簡単エコ!子供も喜ぶ「ペットボトルのおもちゃ」を手作りしよう
楽しく遊べて、脳や指先などの発達も促すおもちゃは赤ちゃんの大切なアイテムの一つです。おもちゃも色々ありますが、お金をあまりかけなくても身近なものを利用して、手軽にできる手作りおもちゃもおすすめです。
そこで、今回は空になったペットボトルを利用して、赤ちゃんから1、2歳位の子が楽しく遊べそうな手作りおもちゃを紹介します。
ペットボトルといっても、大小様々な大きさがあるし、形も少しずつ違うので組み合わせたり、プラスティックの部分をカットするなどして使えば実に色々なタイプもおもちゃが作れます。
育児に追われて大変ですが、たまには一息ついて隙間時間で作り方を参考にしながら、チャレンジしてみましょう。
再利用!「ペットボトルの手作りおもちゃ」簡単に作れます
市販のおもちゃもいいですが、子供が飽きてくるとお金を出して購入しても部屋の隅に放置されたままなんてこともありますよね。また、使い方が乱暴だと買ってまもなく壊れてしまうこともあります。
お金をあまりかけなくても、身近にあるペットボトルを使って赤ちゃんから使えるおもちゃが手作りできます。
更に、工作が苦手だというママさんでも簡単に作れるのも魅力です。子供が少し大きくなれば一緒に作っても楽しいし、親子のよいコミュニケーションになります。
手作りしたおもちゃには愛着がわくし、我が子が楽しいそうに遊んでくれると嬉しくなりますよね。また、ママやパパも童心に返られるし、意外と工作ってやりだすと楽しくなるので、いい気分転換にもなりますよ。まずは、できるものから作ってみましょう。
ペットボトルおもちゃを作ろう!あると便利な工作道具
ペットボトルでおもちゃを作る際に、よく使う工作道具や材料などを紹介するので準備しておきましょう。
- はさみやカッターなど:切るもの
- セロハンテープなど:貼るもの
- 鉛筆と消しゴム、サインペン、マジックや色鉛筆など筆記用具:書くもの
- シールやカラーテープ、マスキングテープなど:装飾に使えるもの
【乳児向け】赤ちゃんの五感にはたらきかけるものがオススメ
生後3、4ヶ月位から1歳位まで使えるペットボトルおもちゃの作り方を紹介します。この時期はシンプルで、赤ちゃんの五感に働きかけるようなものが理想的です。
赤ちゃんに握らせてみて「ガラガラ」
新生児から使えるおもちゃといえば、ガラガラが一般的です。中に入れるもの工夫すれば、音だけではなく見た目にも綺麗なものが簡単に、短時間で作れるのが魅力です。
例えば、キラキラしたビーズやビー玉、音が綺麗な鈴やお米、豆などがおすすめです。
中身がこぼれてしまうと赤ちゃんが誤飲する危険性があるので、しっかり口を閉じておくようにしましょう。
準備するものは、小さめのペットボトルとビニールテープ、中に入れる材料だけです。
①ペットボトルにビーズや鈴を少量入れる
②蓋をして中身が溢れないように、ビニールテープでぐるぐる巻きにしたら完成
出来上がったら、赤ちゃんの前で縦や横に振って音を出したり、赤ちゃんに少し握らせたりして遊んでみましょう。
出したり入れたりが楽しい「おはじき入れ」
ペットボトルのフタをおはじきにして、ペットボトル本体に入れるおはじき入れは、物をつかむ、決まったスペースに物を入れるという指先の動きを発達させる知育玩具にもなります。
何より赤ちゃんが喜んで遊んでくれれば、お気に入りのおもちゃとして長く活躍するかもしれません。
準備するものは、1から2リットル用の大きめのペットボトルとペットボトルのフタをできるだけたくさん、ビニールテープと画用紙、色紙です。
①ペットボトルの上半分の位置に、切込を入れる
②縦5センチ位、横10センチ位の大きめの四角い穴を作る
③穴の切り口は尖っているので、ビニールテープで穴のふちを覆う
④ペットボトルのフタを2個上下にくっつけて、間をビニールテープで留める
⑤蓋の上に色紙を貼ったり、フルーツや野菜などの絵を描いておはじきを作る
⑥ペットボトルに開けた穴を動物の口に見立て、目や鼻、耳などを画用紙で作る
⑦顔のパーツを貼ると完成
ペットボトルを、うさぎやくま、パンダやなどの動物にすると楽しくなります。口の部分の穴におはじきを入れたり、出したりを繰り返して遊びましょう。
また、おはじきを食べ物に見立てて、ペットボトルの動物にご飯をあげるごっこ遊びも試してみましょう。
お風呂で遊べる!「シャワー噴水」
お風呂で遊べるおもちゃとして、ペットボトルに水を入れれば、横から水が吹き出すシャワーもおすすめです。
お風呂が苦手な子も、面白いシャワーおもちゃがあれば気を引くことができます。また、お風呂のおもちゃは水垢がつきやすいので、保管が難しいですよね。
でもペットボトルおもちゃなら簡単にできるし、費用もかからないので汚れたら破棄し、また何度でも新しく作り直せるので楽です。
準備するものは、500ミリリットル位のペットボトルだけです。
①ペットボトルの側面に、目打ちやキリで適当に数個穴をあければ完成
穴はできるだけペットボトルの下の方にあけると、シャワーの勢いが強く噴水のように吹き出すので、より面白みがあります。
積んだり崩したりと楽しさいっぱい「積み木」
大きさの違うペットボトルをカットして使えば、簡単な積み木を作ることもできます。ペットボトルは内側が空洞なので、大きい積み木に小さい積み木をかぶせたり、小さい積み木を入れて重ねていくという遊び方もできます。
準備するものは、2リットルと1リットル、500ミリリットルのペットボトル各1個とビニールテープ、好きなシールだけです。
①3つの大きさのペットボトルを、はさみやカッターで3等分に切る
②真ん中のパーツは使わないので、よけておく
③切り取ったペットボトルの上下のパーツ6個の切り口をビニールテープで覆う
④6個のパーツの側面に好きなシールを貼ると完成
大きさの違う6個のパーツを使って、積み上げや入れ込みなど思いつくままに自由に遊べます。積んだり崩したり、重ねるという遊びに夢中になるでしょう。
パパやママと一緒に楽しめます「わなげ」
ペットボトルを輪を通す棒に見立てれば、輪投げを手作りすることもできるのでやってみましょう。輪投げの棒はそのままだと味気ないので、目や鼻、口、耳などをつけて動物にすると赤ちゃんの興味を引きやすのでおすすめです。
準備するものは、500ミリリットルのペットボトル5、6本と新聞紙、ビニールテープと画用紙や色紙です。
- ①ペットボトルに水や砂などを入れて、フタをする
- ②中身がこぼれないように、フタの回りをビニールテープでしっかり留める
- ③ペットボトルに目や耳などをつけて、くまやうさぎなどの動物の顔を作る
- ④1枚の新聞紙を半分に切ってから、丸めて細い棒を数本作る
- ⑤できた新聞紙の棒をねじるようにして輪っかにし、テープで止めると完成
ペットボトルの棒を立てて、輪っかを投げ入れて遊ばせてみましょう。小さい子だとなかなか上手に棒に入れることができないので、ママやパパと一緒にやってあげましょう。
また、新聞紙を二重にして強度をつけ、新聞を切らないで1枚のまま使い、もう少し輪っかを大きくすると入りやすいでしょう。
【幼児向け】ダイナミックに遊べて楽しいです
1歳位から2歳位までの子におすすめのペットボトル手作りおもちゃも色々あります。どれも短時間で簡単に作れるので、工作が苦手なママでも子供と一緒に楽しみながら作れます。
色々な遊び方で楽しめる「ボウリング」
ペットボトルをピンにして、ボウリングも作ることができます。市販のボウリングのおもちゃよりも、リーズナブルなのが魅力です。
準備するものは500ミリリットルのペットボトル10本位と新聞紙、色紙や画用紙、ビニールテープのみです。
- ①ペットボトルのピンを動物に見立てて、目や鼻、口などを画用紙で作って貼る
- ②新聞紙を丸く丸めて、ビニールテープでぐるぐる巻きにすれば完成
ピンを並べて、適当な距離から子供と一緒に投げてピンを倒してみましょう。ピンがあまりに簡単に倒れたり、安定感がなくてうまく立たない時は、ペットボトルの中に水やビー玉など重しを入れると倒れにくくなります。
重しを入れる際は、中身がこぼれないように蓋をビニールテープで留めましょう。
また、ボールを使わずに子供が手や足でピンを倒し始める場合もあります。倒したら、ピンを立ててあげる、そしたらまた倒すという動作も子供とっては楽しい遊びになるので、面倒に思わないで付き合ってあげましょう。
飛んだー!と大喜び「空気砲」
ペットボトルの飲み口に、ティッシュなどを詰めて側面を勢いよく叩くと、飲み口から勢いよくティッシュが飛び出るという空気砲の仕組みを利用すれば、面白いおもちゃが作れます。
準備するものは1.5から2リットルの大きめのペットボトルと紙コップ各1個、画用紙や色紙、ティッシュペーパーです。
①ペットボトル先にかぶせられる位の大きさ、縦15センチ位の長さの筒を作る
②できた筒をペットボトルの口にかぶせ、重なる部分をテープで巻いて留める
③紙コップにカエルやうさぎなどの顔、手足のパーツを色紙で作り貼り付ける
④ティッシュペーパーを1枚丸めてボール状にする
⑤筒の上にティッシュのボールを乗せて、その上に紙コップを乗せれば完成
ペットボトルの側面を両手で強く叩くと、中の強い空気がティッシュが紙コップを大きく飛ばします。ちょうど紙コップに見立てた動物が大きくジャンプするように見えるので、子供も喜んでくれるでしょう。
市販物と違って子供でも簡単にできちゃう「けん玉」
市販のけん玉は幼い子には難しく、かなり練習しないと上手にできないものです。しかしペットボトルのけん玉は幼い子でも簡単にできる仕組みになっているので、手軽に楽しめます。
準備するものは2リットルの大きなペットボトルと500ミリリットルの小さいペットボトル各1個とたこ糸、ビニールテープです。
①大きいペットボトルは蓋をして、大体上から5分の1位の所を切り取る
②小さいペットボトルは底から4分の1位の所をハサミで切り取る
③それぞれのパーツの切り口は危ないので、ビニールテープで覆う
④大きいペットボトルの蓋をタコ糸で巻いてビニールテープで留める
⑤小さいペットボトル内側の底に、タコ糸の端をビニールテープで留めれば完成
大きいペットボトルの蓋の部分を手に持って、小さいペットボトルをけん玉のたまに見立て、揺らしながら大きいペットボトルの内側に入れて遊びます。
楽しく安全に遊ぶために!注意点をしっかり頭に入れておきましょう
工作中やおもちゃで子供を遊ばせる時に、安全に楽しく作ったり遊んだりするために注意したことがあります。子供が怪我をしないためにも、しっかりと頭に入れておきましょう。
「作る時」に気をつけること
ペットボトルをハサミやカッターで切った切り口は、とても鋭くて赤ちゃんは知らずに舐めたり、指で触って切れてしまうこともあります。
また、ビーズやビー玉などを使う場合は誤飲する可能性もあります。更に、ペットボトルのフタもちょうどつかみやすく、口に入れてしまうこともあるので注意が必要です。
そして、ペットボトルに貼り付けた装飾テープや動物の顔のパーツをかじったり、破ったりするようならボトルを装飾しないでシンプルなままのほうがよいかもしれません。
更に、おもちゃを作る時に使うはさみなどの道具は、まだ幼い子は使いこなせないので危険です。しかし、子供ははさみなどの道具が大好きで、興味津々なので見つけると手を伸ばしてきます。
「遊ばせる時」は必ずそばについてあげて!
手作りおもちゃは、市販品にはない手作りの温もりがあります。しかし逆に手作りだからこそ、市販品より不完全なので壊れやすかったり、安全面で不安な部分があるのも否めません。
特に幼い子を遊ばせる時は、テープでしっかり貼ってあっても、剥がして口に入れたり、ビー玉などの小さなパーツを誤飲する危険性もあります。
更に、輪投げやけん玉などは初めてだとなかなか上手に出来ないかもしれません。できるだけ我が子の意思を尊重しながら、タイミングよく手を貸してあげるようにしましょう。
上手にできなくても、怒らないで優しく声をかけながら教えてあげましょう。
また、ボウリングだとボールでピンを倒すという本来の遊び方ではなく、ピンを手をはねのけたり、蹴って倒し始めるなど違った遊び方をする子もいます。
そんな時も無理に本来の遊び方を押し付けるのではなく、怪我をしないように、我が子のオリジナルのやり方で遊ぶ姿を見守ってあげましょう。
更に、倒したボウリングのピンなどを立てて欲しいとママやパパに繰り返しお願いすることもあるでしょう。
「手作りペットボトルおもちゃ」作るのも遊ぶのも楽しく安全に!
捨てるしかないと思っていたペットボトルも、工夫次第で子供の楽しいおもちゃに大変身します。しかも、子供のそれぞれの月齢に合ったおもちゃがあるので、成長とともに色々なおもちゃが作れるのがまた楽しみにもなります。
また、どのおもちゃも意外と簡単に短時間で作れてしまうので、工作が得意でないママやパパでも取り組みやすいのが嬉しいところです。
そして、シンプルなペットボトルをテープでデコレーションしたり、動物の顔に見立ててみたりと、想像力がかきたてられる面白さがあります。
ただ、パパやママがもしくは子供と一緒にせっかく手作りしたおもちゃで、子供が怪我をしてしまうと後悔したり、気持ちが沈んでしまうことにもなりかねません。
そうならないように、くれぐれもおもちゃを作る時の安全対策や遊ぶ時の注意点だけはしっかり守って、是非ペットボトルを使った手作りおもちゃにトライしてみてください。
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無記名さんさん
楽しかったサイコ―
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ゆいかさん
おもしろそー(>_<)つくロー大満足(*⌒▽⌒*)
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無記名さんさん
頑張ります
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エリザベスさん
楽しいです( ^∀^)
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白濱が大好きなゆりちゃんさん
楽しそう
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原田陸斗さん
違う工作にしてください
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スイッチさん
違う工作にしてください
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