子供が病気だと診断された場合に、親がしてあげられることとは

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2014/10/31

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命あるもの、いつかは死が訪れます。

しかも残念なことに順番が決まっているわけでなく、事故や災害など偶然起きたものに遭遇してしまったですとか、病気で亡くなるようになっています。

子供というものは大なり小なり病気を経験して成長し、大人になっていきます。

しかし中には完治することが大変難しいもの、完治はしないもの、ほとんど完治するものなど病気によって予後が変わることがあります。

ここでは完治することが難しいなど、長期戦になりがちな病気に子供が診断されたら、親としてどう対応すべきかをご紹介したいと思います。

子供の病気をサポートしてあげる

長期的な病気とは言っても、アレルギーなど気をつけていればあまり命にかかわることもないケースでしたら親もそう深刻にならないと思います。

ですが、やはり小さい子が例えば花粉症などの病気になった場合には、正直不憫だなと思うかもしれません。我が子も5歳で花粉症になりましたが、これからの残りの人生を考えるとかわいそうになりました。

毎年花粉の時期には薬を飲まないと鼻水が辛いということ。目薬も必須。マスクは当然はずせない。

それをあと何十年続けるのか、たかが花粉症でも親としてはかわいそうだと感じるものなのです。出来る範囲でサポートしてあげることを目標にしましょう。

子供が受ける治療だということをまず理解しよう

完治することが難しい病で、命にかかわってくるような病気の場合、子供にどこまで話したらいいのかはとても迷う部分ではないでしょうか。

治療を受けるのは子供自身ですので、なぜ自分が入院や通院をしなくてはいけないのか。場合によっては点滴や注射などの治療を受けることに関して、ある程度の説明がないと子供も納得いかないと思います。

赤ちゃんだとか乳児には説明してもわかってもらえないことは多いでしょうけれど、それでも病気をやっつけるための治療なんだと言うことは説明がいると思います。

小さい子にでも説明を

一生、もしくは長いこと薬を飲まなくてはいけない。生活に制限されるなど、明らかに周りと違うことをしていると、大きくなると子供も「どうして自分だけ」と思うようになります。

例えば喘息の子は服用や吸入が必要です。

この薬を飲まないとお咳が出やすくて自分が苦しくなること。この薬を使うことで呼吸が楽になるんだということがわかっていけば、子供も納得してくれるようになります。

吸入を嫌がる小さなお子さんは本当に多いです。我が子もそうでしたからよくわかります。ママも辛いでしょうが、成長してくると泣くこともなくなってきますよ。

子供との時間を大切に

問題は完治が見込まれないとか、完治する可能性が低いいわゆる重いと言われる病気の時です。

子供が病気になればただでさえ親は苦しみますが、重い病気ともなるともう耐えられないほどの苦しみを味わうことになると思います。

いろいろな患者さんの闘病記を読んだりしていますが、親はどんなことをしても必ずと言っていいほど後悔します。

そうですよね。積極的な治療をしてしまったこと。もっと他の治療法がなかったのかなど、実際にやったこととやらなかったことを比較出来ないからです。

でも親としては出来る限り子供との時間を作って欲しいと思います。

命に向き合う時間をもらったと認識する

命にあまり関わらない病気になった場合なども、一度命に向き合うきっかけを作ってもらったと思いましょう。私たちは普通に過ごしていると命あることが当たり前だと思うのですが、そうではないのです。

だからこそ子供に対しても自分に対しても「やりたいことをやれるようにすること」にし、やらなくてはならないことを先延ばしにしないようにしたいものです。

そして子供にとって親が仲良しなことが何よりハッピーなのです。

もしもシングルでなければ、ご夫婦仲良く。シングルの方ならば子供との信頼関係を作って毎日楽しい生活を過ごすようにしましょう。

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