自分ができることを!立ち会い出産で夫ができるサポート方法
立ち会い出産をする!と決めていても、いざ陣痛がくると焦ってしまう旦那さんが多いのではないでしょうか。
特に立ち会い出産が初めての場合、いざ妊婦さんの陣痛が始まったり、急に破水して出産となると慌てて冷静さを失いやすくなります。
どの様な気持ちで立ち会い出産に臨めばよいかという心構えと、立ち会い出産で気をつけたいことなどを紹介するので、チェックし心づもりをしておきましょう。
妻を優しく思いやる気持ちを持つ
出産の主役はあくまでの妊婦さん自身です。普段は亭主関白で、旦那さんが主導権を握っている夫婦であっても出産の時だけは、妊婦さんに優しい言葉をかけ、思いやってあげましょう。
あくまでのサポート役に徹するという気持ちを忘れずに!マッサージや飲みものなど妊婦さんが求めることは嫌がらずにやってあげましょう。
また、陣痛は経験した人でないとわからない位痛くて、それを耐えなければならないのはとても辛く大変なのことです。
継続的に!が大事です。ペース配分を考えましょう
またお産は長期戦になる人もいるので、始めの数時間で頑張りすぎると旦那さんのエネルギーも切れてしまいます。
我が子が誕生を間近に控え、興奮する気持ちはわかりますが、あくまでも冷静になってペース配分を考えながら、継続的にサポートできるように心づもりしておきましょう。
一番つらいのは妻です!目の前で眠らないよう気をつけましょう
陣痛が強い時は、妊婦さんを必死で励ましたり、マッサージしてあげるなど旦那さんが活躍する場面も多く、気を張った状態が続きます。
しかし、陣痛が弱まった時や子宮口が開かずなかなか出産が始まらないと、旦那さん自身は痛みもないのでつい気が緩んで、うとうと居眠りしてしまうなんてことも実際にはあります。
人によっては出産は長丁場になるので、眠たくなってしまうのは仕方ありませんが、いざ産まれると言う時に寝てしまっては立ち会い出産の意味がありません。
また、妊婦さんによっては自分が苦しい思いをしているので、横で居眠りされてしまっては腹立たしい気持ちにもなってしまいます。
顔を洗ったり、ガムを噛むなどしてできるだけ眠らないようにしましょう。
妊婦さんを不安にさせないで!動揺せずどっしり構えて男らしく
初めてのお産で普段とは違う妻の姿を目の当たりにしたり、分娩室での雰囲気に飲まれて動揺してしまう旦那さんもいます。
また経膣分娩の予定が思いがけず難産になり、緊急帝王切開になるなどお産にトラブルはつきもので、何が起こるかわかりません。どんな時も男らしくどっしりと構え、トラブルも受け入れる覚悟を決めましょう。
「陣痛」がきたら!夫が妻にしてあげられるサポートをしっかり知ろう
陣痛は始まると、妊婦さんは激しい痛みで辛いので旦那さんのサポートが必要となります。どんなことをすればよいかしっかり頭に入れて、実践できるようにしておきましょう。
マッサージをしてあげる
陣痛が始まると、特に腰や下腹部、足や肩など体の色々な部位が痛くなります。妊婦さんは痛くて自分でさすたりすることも難しいので、どこが痛いか、触って欲しいところを聞いてマッサージしてあげましょう。
強さなども時々確認しながら、根気よく続けてあげましょう。テニスボールやゴルフボールを使って、強く押してあげると楽になるのでやってみましょう。
手を握って励ます
陣痛の波が収まったら、痛みに耐えて疲れている妊婦さんの手を握ったり、頭を撫でたり肩をさするなどボディにタッチして労をねぎらいましょう。
旦那さんの「そばについているから、頑張って」とか「もうすぐ赤ちゃんに会えるよ」といった励ましは、妊婦さんにとって何より心強いものであり、一番のエネルギーになります。
飲み物を飲ませる
陣痛が続いてひたすら呼吸法を繰り返していると、妊婦さんは喉がカラカラに乾いてしまいます。
陣痛の合間に、ペットボトルにストローをつけた状態で、飲み物を飲ませてあげて水分を補給しておきましょう。
汗を拭く
陣痛の痛みに耐えていると、体温がどんどん上がって体が暑くなり汗が吹き出します。タオルで顔や背中、お腹などの汗を拭いてあげたり、うちわであおってあげると心地よくなります。
清潔な服装に着替えてから入室する
分娩室は清潔な状態で管理されているので、旦那さんもタバコや汗のにおいが漂う格好ではなく、できればさっと着替えて清潔な服装で入室するようにしましょう。
入口でマスクや白衣などの着用を求められる場合もあります。動きやすいようにTシャツやジャージなどのスポーティーなスタイルでも構いません。 そしてキレイに手を洗って、アルコールで消毒しておきましょう。
赤ちゃん誕生まであとわずか!分娩室に入ったらすべきサポート
分娩室に入ったら、いよいよ赤ちゃん誕生までのカウントダウンが始まります。引き続き、旦那さんのサポートが必要となるのでしっかり支えてあげましょう。
妊婦さんは痛みで呼吸が乱れがち!しっかり呼吸法をリードしよう
妊婦さんは痛みは激しくなっていきむタイミングが分からず、呼吸も乱れがちになります。助産師や医師の指示に従って、陣痛の時の同じように旦那さんもそばで一緒に呼吸法を実践しながら、妊婦さんが呼吸法をうまくできるようにリードしてあげましょう。
一番の踏ん張りどころ!力強い励ましを
分娩室に入ったら、出産までもう一息になります。妊婦さんにとって一番苦しい時なので、旦那さんは力強く励ましの言葉をかけてあげましょう。
その際に手を握ったり、肩に手をおいてあげるなど、体に触れてあげると妊婦さんも落ち着きやすいでしょう。
飲み物と汗ふきも忘れずに
分娩中も力を振り絞っていきんだり、呼吸法を繰り返しおこなうため、陣痛の時と同じく喉が乾くし、体温がかなり上昇して汗が吹き出します。いきみの合間に飲み物がいるか聞き、こまめに飲ませてあげましょう。
また、顔や首筋の汗を拭いたり、うちわで仰ぐなど気遣ってあげると妊婦さんも元気が出てきて、最後まで頑張れる力もみなぎってくるでしょう。
無事出産!「赤ちゃんの誕生」を一緒に喜ぼう
誕生の瞬間は夫婦で喜びを分かち合い、「よく頑張ったね」「ありがとう」とママの労をねぎらう言葉をかけたり、頭をなでたり手を握ってあげましょう。旦那さんからの優しい言葉があれば、出産の疲れも吹き飛んでしまうものです。
許可をえられたら記念撮影をするのもいいですね。せっかくの我が子誕生に立ち会えた思い出に、スタッフの許可をもらってから親子3人で写真を取ったり、ビデオを回して記録しておきましょう。
出産という大仕事を終えて、ママの体はかなり疲れきっています。我が子誕生の興奮が冷めやらず、ずっと一緒にいて話していたいという旦那さんもいるかもしれません。
しかし、分娩後はとにかくママは体をゆっくり休めることが大事なので、早めに切り上げましょう。
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