トイレトレーニング中の子供との外出!持ち物と事前チェックポイント

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2018/04/23

トイトレ中に外出している様子

お家でのトイレトレーニングに慣れたら、外出先でもトイレに挑戦したいですよね。外出先でのトイレトレーニングは、お家と違うことがいっぱいです。

挑戦するお子さんも、挑戦させる親御さんもドキドキすることがたくさんあるかと思います。事前にしっかりと準備をすることで、余裕をもってトイレに行けるようにしましょう。

どんな場所で、どんな風に初めての外出先トイレにチャレンジするのが安心か?どんな持ち物をもって行けば、もしもの時に対応できるか?などを先輩ママ達の体験談を含め紹介していきます。

外出先でのトイレトレーニングを始めるタイミング

トイレトレーニング中、外出することになった場合、親子で乗り切れるか心配ですよね。特に、外出先でもトイレに挑戦させるべきか、オムツを履かせてしまうべきか迷うママは多いと思います。

どういった状態であれば、外出先でのトイレに挑戦しやすいのかまとめてみました。

おしっこがでる前に教えることができる

お家のトイレで1度もおしっこをしたことがないのに、外出先でトイレに挑戦するのは難しいでしょう。まずは、お家のトイレで何度か成功している必要があります。

特に大切なのは、”おしっこが出る前に伝える”ということが、しっかりできる状態であるということです。

トイレトレーニング中の場合、おしっこが出た後でないと教えることができないというお子さんもいるかと思います。

”おしっこがでそう”とママに伝えることができない状態で外出してしまうと、”おしっこでる?”と何度も問い詰めることになったり、漏らす可能性が高くなったり、親子のストレスが大きくなります。

外出先でのトイレについて理解できる

外出先でトイレに挑戦するには、お家では必要の無かったルールや状況を理解する必要があります。

以下のようなことを事前に理解できる状態だと、スムーズに挑戦できるでしょう。

  1. トイレに行きたくなったら早めに伝える
  2. お家とは違うトイレがある

トイレの場所が家のように近くないので、おしっこがしたくなったらすぐ教えて欲しいということを伝えておきましょう。

また、お家とは違うトイレを怖がってしまう子も多いです。

事前に”外出先のトイレでできたらすごい””どんなトイレでも怖くない”というようなお話が理解できていると、抵抗感が少なくなるでしょう。

外出先ではオムツを使用しても大丈夫

早くトイレトレーニングを進めるために、トレーニングを始めたら絶対にオムツは履かせないという考え方もありますが、相当な覚悟が必要です。

お子さんがどんなに愚図っても、掃除がどんなに大変でも、オムツは履かせず頑張り続けなくてはなりません。

トイレトレーニングを始めたばかりの場合、外出時は無理せずオムツを履かせましょう。

トイトレ中だという気分を盛り下げない為には、以下のような方法もあります。

  • パンツの上からオムツを履かせる
  • パンツの上にトレーニングパッドを敷く
”お兄ちゃんお姉ちゃんだからパンツでお出かけするけど、初めてだからオムツ(またはパッド)も一応つけておこうね”などと声掛けして、お子さんがトイトレ中であるということを意識できるようにすると良いでしょう。

漏らす回数が少なくなってきたら、層の厚いトレーニングパンツを利用して外出するという方法もあります。ただし、トレーニングパンツは完全防水ではないので注意が必要です。

焦らず、オムツなどを併用しながら、外出先でのトイトレを進めましょう。

どんな設備があると安心?トイトレに便利な外出先選び

外出しなければならない用事があるわけではなく、意識的に外出先でのトイレに挑戦させる場合、どのような場所を選ぶとよいでしょう。

場所選びのポイントをご紹介します。

行き慣れた子育て支援センターや大型商業施設が安心

普段から行き慣れている場所で、トイレに挑戦するのが安心です。

特に、子育て支援センターなどの子育て支援関連施設、大型商業施設がお勧めです。お勧めの理由として、以下のようなものがあげられます。

  1. トイレの場所がすぐにわかる
  2. 事前にトイレの様子を見せておくことができる
  3. 子供用トイレの設備が充実している
  4. 子供がおもらしをした時の対応に慣れている

子育て支援センターでは、トイレにかわいらしい飾りつけをするなどして、子供がトイレに抵抗感を持たないような工夫がされていることが多いです。

家以外のトイレを怖がってしまう子もいるので、そのような工夫がされていると外出先でのトイトレが進めやすいでしょう。

大型商業施設では、子供からお年寄りまで色々な人が利用できるよう、トイレの設備も充実しています。

トイトレ前からトイレを見せておき、”大きくなったらここでおしっこするんだよ”と教えておくのもいいですね。

お子さんが普段から利用している施設を活用して、無理なく外出先でのトイレに挑戦してみましょう。

子供用トイレや補助便座などの設備を確認

子供がトイレに行く際に便利な設備として、以下のようなものがあげられます

子供専用トイレ
子供専用のトイレの多くは、ドアノブや手洗い場も子供の届く位置になっており、子供が1人でトイレの過程をできるように工夫されています。

また、かわいい装飾がなされており、トイレに挑戦したい気持ちにさせてくれます。

補助便座のあるトイレ
個室の中に、補助便座が常備されているトイレがあります。多くの場合、補助便座が壁掛けの状態で置かれており、必要な人が必要な時に使います。

自宅で補助便座を利用している場合、同じような方法でおしっこができるので便利です。

女子トイレの中の男児用トイレ
立ったままおしっこができる男の子の場合、女性用トイレの一角に男児用トイレがあると便利です。

子供専用のトイレがない場合、お子さんはママと一緒に、女性用トイレに入ることがほとんどかと思います。

便座をあげて立ったままおしっこをさせる場合、身長が足りず、便器に届かないという場合があります。男児用トイレがあれば、そのような心配はありません。

多目的トイレ
多目的トイレは車いす等でも入りやすいように、個室が広くつくられています。狭いトイレを嫌がる場合は、多目的トイレを利用すると便利でしょう。

また、ベンチやベッド、収納式着替え台等が備えつけられている場合も多く、洋服の着脱をさせるのに便利です。

外出先にどういった設備があるか確認し、事前準備に役立てましょう。

いざという時慌てない為に!ママが事前に考えておくこと

トイレトレーニング中の外出はハプニングがつきものです。どういったことが起こり得るか想定し、対応を考えておきましょう。

声掛けの仕方

トイレに行きたくなったら伝えるよう事前に説明していても、遊びに夢中になって忘れてしまうということはよくあります。

時間帯やお子さんの仕草などから、そろそろおしっこがしたいかなと思ったら、声掛けをしてあげましょう。

シンプルに”トイレ行く?”と声掛けしても、”行かない”と駄々をこねられる可能性は十分あります。

”どんなトイレがあるか見に行こうか””おしっこがでたらお洋服が濡れちゃうからトイレ行こうか”など、具体的でお子さんの心が動きそうな声掛けを考えておきましょう。

トイレの場所の確認

トイレの場所は必ず事前に確認しておきましょう。その場でトイレの表示を確認すれば大丈夫と思っていても、なかなか見つからない・辿り着けないということは考えられます。

トイレの場所を確認してから、トイレに近いところで遊ぶようにするというのも一つの方法です。

お子さんがトイレに行きたいと言えたのに、トイレの場所がわからず漏らしてしまうということがないようにしましょう。

洋服の脱ぎ着の方法

子供をトイレに連れていく時、意外と手間どるのが洋服の着脱です。パンツやズボン、タイツなどを全て脱ぐ必要がある場合、狭いトイレの中で素早くこなすのは難しいことです。

どのようにすればスムーズに着脱ができるか、考えておきましょう。

着脱の方法としては、以下のようなものがあります。
下着や洋服が便器につくことが気にならなければ、後者の方が楽です。

  • 子供をしゃがんだ親の肩につかまらせ、片足ずつ脱がせる。履かせる時は、まず靴の上にたたせ、脱ぐ時と同様にして片足ずつ履かせる。
  • 子供をしゃがんだ親の肩につかまらせ、片足だけ脱がせる。もう片方は膝までおろした状態で、トイレに座らせる。履かせる時は、脱ぐ時と同様にして履かせる。

上記の方法を試しても難しく感じる場合には、以下のような方法もあります。

  • ビニール袋や新聞紙などを持参し、床に敷いて着脱をする。使用後はトイレのゴミ箱に捨てる。
  • 下着や洋服を膝下まで下げた状態で、足を閉じておしっこができるよう、家で練習しておく。
  • 男の子は立ったままおしっこができるよう、家で練習しておく。
洋服の着脱がスムーズにできないと、漏らしてしまう一因になるので気をつけましょう。

漏らしてしまった時の対処

漏らしてしまった場合にすることは、以下の3つです。

  1. 持参したもので可能な限りの掃除をする
  2. 身体を拭く、着替えをするなどお子さんのケアをする
  3. 施設のスタッフにお漏らしがあった旨を伝える

消毒等、施設独自の衛生対策がある場合もありますので、スタッフの方にも伝えることは大切です。

人前でお漏らしをしてしまい、お子さんもショックを感じている可能性があります。優しい言葉をかけて、また外出先でトイレにチャレンジしようと思わせることができたらいいですね。

ふいに漏らしてしまった場合には、”びっくりしたね、でも大丈夫だよ”、トイレに行く途中で漏らしてしまった場合には”ここまで頑張ったね”等、前向きな言葉がけを心がけましょう。

基本の持ち物とあると便利なもの

トイレトレーニング中に外出する場合、漏らしてしまう状況を想定して持ち物を準備する必要があります。

どういった物を持っていく必要があるかまとめました。

基本の持ち物

基本の持ち物として、以下のようなものがあると安心です。

  • 着替え2セット
  • タオル
  • ビニール袋
  • おしりふき
  • オムツまたはトレーニングパッド

おしりふきは、漏らした時に身体を拭くことにも使えます。また、トイレの汚れを拭くことにも使えます。水に流せるタイプのものを利用するとより便利でしょう。

オムツは、トイレまで間に合わないという時に利用する他、漏らしてしまったおしっこを吸水するのにも利用できます。

オムツやトレーニングパッドは、さっと取り出せる場所に1つ入れておきましょう。

あると便利なもの

基本の持ち物以外に、あると便利なものを紹介します。

  • 新聞紙、使い捨ておむつ替えシート・・・洋服の着脱時に使用できます。
  • 車の座席用防水マット・・・車でのお漏らし対策になります。
  • 携帯用補助便座・・・補助便座が必ず必要なお子さんはあると便利です。

外出先でのトイトレ失敗談/成功談

先輩ママの体験談をご紹介します。外出先ではどんなことが起こるのか、参考にしましょう。

  • 外出先では漏らさず乗り切ったと思ったら、帰りの車で寝ながら漏らしてしまった。(男児4人の母)
  • 電車の中でトイレに行きたいと言われ、慌てて下車。なんとかトイレに辿りついたとたん、漏らしてしまった。(女2児の母)
  • 友達と一緒におでかけした時に、その子がトイレで用を足すのを見て”自分もトイレでしたい”という流れになった。友達の力は大きいなと思った。(男1児の母)
  • 子供はトイレに行きたいと言えて、トイレの場所もすぐわかったが、トイレについたら大行列でひやひやした。パッドを持ち歩いていたので、いざとなったらこれを使おうという安心感があった。(男女2児の母)

外出先での失敗はトイトレをこじらせる可能性も。焦らず楽しくが大切!

外出先でお漏らしをしてしまった場合、とんでもない大失敗をしてしまったと感じるお子さんは少なくありません。

親が焦ったり怒ったりしてしまうと、子供の不安は一層増してしまいます。オムツを履かないことを不安に思うようになる可能性もあります。

外出にハプニングはつきものです。漏らして当然という心構えでいることで、お子さんも気楽にそして前向きにトイトレと向き合えるでしょう。

事前準備をきちんとして、余裕をもって外出に挑戦できるといいですね。
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