子供の非認知能力を鍛える幼児教育!親の関わり方を成長に合わせ紹介

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2018/06/05

子供に日認知能力を付けようと教育しているママ

最近よく耳にする「非認知能力」皆さん知っていますか? 人が生きていく上で重要な能力である「協調性」「計画性」「意欲」「忍耐力」「自信」「立ち直る力」といった力の事です。

主体的に取り組み目標を達成でき、円滑な人間関係を構築できることは社会で必要ですよね。 2020年から、大学入試で対象となることも決定していることから非常に注目されています。

この能力は小学校就学までの0歳~6歳の間に形成されると言われていますが、自然と身につくものではありません。親が子どもの成長に合わせた関わり方をする必要があります。

どうやって親が関わっていけばいいのか?そしてそれがどう非認知能力に影響するかご説明します。

非認知能力とは?将来の子供の成長に大きく関係する能力!

非認知能力は、IQや学力テストのように数値化されない能力の総称です。

  • 自身の感情をコントロールし、関わる人との関係を良好なものにする協調性
  • 目標を明確にする力や、その目標に向かう計画性
  • 行動を起こす意欲や、最後までやり抜く忍耐力や姿勢
  • 失敗しても立ち直る力や、自分を信じる力

このような学んだ知識を生かして考える力や応用する力は、良好な人間関係を築き、目標を達成し成功を導く、よりよい人生を生きていくためにとても重要です。

今までの教育では、知識を取り入れることが目的となっていましたが、社会にでて必要になる能力は勉強の知識よりも、人とうまく関わる能力や目標を達成させる能力だという認識を多くの人が持つようになりました。

また、認知能力と非認知能力は相互に作用していて、どちらもバランスよく学ぶことでさらに能力が上がるという研究結果がでています。

このような能力を養うためには、小学校入学までの6年間の教育が重要になってきます。その中でも、幼少期における親の関わり方がとても重要だということがわかりました。

この時期に親との安定した愛着形成をおこなうことが非認知能力の基盤を作ることに繋がります。

0歳~3歳のママと子どもの愛着形成と体を使った遊びが子どもの心を強くする

イギリス心理学者のジョン・ボウルビイによると、主に0歳~3歳までの幼児期における親と子の愛着形成を「愛着関係」と呼び、それによって安心や信頼が得られ、親を「安全な場所」として認知しさまざまな事にチャレンジできる心の状態が養われるといいます。

0歳~3歳までに親子間で築く「愛着形成」が後の非認知能力の基盤を作ることに繋がります。

また、この時期には、さまざまな声掛けや体を動かすいろいろな遊びを積極的にさせてあげることが重要です。

愛着関係が与える子どもへの効果

  • 安心が得られることで精神の安定が保たれます。
  • 信頼関係が築けることで自分を大切にできる。また同様に、他人も大切に思うことができます。(協調性)
  • 安心と信頼があることで新しいことにもチャレンジできる強い心を持つことができます。(意欲)
  • 失敗しても癒される場所があることから、さらにチャレンジすることができます。(忍耐力)

愛着関係による信頼や自信が子どものベースを作ります。こうしたベースがしっかりとできていることで、これからの遊びから多くの学びを吸収し、打たれ強い心や体の状態を保つことができます。

良好な「愛着関係」を築くための5つのこと

ジョン・ボウルビイは幼児期の「不安」や「空腹」を感じ「泣く」「おっぱいを吸う」「抱っこの要求」などを行うことを「アタッチメント行動」と呼びました。

子どもからのアタッチメント行動に対し親が適切に応えることで、子どもは親との関係の中に心地よさや安心を見いだます。

それにより安全な場所を確保できたと認識することで 「愛着関係」が構築されるといいます。

安心が得られ親への信頼がある子供は、社会で生きていく上で必要な力を養い他人と良好な関係を築くことにもつながります。

おっぱいやミルクをあげる、抱っこをする、オムツを変えるなどのお世話の他に必要なママの関わり5つをまとめました。

1.さまざまな語り掛けが「共感性」を養う

笑顔で話しかけることや、話せない赤ちゃんの気持ちを代わりに言葉にしてあげるコミュニケーションスキルはとても重要です。

「オムツが濡れて気持ち悪かったね」「スッキリして気持ちがいいね」など話しかけてあげてください。そのとき表情も一緒に作ってあげるとより言葉と感情がリンクしやすくなります。

自分の感情を正しく認識することに繋がり、それができると他人の気持ちを理解し「共感性」を養うことに繋がります。

また、興味があるものは何でも触ります。ママも興味を持って「これはなんだろうね」「お花だね」「ワンワンいたよ!」などさまざまな話しかけを行うことも大切です。

2.子どもと一緒に遊ぶことで信頼関係を築く

子どもは、意識が自分に向いていることを敏感に察知します。

遊ぶときは子どもの目線に合わせて向き合ってあげてください。見てもらっているという安心からママへの信頼が生まれてきます。

信頼は、愛着関係を良好なものにして自己肯定感を養うことに繋がり、後の他者との関係を良好にするための基盤にもなります。

3.生活のリズムを整え脳の成長を促す

生活のリズムは大人に合わせるのではなく、子どもに合わせる必要があります。

極端に遅く寝る、遅く起きるなどは子どもの脳の成長を妨げることに繋がり、そのリズムが定着すると園や幼稚園に通いだしてから修正するのも大変ですね。

4.子育てに完璧を求めずに楽しむことが大切

子どもと暮らしていれば思うようにいかないことや、予定が狂うことはよくあることです。子育てに正解や不正解はありません。

完璧にこなそうとせず、最低限の生活リズムさえ整えられたらよしとする。そうすることでイライラから解消され、良いママ像にとらわれなくて済みます。

大切なのは、ママが子育てを楽しむことです!

5.幼少期の体を使った遊びは体と心を成長させる

2歳以降は、いろんな遊びができるようになったり言葉を徐々に話し始めたり成長が著しく、愛着関係の成果が徐々に現れる時期でもあります。

今までできなかったことにもチャレンジができる体と心ができています。少しだけ難しいかな?と思う体を使った遊びをたくさん経験させてあげることで成長がグンと進みます。

また、失敗してもママに癒されて再度チャレンジすることができます。

体を使った遊びの中から言葉を覚えたり、友達と一緒に遊ぶことで真似をしたり影響を受けたりしてできることが増えていきます。その中で協調性や忍耐力の基盤が作られていきます。

2歳~3歳から始める非認知能力につながる遊び!

普段している遊びに少しプラスして質問や声掛けを行い継続するだけで、非認知能力を養うことに繋がっていきます。

5感を刺激することで観察力や想像力が豊かになり語彙力も養われる!

会話の例を挙げますね。

  • 「ふわふわして気持ちいいね」(触覚) 
  • 「甘いね、酸っぱいね」(味覚) 
  • 「海は青いね、キラキラしてるね」(視覚) 
  • 「このお花いい匂いがするね」(嗅覚) 
  • 「虫の音がきこえるね」(聴覚)

できる限り言葉にして話しかけてみましょう。 

リトミックで表現力・協調性や認知力を養う

2歳になると言葉もだいぶ話せるようになり、体もしっかりとしてきます。

この時期にリトミックをおこなうことで、自分の感情や気持ちを表現することができるようになります。

体、言葉、リズムを同時に鍛えることが有効です。

▼リトミックの効果や楽しみ方についてはコチラも参考にしてみて!

物を使って目に見える比較をすることで想像力・認知力・自信を養う

子どもの興味がありそうなものを使い簡単なゲームをする。

例えば、片手には1本のバナナ、もう片方の手には2本のバナナを持って、どちらが多いか、少ないか質問をして遊びます。

「たくさん」や「いっぱい」のように同じような表現を使って質問をすることで、語彙力も自然と身に付くようになります。

他には長さの違うものを用意して質問したり、いろいろな比較ができるようにします。

また、2歳~3歳では物を使ってゲームをすることをおススメします。考えて目で見て触ることによっていろいろな刺激が与えられます。

公園でたくさん遊ぶことで意欲・自信・忍耐力・自制心・協調性に繋げる!

公園遊びはたくさんの学びの場です。

広場を走ったり遊具で遊んだり、友達がいればおもちゃを取り合ったり、貸し借りの中で我慢を覚えることで自制心も身につきます。

なにより大切なのは他の子供と一緒に遊ぶことで見て、感じて触発されていろんなチャレンジをして学ぶことができます。

3歳以上になれば友達と協力して遊ぶこともできるようになり、さまざまな学びに繋がります。

4歳~6歳から始める非認知能力につながる遊び!

大切なのはママの質問や声掛けによって子供の好奇心をどれだけくすぐれるかです!といっても、大人にする質問ではないので質問自体は単純なものでかまいません。

「なんでだろう」「どうしたらいいかな?」「一緒に考えよう」この3つを基本にして好奇心を広げてあげてください。

また、ママが一緒に考えることも重要です。ひとつではないたくさんの答えを一緒に考えて調べて探してみてください。

絵を描くことで表現力・想像力を養う

クレヨンなどを使い好きな絵を描かせるのもいいですし、テーマを決めて描くのもいいですね。

描き終えたら、「何を描いたの?」「とてもよく描けてるね」など、質問や感想を伝えるようにします。

「どんなところが気に入ってる?」「何を表現しているの?」など、絵について説明してもらうことで、絵と感情や思考が繋がっていき、それを言葉で表現できるようになります。

積み木やブロックを使って想像力・集中力・計画性を養う

ママが積み木で作った形を、子どもにも同じように作ってもらいます。簡単なものから複雑なものまでいろいろ試してください。

ブロックでは、電車や家などテーマを決めて作るようにします。目的をもってゼロから作り出す力が付きます。

3分で作る、30個のブロックで作るなど制限を設けるとゲーム感覚で集中して行うことができます。

また、できなかったとき「どうやったらできるかな?」と質問することで考える力が付きます。

時間を自分で管理させることで計画性・実行性を養う

朝起きる、ご飯を食べる、学校へ行く、テレビを観る、宿題をやる、お風呂に入る、寝るなどすべての時間を子ども自身に管理してもらいます。

一日の予定を組んでその通りに実行するというものです。起きる時間が決まって、睡眠時間は8時間欲しいとなったら寝る時間が決まります。

こうして逆算することで、目的から行動を導き出すことができるようになります。

他には、部屋の掃除やママのお手伝いを一緒にするというのもいいですね。達成できたらシールを貼ってあげるなどするとゲーム性が加わり達成感も味わえます。

話し言葉を正しく使うことで言語力が身につく

「ママ、ご飯」「ママ、お菓子」など、省略されても意味は通じる言葉たちを見逃さずに正してあげてください。

このような言葉は間違い探しのようにママが発見して指摘してあげると、ゲーム性が加わります。

また、子どもは親が日頃から話している言葉を自然と真似して話すようになります。ご家庭の中で親が正しい日本語を使うように気を付けることも大切ですね。

一番大切なのはママが子どもを認めてあげること

一番大切なのは、どんな時も子どもを信頼して一番の味方になってあげることです。

「大好きだよ」「ママはちゃんと見てるよ」など言葉で表現することや、抱きしめてあげることで子どもは安心感が増し、さらにママへの信頼が強くなり、自己肯定もできるようになります。

逆に、子どもがやろうとしていることの先回りをして親がやってしまう、言ってしまうなどをした場合、子ども自身で考えることをやめて親に頼ろうとします。

親を頼るのは、信頼からではなく依存になってしまいます。そうすると、何も自分で決められないことから自己肯定感がない子どもに育ちます。

子どもの成長を決めるのは親の関わり方次第です。ですが、難しく考えずに子どもの好奇心をつぶさないように意識するだけで子どもは自分の力でいろいろなことを学ぶことができます。

子どもの力を信頼してゆったりとした気持ちで見守っていくことが大切です。

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