の木が生えていました。
この桜の木はすでに枯れてしまいましたが、神社に行けば根本を見ることができます。素晴らしいしだれ桜で、信仰の対象となっていました。
お乳が出ない女性に乳をさずけるほか、乳房にまつわる病気や安産、育児といった願いをかなえてくれると言われています。
安産祈願に訪れるほか、産後は母乳がたくさん出るようにと参詣すると良いですね。お乳をかたどった絵馬で有名な神社です。
サイト(岡山の街角から):http://www.okayamania.com/spot/rekishi/karubejinja.htm
所在地:総社市清音軽部
Google map:https://goo.gl/maps/gtWAZ
由加神社
由加神社は、倉敷市にある神社です。由加山、「ゆがさん」と呼ばれ古くから親しまれてきました。由加大権現と呼ばれることもあります。
倉敷の厄除け神社・由加神社
日本三大権現のひとつとされ、また厄除け総本山とも呼ばれています。由加山は、古くは瑜伽山と呼ばれており、行基によって開山されたと言われています。
創建は行基が活躍した天平年間、733年と伝えられています。しかし由加山は、はるか太古の昔から磐座信仰のパワースポットとして神聖視されてきました。
日本では古くから富士山や白山といった山岳をご神体そのものとして祀る山岳信仰がさかんに行われてきました。
山だけでなく、岩などの自然物を神として祀るもので、磐座信仰も岩をご神体として祀る信仰の古いかたちです。
すでに二千年を超える歴史をもつパワースポットで、神仏習合の聖地として多くの人々の信仰をあつめてきました。
桓武天皇の時代には、朝廷の祈願所となりました。現在でも拝殿には菊花の紋が飾られています。
江戸時代には備前藩主の祈願所となりました。歴代藩主からの信仰もあつく、毎年藩主自ら参拝に来たとされています。
また、ゆがさんこんぴらさん両詣りという、由加山と金毘羅さんを両詣りする風習が生まれ、人気を博しました。
由加神社では安産祈願を随時受け付けています。祭礼と重なる場合は受付時間も異なるので、確認してからお出かけしてくださいね。
公式サイト:http://www.yugasan.or.jp/
所在地:倉敷市児島由加2852
電話番号:086-477-3001
Google map:https://goo.gl/maps/9cSBU
和気神社
和気神社は、和気郡和気市にある神社です。風光明媚な緑の中にある神社ですが、ここは日本史で有名な和気清麻呂生誕の地とされる由緒正しい神社です。
和気清麻呂生誕の地
和気清麻呂ら和気氏の氏神で、祭神も和気氏の始祖とされるヌデシワケノミコトという神です。11代垂仁天皇の皇子とされる人物です。
ヌデシワケノミコトのひ孫にあたる弟彦王は、神功皇后の時代に功績を得て、現在の岡山県和気郡にあたる藤原県を与えられました。それから備前・美作一帯で栄えた一族です。
和気神社では和気氏の祖先であるヌデシワケノミコトと弟彦王、さらに和気氏の一族である備前・美作両国の国造も祀られています。
また、歴史の教科書でもおなじみの和気清麻呂・広虫きょうだいも祭神として祀られています。
和気清麻呂は天平時代に産まれました。長じてから平城京に武官として出仕します。姉の広虫は、時の女帝・称徳天皇に側近として仕えました。
当時、称徳天皇は道鏡という僧を大変重んじており、道鏡を天皇にすれば天下泰平になると宇佐八幡の神託が下ったという話がもちあがりました。
称徳天皇も道鏡を皇位につかせたいと強く願い、道鏡も強く望みます。そこで称徳天皇は側近の広虫を宇佐八幡に派遣し、神託が本当であることを証明しようと考えました。
しかし広虫は体が弱かったため、弟の和気清麻呂が代わりに勅使として宇佐八幡に派遣されました。
九州の宇佐八幡で、和気清麻呂は不審を抱き、本当の神託である「天皇の位は天皇の氏に継がせなければならない」という命を得て、朝廷へと持ち帰りました。
道鏡を天皇にしたかった称徳天皇は怒り、和気きょうだいを流刑にしてしまいます。しかしその後称徳天皇は亡くなり、道鏡も失脚し、和気きょうだいは名誉を回復しました。
奈良時代を代表する大政変のひとつの立役者として、大変有名な人物です。和気清麻呂はその後、強く望んで美作・備前の国造となりました。
和気清麻呂は流刑に遭った際、歩けなくなりました。しかしその後霊泉の力で治ったとされ、足腰の神として信仰されています。
また姉の広虫は、戦災孤児などを養子として引き取り、養育したとされています。また清麻呂も私学校弘文院の基礎を築きました。
そこで、和気神社は子どもの守り神として、安産祈願や子育て、学業成就や合格祈願でも人気があるんですよ。
和気神社の安産祈願
和気神社では、安産祈願を午前9時から午後4時まで受け付けています。予約制ではありませんが、事前に電話で確認してお出かけしましょう。
祈祷料は5千円からになります。和気神社は、和気清麻呂が国を守るという一願をつらぬいたことから、一願のかなう神と言われています。
強く願えばきっと聞き届けられるとされる霊験あらたかな神社です。安産祈願にもぴったりですね。
公式サイト:http://ww36.tiki.ne.jp/~wakeasomi/
所在地:和気郡和気町藤野1385
電話番号:0869-93-3910
Google map:https://goo.gl/maps/DTu6U
星尾神社
星尾神社は井原市にある神社です。古代からある神社と言われています。この神社がある場所は、美星町星田と、星にゆかりの深い地名です。
七夕で知られる星の神社
この地の人々は、古くから北辰と呼ばれる北極星を深く信仰してきたそうです。13世紀の初期に、この地にみっつの流れ星が落ちました。
落ちてきた流れ星は田んぼの中でも光を失わず、輝き続けました。そこでこの地の豪族が星を採取し、祠を立てたのがこの神社の始まりと言われています。
その後も霊験あらたかと伝えられ、創建から100年ほど経った頃、神社として建立されました。その後は黒田と呼ばれていた地名も星田になり、星への信仰が続けられてきました。
現在でもこの場所は「星の郷」と呼ばれ、神社も「星の宮」と呼ばれています。星の神社という事で、特に七夕の時期には全国から笹が届けられるそうです。
安産の願いをこめた願い事笹も、ご利益があるかもしれませんね。星に願いをかけてみてはいかがでしょうか。
サイト(井原市観光協会):http://www.ibarakankou.jp/data/DH003/DH003.html
所在地:井原市美星町星田
電話番号:0866-87-3113
Google map:https://goo.gl/maps/osxSj
中山神社
中山神社は、津山市にある神社です。大変歴史があり、文武天皇の時代といわれる707年に創建されたと言われています。
津山市の一宮さま・中山神社
平安時代に編まれた『延喜式』にも記載があり、美作国随一の大きな大社とされています。この地の一之宮として、今も多くの人々に信仰されています。
鎌倉時代に全国から選ばれた七か所の一之宮のひとつに選定されたとも伝えられ、当時から大きな神社だったことがうかがえます。
しかし室町時代に美作攻めで火をかけられ、焼失してしまいます。その後1559年に復興され、今に至ります。この時に建てられた社殿は重要文化財に指定されています。
江戸時代に入ってからは、歴代藩主たちにあつく信仰されてきました。現在も「一宮さま」と呼ばれて親しまれている神社です。
中山神社神社で安産祈願を受ける場合、祈祷を希望する際は事前に連絡をしてから参詣しましょう。
サイト(岡山県神社庁):http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=03056
所在地:津山市一宮695
電話番号:0868-27-0051
Google map:https://goo.gl/maps/R70kg
徳守神社
徳守神社は、津山市にある神社です。創建は聖武天皇の頃、天平年間にあたる733年頃と言われています。
津山の総鎮守・徳守神社
土地の人々の信仰をあつめてきた神社ですが、一度室町時代に火災に遭って、社殿などを焼失しました。
その後津山城築城にあたって、江戸時代に入り現在の場所に遷座されました。それ以降、津山城下の総鎮守となり今にいたります。
祭神はアマテラスオオミカミです。また、この神社には境内にお花の宮と呼ばれる善神社が建てられています。
お花の宮は、「お花善神」という名が正式です。お花とは、その昔この付近に住んでいた美しい娘の名です。
お花は津山藩の重臣の屋敷に行儀見習いとして奉公していました。大変美しく賢く、優しい娘でしたが、ある日悲劇が起こります。
子守をしていたところ、ほんの少し目を離したすきに、赤ちゃんが縁の下に落ちて頭を打ち、亡くなってしまったのです。
怒り狂った奥方様に責め立てられ、いじめぬかれてお花は亡くなりました。その後お花の霊による怪異が次々と起こり、ついにお花の霊を慰めるために祠を建てたそうです。
つらい境遇で死んでいったお花は、女性の守り神として信仰されました。特に逆境にある女性を救ってくれる女神、良縁へと導いてくれる女神として大切にされています。
夏祭りと秋祭りがお花の宮の祭礼日にあたります。女性を守ってくれる女神の祭礼なので、訪れてみてはいかがでしょうか。
徳守神社の安産祈願
徳守神社では毎日午前9時から午後3時まで安産祈願を受け付けています。予約は必要ありません。
特に午前中に訪れると良いそうですよ。腹帯を持参する場合は、受付でその旨を伝えるようにしてくださいね。
公式サイト:http://www.tokumori.sakura.ne.jp/
所在地:津山市宮脇町5
電話番号:0868-22-9532
Google map:https://goo.gl/maps/mi0TV
松寿寺
松寿寺は、岡山市南区にある日蓮宗のお寺です。南北朝末期に建てられたと言われる、大変古いお寺です。
鬼子母神の槐のお寺
南朝・後醍醐天皇にゆかりのある多田頼貞という武将にまつわるお寺で、この武将の霊を弔うために息子が建てたとされるお寺です。
このお寺の境内には、備前藩主が建てたという多田頼貞廟堂があり、今でもその霊が手厚く祀られています。
このお寺にはもうひとつ、「鬼子母神の槐」と呼ばれる霊木があります。樹齢500年を超えるという大木です。
岡山市指定天然記念物でもあるこの木には、不思議な伝説が残っています。江戸時代の18世紀半ば、このお寺の住職の夢に鬼子母神が出てきました。
それから8か月後、この槐から輝く鬼子母神の神像が出てきました。それからというもの、この槐は鬼子母神の槐と呼ばれるようになりました。
鬼子母神像が出てきた跡は木の洞になっており、その穴をくぐると子宝に恵まれるといわれ、信仰されています。
紹介サイト:http://www.advice-navi.com/baby_mama/power/oka_enjyu.html
所在地:岡山市南区浜野1-7-25
電話番号:086-263-6805
Google map:https://goo.gl/maps/6KkMl
中和神社
中和神社は、真庭市蒜山にある神社です。中和と書いて「ちゅうわ」ではなく、「ちゅうか」と読みます。
霊験が話題になった中和神社
中和神社の創建はかなり古いと考えられていますが、いつごろかはっきりした年代はわかっていません。
江戸時代の元禄年間に編纂された書物にこの神社が掲載されているため、それ以前の創建という事がわかっています。
古くは「車戸神社」と呼ばれており、今でも周辺の人々から「くるまどさん」と呼ばれて親しまれています。
おそらくはかなり古い時代からあった神社で、上代からパワースポットとして信仰をあつめていた場所なのかもしれませんね。
「くるまどさん」中和神社は、牛馬の守護神として有名な神社です。魔除けや厄除けのほか、道中安全の神としても名高い神社です。
また、中和神社は数年前、その霊験が話題となりました。惑星探査機「はやぶさ」は、長い旅の途中で4つあるエンジンのうち、3つが停止してしまいました。
唯一残されたエンジン「中和器」と同じ漢字を持つことから、惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーが中和神社に参拝し、お札を受けたそうです。
その甲斐あってか、はやぶさは無事地球に帰還し、貴重なデータを持ち帰ることができました。旅の安全にご利益があるとして、一躍脚光を浴びました。
中和神社で安産祈願の祈祷などを受けたい際は、必ず電話で問い合わせてから出かけましょう。
サイト(岡山県神社庁):http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=14059
所在地:真庭市蒜山下和1946
電話番号:0867-67-2513
Google map:https://goo.gl/maps/Z5dDm
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