これはステロイドの副作用?妊婦と皮膚科との上手な付き合い方

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2015/02/18

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妊婦さんは産婦人科とのお付き合いが濃厚になると思います。しかし妊婦健診以外にも何かしら問題があったり、心配なことがあったら他の診察科を受診するはずです。妊婦だと先生に伝えて診察をすれば、多少なりとも緊張されることもあるかもしれませんね。

そして妊婦さんは薬の服用など、妊娠していない時よりも気をつける点がいくつかあります。気を付けなくてはいけないのは何も飲み薬に限った話ではありません。例えば貼り薬にしても、塗り薬にしても、です。

妊婦さんは肌がデリケートになる

妊婦さんは妊娠すると肌の状態も変化する場合があり、痒みがでやすい体質になってしまったり、湿疹などが出ることがあります。安易に自分の判断で市販品に手を出し、さらに悪化することは極力避けたいものです。

妊婦さんが肌のトラブルに遭遇した場合、出来れば速やかに皮膚科を受診することを強くお勧めします。

例えば妊娠前から皮膚科へ通っている方が妊娠した際に、今まで使っていた薬を使い続けていいのか、迷うことが出るかもしれません。そんな時には皮膚科の先生にしっかりと確認しましょう。

ステロイドへの考え方

一般的に短期間で使うように言われているステロイドの薬。塗り薬などで使うようにと言われている方は少なくありません。そんなステロイドの副作用に対しては、妊娠していない時と比べたらより神経質になったほうがいいと思います。

「これはもしかしたらステロイドが原因かも」なんて時は妊婦だからと産婦人科へ行くのではなく、必ず皮膚科を受診するように心掛けましょう。

ステロイドは先生の中でも「素晴らしいから使いたい」「ちょっと怖いので使わない」という意見に分かれているようです。

どんな副作用か

ところでステロイドの副作用に関して、経験された方もいるのではないでしょうか。私自身昔に経験をし、このリバウンドにかなり苦しめられたことがあります。

最初は普通の医者から何気なく処方されたステロイドを使って、症状が良くなったのですが、そのうち使っても治らなくなる、さらに使わないと痒くてたまらないという悪化の事態を体験したのです。

そこで最初の先生が大学病院の皮膚科の先生へ紹介状を書いてくれ、ステロイドを使わないで治す治療をスタートしたのです。

リバウンドはかなり辛い

あの大変な治療を思いだすと、ステロイドは素晴らしいものだとわかってはいるけれど、手放しに使えないと感じたのも事実です。

体からステロイドを抜くような体験をすると、ステロイドはだらだら使うものではないと体で実感出来ます。ただしステロイドを処方する先生方は、このようなリバウンドの実体験がない方が多いので、本当の苦しさはわかってくれないかもしれません。

私のような苦しい思いをしないためにも、ステロイドを妊婦さんが使う場合には、より慎重に使いましょう。

医師の指示に従い、短期間に使うこと

気をつけるべき点は医師の処方された回数を塗ること。そしていつまで続けるのか、です。

例えば手荒れなどの湿疹だと、肌が多少強い場所にあるようで一日数回使っていて、一週間くらい使ってもリバウンドの心配はあまりないようです。

ところが顔などの肌が薄いと言われる箇所ならば、それこそ3日間から5日程度が限度、と言われることがあります。どうしても痒みが強い場合などでも、この時点で受診し、次の作戦を考えるのがベストのようです。

不安なことは皮膚科の先生と相談していこう

そして皮膚科の先生は大概ステロイドには慎重です。ステロイドを処方しても、ストレートな状態ではなく、他の薬(例えば保湿剤にど)を混ぜて、よりマイルドな状態にしてくれます。特に妊婦さんに対してや子供にはそうすることが多いようです。

これが内科の先生たちだとストレートなステロイド剤を処方するほうが多い気がします。ですから妊婦さんは特に肌の状態がデリケートになっているので、皮膚科の先生と相談しながら上手にステロイドと向き合っていけたらいいなと思います。

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