夫がストレス原因かも…自分のテリトリー作りでストレス解消
妻が抱えるストレスの要因は様々です。ストレスも度がすぎれば体や心に変調をきたします。もし、夫がストレスの原因になっているとしたら...
家の中に自分の居場所はありますか?ただでさえ子育てでイライラするのに、さらなるイライラの元とみられる夫。
夫婦の距離を見直すことで、今まで喧嘩につながっていたいざこざをないことに出来るかもしれませんよ。その手助けとなる方法を紹介します。
見極めよう!ストレスの原因は夫かもしれない…
夫をストレスの原因だなんて思いたくはないですが、「夫よ!あなたがストレスの元凶だった!」なんて随分年月が経ってから気づいたりします。
こんなことに思い当たればストレスの原因が夫かもしれません。
- 休日前にため息が出る
- 夫が仕事ばかりで家にいない
- 理想の夫婦像を持っている
- 夫がいないとホッとする
- 夫が嫌いかもしれない
夫婦の関係がガッチリ固まってしまう前に手を打っておくことは大切です。夫婦歴が10年も20年にもなってくると、二人の関係を変えるなんてことは難しくなってきます。
我慢の限界で夫の定年後の熟年離婚が存在するわけです。でも、そんなに長い間我慢しなくてもいいんじゃないの?と思いませんか。
妻がノンストレスで生活できるよう夫婦の距離や対処法を考えてみましょう。
1.休日前にため息が出る
明日から休日で夫が家にいると思うと、憂鬱な気分になり思わずため息が出たり夫と時間を共有できることが手放しで喜べない…
なんだか「どよ~ん」とした気分になるようなら危険サインです。
平日以上に子供の世話にイライラしたり、急にむなしく感じたり、更には、めまいや耳鳴りもすると感じるようならすぐにも手立てが必要です。
2.夫が仕事ばかりで家にいない
夫と仲良くしたいと思っているのに仕事仕事でたまの休日も家にいない。育児も家のことも全部妻任せになっている…
忙しい夫に気を遣い自分の欲求や気持ちを抑え「待ってしまうクセ」がある。こんなママも要注意です。
夫が妻や子供の相手をめんどくさがり、仕事と言っては夫、父親の役割から逃げているのがわかる!そんな夫に怒りがこみ上げる状態もストレスフルです。
3.理想の夫婦像を持っている
妻の役割を完璧にしようとしてしまったり、掃除や食事、アイロンがけなど細かいことまでちゃんとやらなきゃと思っていませんか?
妻らしく夫を支え、仕事や家事もやりこなすスーパーウーマンを目指していたり…
夫と一緒に時間を過ごすときには、恋人時代のようにベタベタ甘えたり買い物も手をつないでラブラブで…という幻想を抱いてしまっていませんか?
誰でも理想の夫婦像はイメージしているかもしれませんが、相手のあることですから、そうそう上手くはいかないものです。
自分の思うようにいかないので、それがフラストレーションの元になっているかもしれません。
4.夫がいないとホッとする
いるはずの休日に夫が出かけたりすると、ホッとしたり「ヤッホー!」とうれしかったりする場合は、小さくても自分の居場所をすぐに作ったほうが良さそうです。
子育て中で忙しくてもこまめに一人きりの時間・空間を設ければ、いい気分転換になって上手くストレスを軽減できると思いますよ。
5.夫が嫌いかもしれない
これに気づいてしまったら何が何でも「いやいやそんなことはない!」と否定したいものですが、そこは思い切って認めてしまいましょう。
「夫のココが嫌い」は、どんなに仲のいい夫婦にもあるものです。これは夫婦お互い様でもあります。嫌いな部分そこもひっくるめて夫なのです。(DVだけは問題外です!)
人間誰でも長所短所はあります。もしも話し合って改善されそうな「嫌い」だったら、少し時間をかければ「嫌い→気にならない」くらいになるかもしれません。
これらの「夫が原因ストレス」は、夫をどうにかするより自分がどうにかするのが手っ取り早いんです。その方法は、夫との空間距離・時間距離を取ることです。
信頼できる友達がいれば、愚痴を聞いてもらってストレス発散することもいいですね。ただし、内緒話がもれないとも限りませんので深刻な内容はやめておきましょう。
結婚・出産で自分のプライベートがなくなるストレス
結婚前は自分のプライベートスペースが確保できていたのに、夫との生活で何もかもが共有に変わり、徐々に息苦しさやうっとうしさ・ストレスを感じ始めていませんか?
さらに子供ができると、居場所の問題だけでなく自分の時間もなかなか取れなくなってきます。「妻として、母としてしょうがない」とあきらめてしまいがちです。
我慢も度がすぎれば気分がすぐれなくなたり、体調が悪くなったり病気になることもあります。
「癒される自分のスペースがない」ことは、かなりストレスを増幅する要因になっているはずです。
夫婦それぞれの場所を作ろう!テリトリーの確保でストレス軽減
プライベートな空間を確保した共同生活と思えば、夫の存在はグッと軽くなります。ひと部屋ずつ取れない住宅事情でも大丈夫。工夫次第で、自分だけの空間づくりは可能です。
部屋の片隅に、私コーナーをつくる
パーテーションや棚などで仕切りをし、自分好みの小物や本を並べて私だけのミニコーナーを作る。椅子や小さなテーブルが置けるとゆっくりできます。
リビングやキッチンなど生活感あふれる場所は、視界から遮られる方がよりいいですね。
そこには、子供のものなどは一切置かないことをお勧めします。あくまでも自分のお気に入りの物だけにしておきましょう。
夫婦で一緒の部屋で寝ている人は別室にしてみる
寝室が一緒なのは、意外にストレスが大きいものです。思い切って別室にしてみてください。自分のタイミングで就寝できる喜び。気兼ねなく寝る前の読書もできます。
どうしても場所が確保できない場合は、ドラえもんスタイルという方法に挑戦してみてください。押し入れの上段を大胆にベッドルームに変身させてみましょう。
ふすまのままより、ふすまを外して綺麗な遮光カーテンをつけると、光も気にならず気分はカプセルホテル風です。ただし小柄な方向けです。
押し入れはちょっと…という方には、2段ベッドを購入し下のスペースをやはりカーテンで完全個室にする手もあります。上段は収納スペースになります。
私は、ドラえもんスタイルも2段ベッド版カプセルホテルも経験済みです。寝室が別になるととてもラクで楽しくなりました。
子供の成長に合わせて、別寝室確保のためこまめに模様替えをしてみたり、家具の配置を工夫してみましょう。
テリトリーを作ることはプライベートの確保につながる!
結婚前までは、ひとり暮らしだろうが実家だろうが、個人のスペース・個人の時間というのは確保されていたのではないでしょうか?
結婚後、すべて共有になり個人スペースがなくなることで、素顔の自分100%でくつろげなくなっていませんか?
毎日バタバタしていても、毎日楽しく過ごせていないと思っていても、心の底から「ハアー」「ホオー」っと出来る場所があると、スーッととても楽になりますよ。
「ぜひ、自分だけのオリジナルスペースで気持ちを休めることをしてみてください。リセットできると次の元気も湧いてくるというものです。
夫をあまり意識しすぎず、妻も心の自立と満足を目指そう
夫の動向を気にするあまり、夫に自分を合わせていませんか?いつも夫に「何かしてあげている」状態ではありませんか?
少しずつでも、夫に自分のことは自分でするよう声を掛け合いましょう。お互い出来ることの範囲を広げて自立を目指しましょう。
家のことは何もしない夫なら、褒めてあげられるくらいのものから順に仕事をお願いしましょう。自分の気持ちや考えを夫に伝えましょう。
例えば、「洗濯が終わったら一緒に一息入れましょう。コーヒーの用意をお願い」とか、「掃除機かける間、子どものおむつ替えをしておいて」など。
自分が手を離せない状態で、一緒に何かしてもらう感じでお願いしてみるのはいかがでしょう?
「私はこうしたい、こう思っている」ということを伝えるのは大切なことです。お互い精神的に自立して助け合うことができているでしょうか?
夫だから妻だからの常識的役割を捨てる
夫はこう、妻はこうという常識的なあるいは個人的な役割の思い込みを捨てましょう。
お互い夫婦というより「家族」と思えば子育てや家事の内容にこだわらずに済みます。
手の空いている方が動く。得意な方、好きな方が動くというような、合理的な役割分担は気が楽ですし夫婦が自立していると思われます。
ストレスはお互い様と思い、無理している部分をなくそう
ストレスを抱えてイライラしているのは夫も同じことです。無理して仲良く近づきすぎているかもしれない距離を見直してみましょう。
出来ることから夫婦の距離を空間的・時間的に離してみると、解決の糸口が見つかるかもしれません。まずは自分のプライベート空間を作ってみましょう。
少々夫が嫌いでも構いません。夫を憎んだり恨んだりするより、自分が満足できるように行動に移しましょう。
自分たちならではの夫婦像が徐々に出来上がれば、ストレスも減り、熟年離婚なんてことにはならないと思いますよ。
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