苦手部分を知ってトマト嫌い克服!子供におすすめのトマトレシピ4つ

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2017/07/21

トマト嫌いだが頑張ってトマトを食べている子供

栄養満点のお野菜の一つにトマトがありますが、アンケートを取ると嫌いな野菜にあげる子供がとっても多い野菜でもあります。

できればトマトを食べてほしいとうママたちにおすすめしたいトマト料理のレシピをご紹介ます。

まずはトマト料理を食べられるようになって、そこから生のトマトが食べられるようになってくれるといいですよね!

子供はトマトの何が嫌いなの?苦手な部分を取り除いた4つのレシピ

まず子供がトマトを嫌いというのにはいくつかの理由があります。その理由になる部分をしっかりと取り除いてあげて、苦手な部分を減らしてあげることでトマトを食べやすくしてみましょう。

  • 酸っぱいから
  • 種やドロドロしたゼリーみたいなのが気持ち悪い
  • 皮が固いから
  • 匂いがする

代表的な嫌いな理由はこのような4つのものがあります。そこで、4つの苦手な部分を減らすことが出来る4つのレシピをご紹介していきましょう。

酸味を減らした「トマトのクリームポタージュ」

トマトの酸味が苦手という子供の場合には、酸味を抑えることが出来るお料理がおすすめになります。

玉ねぎの甘さや白みその風味などによってうまくトマトの酸味を和らげることが出来るポタージュスープを作ってみましょう。

材料(4人分)

トマト 中玉3個
玉ねぎ 小さめ1個
ジャガイモ 小さめ1個
クリームチーズ 25g
コンソメ キューブ1個
白みそ 大さじ1/2
牛乳 150ml
水 200ml

  1. トマトと玉ねぎとじゃがいもはざく切りにして鍋に入れます
  2. 水、コンソメを入れ、中火にかけコトコトと煮えてきたらやや火を弱めて10分程度煮込みます
  3. 2で煮えたものを少し冷ましてから、ミキサーに入れ、残りの材料もすべてミキサーにかけてポタージュにしていきます
  4. 再び鍋に戻して温めればできあがりです
トマトは加熱料理用のものを利用するとより酸味を減らすことが出来ます。時間に余裕があるときには、一度玉ねぎは透明になるくらいまで炒めてから使うとより玉ねぎの甘みが増します。

香味野菜であるセロリなどをプラスするとより味わいが豊かになり栄養価も高くなりますよ。スープに甘味や深みがでてくるためトマトの酸味を抑える効果は高くなります。

トマトのポタージュはピンク色の見た目がかわいいポタージュになりますので、トマトが入っていることがよくわかりますよね。

お味噌は白みその方がポタージュの色合いを邪魔しませんよ。白みそはポタージュに塩味をプラスすることができるので塩などをさらに加える必要がありません。また味わいをまろやかにしてくれます。

ミキサーにかけるときには熱いままですと吹き出してしまう危険がありますので少し冷ますことがポイントです。牛乳やクリームチーズを冷蔵庫から出してすぐに入れると少し冷ますこともできます。

しっかりと冷ましてからミキサーにかけるときには、子供にスイッチボタンを押してもらいミキサーの中でトマトがスープになるのを見せてあげるのもいいですよ。

種やまわりのゼリー状の部分を取り除いた「トマト丸ごとグラタン」

トマトの種や種のまわりのゼリー状の部分が苦手という子供には、この部分を取り除いたお料理がおすすめになります。

そこでトマトをまるごと器にしてしまうグラタンをご紹介していきます。今回はトマトと相性がいいナスを入れたミートグラタン風にしてみます。パスタソースを使うことで簡単にミートグラタンができます。

材料(2人分)

トマト 中玉2個
パスタ用ミートソース 1袋
なす 1本
ホワイトソース 大さじ2
溶けるチーズ 20g
刻みパセリ 少々

  1. トマトはヘタの部分を上にした状態で器に出来るよう、上の部分を少し切り取り中身をくりぬきます
  2. なすは乱切りにして油で軽く炒め、パスタ用ミートソースを加えます
  3. くりぬいたトマトに2のなす入りのミートソースを詰めます
  4. 3の上にホワイトソースを載せ、その上に溶けるチーズと刻みパセリをのせます
  5. 耐熱容器に入れオーブントースターでチーズに焦げ目が出来るくらいまで焼き完成です

トマトの中身をくりぬくときには種とゼリー状のものを取り除く程度で果肉の部分はできるだけ残しましょう。

オーブントースターで焼き過ぎてしまうと器にしたトマトが柔らかくなりすぎますので気を付けましょう。

子供にトマトの中身をくりぬく作業を手伝ってもらえば、種やゼリー状の部分がちゃんとなくなったことを確認してもらうこともできますよ。

パセリが苦手という子供の場合には、青のりを代わりに振りかけてもOKです。彩りがきれいになりますよ。

皮を取り除いた「トマトときゅうりの簡単ピクルス」

トマトの皮が苦手という子供には、トマトの皮を丁寧に取り除いて作るお料理がおすすめになります。

今回はあえて生に近い状態で食べられるピクルスをご紹介します。丸いトマトと細長いきゅうりの形の違いも面白く、また暑い夏は夏バテ防止にも酢を使ったお料理はお勧めです。

甘酢を使うことで子供でも食べやすい甘酸っぱいピクルスを作ることが出来ます。

材料(2人分)

ミニトマト 10個
きゅうり 3分の1本
甘酢 適量

  1. きゅうりをピーラーをつかって薄くスライスします
  2. ミニトマトはヘタと反対側の皮に十文字の切れ込みを薄く入れ、熱湯に入れ、皮が少しめくれ上がってきたら冷水にとります。
  3. ミニトマトの皮を完全にむきます
  4. 蓋が出来る容器にスライスしたきゅうりとトマトをいれ、ひたひたになるくらい甘酢を入れます
  5. 1時間から2時間程度漬けこんで出来上がりです。

あまり長く漬け込みすぎるとトマトやきゅうりの色合いが悪くなってしまいますので気を付けましょう。

甘めの甘酢につけることでトマトの酸味もまろやかになります。

ミニトマトの湯むきはつるんと皮を取り除くことが出来るので、子供でもお手伝いしやすい部分です。しっかりと冷水で冷ましてあげればやけどの心配もありませんね。

トマトのニオイが消えた?「味噌チーズトマト焼き」

トマト独特の匂いが苦手という子供には、味噌やチーズといった匂いが強い食材を使いトマトの匂いを取り除くという方法がおすすめになります。

今回はとっても簡単にできる味噌チーズトマト焼きを作ってみましょう。

材料(2人分)
トマト 中玉1個
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1/2
溶けるチーズ 50gくらい
青のり 少々
  1. トマトを半分に切り、それぞれ4枚くらいにスライスします
  2. 味噌とみりんを合わせます
  3. ココットなどにスライスしたトマトを1枚いれ、その上に味噌を塗ります。
  4. 3を3回繰り返し、最後にトマトを1枚載せます。
  5. 溶けるチーズを載せ、青のりを少し彩り程度に振りかけます。これを二つ作ります
  6. オーブントースターで5分ほど焼きます
  7. チーズに焦げ目ができていればOKです

これでもトマトの匂いが気になる場合には溶けるチーズにさらにパルメザンチーズを合わせるとチーズの香りが増えるため匂いが消えやすくなります。

バジルが食べられるという子供の場合には、バジルを載せても匂いを消すことが出来ますよ。

見た目の問題で今回は最後にトマトを重ねてチーズを載せましたが、味噌を一番上にもってきて一度焼いてからチーズを載せて再度焼くと味噌の香ばしい香りによってさらに匂い消し効果が高まります。

トマトと味噌を重ねる作業は子供でもできます。どんな材料が入っているのかなと確認をしながら楽しくお手伝いできますね。

トマトが食べられたね!と沢山ほめて自信を持たせましょう

トマトが嫌いという子供にトマト料理を作るときには、あえてトマトが見えるように作るということもポイントの一つです。子供に苦手なところは取ってみたよと声をかけてみてください。

トマトが入っていることがわからないようにと料理の中にトマトを隠してしまうと、ママが作った料理にはもしかしたら嫌いなトマトが隠れているかもしれないと先入観をもってしまいます。

そして、いくらトマトが食べられたねといっても、なんとなく騙されているような気持ちになってしまう事もあります。

逆にトマトを食べられたということを沢山ほめてあげるためにも、トマトが見える形でお料理を作ってみてください。ここが苦手という部分がなくなっていれば、子供もトマトを食べられる可能性は高くなります。

そして食べてみた子供自体も、ちゃんとトマトが食べられたという自信を持つことが出来ますよ。

トマトを食べることが出来たらたくさんたくさんほめてあげて、より自信を持たせていきましょう。

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