産後の買い物はどうする?ネットの活用と赤ちゃん連れの外出方法
産後は赤ちゃんのお世話に時間を取られたり、ママの体が回復していなかったりして家事をこなすのが大変ですね。
中でも『買い物』が悩みの種ではないでしょうか。消耗品や生鮮食品は定期的に買いに行かなくてはいけませんが、生まれて間もない赤ちゃんと一緒では大変。
出産の後赤ちゃんと外出するのはいつからがいいのでしょうか。また赤ちゃんと買い物に行く際の注意点についても解説します。
この記事の目次
生後1カ月以内の外出は極力控えて!
生まれて間もない赤ちゃんを置いて外出は出来ないので、買い物に行く場合は連れて行かなくてはいけません。
ですが生後1カ月以内の赤ちゃんは出来るだけ外に出さないようにしてください。この時期の赤ちゃんの身体的な特徴です。
- 体温調節がうまくできない
- 自己免疫が働いていない状態
- 首が座らず不安定
生まれてすぐの赤ちゃんは細菌やウイルスなどへの抵抗力がありません。人の多い場所に連れて行って病気にかかると大変です。
また首が座っていないので、車や電車などに乗って移動するはママの負担になります。ですので生後1カ月以内の買い物に赤ちゃんを連れて行くのは得策と言えません。
2ヶ月以降になると徐々に体に抵抗力がついてきて、外気浴ができるようになって来ます。それまでは屋内で過ごすようにしましょう。
外出が出来ない…そんな時はネットスーパーや宅配サービスを活用
ママが外に出られない場合、日用品の買い物はパパにお願いしたいですね。里帰り出産をする場合もあるでしょうから、簡単な買い物くらいならパパにも出来るようになってほしいものです。
でも仕事が忙しくて帰宅時間が遅かったり、休日も出勤しなくてはいけないご家庭もあります。その場合はネットスーパーや宅配サービスを利用しているママが多いようです。
ネットで簡単!自宅でお買いもの
必要なものをネットをつかって注文出来て、即日配達も可能な場合があるので産褥期のお買いものにはネットスーパーや宅配サービスが便利です。
- ネットスーパーとは
- 大手スーパーマーケットが実施しているサービス。ネット会員になるなどの手続きを踏んだ後、ウェブサイト上の品物リストから必要なものを注文し購入する。
地域にもよるが即日配達が可能で、年会費や入会金も掛からない。一定の金額以上の買い物をすると送料が無料になるなどの特典もつくので気軽に始められる。
- 宅配サービスとは
- 食材を中心にウェブサイトから注文した品物を、指定の期日に宅配してくれるサービス。
デリバリーサービスを含む。特徴として、サイトが独自に取り扱っている特産品野菜やこだわり製品を扱っていることが挙げられる。
入会金や年会費が必要な企業もあるので、事前に調べて比較してから入会するのがおすすめ。
このようなサイトに登録しておくと、今後お子さんが小さいうちは病気や悪天候の時に買い物が出来て便利ですよ。
日用品もそろう!ネットスーパーの利点
宅配サービスでは赤ちゃんやママの体にやさしい無農薬野菜を販売していたり、お住まいの地域では手に入らない物を取り寄せられたりするメリットがあります。
ですがより人気なのがネットスーパーです。そのわけは日用品も購入できるからです。赤ちゃん用品は消耗品が多いですね。
その他トイレットペーパーや洗濯洗剤などの消耗品も配達してくれますので、家にいて日用品がほぼそろうのが産後ママにとって大きな魅力なのです。
手軽さの一方で買い物依存になる不安も
ネットを使ったお買い物は便利ですが、あまり利用しすぎると買い物依存になってしまうケースもあるので注意しましょう。
産後のママが買い物依存症になってしまう原因です
- 育児ストレスの発散方法になる
- 外出出来ないのでスマホを使う時間が増える
- ワンクリックで何でも注文出来てしまうのが癖になる
買い物依存症になってしまうと抜け出すのが大変です。ネット通販の場合このような便利さゆえの癖がついてしまうのがデメリットと言えます。
ついつい通販サイトを見る時間が増えていませんか?心当たりのあるママはスマホやパソコンを使う時間を減らすようにしましょう。
赤ちゃんを連れて買い物に行く場合の注意点
2ヶ月を過ぎることから徐々に赤ちゃんも外出が出来るようになりますが、一緒に買いものに行くのはなかなか大変です。
可能ならばパパやおばあちゃんに一緒にきてもらって、荷物を持ったり赤ちゃんの面倒を見たりすることの分担をしましょう。
1人で赤ちゃんと外出しなければいけない時には、ママにも赤ちゃん本人にも負担がかからないような工夫が必要です。
両手が使えるスリングが便利!
首が座っていない赤ちゃんを抱っこして買い物に行くには、体をしっかり守ってくれるスリングがおすすめです。
赤ちゃんの全身をくるんでくれるので首周りが安定し、両手で抱っこして移動するのより何倍も安全です。
そのため外出中に泣き出す不安が少なく、静かに眠ってくれる子も多いようです。ぐずっても静かに揺らしてあげるとご機嫌がとり易いです。
一枚持っておくと便利なスリングですが、抱っこひもを使う場合なら横抱きが出来るものを選びましょう。
赤ちゃん用品や買ったものを入れられるママバッグを準備
外出中に授乳が必要になったり、おしっこやうんちが出てトイレを使わなくてはならない場合もありますね。
そこで活躍するのがママバッグです。マザーズバッグともよばれ、子育て中のママに使いやすいよう工夫されたバッグのことを言います。
マチが広く、しきりがあって荷物を収入しやすく、また手もちとショルダーなど2ウェイ使用が出来るタイプもあって、荷物を持っていても赤ちゃんを抱っこできます。
ある程度の量の買い物ならエコバッグを持って行かなくても収納できますし、もちろんエコバッグを入れるためのポケットを使っても買い物に役立ちます。
新生児期には何が起きるか分からないので、このような荷物の分別に役立つバッグを用意しておくと外出の時さっと出かけられますよ。
赤ちゃんの生活リズムに合わせて買い物に行きましょう
生後2、3カ月ごろから赤ちゃんはだんだん昼夜の別が付いてきて、朝は活動的になり夜はまとめて寝てくれるようになります。
まだまだ午睡も必要ですが、睡眠のリズムが崩れないように外出することが大切です。お昼寝の時間は避ける、またはお昼寝から起きてから出かけるなどしましょう。
赤ちゃんが寝ている間はママも休憩の時間に使い、目が覚めてから買い物に行くように予定を立てておくと動きやすいですね。
機嫌を悪くさせないためにも、夜間に無理をして外出するのは控えましょう。夜に明るい所に居続けると体内リズムがずれて夜泣きが始まることもあります。注意が必要です。
産後の買い物はママや赤ちゃんのストレスにならない方法を選びましょう
出産直後はママも体が辛いですし、赤ちゃんも外に出ることができません。負担をなくすためにネットを使って手軽に買い物をしましょう。
特にネットスーパーならば食料品から赤ちゃん用品まで品ぞろえが豊富なので、家にいながらまとめ買いが出来て便利です。
どうしても赤ちゃんを連れて行かなくてはならない場合もなるべく1ヶ月を過ぎてからにしましょう。そして首に負担がかからないように注意することを忘れずに。
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