子供部屋の床にはママも子供も快適なこんな素材がおすすめ!
皆さんのご家庭ではお子さんが普段生活しているスペースの床に、どんな素材のものを使っていますか?子供が生まれる前から同じものだという方も多いかもしれませんね。
でも大人よりはるかに床にペタッと座り込んで遊ぶことの多い子供にとって、床の素材って結構影響が大きい ものです。また汚れや耐久性、コストも気になるところ。今回は様々な素材を徹底比較していきます!
フローリングの床の場合
お子さんがよく遊ぶ部屋がフローリングの場合。そのままでは夏はベタベタで冬は冷たいですし、滑るので転びやすく硬いので怪我も心配ですね。何か敷きたいところです。
まずフローリングの床に敷いて使うもののメリット・デメリットを挙げて比較していきましょう。
カーペットを敷く
部屋一面にカーペットを敷くのはどうでしょうか?
メリット
カーペットを敷く場合のメリットを見てみましょう。
- 保温性があり室温を一定に保ちやすい
- 肌触りが良い
- 種類が豊富でデザイン性が高い
- 防音に効果大
- 滑りにくく、転んでも痛くない!
通販サイトなどで少し検索してみるだけでも、本当にいろいろな種類のものがあって見ているだけでワクワクしてきます。
デメリット
反対にどのようなデメリットがあるのでしょうか?
- 毛足が長いものはダニや花粉などのアレルゲンがつきやすい
- 家庭では洗えないものがほとんど。汚すと大変!
- 防ダニ・防水など機能にこだわるとコストが…
- 部屋の形によっては一面に敷き詰めにくい
私の友人のお子さんが喘息になってしまい、小児科でカーペットを敷くのをやめるように言われたと話してくれました。丁寧に掃除をしていてもやっぱりホコリなどが付きやすいんですね。
カーペットを選ぶなら
ある程度年齢が上がってあまり汚す心配がなく、アレルギーや喘息を持つ体質でなければカーペットはとても良い素材です。特に集合住宅でドタバタ暴れる音が心配な場合にはいいですね。
また40cm四方ぐらいのサイズのタイルカーペットも種類がどんどん豊富になってきました。ご自身で好きな色やデザインを選んで敷き詰める楽しみもありますし、汚れたらその部分だけ外して洗うのも簡単。
我が家では犬の生活スペースにタイルカーペットを使っています。小さくても厚みがあって保温・防音性にも優れていていいですよ!
ラグを敷く
カーペットより薄手で、部屋の一部に敷いて使うものを一般的にラグと呼んでいます。ではラグはどうでしょうか?
メリット
まずラグのメリットから見ていきましょう。
- 好きなところにだけ敷くことが出来る
- 形や色がとても豊富でデザイン性が高い
- 洗えるものも多く手入れがラク
- 比較的安いものも多い
- ホットカーペットのカバーとして使えるものも
- 季節などによって簡単に替えられるのでその時に合ったものを使える
たくさんありますね。子供用にピッタリなポップなデザインなものも多く、手軽に敷いてみることができるのもいいですね。クッションのように厚手のものも数多く販売されています。
デメリット
ではラグのデメリットは何でしょうか?
- 滑り止めのマットを敷いていてもずれてしまうことも
- 薄手のものはめくれたり、よれてしまってシワができやすい
- 何度も洗濯すると質が落ちてきてしまう
- カーペットより薄手で防音性はあまりない
- 敷き詰めていないので結局子供がラグの上で遊んでいないことが多い
- カーペットと同様にアレルゲンが付きやすい
手軽に購入して敷くことが出来る分、耐久性の面ではあまり良いとは言えないものが多いようですね。
ラグを選ぶなら
子供が汚すので頻繁に洗濯する必要がある、季節によって素材を選んで敷きたいという場合にはラグはとても良いのではないでしょうか?
夏にはしじら織などのサラッとした素材のものを選び、冬は保温性の高いものを使うようにすると一年中快適に過ごせそうですね。
滑り止めが裏面についている場合もありますが、それでも滑りやすいので必ず滑り止めのマットを敷いておくようにしましょう。
安価なものも多いため気に入ったものがあれば気軽に試すことができますね。デザインだけでなく防ダニや洗濯の方法などご自身に合ったものを選びたいですね。
ジョイントマットを敷く
パズルのように組み合わせるジョイントマットも子供の遊ぶスペースには使われることが多いものです。
メリット
このジョイントマットにはどんなメリットがあるのでしょうか?
- 軽くて扱いやすくカラフルで好きなところに敷き詰められる。簡単にカット可能
- 内側がパズルになっているものもあり、おもちゃとしても使える
- 防水。汚れても簡単に拭き取ったり水洗いができる
- クッション性が高く、防音・保温・衝撃吸収に優れている
- 質の良いものを買っても比較的安価
- 傷がついてもその部分だけ新しいものと交換できる
- ダニが発生しにくくホコリなどもつきにくい
子供が生活するスペースにはとても適しているような条件が揃っていますね。傷んでしまった場合でも処分が簡単なところも、とても嬉しいですね。
デメリット
いいところばかりのように思えますが、デメリットはあるのでしょうか?
- 吸水性・通気性がないため、とにかく夏は暑く子供があせもになりやすい
- ジョイント部分がちぎれてしまいやすい
- 子供がとにかくはがして遊ぶためすぐにバラバラになって敷き詰めるのが大変
- 重い家具などを上に置くと安定性に不安が…
- 一部だけに敷く場合はとてもずれやすく、段差があるため引っ掛かりやすい
いかがでしょうか?必要な枚数だけ買って敷き詰めれば良いので手軽なのですが、やはり様々なデメリットもあるんですね。
ジョイントマットを選ぶなら
ジョイントマットを敷く場合には柔らかすぎない高密度のしっかりしたものを選びましょう。また表面は凹凸が多い物の方が肌と触れる部分が少なく、暑く感じにくいですしベタッとくっつくこともありません。
はがされないようにするためには部屋一面にジョイント部分がどこか分からないくらいにぴちっと敷き詰めることが大切です。
木目や畳の柄のものもあって、子供のスペースだけでなく床がヒヤッとするところには重宝しますね。水回りにも安心して使えます。
コルクマットを敷く
我が家でもアパートに住んでいた頃はコルクのジョイントマットを使っていました。優しい風合いのコルクはとても人気がありますね!
メリット
ホームセンターなどでも見かけることの多くなったコルクのジョイントマットですが、どんなメリットがあるのでしょうか?
- 肌触りがサラッとしていてとても気持ちいい
- 適度に吸湿するため座っていても蒸れにくい
- ジョイントマットと同様、手軽にカットできて敷き詰めやすい
- 落ち着いた雰囲気になりリビングでも使いやすい
- 防音・保温・衝撃吸収に優れている
- 防水性もあり何かこぼしてもサッと拭けばキレイになる
- 交換が簡単にできる
コルクのマットは本当に肌触りが良く、我が家の子供たちもとても気に入ってゴロゴロしていました。裸足で過ごしてもべたつくことがなく快適です。
デメリット
そんなコルクマットにもデメリットはあるのでしょうか?
- コルクは表面に薄く貼られているだけなのではがれてくる
- 汚れに気付かず放っておくと染み込んでとれない
- 子供がはがして大変!
- 重い家具を置くとそこからコルクがはがれてきてしまう
- 最初は独特のにおいがする
- コルクが細かいものは少し粉っぽい感じがある
- 湿度の高い時期にはコルクが水分を吸って少し膨張してたわんでしまうことがある
我が家でも何度子供にはがされたか分かりません…。忙しい時に限ってやってくれるんですよね、子供って。また元に戻しているとそこからどんどんはがしてきます。
また表面がはがれてしまうと子供は気になってさらにはがそうとするんですよね。何でも口に入れてしまう赤ちゃんの場合は誤飲の可能性も。
コルクマットを選ぶなら
コルクマットといっても性能には大きく差があります。我が家の場合は家の購入を数年後に考えていたこともあり、それほどお金を掛けなかったのですがやはり表面がはがれてきたり汚れが染み込んだりしやすいように思いました。
ただ良いものを使っている方は手入れが楽で耐久性も良いという評価が多いですね。肌に触れるものですから、必ず安全性の高いものを選ぶようにしましょう。
床材自体を選ぶ場合
家を建てる、購入するといった場合には床をそもそもどんな材質にするかを選ぶことが出来る可能性も。そうなると子供の生活スペースには何が適しているのでしょうか?
無垢の木材
我が家は3年程前に家を建てましたが、LDの床とリビングと繋がっている子供部屋は全てヒノキです。とても気持ち良く寒い時期以外は裸足で過ごしたくなります。吸湿性もあり湿度の変化が緩やかです。
でも最初は少しショックだったこの傷も、だんだん増えてくるといい味となってきています。床の色もどんどん茶色っぽくなってきていい感じです。
我が家は節のある比較的安いものを使っていますが、見た目にこだわるのであれば高いですが節ナシのものはとてもきれいですね。
選ぶ際には実際にどのような感じになるのかを見て、触れて選びたいものです。我が家では実際に施工後数年経ったお宅に何件もお邪魔させてもらって、やはりヒノキがいい!という結論になりました。
簡単に取り換えられるものではないので慎重に選びたいですね。傷を付けたくない場合には上記で紹介したようなものを上に敷いて使うことも可能です。傷が!とストレスにならないようにしましょう。
畳
リビングの一角に畳のスペースがあるという間取りも多いですね。子供はそこで遊ばせているというお宅もよくあります。
畳はクッション性が高く吸湿するため、お昼寝スペースとしては最適。寝室ではなくキッチンから目の届くところでお昼寝させたいママにはリビングと繋がった畳スペースはとても良い場所ですね。
ただ畳はやはり高価で手入れも必要ですし、子供がガリガリと傷をつけてしまう心配もあります。汚しやすいまだ小さな頃は畳の上に洗濯が可能な薄手のものを敷くといいかもしれません。
コルク
先ほどご紹介したコルクのジョイントマットではなく、コルクのフローリングです。表面がコーティングされているため防水性が高いです。コルクの温かみもあり床材として候補に挙げる方も多いですね。
ただ色あせが気になる場合が多いようです。はがれてきた場合にはジョイントマットのように一部だけ交換というわけにもいかないので全面張り替えになります。
コルクの接着剤や表面のコーティングに何を使っているのかもしっかり気にしなければならないところですね。
賢く選んで快適に!
様々なものを比較してきましたが、いかがでしたか?結局「コレが一番良い!」とは言えないのですが、ご家庭の環境、お子さんの年齢や体質、お財布…様々な条件を考えた上で賢く選んでいきたいですね。
その結果家族みんなが快適に過ごせるようになることを願っています!
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