出産に向け入院準備!ママと赤ちゃんに必要・便利アイテム
出産のために入院をする場合、だいたい産院から「このようなものを持参してきてください」という冊子かプリントをいただきます。
ただしそこに記載されている内容はあくまで「最低限」の準備品ばかりです。
帝王切開ならば入院期間も1週間程度と長くなるので、普通分娩の方よりも荷物が増える事もあります。
何を持参したら良いのか、ママと赤ちゃんに対して必要な物、あると便利な物などをリスト化して紹介します。
出産入院準備品は産院のお勧めをベースに考えよう
入院準備品は今まで出産での入院を経験した先輩ママたちの声を参考にすると、より充実したラインナップで揃えられます。
だいたい妊娠後期に入る段階(8ヶ月くらい)のタイミングで産院から話があり、”準備品リスト”をもらえますので、入院準備品は9ヶ月に入るまでを目安に用意するといいでしょう。
なぜリストをもらったらすぐになの?と疑問かもしれませんね。それは、万が一早産の可能性があると、緊急で入院する事も考えられるからです。
自身の入院準備品を揃えると共に、赤ちゃんが退院したら必要になる洋服やオムツ、ミルクなどの準備もあわせて行うと良いでしょう。
ママの関連品!必ず必要な物
ママが入院・出産・退院後に必要になるマストアイテムをご紹介します。
アイテム | 説明 |
---|---|
母子手帳 | 出産前から産後まで母子についての情報を書き込むため |
入院案内などのパンフレットと印鑑 | 入院する際に必要です。必ず必要項目を埋めておくこと! |
爪切り | 帝王切開などの長期入院などの場合は特に必要 | スマホ・携帯用の充電器 | 家族や友人との連絡には欠かせません |
パジャマ・下着類 | 退院用の下着はママと赤ちゃん両方の分が必要 |
母乳パッドと生理用品 | 出産後すぐに必要に!配偶者は買いにくいものなので、早目に準備 |
基礎化粧品とメイク用品 | 入院中はメイクをしなくても、退院時にはするので忘れずに |
多少の現金 | 大金は不要(盗難の心配があるので)2・3000円程度はもしものために持っておいて |
退院時の洋服 | 意外と見落としがち!産前と体型が違ってくるので注意! |
この中で入院準備品に一般的にないものが「爪切り」です。しかし入院期間が5日から1週間程度ですと、入院前に切った爪も伸びてしまいがちです。
私は入院中、夫に爪切りを持ってきてもらいました。
赤ちゃんのお世話をするのですから、自分の爪が伸びていると衛生的にも良くないし、危なそう…ですよね。ですので爪切り持参をお勧めします。
あると便利!あって良かったという物も紹介
アイテム | 説明 |
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タオル | 病院内が乾燥しているので加湿器かわりにできる | 筆記用具 | サインをしたり、何かメモしたりするのに役立つ |
ヘアゴムやヘアバンド | 授乳時など邪魔な髪の毛を結べます |
水のいらないシャンプー | 帝王切開の方には必須のアイテム |
時計 | 病室によっては時計がない場合あり!授乳時間を測る時に重宝 |
(ペットボトルにつけられる)ストロー | 陣痛中から産後に役立つ |
コロコロつきのカート | 荷物を全てひとまとめにできるため便利 |
ノンカフェインのお茶か水 | 産後は喉が乾いて困るのでペットボトルで数本あるといい |
スーパーの袋 | 洗濯物やごみ入れなどに使えます |
アイマスクと耳栓 | 大部屋で過ごすと明かりや音が気になるかもしれませんので |
骨盤ベルト | 産後は骨盤のゆがみが!早めから対策がカギ(帝王切開の方は痛むこともある) |
ウエットティッシュ | 手を拭いたり汗をかいた時に使えます |
羽織るもの | 寒い時や、お見舞いの方がいた時にさっと羽織れるものを |
授乳クッション | 授乳の姿勢が最初はよくわからず疲れるので、あると重宝します |
S字フック | ベッドサイドに荷物をひっかけるのに便利 |
長めの靴下 | 足首が冷えて寒いと感じる事があるため |
クリアファイル | 病院からもらう書類などをまとめて保管出来る |
着圧ソックス | むくみ対策!帝王切開をした方には必須です |
ふりかけ | 病院の白飯に飽きてきてしまうかもしれないので |
私は帝王切開だったため1週間ほど入院していたのですが、その間に必要になったのは飲み物です。
産後は授乳のこともあるので、ノンカフェインの飲み物がいいのですが、産院の売店や自動販売機にいくもある販売機には、カフェイン入りのお茶やジュースなどしかなくとても困りました。
なので入院時に麦茶やルイボスティーなどのペットボトルを数本持参し、入院中にも夫に何本か差し入れしてもらいました。
食事の度にお茶は出ますが飲み物は自分で用意するのが当たり前になりますので、お気に入りの水などがあれば入院時に持ち込みをしたほうが安心です。
実際に準備したけれど必要なかったかも…という声も
アイテム | 説明 |
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バスタオル | 産院によっては全てレンタルしてもらえる場合もあり | シャンプー・ボディソープ | 産院の中には全て揃っているケースあり |
コンタクト | コンタクトを入れる暇もなく、毎日メガネだったという声も多い |
本 | 思いのほか忙しく、読んでいる暇がないかも |
退院用のまとまった現金 | 盗難の危険あり。退院時の支払いがカードでOKのところも |
デジカメ | 携帯やスマホのカメラで十分に活用出来る |
枕 | 何よりかさばるので持ち運びに不便 |
穴あきクッション | 産院で借りられる場合も多く、穴あきの椅子などがあることも |
普通分娩で椅子に座るのが辛いという事で、真ん中があいている座布団があると便利そうなのですが、産院にある場合が多いので借りられるかどうか事前に確認をしておきましょう。
赤ちゃん関連品!絶対に必要なものをリストアップ
アイテム | 説明 |
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おむつ | 産院では一部しか提供してもらえない事もある | 退院時の洋服・肌着・靴下 | 入院時には忘れずに準備!よそいきのドレスなどで退院を考えている場合は忘れずに! |
おくるみ | 冬場は寒さ対策。夏は冷房対策品です |
おしりふき | 入院中に全て使い切る場合も… |
チャイルドシート | 退院時に車を利用するならば、事前に取り付けておいて |
保湿剤 | 吐き戻しが多く、ほっぺや首を拭きすぎて肌荒れしてしまった時に使える |
赤ちゃんは大概車で自宅に戻ると思います。赤ちゃんは必ずチャイルドシートにのせなくてはいけませんので、退院前までに必ずチャイルドシートをつけておくようにしましょう。
昔と比べてだいぶ装着がしやすくなっていますが、退院時までにしっかり使用法についてチェックしておいてください。これはパパにも必ずお願いをしておきましょう。
これは便利だった!という物
アイテム | 説明 |
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ガーゼ | 赤ちゃんは嘔吐する事も多いので、少し余分に | 帽子 | 日差しが厳しい季節の退院時には必要 |
抱っこひも | 腕だけで抱っこするのが不安、腰が弱い人などに便利 |
赤ちゃんは抱っこされて退院となりますが、同行者がいないなどの可能性もありますよね。
そんな時は荷物も持たなくてはいけないため、赤ちゃんの安全を考えて新生児から使える抱っこひもやスリングなどがあると安心出来ます。
準備し過ぎなどに注意!必要最低限の準備でOKです
アイテム | 説明 |
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バスタオル類 | 産院内にコインランドリーがあると枚数は少な目でもOK |
よだれかけ | 赤ちゃんによっては全く使わない子も |
赤ちゃん用爪切り | 産院で借りらることもあるので事前に確認してみて |
ベビーカー | 退院時に使うケースはほとんどないです |
最近はゴージャスな産院も増えていて、中にはママは母子手帳だけを持参して入院!という所もあるようです。
パジャマやタオルも全て出産費用に加わっていたり、シャンプーリンス、基礎化粧品も普通に準備されているといった感じです。
自分が入院する病院には何が完備されていて、何が支給され、そして何が不足しているのかをしっかりと調べてから準備が必要です。
不要なものは持参しないようにしておきましょう。
いざ準備!その時気を付けるべきこと
一般的に出産入院する際には、事前に準備された荷物をパッと持って入院というパターンが多いでしょう。
37週過ぎればいつ分娩しても大丈夫と言われる時期なので、皆さん遅くても10ヶ月に入る前には入院準備をすると思うのですが、中には妊娠初期・中期からずっと入院している方もいます。
つまり妊娠は病気ではないけれど、いつなんどきどうなるかがわからない、という意味でもあるのです。
やはり早めに準備!は大事です。
妊娠9ヶ月の間に遅くても入院準備をしよう
必需品は、出来るだけ早く準備するのが一番と書きましたが、妊娠9ヶ月の早い段階で準備を完了させておくのがベストでしょう。
ただし季節の変わり目などで、気温差が変わってくる頃だと洋服をどうしたら良いのか迷う可能性もあります。
そんな時は「薄めのものと厚めのものを1つずつ用意」という形で乗り切りましょう。
同じ時期に分娩経験のある先輩ママに、退院時の赤ちゃんの服装について聞いておくと特に参考になります。また、妊婦仲間もいたら「どんなものを準備している?」と確認しあうのも準備忘れを防ぐには有効です。
今妊娠している人は、リアルタイムで準備中なので重宝しそうな物を探したり、手に入れたりしている可能性が高くなります。是非情報共有をしてみてくださいね。
そういう知り合いがいない場合には、妊婦検診の時に病院に来ているママに待ち時間に話しかけてみてもいいですね。準備品についてだけでなく、色々な情報が仕入れられるかもしれません!不安が少しは解消されるかもしれませんね。
妊娠後期に入るとほとんどの産院で、入院の際に持参するものをリストにして渡してくれるので、万が一もらえなかったらこちらから問い合わせをし無駄な買い物は絶対に避けましょう。
産院によってはパジャマやタオルのフルレンタルというサービス面を売りにした所も少なくありません。
自分が入院する産院では何が必要かは早目に知るほうが助かります。準備不足の場合、家族に購入してもらう手間が必要になるかもしれません。
産院に売店があるのか、近くに家族が買えるお店があるのか確認を
入院中に「あれが欲しい」とか「忘れ物をした」という事はありがちな出来事です。ちょっと規模の大きい産院や産科では売店のある所もあるので、最低限のもの(飲み物・お菓子など)は手に入ります。
しかし個人産院などはどうしても規模が小さいため、売店がなく飲み物の自動販売機くらいしか置いていない可能性もあります。
すると「欲しい物が手に入らない」となるため、家族に買ってきてもらわなければ手に入らない…ということになります。
産院の近くにスーパーやドラッグストアがあるかないかを調べておきましょう。
忘れ物をしないために。買ったものは夫婦で置く場所を共有する
ちゃんと準備したつもりでも、うっかり忘れものをする事はよくあると思います。
「買ったのに入れ忘れた」というケースならば、ご主人に「あそこに置いてある」と伝えると持ってきてもらえるかもしれないので、買ったものは夫婦で「ここに置く」と共有しておくと良いでしょう。
せっかく買ったのに、どこに置いたかわからなくてまた購入…だけは避けたい所です。
出産間近はバタバタかも!事前の準備で出産にも余裕が持てる
出産に関しては経産婦さんでも大きな不安を抱えているものです。初めての出産なら何もかもが分からなくて不安だらけになって当然ですよね。
そんな不安を少しでも減らしていくために、確実にできる用品準備を一つづつクリアしていきましょう。それが済めば心も少し落ち着いて出産に向けてドンと構えられるようになりますよ。
妊娠期間は10月10日と言われていますので案外長いと思われるかもしれませんが、実際はそうでもありません。
つわりの時期や体調が芳しくない時には「まだ?」と指折り数えて過ぎ去るのを待っているので長く感じるかもしれませんが、体調が安定してくる中期からはトントン拍子で進みます。
出産入院までは時間があると思っても、思いのほかあっという間です。
特に妊娠後期になってくればお腹も重くなり、胎動があって毎日熟睡出来ない事もあって準備をテキパキ進められないかもしれないのです。
私は妊娠7ヶ月から8ヶ月の間に赤ちゃんの準備と入院準備を全て終えるように進めていましたが、それでも9ヶ月になる寸前まで時間がかかりました。
皆さんも出来るだけ早く、しかも効率よく準備しておきましょう。

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ハナちゃんさん
現在2人目妊娠8ヶ月に入る妊婦です。
1人産んでるとはいえ、ブランクがあるので不安です。
お腹が大きくなり胎動が激しく頻繁に動くようになってからはほとんど眠れません。
昼間寝てないからといって寝てしまったらまた夜寝れなくなる…の繰り返しをしながら毎日過ごしています。
何時間かでも安眠出来たら少しは違うのにな〜 -
ぴぽさん
現在二人目妊娠中、来週には予定帝王切開で出産の予定です。元気にグリグリ胎動を感じており、赤ちゃんに会いたい‼︎と思う反面、無事に元気な子が生まれてくれるか心配になったり不安な気持ちもあります( ; ; )マタニティブルーですかね〜(T . T)


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