トイトレ中のパパママのNG行動は?トイレトレーニング失敗を成功に導く進め方

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2016/06/08

トイレトレーニング成功を目指す子供

子どもの成長に伴って気になってくるのがトイレトレーニング。同い年の他の子が次々と成功していると焦りもでてきますよね。

気持ちは分かりますが、「また失敗してしまった…」「どうしてうちの子だけ」とママやパパが気に病みすぎないで!

トイレトレーニングは大人のリードのもと、子どもたち自身が「できた」という達成感を感じることが大切なのです。

今回は、トイレトレーニング中にパパママがしてしまいがちなNG行動についてどうすればいいのか?成功へ導くコツを紹介したいと思います。

トイレに恐怖心を持たせてしまう…ママ・パパのNG行動

子どもが怖いと思うトイレは、薄暗かったり寒かったりして、精神的に不快感がある場所が多いです。

これでは子どもがトイレに行きたがらなくなってしまいます!トイレの雰囲気が明るくなるように、電気つけて室内を明るくしたり、壁に絵やイラストを貼ったりして楽しい雰囲気を作りましょう。

そうではなく、最初は怖がらなかったトイレに段々と恐怖心も持つようになってしまったなら、それは、ママやパパが原因かもしれません。

失敗してしまったり、トイレで出なかったりしたときに叱ってしまっていませんか?トイレが怖いというよりも、トイレは怖いことが起こる場所という風に思ってしまったのかもしれません。

恐怖心で子どもは積極的な行動はしません。できたという達成感や成就感が子どもの原動力になるのです。

叱られるトイトレより、誉められるトイトレの方が成功する可能性が高いですし、子どものやる気をアップさせる効果もあります。

トイレに行きたくないという子どもを叱って、無理やりトイレに連れて行くのもNGです。子どもの気持ちがトイレから離れたら、じっと待ってあげましょう。

友達や自分の周りの人がトイレに行く様子を見ていると、また自然とトイレに興味が戻ってきます。

そのタイミングで「一緒に行ってみる?」と無理強いせずに声をかけてあげるようにします。

ママもパパも、やさしい気持ちで向き合って!失敗や立ち止まりもある

一生懸命やっても結果につながらないこともあります。

そんなときは深呼吸。やさしい気持ちで子どもと向き合いましょう。

トイレトレーニングは長期戦!完璧を求めすぎないで

子どもなりに一生懸命がんばりますが、自分の欲求をおさえるのは難しいお年頃…。他に魅力的なものがあればトイレの時間がずれることもあります。

また、まだまだ排尿する感覚が未熟なので失敗してしまうこともあり、期待通りにはいかないものです。

間に合わずオムツやパンツに出てしまったり失敗してしまったりしても、落ち込まず「次はがんばれるといいね」とお互いに励ましあいましょう。

大好きなお母さんが見方でいてくれることが、子どもにとっては一番嬉しいことです。

友達との時間も増えていくので、保育園・幼稚園に入るまでにはトイレでする習慣を身につけさせたいものですが、子どもの準備がまだできていないようなら、無理は禁物です。

心身の発達が未成熟でトイレに向かうことが難しい場合もあるので、保育士さんや幼稚園の先生と相談しながらトイトレを進めていきましょう。

お家ではできなくても、環境が変わると意識も変わることも多いですよ。

子供の準備が整ったら実践してみよう!トイレトレーニング!

トイレトレーニングでまずはトイレに座ってみている子供
子どもが準備できたなら、次は大人が導く番です!子どもと一緒に、実践してみましょう。

いつから?の時期についてはこちらを参考にしてみてくださいね。

▼トイレトレーニングを始める最適時期についてはコチラも参考にしてみて!

更に成功に導くには下記が重要です。

  • トイレで成功したらたくさん誉める
  • トイレで出るようになったら、積極的にパンツに挑戦!
  • おしっこを溜める時間を伸ばしていく

これらがポイントになります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

トイレで成功したら、まぐれでもたくさん誉めてあげよう

意図的ではなかったとしても、トイレで成功するということは素晴らしいことです。

たとえ”まぐれ”だったとしても、トイレで成功した時には、たくさん誉めてあげましょう。

「すごいね!」「えらいね!」と声のトーンを少し上げて大げさに誉めてあげたり、頬や頭などを撫でてあげたりすると子どもにも嬉しい気持ちが伝わります。その時には笑顔を見せることを忘れないようにしましょう。

誉められることによって、「これが成功か!」と自分に求められているものが分かるようになり、子どもの中で成功のイメージを持つことができるようになります。

うんちでいきんでいる時は、成功させてあげる大チャンスです。顔が赤くなったり、涙目になったりするなどの行動が見られたら、すぐにトイレに連れて行き、トイレに座って成功させてあげましょう。

できたという嬉しさや達成感から「次も頑張ろう」というやる気にも繋がっていきます。

トイレで出るようになったら、積極的にパンツに挑戦しよう

まぐれでもトイレでの成功が増えてきたら、積極的にパンツに挑戦しましょう。

最近の紙オムツは性能が良すぎて、失敗してもほとんど不快感がありません。

布パンツで失敗することで、失敗した時の不快感を覚え、子どもながらに「トイレにいかなくては」という意識を持つようになります。

おしっこを溜められる時間を伸ばしていこう

トイレでの成功が増えてきたら、今度はおしっこを溜められるようにしていきましょう。トイレに行くまでの間隔を段々長くしていき、更に長い時間溜められるようにします。

ここまでくると、子どもも何となくトイレの感覚をつかんできているので、「我慢できない」と伝えてくれることもあります。

我慢できない場合には無理をせず、今の段階では○時間程度溜められるという目安にしてきましょう。

見失わないで…トイトレは大人になる準備の一つ!楽しい時間にしよう

トイトレを一緒に頑張っている親子
早くひとりでトイレができるようになってほしいという願いは、親ならば誰もが持っています。周りの友達が当たり前にできていると焦りも感じますよね。

ですが、なぜトイレトレーニングを行う必要があるのか、その本当の意味を見失わないでもらいたいと思います。

「早い時期に」「短い時間で」おむつを取るという感覚がプレッシャーを与え、親子共にストレスになっていってしまっていませんか?

トイレトレーニングは、「子どもが”大人”になっていくお手伝いをするため」に行うのではなのではないでしょうか?

子どもが大人になるまでには、まだ時間があります。大事な子どもと過ごす時間を、「つらい時間」よりも「楽しい時間」にしていきましょう。

2歳になってすぐトイトレを始めても、昼間のおむつが完全にとれるまでに1年近くかかる子どももいれば、3歳間近で始めて1~2週間でとれた、という話も聞きます。

早く成功させたい!という気持ちは分かりますが、子どもの心と体の準備とやる気が伴っていないと、トイレトレーニングは成功しません。

個人個人で全く違いますので、他の子と比べて遅いから…などと悩まないようにしたいものですね。

トイレトレーニングを親子で楽しい時間にして、子ども成長をサポートしていきたいですね。そして、入園後であれば園の先生方もきちんと対応してくださるので安心して見守っていきましょう

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