離乳食でいんげんはいつから使える?使う時の注意点や簡単レシピ
毎日の離乳食作り、考えるのも作るのも大変だけど『今日は何を食べてもらおうかな?』と、新たな野菜に挑戦させるのはママの楽しみでもありますよね!
今回は野菜のわき役代表!でも実は栄養たっぷりの野菜いんげんについての栄養価や、下ごしらえの仕方、離乳食時期別レシピを紹介します。
この記事の目次
赤ちゃんに嬉しい!成長を助ける栄養たっぷりのいんげん
食卓のもう一品で活躍するいんげん。主役になることは少なかったりするのですが、実は栄養価がとても高く成長期の赤ちゃんにはおススメの食材です。
緑黄色野菜のいんげんに含まれる代表的な栄養一覧です。
- たんぱく質
- 赤ちゃんの髪や爪、内臓などの成長を手助けしてくれるなくてはならない大切な栄養素です。
- 食物繊維
- 腸内環境を整える役割があり、赤ちゃんのうんちを出しやすくする効果ががあります。
- ビタミンB群
- たんばく質・糖質・脂質の三大栄養が力を発揮するために必要で重要な栄養素です。
- カリウム
- 利尿作用があり、体内の水分を調節する役目があり、むくみにも効果的と言われています。
- βカロテン
- 豊富に含まれており、その量はレタスの3倍以上!髪や視力の維持、皮膚や粘膜の維持呼吸器系も守る作用があります。
- アミノ酸
- 食事でしかとることが出来ない必須アミノ酸9種類が全て含まれていて、赤ちゃんの成長にはかかせない栄養です。
そのほかにもカルシウム、ミネラル、鉄、葉酸など赤ちゃんに嬉しい栄養素がたっぷりです。
いんげんは離乳食中期からがおススメ!離乳食期の下ごしらえの3つのコツも紹介
大豆アレルギーがある場合でもいんげん豆は食べられることが多いので、離乳食初期から与えることが出来ますが、アレルギーは別個に判断する必要がありますので、中期ごろから与えるママが多いようです。
筋とヘタを取り除く!
いんげんの下ごしらえで、最初にするべきことは筋とヘタを取り除くことです。最近は筋がないいんげんも多いので、筋がある場合は取り除きましょう。
冷凍保存する場合でも最初に茹でるまでの下ごしらえをした方が栄養を保ってくれます。
板ずりをすると独特の青臭さが消える!
筋とヘタを取ってそのまま茹でても良いのですが、板ずりをするといんげん独特の青臭さやアクを残さないので繊細な赤ちゃんの舌にはひと手間かけると良いと思います。
板ずりで細かい産毛なども取ることが出来るので、口当たりをより滑らかにすることが出来ます。
このひと手間で、鮮やかな緑色が保たれるので離乳食の彩りアクセントになってくれると思います。
いんげんの茹で時間は3分を目安に!
通常いんげんを茹でる場合には、独特の食感を残す為さっとゆでる程度で良いのですが、離乳食の場合にはしっかり柔らかくなるまで茹でる必要があります。
- 鍋で茹でる場合
- 3~4分を目安にくたっとなるまで茹でましょう。大人の茹で時間の倍は必要です。離乳食で茹でる場合にはお湯に塩を入れる必要はありません。
茹で上がったら冷水にさっと通しましょう。
- 電子レンジで茹でる場合
- 電子レンジを使う場合にはいんげんに水気がある状態でラップに包み、500Wで3~4分、くたっとなるのを目安にしましょう。
離乳食で使いやすい冷凍保存の方法
離乳食の時期によって冷凍方法は変わります。離乳食初期の場合は裏ごししてペーストにする必要があります。
刻んで製氷皿に入れてブロック状にするか刻んでジップロックに入れ平らに伸ばして保存すると良いでしょう。
冷凍食品のいんげんを使って楽々離乳食作り!
冷凍食品で売られているいんげんを使っても良いのでしょうか?ママの日ごろの家事が少しでも楽になるなら、うまく使いたいですよね!
冷凍食品の野菜は、加工食品ではないので添加物や保存料は使用されていません。-18°以上で冷凍することにより、新鮮さを保っています。
その為、ポイントさえ押さえておけば赤ちゃんの離乳食でも安心して使うことが出来ます。
冷凍食品を使う場合気を付けるポイントは2つ!
- 解凍した冷凍食品を再冷凍する。
- 開封した冷凍食品が冷凍焼けしないように保管する。
上記のことに気を付ければ大丈夫!とくに食材が冷凍食品だということを忘れて、一品出来上がったら作り置きをして、うっかり再冷凍してしまう!なんてことはやりがちなので気を付けたいところですね!
いんげんを使った離乳食期別簡単レシピ!
いんげんが主役になる離乳食の時期別簡単レシピを紹介します。参考にしてみてください。
【離乳食初期】いんげん豆腐
- いんげんペースト 10g
- 絹豆腐 15g
- 豆腐を断熱容器に入れ、電子レンジで30秒ほど加熱したら、すりつぶす。
- 1といんげんペーストを混ぜ合わせる。
【ポイント】
茹でる時間を長めにするとペーストにしやすいと思います。とろみが足りなくて心配な場合は片栗粉を混ぜてとろみをつけても良いと思います。
【離乳食中期】マッシュポテトのカラフルケーキ
- じゃがいも 1/2個
- 牛乳 30ml
- 塩 少々
- バター 少々
- にんじん 5g
- いんげん5g
- じゃがいもは柔らかく茹でて、マッシュする。
- 1に牛乳、塩、バターを加え全体によく混ぜる。
- 2を皿に乗せ、ケーキ型に成形する。
- にんじん、いんげんはよく茹でてみじん切りにする。
- 3の上に4を乗せ彩りよくトッピングする。
【ポイント】
大人用の大きめのスプーンを使って形を形成すると簡単にできますよ!
【離乳食後期】いんげんとそぼろのばなな和え
- 鶏ひき肉 15g
- いんげん 15g
- バナナ 15g
- 鶏ひき肉は茹でてほぐす。
- いんげんは柔らかく茹で5m程度の輪切りにする。
- バナナをスプーンの背などでつぶす
- 1、2、3を混ぜ合わせる
【ポイント】
普段デザートになりやすいバナナをおかずにすることが出来る嬉しい一品です。バナナは赤ちゃんの成長に合わせて、潰さずに刻んで与えても良いです。
【離乳食完了期】豚肉ロール
- いんげん4本
- にんじん 5㎝
- しゃぶしゃぶ用豚肉 2枚
- 塩 少々
- 小麦粉 適量
- にんじん、いんげんは5mm幅の細切りにして柔らかく茹でる。
- 豚肉は脂身を取り除き、塩を振り小麦粉を薄くまぶす。
- 2の端に1を乗せ、ぎゅっときつめに巻いていく。
- フライパンに薄く油をひいて、巻き終わりが下になるように並べ、少しづつ転がしながら肉に火が通るまで焼く。
【ポイント】
大人用に味をつければ、赤ちゃんと同じメニューにすることが出来ます。
家族みんなで楽しい食卓に!
離乳食の進み具合は赤ちゃんによって差が出るので、赤ちゃんの様子を見ながら新たな食材にチャレンジしていくと良いと思います。
食欲旺盛な赤ちゃんなら、新たな食べ物にチャレンジさせて赤ちゃんの新たな発見を手助けしてあげましょう。
食べる事が楽しい、嬉しい、と赤ちゃんに感じてもらえるようにみんなで楽しく食卓を囲みましょう。
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