【体験談】好き嫌いがほぼない我が子たち!親として頑張ったこと

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2017/12/26

好き嫌いのない子供たち

我が家の子供達2人には自慢できることがあります。それは、『ほとんど好き嫌いがない』という点です。

これについては本当に助かっていて親孝行だなと感じています。でも実は2人とも生まれつきそうだったという訳ではありません。色々知恵を絞り必死に頑張りました。

砂糖の味の代表、アメやチョコレートは3歳までは禁止にしました!

赤ちゃんは本能的に「甘い味→安全」、「苦い味→危険」と判断すると言われています。確かに母乳もミルクも「甘い」ですよね。

でも、一度母乳やミルクを舐めてみたら、甘いといってもとても薄く、美味しいなとは感じませんでした。

そんな味でも赤ちゃんにとっては十分甘くて美味しいのです。そんな赤ちゃんにいきなり砂糖の味を覚えさせるのは危険ですよね。

アメやチョコレートの甘さは濃すぎます。これを覚えてしまうとご飯や野菜のほのかな甘みを感じられずに苦みばかりが強調され、拒否してしまうことになります。

アメやチョコレートは、ご飯や野菜をしっかり食べられるようになってからにしました。ちなみに我が家では『3歳まで禁止』にしました。

それ以降になっても、食べても1日1個まで!と決めていました。おかげで未だにアメやチョコレートを食べるときは少量で満足してくれます。

ダラダラ食べはNG

そして、食べる物だけでなく、食べる時間や回数についてもしっかりと決めておきました。おやつも1日1回3時と決めたら出来る限り守らせました。

泣いてもお菓子でつるのではなく、別の方法をまずは試してみることをおすすめします。

ちゃんとお腹が空いた!と子供が分かるように「食事の間をしっかり空ける」ことに気を付けることが大事なのです。

1回の食事時間についても、だらだらと長くならないようにを心がけ、食べるのに飽きたようならさっさと下げました。

いつでも、どこでも、いつまででも食べられることを覚えてしまうと、食べることにだらしなくなりますよ。

『今、ちゃんと全部食べておかないとお腹が空いてイヤだ!!』と思わせることは大事だと信じて取り組みました。食べることを大切なことだと思える=食べ物を大切にし、好き嫌いをなくすことにも繋がったようです。

よくベビーカーでパンやお菓子を握りしめている子を見かけます。騒ぐからと口封じ?に与える親御さんも多いようですが、それは最後最後の手段に取っておきましょう。

まずは、おもちゃや声掛けでおさめましょう。「騒ぐ=お菓子がもらえる」と脳内にインプットされていまうとやっかいです。

基本はお菓子はおやつの時だけ、またはお友達が集まった時の特別なものと認識させた結果、自然とお菓子をねだる子になりませんでした。

子どもの好きな味を見つけて食べる工夫を!

野菜が苦手な場合、色々な味付けをチャレンジしてみましょう。

塩味・しょうゆ味・ケチャップ味・ポン酢味・お出汁の味など、好きなものと一緒だと食べられる可能性が広がりました。また、卵でとじたりとろみをつけたりもいいですね。

キライだからとすぐに外してしまうのはダメだと思います。私は、小さくしたり少な目からスタートなど、親としてできることを日々実験のつもりで試してみました。

大きくなったら食べるでしょ!というのは期待できないかもしれないので、あきらめずに根気よく続けていきました。

ただし、無理に押し付けることだけはしませんでした。嫌がったらさっさと諦めて次の手を考えました。

我が家の長女の場合はお肉が好きだたtので、苦手な野菜と一緒に口に入れるように勧めてみました。

煮物も野菜のサイズを小さくし、しっかり味をしみ込ませました。甘めに作ったのも効果があって食べてくれた時は本当にうれしかったです。

1番のオススメは水炊き鍋です。つけるたれを工夫できるからです。たれはマヨネーズやケチャップや甘味噌などバリエーションが増やせるので色々試すには好都合です。

我が家の長女は甘いゴマだれより、酸っぱいポン酢しょう油を気に入り、沢山食べてくれるように!おかげで野菜本来の甘さを知り、大好きになってくれました。

好き嫌いよりも食事時間を楽しい時間と感じてもらう事の方が大事!

実行するにあたり一番難しいのは、「続けていくこと」だと知りました。1つ1つを気にするのは簡単なのですが、それを続けるのは本当に面倒…。

苦行のようにしていては、親もストレスが溜まりますし、子供も食事時間が楽しくない時間になってしまいます。それでは元も子もありません。

『好き嫌いなんて誰にでもあるのだから気にしない!』と思うことも大事だと思います。

実は私自身とても偏食な子どもでしたが、滅多に風邪をひかない元気な子どもでした。友人の息子さんも偏食なうえ小食で、確かに体は細く小さいですが、小さい頃から外で遊びまわっていたおかげか、健康なサッカー少年です。

好き嫌いがないに越したことはありませんが、それにとらわれ過ぎてしまってはいけません。「食事は楽しく」が一番!これを忘れなければ、きっと「食べることが好き」な子供になり好き嫌いも減っていくと思います。

毎日せっかく作った食事を残されるのはとてもやりきれないです…。子どもが小さいうちに頑張っておくと後がとても楽ですよ。

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