子供のための保険って何?ちゃんと知っておきたいその必要性!
保険って難しいですよね。自分の分だけでも迷ってしまいますが、子供が生まれるとさらにその種類が増えてしまいます。
子供に関する保険って一体どんなものがあるのでしょうか。
子供のための保険とは?
代表的なのは、学資保険と医療保険。この2つがあげられます。
そもそも保険は、万が一に備えておくためのものですよね。子供にとっての「万が一」の状況とは、どういった時を指すのでしょうか。
それは、彼らを育てていく親である私たちに何か不測の事態が起きたときではないでしょうか。それを忘れないようにして、保険に加入するかどうかを考えていきましょう。
子供の医療保険
医療保険の役割は、病気やケガによって入院、手術が必要になった時の費用を軽減してくれることです。もし、保険に加入していない場合、家計には一体どれくらいの負担がかかるのでしょうか。
それは、家族の誰が病気、またはケガをしたかによります。
- 主に収入を得ている夫が入院したときには、治療費などの支出は増えるのに仕事が出来ないために収入は減るので家計への負担は大きくなります。
- また、専業主婦の妻が入院した場合にも、食事が外食になったり、普段こなしている家事を外部へ委託することにより、治療費の他にも支出が大幅に増えることが予想されます。
では、子供が入院した場合はどうでしょうか。
もちろん治療費はかかりますが、一定の対象年齢までは医療費助成制度が設けられており、夫や妻の場合と比べると、かなり支出は少なくなるはずです。
また、入院では付き添いなどが必要な時もありますが、仕事や家事への影響もそれほど大きくならないはずです。
それに、病気やケガをして入院する確率は、0歳のうちは免疫力が低いこともあり少し高くなるようですが、1歳を過ぎてそこから24歳までは、それ以上の年齢の入院受療率と比べるとかなり低くなるようなのです。
このようなことを考慮すると、子供の医療保険料を負担するよりも、家計に影響の大きい夫や妻の医療保障を充実させることを優先した方がよいように思えます。
子供の学資保険
現代では、大学まで卒業するのが普通と考える方も多いことでしょう。そのため、子供の教育にかかる費用がシミュレーションされ、その金額に慌てて学資保険に入らなければと思わされてしまいます。
なぜなら、全てを公立の学校で過ごしたとして、幼稚園から小中高、大学まででかかる費用は1000万円以上と言われているからです。そんなお金をコツコツ積み立てていくことは難しいですよね。
また、契約した親に万が一があった場合は、それ以降の保険料の支払いが免除される場合もあります。
確実に学費を用意するために加入したのに、支払金額の方が多くなったのでは意味がないようにも思えます。
今、現在の状況も大事!
子供の未来に安定を求めるあまり、万が一の備えにばかり気を取られてしまいがちですが、現在置かれている状況との兼ね合いも大切です。
もちろん備えがあることは大切なのですが、起こるかどうかわからないことのために、今の生活が圧迫されては意味がないのです。
- 自分の収入などを考慮し、無理のない範囲で将来の保障を考えましょう。
- くれぐれも、親にすすめられたから、友達夫婦も加入しているからといった安易な理由で決めるのは避けましょう。
新しい家族が増えたときこそ、自分たちの暮らし、お金の在り方を見直す良い機会として、じっくり考えてから前に進みたいものですね。
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