産み分けする病院の選び方!指導方法や特徴など判断ポイント

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2017/07/10

産み分けの相談を病院にしている夫婦

産み分けをしたいと思って、自分で方法を探して自己流でチャレンジしようと考える人も多いのではないでしょうか?

しかし、その情報もあふれかえっていて本当に出来るのか?失敗しないのか?と不安ですよね?

そんな時、専門的にアドバイスをしてくれる病院は強い味方になってくれます。最近では産み分けの相談や指導をしているところも増えてきました。

でも、その指導方法や特徴も様々です。どのように病院を選べばよいか。今回はそのポイントをご紹介します。

産み分けをしたいと思ったら、病院で相談してみよう

これまでは産み分けと聞くと、自分で行う「民間療法」や「神社にお参りする」というような根拠のはっきりしないものを試してみるというイメージでした。

近年では産み分けをしている産婦人科が増えてきました。そのため、科学的根拠に基づいて専門の医師が産み分けを指導してくれます。

病院へ通って産み分けをすることに身構えてしまうという方もいると思いますが、専門家による指導を受ける方が、安全で確率も上がると言われています。

病院で相談するメリット

産み分けがしたいと思った時に、病院で指導を受けたいと考える方も多いと思います。病院で相談するメリットについてご紹介します。

検査でより正確な排卵日を知ることができる!

産み分けの基本となってくるのが、「排卵日を正確に知る」ということです。自分で基礎体温を計り管理していても、生理が不順だったり、そもそもどうなれば排卵日か分からないという事もあります。医師の指導があれば、詳しい説明もあるので、方法も分かりやすいです。

病院であれば自宅ではできない超音波検査や血液検査ができ、より正確に排卵日を特定することができます。

医師からの指示があり安心で安全

産み分けのサポートとして、産み分けゼリーや男の子の産み分けの際に「リンカル」というカルシウム製剤を服用することもあります。1日4錠を2ヶ月間服用し、その後に産み分けを始めますが、妊娠が確認されるまで飲み続けます。

カルシウム製剤なので内服による副作用等は報告されていないようです。でも、過剰摂取してしまうと吸収が悪くなり、腎機能障害等の病気になる恐れもありますので、注意が必要です。

また、グリーンゼリーを使用して膣内をアルカリ性にして夫婦生活をもちます。こちらも含めて、病院で処方してもらい説明があった方が安心ですよね。

女の子の場合は、ピンクゼリーを使用して膣内を酸性にして、排卵日の2日前に夫婦生活をもってもらいます。この、排卵日2日前を特定するのが難しく、医師の指示がある方がより正確に判断できます。

生理が始まってから2週間ぐらいで受診して、排卵日を特定するために超音波検査と頸管粘液検査等を行います。

以上の事を自分でするのは難しく、医師からのアドバイスや詳しい検査が出来る方が、産み分けの確率も上がるのではないでしょうか?

▼男の子の産み分けについてはコチラも参考にしてみて!

▼女の子の産み分けについてはコチラも参考にしてみて!

日常生活への負担が少ない

民間療法を試していくうちに嗜好品を制限しなくてはいけない、生活リズムを変えなくてはいけない等、日常生活への負担がありストレスになるといった事があるかもしれません。

しかし、病院であればそのような制限もないので、日常生活での負担は少ないのではないでしょうか。

産み分けに賛同する産婦人科医師の任意の集まりSS研究会

「SS研究会」聞きなれない名前ですよね?正式には「Sex Selection研究会」と言います。東京都にある杉山産婦人科を中心とした産み分けの全国グループで、産み分けに理解のある産婦人科の医師で構成されている研究会です。

このグループはあくまで、任意の集まりです。全国で何か基準があって産み分けを行っているわけではありません。その医師の経験等からどのように指導していくかは独自の方法になります。

ただ、このSS研究会に所属している病院は、他の所属していない病院に比べれば知識や理解があると思いますので、このグループに所属しているかどうかを目安にして相談してみるのも良いと思います。

SS研究会に所属している病院は、「生み分けネット」で一覧を見ることが出来ますので、参考にして下さい。

産み分け指導を受けるには条件があるの?

多くの病院での産み分けについての考え方は、自然な流れの中で医師がアドバイスをしていくという形になります。

どんな人でも産み分けができるわけではなく、以下4つの条件をあげている病院が多いです。

  • 経産婦であること。(2人目以降)
  • 高齢出産ではない。
  • 性感染症や疾患がない。
  • 夫婦で協力できる。

自然な流れでという事が基本となるので、初めの子は自然に産み、第2子以降から指導していきます。

また、性感染症だったり、なにか婦人科系の病気がある場合や、高齢出産であれば妊娠自体が難しくなります。病気の治療や妊娠しやすい環境作りが優先になります。

そして、産み分けで重要になってくるのが、夫婦で協力し合える事です。夫婦生活の日にちやポイントといった指示もありますので、お互いに協力できないと難しいでしょう。

自分に合った病院は?病院の種類とチェックポイント

では、いざ医療機関で産み分けの相談をしてみようと思った時、数ある病院の中から選ぶことになります。ちなみに基本的に産み分けは病気の治療ではないので、保険の対象にはなりません。

産み分けをする病院を大まかに分けると、大学病院・個人の産科や産婦人科・不妊治療専門の病院等が挙げられます。自分にあった病院はどんな特徴があるか考えていきましょう。

設備が整っている大学病院や公立病院

大きくて安心できるというイメージですが、自分の希望だけで受け入れてもらえる事が少なく、遺伝子疾患があるケースのみ対応している事が多いです。

  • 一般的な産み分けが出来るかは確認する必要がある。
  • 重篤な遺伝子疾患児を出産する可能性のある場合にのみ、着床前診断を受けることができる。
  • 料金が遺伝子疾患によるものかどうかで違ってくる。

アットホームな個人の産婦人科

細かく対応してくれるところが多く、親身になってくれるので安心感はあります。ただ、医師の考え方が様々なので、中には産み分けすることに対して否定的な場合があります。

  • 意図的に産み分けすることを嫌う医師も多いので、まずは確認が必要。
  • 理解のある医師であれば、信頼できて相談しやすい。
  • 地域密着型なので、近隣にあり親しみもあるので通いやすい。

色々なケースに対応している不妊治療専門病院

人工授精や体外受精といった高度医療が行え、様々なケースに対応してきているので柔軟な考えの医師が多いです。

  • 不妊治療がメインになるので、人気の病院であればかなりの待ち時間があったり、予約が難しい。
  • 高度医療が行えるので確実性を求められる。
  • 様々なケースで来院する人が多いので、受け入れ態勢が整っている。

病院選びの時はここをチェック!

  • 産み分けに対して積極的な考え方かどうか。
  • 医師から分かりやすく説明があり、コミュニケーションが取りやすい。
  • 費用が明確で分かりやすい。
  • 適度に混んでいる。
産み分けに対して理解がある医師ばかりではありません。否定的な考えを持った医師もいますので、よく調べておきましょう。

細かく問診してくれたり、質問にきちんと答えてくれる医師だと信頼できますよね。それに費用は保険外なので、病院により違います。そのあたりも分かりやすく説明してもらえると安心です。思ったより費用がかさんでしまったと言う事も少なくありません。

口コミは意外と大切な情報源になります。評判が良いと必然的に混んでいるので目安になります。

病院選びの妥協と納得

病院での産み分けは、成功率を上げる事はできますが、100%できるというわけではありません。

希望通りにいかない可能性もあると言うことです。この事をきちんと理解して産み分けに臨んで下さい。

病院選びも「家から近いから」とか、「費用が安いから」といった妥協ではなく、後悔しないように自分に合うところを納得したうえで決めましょう。

▼産婦人科の選び方についてはコチラも参考にしてみて!

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