産後のシェイプアップをコルセットなどのインナーで!装着タイミングの確認を!

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2019/03/26

壮絶な出産を乗り越え待望の赤ちゃんを抱く幸福感いっぱいのママも、戻らないポッコリお腹に愕然とする「母」から「女」にもどる瞬間があるでしょう。

出産は女の大仕事!床上げまで体を休めることで産後の肥立ちが良くなると言われていましたが、母親になっても女性としての美しさを追及することが当たり前の時代になっています。

実はこの美の追及が、産後の体のためにもなるんですよ!

ベルトタイプ、コルセット、ガードルなど様々なリフォームインナーについての、それぞれの役割、産後いつから何を使えば効果があるのか、おすすめの人気商品などを紹介します。

産後のポッコリお腹を戻すには骨盤矯正から!

産後のポッコリお腹を見ていると赤ちゃんが生まれたはずなのに、まるでもう一人入っているのではと思うこともありますね。

何とかしなくては!と突然コルセット等でおなかを締めつけるのでは、返って体に悪影響を及ぼすことが…。

まずは妊娠、出産でゆがんだ骨盤を元に戻すことが大切です。

産後の骨盤の状態

本来女性の骨盤は男性よりも広くできていますが、特に妊娠中はリラキシンというホルモンが分泌され骨盤が開いていきます。

背中側の左右の仙腸関節とおなか側の恥骨結合がゆるみ、産後はゆるみきった状態がマックスとなります。

普通分娩でも帝王切開でも開いている左右の骨盤が少しずつ縮みながら元の状態に戻っていきますが、完全に骨盤が戻るまでには3~4ヶ月かかると言われています。

戻りが悪かったりバランスが悪く固まると、体重が元に戻らないだけでなく様々な体調不良につながるため、上手な骨盤矯正が必要になってくるのです。

骨盤矯正ができなかったらどうなる?

産後の靭帯は柔らかい状態なので比較的簡単に骨盤は元にもどります。

ただその時期に足組みや横座り、あぐらなどの体を歪める姿勢をとっていると、歪んだまま固まってしまう恐れがあるのです。

正常に骨盤矯正ができないとどういうことが起きるのでしょうか。

  • 体重が戻らない
  • 体のラインが崩れる
  • 腰痛が慢性化する
  • 肩こりが続く
  • むくみがとれない
  • 冷え性の恐れ
  • 不妊症の恐れ
  • 子宮筋腫ができやすくなる
  • O脚になりやすい

出産後に綺麗になる人と老け込む人の違いは、正常に骨盤が戻ったか否か!この差が大きいとさえ言われています。

骨盤矯正はいつからいつまで?

骨盤矯正を始める時期は産後の状況により個人差がありますが、腰痛や恥骨痛がひどい場合は産後すぐから開始することを整形外科の医師もすすめています。

ただし、悪露がひどかったり体力が回復していない時期に無理して始めると、逆に体調が悪化する恐れもあるので担当医に相談しながら始めるようにしてください。

骨盤を矯正する最も効果的な時期は、産後1ヶ月~6ヶ月がよいタイミングと言われています。

産後6ヶ月を過ぎると骨盤は閉じた状態になるため、それまでに正常に元に戻すことが理想でしょう。

第一段階は骨盤ベルト(産褥ニッパー)から!

コルセットやガードル等リフォーム用サポーターを使う前に、まずは産後すぐに使用できる骨盤ベルト(産褥ニッパー)から始めましょう。

骨盤ベルト(産褥ニッパー)とは、幅5㎝ほどの細いベルトで骨盤周りを優しく固定する商品です。

骨盤ベルトの役割

産後の恥骨痛、臀部痛、尿漏れ、会陰切開による痛みがある場合、恥骨の上に骨盤ベルトを装着することでそれらの症状の改善が早くなります。

お産直後の骨盤がグラグラして上手に歩けない体を支えてくれたり、子宮が元の大きさに戻るのを助けてくれる役割も…。

産後の骨盤を歪んだ状態ではなく、正常な形にもどしてくれるサポート役の骨盤ケアベルトですね。

骨盤ベルトはいつからいつまでが効果的?

骨盤ベルト(産褥ニッパー)は、出産直後から産後1~2ヶ頃までの着用が効果的です。

長期間使用していると、骨盤周辺の筋肉がベルトに支えられることに慣れてしまうため、外したときにポッコリお腹に戻ってしまったり腰痛が出る場合も…。

恥骨痛等が改善されてきたら、コルセットやウエストニッパーに変えていくことをおすすめします。

おすすめの骨盤ベルト(産褥ニッパー)

先輩ママが産後すぐから使用していた口コミで人気の骨盤ベルト(産褥ニッパー)をご紹介します。

①はじめて骨盤ニッパー(ピジョン)
  • 産後の寝たままの状態でもつけ方が簡単な面ファスナータイプ
  • 腰部分に強力なボーンが内蔵され、腰周りにかかる負担を軽減
  • 動いてもずれないよう、幅が広めに作られている出産用品としてもおススメ
②マタニティ 産前&産後 骨盤ベルト(ワコール )
  • ワコールと日本助産師会 が共同開発した骨盤ベルト
  • 凸凹の少ない縫製方法
  • ウレタン素材で通気性が良い
  • Y字構造でヒップを挟み込むように骨盤周りのポイントをサポート
③ダッコ キュッとベルト(オオサキメディカル)
  • ベルトの両端を引っ張りワンタッチテープで留めるだけ
  • 伸縮性のある生地が歪んだ骨盤を支えてくれる
  • 下腹部に当たる部分が低いため座ってもずり上がりにくい

第二段階はコルセット(ウエストニッパー)がおすすめ!

骨盤ベルトで体調が落ち着いてきたら、コルセット(ウエストニッパー)で下腹のたるみをケアしましょう。

コルセット(ウエストニッパー)とは、自分の体型に合わせボーンやチャックなどで締め付け具合を調節することができる骨盤ベルトより太めのベルトです。

コルセット(ウエストニッパー)の役割

コルセット(ウエストニッパー)は骨盤周りだけをサポートする細い骨盤ベルトとは違って、お腹周りを幅広くぐるっと締め付ける役割があります。

出産によるポッコリお腹を引っ込め、ウエストのくびれを取り戻す手助けや、お尻のたるみ、皮下脂肪を引き締める効果も…。

赤ちゃんを抱っこするときなどにギックリ腰のような痛みがある場合にも、腰回りを安定させるコルセットが役にたちます。

ただ、無理に体型を戻そうとはせず、自分の体や医師と相談しながら着用するようにしましょう。

コルセットはいつからいつまでが効果的?

恥骨痛や尿漏れ等の症状がなくなり悪露が減り体調が落ち着き始める、産後1~2週間頃以降からの装着がおすすめです。

初めから強く締め付けることはせず、少しずつ締め付けを強くし、体調が悪いときは弱めたり使用を控えるなど自分自身で調整をしましょう。

無理をしない程度ですが、コルセットは装着し続けることで効果を発揮します。

おすすめのコルセット(ウエストニッパー)

先輩妊婦や助産師さんのおすすめ人気ランキング上位のコルセット(ウエストニッパー)をご紹介します。

①産後すぐニッパー(犬印本舗)
  • グッドデザイン賞特別賞
  • フロントのベルトをクロスするだけで着脱が簡単
  • 寝たままでもサイズの調整ができる
  • サイズ展開が豊富
②ダッコ ウエストニッパー(オオサキメディカル)
  • 6本のボーンでウエスト周りをしっかり引き締めてくれる
  • 内側と外側の二段階で締め付けを調節することができる
③お腹にチャックニッパー(ラディアンヌ)
  • 股上をブラジャーの下まで伸ばして着用
  • 広くウエスト周りを締め付ける
  • 通気性、伸縮性に優れた素材

最後は産後ガードル(骨盤ガードル)でヒップアップ!

産後の体調が元に戻らない時期は、履くタイプの補正ガードルは無理に体を締め付けるようで抵抗があるママも多いでしょう。

骨盤ベルトやコルセット、ニッパーで骨盤が安定しお腹周りがスッキリしてきたら、産後ガードルを付けることができるようになります。

産後ガードルの役割

骨盤を整えた後に産後ガードル等矯正下着を着用すると、骨盤を安定させながらポッコリお腹やお尻、太ももを同時に引き締めるシェイプアップ効果があります。

産後のボディラインを補正して服を着やすくする役割や、腰回りを包み込み体を温めるため冷え性のママにも嬉しいショーツですね。

産後ガードルには、以下の種類に分かれます。

  • 締め付け具合が柔らかいソフトタイプ
  • 比較的きついハードタイプ
  • ウエスト周りを中心に引き締めるショートタイプ
  • 太ももまでカバーするロングタイプ

どちらも子宮の回復を優先し、体調に問題がなければ使用することをおすすめします。

産後ガードルはいつからいつまでが効果的?

産後ガードルを着用する時期は個人差もありますが、子宮の回復や悪露、出産時の傷の回復具合を見て一ヶ月検診終了後から産後2ヶ月頃に使用すると効果的です。

子宮が元に戻っていない状態でお腹を強く締め付けると、内蔵下垂や体のめぐりも悪くなり代謝の低下や冷え、むくみなどの症状も併発してしまいます。

産後ガードルはお腹周りだけでなくヒップアップ効果もあるので、洋服を着たボディラインが美しく見えるため手放せないというママも多くいますね。

ポイントは体を締め付け過ぎないよう、また24時間着用しないこと!

家の中ではソフトタイプ、外出時に身体を美しく見せたいときはハードタイプなど、様々なタイプのガードルタイプを使い分けることでガードル効果がさらにアップ!

リフォームガードルなどの補正下着は、体重が元に戻るまで使用し続けたことでいつの間にかポッコリお腹が引っ込んでいたと多くの出産経験者は語ります。

おすすめの産後ガードル

産後の体型リフォームにおすすめの産後ガードルをご紹介しましょう。

①トピナガードル(アイマーク)
  • 吸水と速乾力が高い
  • お腹を適度に締めつける
  • 発汗を促す
  • ショートタイプとロング丈タイプの2種類
②セミハイウエスト1分丈リフォーム 骨盤ガードル(ネトゥル)
  • ジャストウエスト丈のソフトタイプ
  • 上品なレース使いがエレガントなデザイン
  • サイズ展開が豊富
③スタイルアップ 骨盤ガードル(サンテラボ)
  • ヒップラインを整えお尻を高い位置にキープ
  • 骨盤に強めの圧をかけて支えてくれる
  • 通気性のある薄手のメッシュ生地

出産は綺麗なボディラインになるチャンス!

昔からお産をした人は美しいという言葉がありました。

それは女性しかできない仕事をやり遂げた自信からくる輝き、ホルモンのバランス、育児で紫外線と無縁の肌の休憩タイムなど様々な理由があるでしょう。

もう一つ!産前から歪んでいた骨盤が正常に矯正されることでボディラインが以前より美しくなることもわかりました。

ただ10ヶ月もの月日をかけて大きくなった子宮や体を元通りにするには、時間がかかります。

産後の体をいたわりながら、ベストなタイミングで骨盤ベルト、コルセット、ニッパーや産後ガードルを使い、体型のステップリフォームを心がけましょう。

リフォーム下着の装着と並行して産褥体操やエクササイズを取り入れたり、食事療法も忘れずに…。いつまでも綺麗なママでいたいですね。

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