子供のための貯金を普通預金で!貯めやすい時期から早めにスタート

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2018/05/11

子供の将来のための貯金を普通預金口座で行っている様子

以前、ゆうちょ銀行のCMで、生まれた時の体重と同じ金額で、子供のための通帳を作るというエピソードがありました。

赤ちゃんが生まれたタイミングで、記念として子ども名義の通帳を作成される方も多いようです。

子どもの将来のためにみんなどれくらい貯めているのか、子ども名義の口座の必要性について、この記事でまとめました。

子どものための貯金はいつから?早い時期からをおすすめします!

筆者が銀行員時代、赤ちゃんが生まれて学資保険に加入したり、子ども名義の通帳を作成される人は、窓口に沢山いらっしゃいました。

子どもが大学卒業までかかる教育費は、全て公立の場合でも1,000万円以上とも言われています。

子どもが小さいうちの方が、学費や習い事でお金が出て行かないため、貯蓄がしやすいので、やはり早い時期から子どものための教育資金等を準備することがおすすめです。

貯金額はいくら必要?教育費を元に考えてみよう!

こどものための貯金は、どれ位準備しておくべきなのでしょうか。

みんなどれ位貯蓄があるの?

「平成29年家計の金融行動に関する世論調査」によると、構成人数が2人以上の世帯の金融資産の平均は1,151万円となっています。(この場合の金融資産は、将来に備えた預貯金や投資信託等です)

この金額を聞くと、「そんなに貯金していない!」と焦ってしまうのですが、平均値は一部の貯蓄額の多い人によって、引き上げられる傾向にあるようです。

もっと実際の感覚に近い値の、金融資産の中央値は380万円となっています。一方で、金融資産を全く保有していない世帯は全体の31.2%でした。

大学の費用を準備するために必要な貯金額

大学4年間で必要なお金は、私立か公立か、または学部によっても異なりますが、入学金・生活費・学費の目安として500万円を貯めることを目標として考えてみます。

大学進学の18歳になるまでに500万円を貯めるには、子どもが生まれてから始めた場合、毎年約28万円ずつ貯める必要があります。毎月だと、約2.5万円の計算になります。

毎年同じ金額を貯めるというのは試算がしやすいですが、住宅ローンの返済等が加わってくると、途中で厳しくなってしまいます。貯めやすい時期に貯める方が無理がなさそうです。

以下、貯めやすい時期に多めに金額を設定した例を作ってみました。

毎月貯める金額 期間の累計金額
幼稚園に上がる前の3年間 4万円 144万円
小学校に上がる前の3年間 3万円 108万円
小学校・中学校の9年間 2万円 216万円
高校の3年間 1万円 36万円
合計 504万円

以上の例だと、元本のみで504万円となりました。このお金を18年間運用すれば、利鞘の分も加わりもう少し金額も増える筈です。

実際は、子どもの人数や各家庭の状況により、貯蓄しやすい時期や金額は異なると思うのですが、こどもが小さいうちは、児童手当やお祝い金などを貯蓄に回すことができれば、まとまった金額を貯めやすいのではないでしょうか。

何からすればいい?子どものための貯金を始めるポイント!

子どもの将来のためのお金は、家計の通帳とは別の通帳に管理する方が、余計な使い込みを避けられます。

子ども名義の預金口座のメリット

子ども名義の貯金は、親が代理人となって作成します。子供の身分証明書に加え、親の身分証明書が必要となります。

今は超低金利時代なので、銀行の預金金利も軒並み低いです。利回りだけを考えると、学資保険やジュニアNISAなどの投機性のある商品に軍配が上がります。

預金の良いところは、学資保険などと異なり、元本割れすることなく中途解約出来ることや、一定の預け入れ金額までは元本が保証されているといった安定性です。

子ども名義の口座を作れば、お年玉もそのまま貯金出来るし、子ども自身もお金の管理について関心を持つようになるかもしれません。

子ども名義の口座作成におすすめの銀行

最近は、預金金利も低調です。ネットバンクは預金利率が比較的良いですが、預金口座の作成に年齢制限がある金融機関もあります。

年齢制限なく未成年作成できるおすすめの金融機関

楽天銀行
12歳以下が口座作成する場合は、親権者が代理人となる。スマホの入力フォームからでも簡単に作成できる。楽天銀行間の振込は無料なので、親が楽天銀行口座を持っていると使い勝手も良い。
オリックス銀行
名義人が12歳以下の場合は、親権者が代理人となり口座作成する。100万円以上のスーパー定期の1年物の金利が、0.15%(2018年4月16日現在)と群を抜いて高い点が魅力。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は全国に支店があるので、子どもが実際にお金の出し入れ・管理がしやすい。大学で別の都道府県へ行ったとしても、そのまま支障なく使うことが出来て便利。

子ども名義の銀行口座のデメリット

子供名義の口座作成の際には、口座に入金したお金が贈与税とみなされないか注意が必要です。

その年の1月1日から12月31日の間に贈与された金額が110万円以下であれば、贈与税はかかりません。

贈与と認められるには、あげる人と貰う人が贈与だとわかっていること、贈与されたお金を貰った人が管理していることという条件があります。

まだ幼い子どもが、「贈与」を理解できるとは言い難いです。例えば、子どもが大きくなり500万円といったまとまったお金が貯まった時に、そのお金の存在を子どもに伝えた場合、贈与とみなされる恐れが出てきます。

また、子ども名義の口座だと、子どもが成人してからは委任状がないと親が勝手に引き出すことができない場合もあります。

教育資金をしっかりと貯めるための口座というよりも、頂いたお年玉やお祝いのお金を預けるためとして、子ども名義の口座を活用する方が良いのではないかと思います。

子どもの将来のための貯金は早めがベスト

進学先が公立か私立かといった違いでも、必要になる金額は大きく異なってきますが、簡単な見通しを立てて、目標金額を設定すると貯蓄のモチベーションも上がると思います。

子どもが幼い貯めやすい時期から貯金を始め、生活とのバランスも取りながら、長期的に計画的に続けられるとよいですね。

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