赤ちゃんの体や顔にブツブツが!考えられる種類と症状について

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2018/04/25

顔や体にぶつぶつが出来ている赤ちゃん

赤ちゃんのブツブツはさまざまで、ブツブツの種類にによっては病気のサインでもあることも。

もともと赤ちゃんの肌は敏感なので、ちょっとしたことでトラブルをおこしやすく原因がよくわらかないものもあります。

低月齢の赤ちゃんの場合はとくに判断が難しく、様子を見ないとわからないことが多いので注意が必要です。

赤ちゃんの体に現れるブツブツの種類を知って、慌てないように備えておきましょう。

赤ちゃんの体にできるブツブツの種類

赤ちゃんの体にできるブツブツの種類には熱を伴う感染症の病気のほか、肌荒れや虫刺されでおきるブツブツなどがあります。

  • 同じ場所にできる小さな白いブツブツ
  • 痛みを伴う赤いブツブツ
  • 肌荒れでおきるカサカサしたもの
  • 膿をもったジュクジュクしたもの

ブツブツの種類によって、熱が出た後に発疹したり感染力が強いものなど注意が必要なものもあります。

熱が出る感染症によるブツブツ

感染症からくるブツブツは集団生活で移りやすく、兄弟から感染したり、保育園に通う赤ちゃんは園で移ることがあります。

特に、ママからもらった免疫が少なくなる1歳頃に感染しやすい傾向があります。

麻疹や風疹、水疱瘡は予防接種で重症化を防ぐことができるので、症状を悪化させないためにも早期対処に努めましょう。

流行期には外出を控えたり、家族に感染者がいる場合は赤ちゃんに移らないためにも部屋を別にするなど、対処することで防ぐこともできます。

突発性発疹

突発性発疹は、ヒトヘルペスウイルス6型のウイルスが原因です。1回感染すれば2度とかかることがないといわれています。

38度から40度近い高熱が3~4日続き、熱が下がった同時に体に赤いブツブツが現れます。ブツブツには痒みがなく、1週間すれば徐々に薄くなっていきます。

ほとんどの赤ちゃんがかかる病気で、1歳未満の赤ちゃんがかかることが多いと言われていましたが、最近では1歳以上でも発症することも珍しくありません。
治療方法
薬の治療はありません。高熱になることが多いので、しっかりと水分補給をすることが大切です。

水疱瘡(みずぼうそう)

水痘帯状疱瘡というウイルスによって発症します。空気感染、飛沫感染、接触感染が原因で非常に感染力が高いといわれています。

発熱後、2日ほどで顔や頭、首、体に赤みのあるブツブツが出てきます。ブツブツがふくらんで水疱状になったあと、体中に広がりはじめます。

徐々にかさぶたになり、すべてはがれるまでに3週間ほどかかります。

治療方法

病院では、抗ウイルス剤・かゆみ止めの軟膏が処方されます。

水疱瘡をつぶさないように手袋やガーゼをつけたり、口の中にブツブツがある場合は塩辛いもの、酸っぱいものを避けましょう。

手足口病

エンテロウイルス属によって起こる病気です。複数のウイルスが原因で、ウイルスの種類によって症状も変わります。

手足口病にかかると、口の中の粘膜や舌、唇の内側に白いブツブツができます。口内炎のように痛みがあり、食べ物を飲み込むのを嫌がる場合は口の中をチェックしてみましょう。

さらに手のひらや足、指にもブツブツが現れ微熱がでることもあります。2週間ほどで自然に治ります。

治療方法
口の中にできたブツブツによって、母乳やミルクの飲む量が減ったり、食事がとれなくなってしまうことがあります。

飲む量を調節したり、のどごしのいい豆腐やゼリーなど食べやすい物を選んであげましょう。

ヘルパンギーナ

エンテロウイルス属のコクサッキーウイルスA群が原因で、くしゃみやよだれ、口や目の粘膜にふれることで感染します。

赤ちゃんにはかかりやすい病気で、38~40℃の高熱がみられ、熱性けいれんを起こすこともあります。次第に、口の中や喉に水泡や口内炎がでてきます。

痛みでよだれが多くなったり、飲みこむのが難しく母乳や水分もとりずらくなってしまうので脱水症状にならないように注意が必要です。
治療方法

ヘルパンギーナはワクチンがなく予防接種がないので薬もありません。点滴で熱を下げたり、水分補給をしながら回復をまちます。

麻疹

感染から10日程の潜伏期間後、3~4日に38℃程の熱が続き、一旦解熱し再度、40℃近い熱と共にブツブツの症状が現れます。

感染元は接触・飛沫・空気感染が主な経路で、感染すると100%発症します。母体からもらった免疫力が低下する1歳ごろに麻疹と風疹混合ワクチン2回の接種が義務づけられています。

治療方法

麻疹にかかったら、抗ウイルス薬がないため家でゆっくり治療をしていきます。水分補給や解熱剤の投与などを行い、登園や登校を控えて医師の指示に従うようにしましょう。

風疹

くしゃみや咳からの飛沫感染によって感染し、38℃程度の発熱と共に、首や耳のリンパ線の腫れが見られ体にポツポツとした小さな赤い発疹が現れます。

痒みが少しありますが、乳幼児は軽い症状で済むことが多く「三日ばしか」とも呼ばれています。

微熱程度で発疹もきづかないほど軽いことが多いのですが、大人がかかると症状が重くなる傾向があります。

治療方法

熱があるときは、脱水症状に気を付けて水分補給をしっかり行いましょう。

川崎病

1歳前後の赤ちゃんにかかりやすい病気で、男の子は女の子より1.5倍かかりやすいというデータがあります。

細菌やウイルス感染、環境物質による刺激などが原因と提唱されてきましたが、いまだ原因が解明されていない病気です。

38度以上の高熱が1週間以上続き、お腹や背中に発疹が現れます。

次第に、白目の部分が充血し、舌がイチゴのように赤くブツブツになる「イチゴ舌」と呼ばれる症状が出てきます。

手足や首のリンパが腫れ、重症化になることも。
治療方法
全身の血管に炎症が起こる病気なので、医療機関での治療になります。主に、アスピリン療法(熱を下げて炎症を抑えたり血栓を防ぐ作用)や免疫グロブリン療法(毒素を中和したり炎症や血小板のはたらきを抑える)治療をして回復を待ちます。

肌荒れでおきる赤ちゃんのブツブツの種類

赤ちゃんの肌はデリケートなので、ちょっとした刺激によってブツブツした肌荒れがおきたり、症状によっては悪化することもあります。

それ以外にも、アトピー性皮膚炎の場合はママやパパがアトピーをもっていると、赤ちゃんにも同じアトピー症状が出る場合もあります。

低月齢の赤ちゃんのブツブツは、種類によってはっきりとした診断が出にくい傾向があるため、様子をみながら対処していきます。

乳児脂漏性湿疹

新生児の赤ちゃんにできやすい湿疹です。原因は、新陳代謝が活発で汗や皮脂の分泌が多く、皮脂が詰まることが原因で湿疹ができやすいといわれています。

生後2~3週間ごろ、赤ちゃんの頭皮や生えぎわ、おなかや背中にでてきます。遅くても、半年までには治っていきます。
治療方法

まずは皮脂を取り除きお風呂で石鹸を使ってていねいに洗い流します。このときにこすり過ぎないように注意しましょう。

皮脂の分泌が活発になり悪化してしまう可能性があります。洗うときは、ベビー石鹸や、低刺激の石鹸で洗えば安心です。

乳児湿疹

乳児湿疹は新生児期~乳児期にかけて現れる湿疹です。生後6か月までにかかる湿疹は判断が難しいため乳児湿疹と呼んでいます。

原因は皮脂と汗の分泌や、赤ちゃんの肌の角質層が未熟で、ダメージを受けやすく湿疹が出やすくなります。頭や顔、お腹に湿疹が出てきます。

治療方法

乳児湿疹は、清潔に保ち保湿を心がけることで徐々に治まっていきます。ケアしてもなかなか改善されない場合はアトピー性皮膚炎やアレルギーなどの原因も考えられますので小児科を受診しましょう。

アトピー性皮膚炎

赤ちゃんにできるアトピーは乳児アトピー性皮膚炎といわれています。皮膚バリアの機能の低下によって起きる、かゆみや湿疹などの皮膚病です。

生後1~2ヶ月にできる乳児湿疹と乳児脂漏性湿疹とは異なりますが、症状も似ているためアトピー性皮膚炎かどうかを判断するのが難しいとされています。

ブツブツが2ヶ月以上続いたり、顔や頭以外にも耳たぶ、膝や肘などに症状が出てきます。

治療方法

皮膚科で処方される治療法は主にステロイド剤や皮膚の炎症を改善させる外用薬があります。赤ちゃんには薬を使いたくないママもいるでしょう。

まずは乾燥させずにベビーオイルなどで保湿しながら様子をみましょう。

あせも

赤ちゃんは体の機能が未熟で、汗で体温調節をしています。そのため分泌された汗が汗腺に詰まり小さなブツブツが首やおでこ、わきの下、背中、おしりなどに出てきます。

おむつかぶれなどでも起きやすいため、皮膚を清潔に保つほか部屋の温度を調整したり、ベビーパウダーをつけたりしながらケアをしてあげましょう。
治療方法

小児科や皮膚科では、弱いステロイド剤やかゆみを抑える薬を処方され、1週間ほどで次第に治っていきます。

虫刺され

虫に刺されると、赤ちゃんの顔や体にポツポツとした赤い斑点が出ます。赤ちゃんには免疫が少ないため、思った以上に症状が悪化してしまいます。

皮膚が薄いうえに、腫れやすいので様子をみましょう。

虫刺されによってアレルギー反応が出たり、腫れがひどくなって発熱したり水ぶくれになってしまうときは小児科や皮膚科に受診するようにしましょう。
治療方法
保冷剤などで患部を冷やして痒みを抑えたり、かゆみ止め成分のヒスタミン剤を使うことでかゆみが治まります。

おむつかぶれ

新生児の赤ちゃんに起こりやすいおむつかぶれの原因は、汗や排泄物で蒸れたおむつによる繊維の擦れや、摩擦によっておこります。

よく似た症状で「カンジダ性皮膚炎」という病気もありますが、首にもできる湿疹なのでいつもと違う場合は小児科を受診しましょう。

ブツブツした発疹が出たり、ひどくなると赤くただれて痛みが伴います。

治療方法
おしりを清潔に保ち、なるべく通気性をよくするなど湿気をとってからおむつをつけます。汚れがあるときは、きれいに洗い流しましょう。馬油やワセリン、ベビーオイルで保湿をします。

とびひ

とびひは湿疹、虫刺され、傷口を引搔いて、ウイルスがついた手を介してあちこちに広がる病気です。アトピー性皮膚炎がある場合は肌のバリア機能が低下しているため、併発しやすくなります。

とびひの原因となる黄色ブドウ球菌は、鼻の中にも常在しています。鼻を触った手で体を掻いたりすると、とびひになることがあるので注意が必要です。
治療方法

とびひは夏に流行りやすい傾向があるため、毎日お風呂に入り皮膚を清潔に保ちましょう。湿疹や虫刺されはかゆみを抑えるヒスタミン薬をつけて治し、タオルや衣類の共有は控えます。

水いぼ

伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)というウイルスによって起こる感染病です。プールのビート板やタオルなどについてウイルスの接触感染によって、丸いブツブツが体に出てきます。

水いぼを引搔いて潰してしまうと、感染が広がってしまうので注意が必要です。
治療方法
皮膚科では、ピンセットで1つずつ水いぼを取る治療が一般的です。家でできるケアとしては、イソジンをつけたり、ハトムギ茶や漢方のヨクイニンを飲んで治していきます。

帯状疱疹

帯状疱疹の原因は、水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルスが原因で、水疱瘡と同じウイルスです。予防接種を打っていない赤ちゃんやかかったことがない子供には注意が必要です。

初期症状は軽い痛みとかゆみが伴い、徐々に赤みが出た後、水疱が出てきます。水疱は1週間ほどで潰れ、かさぶたになります。

治療方法
病院でもらう抗ウイルス剤を内服しながら治していきます。家では、バランスの良い食事とじゅうぶんな睡眠をとりましょう。

アレルギーによっておこるブツブツの種類

消化機能や皮膚の機能が未熟な赤ちゃんは、免疫が弱いためアレルギーを発症しやすくなっています。

1回アレルギーを発症してしまうと、大人になっても同じ症状が現れやすく持病としてつきあっていかなければいけないこともあります。

赤ちゃんのアレルギー症状はすぐに断定することが難しく、同じような症状が何度も繰り返して続く場合に、疑われる場合があります。

発生した日時や様子、食事内容や薬などをメモしていると診断時に役立ちます。

食物アレルギー

アレルギーを引き起こす「アレルゲン」が含まれる食物を食べることで発疹や腹痛、呼吸困難などの症状が現れます。

ショックで痙攣を起こし重症化するケースや、口や体のかゆみや湿疹が出たり症状はさまざまです。

バリア機能が未熟な赤ちゃんに多く、主に粉ミルクで嘔吐・血便・下痢などの症状が出ます。
治療方法
小児科でアレルギー検査を受け、原因となる食物が特定できたら排除しながら食べ物を変えていきます。今はアレルギー対応の食べ物やおかしもたくさんあり、成長するにつれて、6歳頃までには食べることができるようになっていきます。

ダニアレルギー

ダニやほこり、カビ、虫の死骸や糞などのハウスダストが原因で起こるアレルギーです。ダニアレルギーがひどくなると急に咳き込んだり、30分以上咳が止まらなくなったりと喘息が出てきます。

診断が出やすいのは、2~5歳の子供が多くアレルギーの度合いによって治療薬も変わってきます。
治療方法
家では、ダニなどのアレルゲンを排除するために、こまめな掃除や布団についているダニの糞や死骸などを減らしていきます。

病院での治療では、吸入ステロイド薬を使って治療します。「ステロイド」と聞くと心配になりますが、吸入ステロイド薬は肝臓で大部分が不活化され体外に排出するので副作用はありません。

蕁麻疹(じんましん)

じんましんは、皮膚や細胞の中にあるヒスタミンという物質が何らかの刺激を受けてむくみを作りじんましんをおこします。

アレルギー性のある食べ物や添加物をとったり、物理的な刺激によることで発症します。

短時間で現れて24時間以内に治まることが多く、症状がひどくない場合は様子をみましょう。

治療方法
抗ヒスタミン薬や抗アレルギー剤を服用して治していきます。腫れや痒みがひどい場合はステロイド剤も処方されることがあります。

薬疹

体が薬に対してアレルギー反応を起こし、全身に痒みを伴う湿疹が出てきます。初めて服用する薬で薬疹は起きることが少なく、何回も同じ薬を飲み続けてやっと気づくことが多いとされています。

赤ちゃんの場合は突発性発疹と間違われることもがあり、しばらく様子をみます。

治療方法
残念ながら薬疹を予防する薬はなく、飲んだ薬に対してアレルギー反応は一生続くといわれています。

薬疹を起こした薬の名前をきちんと憶えておき、お薬手帳などを提示して避けていく必要があります。

赤ちゃんの体にできたブツブツの違いを知って上手に対処しよう

赤ちゃんの体にできるブツブツには、治療がかんたんにできるものだったり、病気が潜んでいるものだったり色々な種類があることがわかります。

特に赤ちゃんのブツブツは、見ただけでも判断が難しく安易に「赤いから虫刺されだ」と思って対処しても感染症の病気だったりすることがあります。

自分でわからないブツブツは、早めに医療機関を受診し、病気がひどくならないように対処していきましょう。

赤ちゃんのブツブツの種類や病気のサインを知っているだけでもこれからの育児にきっと役立つものになるでしょう。

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