2歳児健診では言葉の発達に着目。障害が発見されることも!
「魔の2歳児」になった我が子に日々悩まされているママは多い事でしょう。言うことをきかない、じっとしていない、癇癪を起す。
そんな一番大変な年齢で実施されるのが、2歳健診です。これは任意の健診なので、自治体主導ではなく、個人病院などで予約をとって受診します。
中には、特に問題がないのなら予約の段階で断られるケースも。あまり重要視されていない2歳健診ですが、子育ての悩みを聞いてもらうチャンスでもあるのです。
この記事の目次
実施されるかどうかは自治体によってまちまち
幼児の健康診査は、定期の1歳半健診と3歳児健診で必要なことを診察するので、その中間にあたる2歳健診は、自治体が主導しないこともままあります。
お住まいの地域の市役所などのホームページで調べてみてさい。子供家庭支援センター、母子保健課などのキーワードで情報がヒットします。
案内が出ている場合は、最寄の小児科を紹介されることもあるようです。ですが、受けるかどうかは個人の判断に任せられます。
そうでない場合には、お子さんの普段の生活相談を目的として受診してみると言う利用法もあるようです。
集団検診でない場合には、個人病院などで受診するので所要時間は1~2時間ほどです。移動に時間をとられることもあるので、余裕を持って出かけましょう。
情緒の発達が顕著になる2歳。健診でも注目されます
2歳健診を受ける場合に、医師が診察するのは子供の以下のようなポイントです。
- 身長、体重、胸囲、頭囲など体の成長度合い
- 言葉の発達、前回の健診で異常があったらその確認
- ママや家族が子育てについて悩み事をかかえていないか
2歳になると言葉を話すようになっている子がほとんどです。言語の獲得は情緒の発達を表すものでもあり、他人と関わっていく力を見る指標です。
1歳半の時に発達障害の疑いがあった場合、2歳健診の結果でその後の指導の方針がきまることもあります。
言葉の理解度は特に重要!
言語を獲得した2歳児は次の様な特徴を見せます。
- 語彙の増加
- 二語文が扱える「まんまたべる」「わんわんねんね」など
- 絵本に興味をもつ、または内容を理解して記憶する
- ママに指示されたことを実行できる
このくらい言語能力が発達していることが2歳児の基準とされています。特に語彙は2歳を契機に爆発的に増えていくと言われています。
ですのでこの時期に絵本の読み聞かせや言葉掛けを日常的に行うことは、とても大切です。また家族間で会話が充実していることも、子供の言葉の発達に良い影響を与えます。
健診に行くときは、けして怖い所ではないことを教え、お気に入りのおもちゃを持っていく事、お菓子などご機嫌ととる方法を考えておくことが重要です。
運動能力の発達についての検査
情緒の発達とともに、運動能力もどの程度発達しているのか検査されます。赤ちゃんの頃と比べて運動量は格段に上がっている2歳児。
全ての機能を検査することは出来ませんが、重要とされている検査項目は必ずチェックされます。家庭でも練習してみるといいでしょう。
四肢の筋力や敏捷性の発達を見ます
2歳健診で確認される運動能力についてです。
- ボールを片足でけることができるか
- 階段の上り下りが一人でできるか
- その際、片足ずつか、両脚でか
- 両脚を揃えてジャンプが出来るか
- マットの上でころころ転がれるか
- お母さんと一緒に手遊びを楽しむことができるか
これらの運動は、足や手の神経や筋肉がしっかり育っていなくてはうまくいきません。特に軸足を使ってボールをける運動は代表的なものです。
もちろん、これらの運動能力の発達には個人差が大きく、健診の基準になっているのはあくまで平均値です。
ボールがけられない、ジャンプが出来ないから何か問題があるとは言い切れません。普段やっていない運動だから、出来ないだけということもあるからです。
発達障害が疑われる場合の事例
1歳半健診の時と同様に、2歳健診でも発達障害という診断がなされることがあります。発達障害のある子の特徴です。
- 癇癪をおこしやすく、我が強い
- みんなと同じ行動がとれず、1人で行動することが多い
- 言葉の発達に遅れがある
- 集中力がない、あるいは続かない
- 他人に興味を持たない
これらの症状がみられる場合、学習障害、注意欠陥多動性障害、広汎性発達障害などである可能性があります。
現在では、脳の先天的な障害であることが判明しています。ですので、一生付き合っていく問題でもあるのです。
療育方法について相談しましょう
発達障害の疑い、あるいは診断が出た場合は、今後保育園や小学校へと進んでいくための療育方法について相談しましょう。
- 療育
- 発達障害をもつなどして社会の中に溶け込むことが難しい子供を対象に、その子生きやすい方法を模索しながら医療機関や教育機関が行う指導。
1人1人の障害児は特徴がことなるため、その子にあった治療や指導の確立が目指されている。
今から10年ほど前までは養護学校で指導が行われていましたが、現在は普通学校の中に特別支援教室を設けているところが増えています。
たとえ障害があったとしても、その子にとってやりやすい方法で社会に参加して行くことが理想と考えられているからです。
そのため発達障害を抱えながら自立して生活している社会人の方も多くなっています。お子さんの療育方法については、納得のいくまで専門機関に相談するのがいいですよ。
ママの悩み事のケアをするためにも健診は行われます
2歳児は、とにかく育てにくい時期としてママの悩みの種になっています。まだ充分に自分の意思を表現出来ないのに、欲求だけが強くなっているからです。
この頃育児ストレスがピークに達する方も多く、それが引き金になって虐待やネグレクトが始ってしまうことも社会問題になっています。
2歳健診は、そうして育児に追い詰められてしまっているママを救うという目的もあるのです。
医療機関によっては、診察を依頼しても断られることがあるでしょう。でもそれは管轄の医師に問題があるので、諦めず他の病院を探しましょう。
特に障害に関することは、1人の医師だけでなくセカンドオピニオンを得ることも重要です。子供の将来にもかかわることなので、信頼できる先生が見つかるのが理想です。
自治体が実施してくれている場合もあるので、日々の育児にストレスを感じているママは是非参加してみてください。
子供の発達の異常を見つけるとともにママのケアも行います
2歳健診で言葉や運動能力の発達の遅れが見られると、全てのケースではありませんが、発達障害という診断が出ます。
もちろん個人差はまだ大きいので、この先の3歳児検診を待って総合的な診断を下す場合もあります。
2歳児の健診はこのように、子供の精神面の発達とその異常の有無、それによって悩んでいるママをケアする目的をもっています。
信頼できる先生を紹介してもらえることも有ります。子育ては1人で悩んでいないで、社会には利用できる資源が多いことを知ってください。



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