2歳の女の子の絵本は一緒に楽しく真似っこできる本がおすすめ!
ことばも動作も少しずつしっかりしてくる2歳頃の女の子は、まさに小さいママ!言うことすることすべてはママを見ながら増えていきます。
そんな真似っこ上手な女の子のイマジネーションが広がる楽しい絵本を紹介します。
この記事の目次
料理や縫い物…ママの優しさが伝わる作品
おままごとや着せ替え…女の子はやはり生活の中でママが家事をこなす姿をよく見ています。観察力に驚かされるぐらい、上手に真似ができていることが多いです。
絵本の中で見覚えのあるものが登場したり、まだ触ったこともないアイテムが登場すると、好奇心を刺激してあげる良い機会になります。
2歳だとまだまだ手先が器用ではなく、お手伝いにも限界があります。けれど成長とともにできるようになることが増えていく中、本で様々な家庭の場面を紹介してあげれます。
【14ひきのさむいふゆ】やわらかいタッチでお家を描く大人気シリーズ
- 著・イラスト:いわむら かずお
- 出版社: 童心社
大家族だからこそ表現できることがたくさん詰まっている絵本シリーズです。ねずみの子どもたちはそれぞれ個性があり、1ページ内でも動きが様々です。自分の子はどのねずみの性格に似ているか考えるのが楽しくなります。
なんとでもない日常の様子に思わずほっこりします。色使いが優しく、アットホームな雰囲気を絵の中で表現されています。
寒い・柔らかい・温かいなど、読んでいるとその空間をねずみの家族と一緒に感じれるような気持ちになります。
どの年代の女の子もおうちごっこは大好きな遊びの一つ。絵本の中からアイデアをもらい、より楽しく再現できることになります。こういう内容の作品は、現実世界に繋がっていく要素が多く、想像力を養うための良いツールなのです。
【しろくまちゃんのほっとけーき】ホットケーキが思わず食べたくなるような美味しい絵本
- 著・イラスト:わかやまけん・もりひさし・わだよしおみ
- 出版社:こぐま社
シンプルな絵なのに、ホットケーキの香りがしてきそうな絵本です。
お料理に必要なキッチンツールも、ホットケーキの焼き方も覚えてしまいます。しろくまちゃんとお母さんが台所にいる姿は、きっと女の子は自分とママの姿と重ねることでしょう。
混ぜている時に少しこぼしてしまうしろくまちゃんの様子も可愛いく表現できています。
お家で同じように作ってみると、絵本の世界がより活きていきます。普段からお料理するママの姿を見ている女の子は、きっとお手伝いを自らしたがる子も多いはず。親子で新しいことに挑戦してみましょう。
おかいもので小さなママ気分!女の子が大好きなおでかけ絵本
2歳になるといつもママと行っていたスーパーへのお買い物も、流れや動作に関心が強くなってきます。商品を選んだり、レジで会計をしたりと、女の子が真似したくなる要素がたくさん詰まっています。
子どもが見たこと・触ったことがあるものを絵本で見つけて、「見たことあるね」や「今度お店で探してみようか」と本の世界から飛び出して体験させてあげるためにも、お出かけに関する作品は良いツールです。
【バムとケロのおかいもの】読む度に新しい発見!市場へ楽しいおかいもの
- 著・イラスト:島田 ゆか
- 出版社:文溪堂
安定した人気を誇るバムケロのシリーズの中でも、女の子のツボを押すのがこの作品。一緒に住んでいるバムとケロのある水曜日を描いたお話です。
市場までお出かけするのですが、なかなか買いたい物が決まらない様子。自由奔放なケロちゃんに振り回されてしまうバムは、いつも大忙し。起床する場面から凝った絵が目につきます。
お部屋にあるたくさんのおもちゃや家具も、バムとケロの普段の生活が垣間見れる感じがして、とても面白いです。
何回読んでも、女の子はきっと前回気付かなかったアイテムを発見するはず。とにかく細かいディテールに飽きがきません。
ストーリーもユーモアたっぷりでとても愉快です。
娘と外出した時にも持ち歩ける軽さで、どこでも楽しめるのもポイント。
【はじめてのおつかい】世代を超えたベストセラー。おつかい絵本の代表作
- 著:筒井 頼子
- イラスト:林 明子
- 出版社:福音館書店
1977年に発行されたことに驚きました。母に読んでもらった記憶はもちろんありますし、やはり一番覚えているのはこの大胆かつ優しい表紙です。満面の笑みで牛乳を持つ主人公のみいちゃんは、きっと女の子の目にも留まるはず。
ママにおつかいを頼まれたみいちゃんが無事戻るまでの様子を描いたお話です。みいちゃんは5歳の設定なので、2歳ごろの女の子からしたら、かなりお姉ちゃんに見えるかと思います。
ママからしたら、近い将来と感じるのではないでしょうか。
お金を握って道を一人歩く姿は、きっと親子でドキドキするでしょう。初めて何かに挑戦する期待と不安をお話の中で見事に描かれています。
読み終えた後は、娘にどのような気持ちになったか、みいちゃんはどんな気持ちだったと思うか聞いてみると、いつか経験するであろう初めてのおつかいのお話で盛り上がるはずです。
おしゃれが好きな女の子に読んであげたい絵本
キラキラしたものや可愛いものに目覚め始める2歳頃の女の子は、とにかくオシャレと感じたものにとても興味を持ち始めます。ある日、勝手にママの化粧ポーチから鏡を取り出していたり、ゴソゴソのハイヒールを玄関で試している姿を目撃するのもよくある話。
そんなおしゃまさんが気に入る絵本を紹介します。読み聞かせしてあげている時のリアクションがきっと可愛くて、ママも楽しくなるはずです。
【だるまちゃんとてんぐちゃん】おもしろおかしい!てんぐちゃんのファッションジレンマ
- 著・イラスト:加古 里子
- 出版社:福音館書店
2歳頃から女の子はママのお洋服や化粧品に興味津々になる子が増えます。そんなおしゃまさんなら、だるまちゃんの気持ちをわかってあげれるはず?昔からたくさんの子どもに読まれている「だるまちゃんシリーズ」の第一作です。
あれでもない、これでもない…てんぐちゃんのような素敵な衣装を目指してだるまちゃんは、パパにたくさんのアイテムを引っ張り出してきてもらいます。様々な形や色で表現されているものが描かれているので、新しいことばも覚えるのに最適です。
一見険しいお顔をしているだるまちゃんですが、読んでいくうちに表情豊かな顔がとても愛らしく感じていきます。
「〇〇ちゃんならどれを選ぶ?」「この靴もかわいいね」、と娘と本を通じてコミュニケーションを取るのも楽しそう。
【わたしのワンピース】夢のようなワンピース。ママも娘も楽しくなる人気絵本
- 著・イラスト:にしまきかやこ
- 出版社:こぐま社
昔に出た絵本ですが、今でも女の子ママが手にすることは多いのではないでしょうか。子どもの頃に読んだ記憶のある懐かしい本だと、覚えているママがたくさんいらっしゃいます。空から降ってきた一枚の布から、お話が始まります。
ミシンで作られたワンピースは、シーンに合わせて魔法のように柄が変わります。
ワンピースやスカートなど、可愛いお洋服に興味を持ち始めたタイミングで読むのに最適な一冊です。
絵本の中で出てくる「にあうかしら」というフレーズは、きっと印象に残る一言です。字は少なめで、色んな場面で変化していく絵から目が離せません。
自分が身に着けるものに対するこだわりは女の子の方が強いことが多いです。タンスの中からお気に入りのお洋服を着たら、うさぎが使うフレーズをついつい真似したくなるでしょう。
この作品に関する口コミは、幅広い世代から挙がっています。60代の方が孫に読んでいたり、30代のママが自分自身が好きだったため娘に購入したり…まさに日本を代表するファンタジー絵本の一つです。
成長や季節に合わせて選んで、ママも時の流れを実感して
2歳から言葉も増えて、意思疎通がようやくできるようになる女の子が多いです。そんな中で教えたい・経験させたいことがママも中でも増えてくるでしょう。全部できなくても、絵本から広がる世界は限りなくあります。
まだ字が読めない年齢でも、絵本を読み聞かせすることで「読む」という行為の第一歩を促すことになります。ママと娘がコミュニケーションを増やす良い手段でもあります。
最近興味があるテーマに沿ったお話を選んだり、季節に合わせた内容を探してみてください。昔なら真似できなかった言葉だったり、動作が増えていくはず。
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