廃材で飛ぶおもちゃが簡単手作りできる!盛り上がる遊び方も紹介
おもちゃ屋さんなどに出かけると魅力的なおもちゃがたくさん並んでいますね。安く手に入るものもたくさんありますが、たまにはおもちゃを手作りしてみませんか?
今回は牛乳パックやトイレットペーパーの芯といった廃材で作ることができる「飛ばして遊ぶおもちゃ」の作り方をご紹介します。
この記事の目次
「筒ひこうき」こんな形でも飛びます!簡単だから何個も作ろう
まずトイレットペーパーの芯を使った、とても簡単にできる飛行機をご紹介します。こんなので飛ぶの?と思ってしまいますが、意外とよく飛びますよ。トイレットペーパーの芯一つで10個も作れちゃいます!
材料
- トイレットペーパーの芯 1つ
- 色紙(15×15cmの一般的なサイズのもの)
- 定規・ペン(印付け用)・ハサミ・セロテープ
トイレットペーパーは短い輪にして使うので、一つの芯で10個も作ることが出来ます。色紙は好きな色でカラフルに作ってみると楽しいですよ。
【作り方】切って貼るだけ!色紙の幅を変えて作ってみて
では作っていきましょう。
まず、トイレットペーパーの芯を1cmの厚さに切ります。ここで幅が一定でないと真っ直ぐ飛びにくくなるので、印をつけて丁寧に切りましょう。
次に、色紙を3cmの幅に切り、先ほどのトイレットペーパーの芯に巻き付けます。色紙とトイレットペーパーの芯の端をしっかり揃えましょう。
ぐるっと一周したら写真のピンクの丸辺りにもテープを貼り、重さのバランスが良くなるようにします。
これで完成!色紙の幅を4cm、5cmと変えてみると飛び方が少し変わります。どのように変わっていくか、ぜひ作ってみてくださいね。
【遊び方】紙飛行機を飛ばすように真っ直ぐ投げるとうまくいく
なかなか珍しい形の飛行機が出来ましたね。こんなのが飛ぶの?と思ってしまうかもしれませんが、意外とスーッと飛んで行きます。
トイレットペーパーの芯が付いている側を前にして飛ばします。紙飛行機を飛ばす時のように下から軽く持ち、スーッと真っ直ぐ投げます。
普通にボールを投げるように手首を使って投げてしまうと、クルクル回ってしまうので押し出す感じで投げられるように練習してみて下さい。クルクル回ってもそれなりに飛ぶので十分面白いですよ。
ただ、踏んだりギュッと握ってしまうとすぐにつぶれてしまうので、最初から何個か作っておくといいですね。とがったところもないので、当たっても全く痛くありません。親子でたくさん遊んでくださいね!
「牛乳パックしゅりけん」上手に飛ぶかな?的当てにもピッタリ
続いて牛乳パックを使ったしゅりけんをご紹介します。飛ぶ距離を競ってもよし、的当てをして遊んでもよしの幅広く遊べるおもちゃです。
1Lの牛乳パックを飲み終わったら取っておいて是非作ってみてくださいね!
材料
- 1Lの牛乳パック 1本
- 定規・はさみ・ビニールテープ(ガムテープでもOK)・ペン(印付け用)
使うものはたったこれだけです。今すぐにでも作れそうじゃありませんか?
牛乳パックは子供のおもちゃを手作りする時に大活躍しますので、すぐに処分してしまわずに少し取っておくといいかもしれませんね。
【作り方】組み方さえ間違えなければすぐ出来る!
では作り方をご説明します。
まず、牛乳パックの側面の長方形の部分を1.5cm幅に縦に切ったものを4本作り、全て半分に折っておきます。
この4本を写真のように組んでいきます。
〇を付けたところが折り目になっています。折った部分に左隣の端の部分が挟まるような形に組んでいきます。
徐々に矢印の方向(折り目でない部分が外に出るように)に引っ張って締めていきます。
これ以上引っ張れない状態になるまでギューッと締めたら、真ん中の部分をテープで止めて完成です。
テープを貼らなくても結構しっかりしているんですが、かといってそのまま遊んでいるとバラバラになってしまうので、片面だけでいいのでテープで固定するようにしましょう。カラーのビニールテープを使うとカラフルになっていいですね。
もちろん、出来上がったものにペンで色を付けたり絵を描いたりしてもOKですよ!
【遊び方】飛ばしてみよう!縦、横と色々な投げ方をして楽しんでみて
出来上がったら早速飛ばしてみましょう。
しゅりけんを投げる時のように顔の横で縦に持ってシュッと前に飛ばして見ると勢いよく、また狙いを定めて投げることが出来ます。
フリスビーのように横に投げてみても飛ばすことが出来ます。ただ、こちらの投げ方だとどこに飛んでいくか分からないので、室内よりも外などの広いところで飛ばす時の方がいいかもしれません。
ペットボトルや牛乳パックの的を作って、倒したらOKという遊びにすると盛り上がります。うちの子供たちはたまたま壁の電気のスイッチに当たって電機が消えたので、またつけたり消したりしたい!とスイッチをねらって投げていました。
当たってもそれほど痛くはありませんが結構威力があるので、周りに壊れたら困るものがないところ、人がいないところで遊ぶようにしましょう。
「ストローとんぼ」フワーッと軽く舞い上がる!
次にストローを使った竹とんぼのようなおもちゃをご紹介します。軽くフワーッと舞い上がる不思議な動きに、盛り上がること間違いなしですよ!
ストローを使うので軽い!特別な道具も必要なしと、とてもお手軽なおもちゃです。
材料
- ストロー(太めのもの) 1本
- 牛乳パックなどの厚紙
- 定規・はさみ・セロテープ・ペン(印付け用)
このおもちゃも材料はとても少ないですね。厚紙は何でもいいですが、牛乳パックくらいの強度があるものを用意しましょう。
【作り方】羽根になる厚紙の折り方がポイント!よく写真を見て
それでは作っていきましょう。
まず、ストローを長さ10cm、厚紙(今回は牛乳パック)を1.5×10cmに切ります。そしてストローの片方の端に1cmの切込みを2カ所入れて開いておきます。
厚紙を半分に折り、ストローを開いた真ん中の部分に合わせてピッタリとテープで貼り付けます。
厚紙の真ん中の両側を写真の黄緑の線の通りに山折りにします。
少し折れ曲がった状態で完成です。
ストローを付けている部分が少しグラグラする感じはありますが、気にしなくて大丈夫ですよ。
【遊び方】手をこすり合わせるようにして飛ばそう!逆さでもやってみて
それでは飛ばしてみましょう!
竹とんぼで遊んだことが無いという方でも、飛ばし方は何となくご存知ではないかと思います。このストローとんぼも飛ばし方は同じ。
ストローの部分を両手で挟み、手をこすり合わせるようにしてストローを回転させてシュッと離せばフワーッと上に舞い上がっていきます。
この時、本体を少し前に傾けると前に、逆に後ろに傾けると自分の方に飛んできます。上に飛ばしたければストローが真っ直ぐ立った状態で飛ばせるように練習してみてください。
このストローとんぼの面白いところは、羽根が下になるように逆さにしても飛ぶところ。私の作ったものは、むしろこちら向きの方が良く飛ぶんじゃない?と思ったほど。子供たちも大喜びでしたよ。
誰が高く飛ばせるか、遠くへ飛ばせるかご家族で競争してみてくださいね。
「びよーんロケット」引っ張るだけで飛び上がる!面白ロケット
最後に厚紙に飛ばすものを乗せて引っ張るだけという、作り方をご説明するまでもないほど簡単にできちゃうロケットをご紹介します。
厚紙なら何でもOKなので、いろんなものを飛ばして遊んでみましょう。
材料
- 厚紙(牛乳パックなど。30cmほどある長めのものが良い)
- 新聞紙
- 定規・はさみ・テープ・ペン(印付け用)
新聞紙で飛ばすロケットになる部分を作るんですが、消しゴムとかどんぐりなども飛ばせるので用意しなくても大丈夫です。
【作り方】厚紙は最初は長めで!ロケットは目立つ色の方が良い
では作り方を説明していきますね。
まず厚紙を30~40cmくらい長めで用意します。お子さんの飛ばしやすい長さがあると思いますので、飛ばしながら徐々に短くできるように長くしておきましょう。
今回は牛乳パックを使ったので短いですが、これでも十分飛ばせるので牛乳パックを使った作り方で説明します。
牛乳パックの側面の部分、一枚だけを切り取ります。
これを半分に折って、さらに両端を2~3cmほど折ります。ここが持つところになります。これでロケットの発射台は完成。
続いて飛ばすロケットを作っていきます。先程ご紹介した通り、他のもの(固い物・重いもの・とがった部分があるもの・割れるものは危険なので使わない)でも代用できます。
3~4cmほどの幅に細長く切った新聞紙(色紙などでもOK)を端からクルクルと巻いて行きます。直径が1cmくらいになるまで続けてください。
これにテープを巻いたら完成!飛ばした時に見えやすい色にした方がいいので、最後の一周だけ色紙を巻くようにしてもいいですね。
【遊び方】ピッと両側に引っ張るだけ!見えないくらい速く飛んでビックリ
出来上がったら飛ばしてみましょう!
発射台の中央の部分にロケットを置いて、発射台を真っ直ぐになるまで素早くピッと両側に引っ張るだけで、ロケットが飛び上がります。
もし発射台が40cmで長すぎるようなら両端を切りながら調節してみてください。牛乳パックの場合は十分短いので、これ以上短くする必要はないでしょう。もし飛ばしにくそうならもう少し長い方がいいかもしれませんね。
素早く引っ張るのがコツですので、お子さんがうまく出来ないようなら一度一緒に持ってやってみるといいかもしれません。
うまく飛ばせば2m近く飛びます。ただ、高く上げたい時は真っ直ぐ飛ばさないとどこに行ったか分からなくなってしまいますので気を付けて。
小学生くらいになってくると、自分で飛ばしてキャッチするのも上手になってきます。動体視力も鍛えられますよ。
我が家では主人と子供二人が一つのロケットを誰かが飛ばして、それを拾った人が次に飛ばせるという遊びをしていました。ぶつかって怪我をしないようにすることが大切ですが、単純なおもちゃはこうやって遊びを考えやすいのもいいところですね。
子供の創意工夫を促す!市販品にはない手作りの良さを感じて
いかがでしたか?どれもとても簡単なので、作ってみようかなと思っていただけたものがあったのではないでしょうか。
市販のものもいいんですが、家にあるものでも十分に盛り上がって遊べるおもちゃをこのように簡単に作ることが出来るんですよね。
こうして「作る」ことは子供の中に「自分も作ってみたい」「この牛乳パックで何か作れるんじゃないかな」というという気持ちを生みだします。与えられたものではなくても自分で工夫して遊べる子に育っていくんですね。
手作りおもちゃなんて、何だか貧乏くさいというイメージの方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません。手作りおもちゃは、子供の中の創造力、ひらめきを育てるにはとてもいいものなんですよ。
もちろん、自分たちで作ったものなので愛着も湧いて大事に使うことが出来ますよね。
ぜひ親子でおもちゃを手作りして、お子さんの中に眠っている創造力を呼び起こして、また物に対する愛着も育てながら楽しく遊んでみてくださいね!
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sうさん
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