紙おむつ育児をスタート!おむつの種類や必要枚数、選び方を知ろう

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2019/03/04

紙おむつで過ごす赤ちゃん

各メーカーによって違いはありますが、紙おむつの形状や素材、サイズなどは大体の部分で共通しています。

紙オムツ育児をするには、まず紙おむつの種類について知っておきましょう。どんな作りになっているのか、サイズはどうなっているかなとについて詳しく説明します。

紙おむつ育児をする場合、紙おむつの必要枚数はどれ位?

使うおむつを選ぶ前に、赤ちゃんって1日どの位の枚数のおむつが必要になるか分からないので、知りたいという妊婦さんもいますよね。

赤ちゃんは月齢によって、おしっこやうんちの量や回数も違ってきます。 生後1ヶ月前後までの新生児期は、1回たった20cc位のおしっこを1日15から20回はします。うんちは水っぽい便を1日多い時で10回位します。

生後2ヶ月から半年になると、おしっこやうんちの回数は同じですが、1回の量が80cc前後と増えて、うんちも少し水分が減って泥状になります。

生後半年から1歳位までだと、おしっこが溜められるようになるので回数が15回程度と減りますが、1回の量が180ccと増えます。うんちも離乳食を食べる関係で固まってきて、回数も3回位に減ってきます。

新生児期はどうしてもうんちやおしっこの回数が多く、頻繁におむつを交換することになるので、1日に10から15枚前後は必要となります。

また月齢が進むにつれてオムツの枚数は減りますが、1回の排泄量が増えるので漏れにくいおむつが望ましいと言えます。

生後半年位で1日平均8枚前後、離乳食が進む生後8ヶ月位では1日平均6枚前後と少しずつ減っていきます。

【形状】テープタイプとパンツタイプの2種類

紙おむつはお腹の下あたりで、左右のテープで留めて固定するテープタイプと、下から履かせるパンツタイプの2種類の形があり、赤ちゃんの成長に合わせて使い分けていきます。

テープタイプ

主に新生児のねんねの時期からつかまり立ちする頃まで

パンツタイプ

つかまり立ち以降、おむつ外れするまで使用します。

また、赤ちゃんのお尻や太ももにフィットしやすく、かつ動きを妨げないような作りになっています。

締め付けすぎないように、赤ちゃんの体に合わせた立体的な形になっており、更に太ももの隙間からうんちやおしっこが漏れないように、伸び縮みしやすいギャザーがついているものがほとんどです。

更に、メーカーによっては新生児の頃のまだじゅくじゅくしたおへそにおむつが当たらないような形になっていたり、テープが留めやすいように工夫されているおむつもあります。

テープタイプからパンツタイプへの切り替えについてはコチラも参考にしてみてくださいね。

【素材】通気性がよく、かつ水分をすぐに吸収してくれる素材

ゆるいうんちやおしっこなどもしっかり吸収して、外にもれないように吸収剤が内側に使われています。

おむつの中はうんちやおしっこ、汗などで蒸れやすい状態になってます。

肌がデリケートな赤ちゃんがおむつかぶれしにくいように、通気性がよく、水分を素早く吸収するような素材 が各メーカーで工夫されています。

おむつかぶれしにくいおむつについてはコチラの記事に詳しく載っています。

【サイズ】赤ちゃんの成長に合わせて主に4つのタイプで展開!

紙オムツは、新生児用のS、MやL、BIGと主に4つのサイズに分かれています。

またメーカーによっては、少し小さめに産まれた赤ちゃん用のSSや、BIGよりも大きいサイズを販売していることもあります。テープタイプとパンツタイプがあります。

それぞれ対象となる身長や体重が、紙おむつパックに表示されています。ただ赤ちゃんの成長には個人差があるので、どのくらいの月齢でどのサイズかは一概には言えません。

また、お腹周りはよくても太ももがきつくなってきてギャザーの跡が足につくようになったり、逆に太ももは大丈夫でも、お腹周りがきつくなる場合もあります。

おむつのサイズアップの時期の見極め方については、こちらで確認できます。

うんちやおしっこが漏れやすくなるのもサイズアップの合図になります。

表示されている体重や身長はあくまでも目安にして、赤ちゃんの成長にあわせてサイズアップの時期を見極めるのがよいでしょう 。

背中漏れの対策をしっかりとしておきましょう。

紙おむつ選びをする際のポイント!赤ちゃんやママの事を考えよう

紙おむつといっても、各メーカーから色々な種類のものが販売されているので選ぶのにも迷ってしまいがちです。

そこで紙おむつを選ぶ時のポイントをまとめてみたので、目を通しておきましょう。

まずはサンプルで試そう!

赤ちゃんに良さそうなおむつ探しを始めてみましょう。調べてみると、それぞれのメーカーによって特徴やサイズ感などに少しずつ違いがあります。

また良さそうなものが色々とあって、1つや2つに絞りきれない場合もあるでしょう。それなら、実際に色んなメーカーのものを試しに使ってみることをおすすめします。

ドラックストアなど販売されている、パック入りの紙オムツは枚数が多いので、購入して使わなくなればムダになってしまいます。

紙おむつのメーカーによっては、2.3枚入りの紙おむつサンプルを無料で配布しているところもあります。ホームページなどから申し込めるので、確認してみましょう。

また、ネットオークションでも、色んなメーカーのおむつが少量ずつセットになったものが出ていることがあるので、上手に活用してみましょう。

少しずつ各メーカーの紙おむつを手に入れて、更に後述するポイントも考慮しながら赤ちゃんにもママにも最適な紙おむつを見つけていきましょう。

赤ちゃんの肌に優しい素材をチョイス!

デリケートな肌の赤ちゃんは、紙おむつ素材のちょっとした刺激やおしっこ、ウンチなどが肌に触れることで発疹ができたり、赤く炎症を起こすなどおむつかぶれを起こしやすいものです。

かぶれると痒かったり、痛かったりそれだけで赤ちゃんの機嫌も悪くなります。

やはり肌に優しい素材を使っているおむつを選びたいものですね。

メーカーによって誤差が!ごわごわしてかさばらない方が赤ちゃんが動きやすい!

比べてみるとわかりますが、各メーカーによっておむつの分厚さが違います。

新品の状態で厚みがあると服を着せても股のあたりがゴワゴワしたり、赤ちゃんが動きにくかったりします。

おしっこやうんちをすると、水分を含んで更に分厚く重たくなってしまうので、できるだけスリムなおむつがよいでしょう。

機能性の高いものを!吸収力・漏れにくさ・通気性が優れている点も確認

特に夜や外出時などは、おしっこをしてもすぐには交換できない時もあります。そんな時は、吸収性に優れているとおしっこが染み出す心配もないので安心です。

下痢や軟便は、勢いよく排泄されるので足元や背中から漏れやすいものです。ゆるいウンチもしっかりキャッチして外に漏れにくいように、太ももやウエストにギャザーがあってしっかりした作りのものを選びましょう。

おしっこや汗で湿ったおむつが肌に触れている時間が長いと、肌がかぶれることもあります。湿気を外に逃がす通気性の良いおむつ なら、かぶれにくいと言えます。

交換しやすい!ママのストレス軽減に目を向けて

赤ちゃんがよく動くようになると、おとなしくおむつ交換もできず手間取ることもあるでしょう。

ただでさえ忙しい育児中に何度もしなければならない「おむつ替え」少しでも手早くしたいですよね。

手早く交換したいなら、付け外しがスムーズかもチェックしておいたほうがいいですね。

テープ型ならテープをつけたり外したりしやすか、パンツ型ならさっとはかせることができるか、また脱がす時はパンツの横を引っ張って破りますが、簡単に破れるかもポイントです。

どこにでも在庫があるメーカー

紙おむつはホームセンターや赤ちゃん用品店、ドラッグストアなどで販売されています。

お店によって扱うメーカーは異なりますが、メジャーで大体どこのお店でも並んでいるようなおむつなら買いやすいと言えます。

買い置きがなくて急に買いに行った際に在庫がなかった…とならないように、メジャーなおむつを選択しておくことをおすすめします。

紙オムツはコストがかかる…少しでも経済的なオムツを選択

紙おむつは使い捨てなので定期的に購入しなければならず、それなりにお金がかかります。

しかも、新生児からおむつ外れする3歳頃まで長い期間毎日のように必要となるので、家計の負担も大きくなります。できれば枚数が多くて、単価が安いものを見つけておきたいものですね。

紙おむつのコストを抑えるには「使い分け」が重要!

紙おむつはメーカーによって、値段に少し開きがあります。1枚1枚は少額でも毎日使うものなので数十枚、数パックとなると家計への負担も大きくなります。

そのため、少しでも安くて、良いものを選びたいというママさんも増えています。そこで紙おむつのコストを抑えるためのコツを紹介していくので、是非試してみてください。

『成長』によって使い分ける

赤ちゃんの月齢によって、体の大きさやおしっことウンチの回数と量、肌の状態などが異なってきます。

例えば、新生児の頃は肌がとても敏感なので、コストよりもまずは肌に優しいもの、あかちゃんの肌がかぶれないものを探しましょう。

また、うんちも水っぽく漏れやすいので、ギャザーなどの作りがしっかりとしていて、吸水性のよいものがよいでしょう。

離乳食が始まると、うんちもある程度固形になってくるので下痢などの時以外は、うんちも漏れにくくなります。

また、ウンチをしている時は止まって踏ん張っているので、見た目にもわかりやすいため、うんちをした後ですぐ交換すれば漏れを防げます。更に、肌もある程度強くなってくるので、多少安いものでもかぶれにくくなります。

紙おむつはサイズアップすると、1パックの値段は変わらないのに、枚数が減ってくるので1枚あたりの単価があがります。

生後半年以降は赤ちゃんの肌が弱くなければコストを考えて、安くて枚数の多いものに変えてもよいでしょう。

『生活シーン』で使い分ける

昼と夜、自宅にいるときと外出時など生活シーンによっておむつを使い分けると、経済的でもあります。

成長に伴い、赤ちゃんの夜中のおむつ交換の回数も減ってくるので、夜は朝までつけていても漏れない、吸水力の優れた少し単価の高いものを使いましょう。

外出時や車に長時間乗る場合、お腹の調子が悪くてよく下痢をする時なども、漏れにくくて肌に優しいおむつが最適です。

逆に、昼間や自宅では定期的に交換すればよいので、吸収力が多少落ちても安価なもので十分です。

少し高めのおむつを夜や特別な時のみ使用するだけでも、1ヶ月にかかるおむつ代は大きく違ってくるので、少しでも節約したいという方にはおすすめです。

予算の決め方

紙おむつは毎日使う消耗品で、買い続ければ家計を結構圧迫します。かといってなしで済ますことはできないので、それならばできるだけ安く買いたいものですよね。

でも紙オムツといっても、メーカーや種類も豊富で、1パックの枚数も違うし、値段にも差があるのでどれが安いのかもよく分からないものです。

そこで、紙オムツの値段をチェックする時は、1枚あたりの値段をまず出してみましょう。

近所のドラックストアや赤ちゃん用品店でおむつがいくらかをチェックし、主要メーカーのオムツ価格表を作り比べてみて、平均価格を出してみましょう。

できれば底値が購入できるのが良いですが、赤ちゃん連れなので毎回特売の時にお店に買い物でかけられるか分からないという人もいるでしょう。

例えば、メーカーは特に決めないで、平均価格よりも安いものを買う、もしくは好きなメーカーを決めて基準価格よりも下回る時に購入するなど、自分でオムツ購入価格のルールを決めることをおすすめします。

ただあまりに価格を安くしすぎると、なかなか予算に見合ったおむつを探すのも難しくなるので程々にしましょう。

ママと赤ちゃんに最適な紙おむつを選べますように!

紙おむつはただコレ!と選ぶのではなく、赤ちゃんの成長やシーンで使い分けするという前提で選びましょう。

紙おむつの特徴(メリット・デメリット共に)をしっかりと把握し、赤ちゃんにとってもママにとっても最適なおむつ育児を進めていけるように頑張ってくださいね。

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