子供やお友達が家に遊びに行く・来るときに気を付けたいこと5
園生活にも余裕が出てくるとお友達の家や自宅で遊ぶ機会が増えます。ママ同士も何か用事があってお友達の家で我が子をお願いするということもよくあることみたいです。
しかし、どんなに仲が良くても、まだ子供だからと言っても最低限のマナーを守らなければ今後もお互いが気持ちよく遊べません。お友達のおうちに行く前に子供に教えておきたいマナーをご紹介します。
1.とりあえずこれだけは守りたいマナー3
挨拶はきちんと
まず、行ったときは「こんにちは、お邪魔します。」、帰るときは「お邪魔しました。さようなら。」は基本中の基本。
他にもお菓子やジュースを出してくれたら「いただきます」と「ごちそうさまでした」も言えるように普段の食事やおやつの時間からしっかり挨拶の習慣をつけておきましょう。
勝手に○○しない
例えば、「勝手に冷蔵庫を開けない」、「勝手に触らない」、「勝手にドアや引き出しを開けない」などいっぱいあります。子供でもプライベートを覗かれている感覚はいい気がしませんよね。
しかし、これらを全てのマナー事項を子供が覚えるのは難しいですが、「何かしたくなったら、まずは必ず○○ちゃんのママに聞こうね」というふうに模範案を提示してあげると子供も理解しやすいようです。
靴は揃える、脱いだ上着はたたむ
我が家に子供のお友達が来たとき、靴を揃えてあがってくれると気持ちいいですよね。上着も脱ぎっぱなしにされているより、たたんで置いてあるほうが気持ちいいですよね。普段の生活の中で帰ってきたら靴を揃える習慣をつけましょう。
2.子供にマナーを教えるときのポイント
守れそうなマナーから始める
上記に最低限のマナーについて書きましたが、年少さんやそれ以下の年齢子の場合だと3つも覚えることができない子もいます。また、上着をぬぎっぱなしにしないでたたむことは3歳以下の子にはレベルが高いことです。
そこで、今の子供のレベルに合ったマナーを2つに絞って教えていくといいでしょう。例えば、「挨拶はきちんとする」、「家の中のものを勝手に触らない」と短くわかりやすく教えましょう。
繰り返し教える
1回言われただけでできる子もいますが、できない子がほとんどです。お友達の家に遊びに行く都度繰り返し教えることで子供も意識してマナーを守れるようになってきます。
できなかったり、失敗したりしても決して叱らず根気強く教えましょう。もちろんできたときは褒めることをお忘れなく。褒めるときは「すごい!えらい!!」と評価するより「靴を揃えると気持ちいいね」というふうに伝えていきましょう。
親御さん自身がお手本になることで子供も真似するようになります。守ってもらいたいマナーがあったらまずは親御さん自身がお手本を見せましょう。
どうして守らなければいけないのか理由を言う
何度言ってもできなかったり、失敗したりするのが子供。お友達の家に行ってテンションが上がってしまって、思わずマナー違反をしてしまうこともしばしばあります。
そういうときはどうしてそのマナーを守らなければいけないのかという理由をきちんと説明しましょう。
例えば、「勝手に冷蔵庫を開けられるのは嫌だから、喉が渇いたときはおうちの人にお願いしようね」と伝えます。ただ一方的に「開けちゃダメって言ったでしょ!?」と言うのは説明ではなく責めるだけになってしまいます。
目と目を合わせて普通の声のトーンで理由をわかりやすく説明すると子供もわかってくれますよ。
3.よそのおうちに行くときの事情
手土産は持参していくべき?
多くのママさんたちが気になるのが手土産事情ではないでしょうか?何も持って行かないのは何か失礼に感じるけど、どの程度のものならいいのか迷うママさんたちも多いと思います。
お邪魔する際は手土産を持参する方がいいと思いますが、最初からはりきってあまりレベルが高いものを持参してしまうと今後が大変になります。なので、本当に簡単な子供たちが食べる程度のおやつで十分です
個別包装されているかっぱえびせんやクッキー、おせんべい、みかんなど家によくあるようなもので、且つ簡単なもので十分です。わざわざ買いに行ってまで手土産を用意する必要はないということです。
子供だけ行かせて本当に大丈夫?
お友達の家に行くときは親が一緒のときとそうでないときがあります。子供だけ行かせて心配になる気持ちはわかりますが、マナーは家の外でなければ身につかないもの。
親同士が感謝の気持ちをきちんと言葉で伝えることが大切。ママ同士のいざこざで子供たちが遊べなくなるほど悲しいことはありません。
事前に自分の子の特徴(テンションが上がると大声になりがち)や何時になったら帰るなど打ち合わせ的なことをして子供たちが遊びやすい環境を作っておきましょう。
4.我が家に遊びに来た場合
他人の子のマナー違反はどう注意するべき?
我が家に子供のお友達が遊びに来たときにもしマナー違反な行動を見かけたらどうしますか?人様の子だと思うとわかってはいてもなかなか注意できないものですよね。
できることなら、して欲しくないことははっきり注意しましょう。注意すると言っても「ダメだよ」と注意するのではなく、どこをどうして欲しくないのかを具体的に理由を添えて言いましょう。
「そこの引き出しには大切なものが入っているから開けないでね」と理由をきちんと言いましょう。して欲しくないことは事前に言ってしまうのも一つの手です。
ある程度のことは目をつぶる
先ほども言いましたが、何回も経験しないと覚えることができないのが子供というもの。それは我が子も他人の子も一緒です。
靴がそろってなかったらさっと揃えてあげる、挨拶ができてなくても「恥ずかしがり屋さんなのかな?」と軽い気持ちで考えるなどしましょう。
全てのことが気になり出すと疲れてしまうので、「そのうちできるようになる」と考え、絶対にして欲しくないことだけに目を光らせてドーンを構えましょう。
5.親が変わると子供も変わる
マナーを実践する場は家の外ですが、その基礎を身につけるのは日頃のおうちでの過ごし方によります。しかも、子供は親のことをよく見て真似するもの。特にご自身の自宅での行動は大丈夫ですか?
・帰ってきて上着をすぐハンガーにかける
・「いただきます」と「ごちそうさま」の際に手を合わせて言っているか
・立ちながら飲み食いしてないか
大人はよそのお宅では意識してマナーよくできていますが、実は自宅では油断してできていないということがあります。自宅でも気を付けるようにすると子供が真似し出すかもしれないので、まずはご自身の行動をいま一度振り返ってみましょう!
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