2人目育児スタート!知って得する上の子への接し方のコツ!
自分の弟や妹が初めてお家にやってきた日のことを覚えていますか?大抵の大人はその時の感情は忘れてしまっていることでしょう。
それは、ただ幼いころの記憶が薄れただけなのか、それとも思い出したくなくて封印してしまっているのか。
小さな子供を取り巻く世界はまだ限られていて、その狭い範囲がこの世のすべてです。そこに突如現れた自分よりも小さい赤ちゃんを、上の子はどんな思いで見ているのでしょう。
優先すべきは上の子!
赤ちゃんがやってくるまでは、お家の人の注目を独り占めしていたお兄ちゃんお姉ちゃん。兄弟がやってきたことで、自分がなおざりにされていると感じるかもしれません。
せっかくの可愛い弟や妹が邪魔な存在になってしまわないよう、ささいなことで構わないので、上の子を先に見てあげましょう。
どちらも泣いているときは、先にお兄ちゃんお姉ちゃんを抱きしめて話を聞いてあげる。朝のお着替えは上の子からする。
自分の中でルールとして決めておくと行動にしやすいはずです。
スキンシップを多く!
子供の観察力は素晴らしいですよね。大人にとっては些細なことも一大事になることがあります。
赤ちゃんはいつも誰かに抱っこされていること、そしてみんな笑顔を向けていることをちゃんと見ています。
抱っこをねだってきたら、できる限りこたえてあげるようにし、出来ないときはあとで抱きしめてあげるなどのフォローをしてあげましょう。
お父さんお母さんにくっつくのが、子供は大好きなんですね。忙しい時は結構大変なのですが、ほんの数秒でもギューっとしてあげたいところです。
1日1回は赤ちゃんが生まれる前のように、上の子だけに気持ちを向けて過ごしてあげましょう。このとき子供が笑顔になっているかどうかがポイントです。
年の差によっても違う子供の心
上の子と下の子がどのくらい年が離れているかによっても、その接し方が少し変わってきます。
- 1歳差(年子)…
どちらも赤ちゃんですよね。まだまだ感情をコントロールするのは難しく、気に入らなければ思いっきり体で表現します。
赤ちゃんに対して、力いっぱい叩いたり、乗っかったりすることもあって、お母さんはかなり疲れてしまうかも。
一時保育を利用したり、おじいちゃんおばあちゃんを頼るなど、ひとりで抱え込まないようにしましょう。
また事故を防ぐためにも、ベビーベッドを活用するなどして、上の子の手の届かないところに赤ちゃんを寝かせる工夫も必要です。
- 2歳差…
魔のイヤイヤ期ともいわれるように、自分でやりたいことはたくさんあるのに思い通りにできなくてイライラしがちな2歳。
こちらの都合などお構いなしに癇癪を起しますから、2人目のお世話もスムーズにはいきません。おむつをゴミ箱に捨ててもらうなど、簡単な作業をお願いして手伝ってもらいましょう。
「自分一人でできた」という達成感が得られるとともに、「お母さんの役にたった」という喜びも感じることができるでしょう。そんなときは、思いっきり褒めてあげることが大切です。
また、「これをして欲しい」という言葉はでなくても、羨ましそうに赤ちゃんを見ているようなら、上の子にも同じく接してあげましょう。
- 3歳差…
赤ちゃん返りが起こりやすい年齢です。今まではできていたことが急にできなくなるというか、したくなくなるのでしょうね。
赤ちゃんの面倒をみるように、自分の面倒もみてほしいのです。その一方で、自分がお兄ちゃんお姉ちゃんだと自覚も持てるようになってきます。
そのため「我慢しなくちゃ」と無理をすることもありますから、いつもと違うなと思ったら注意が必要です。
- 4~5歳差…
上の子自身が弟や妹が欲しいと思う時期なので、積極的に可愛がってくれることも多いでしょう。ただし、期待しすぎないようにしましょう。
これはしてくれるはずと決めつけず、やってくれたことを素直に感謝して。
「いつも面倒見てくれてありがとう」「あなたがいてくれてお母さん嬉しい」など、言葉がけをたくさんすることで愛情を伝えます。
大変な時期ではありますが、「つらい」という思いだけをつのらせず、今後の我が子の成長を期待しつつ、今しか見せてくれない甘えやわがままを「かわいい」こととして受け止めてあげたいですね。
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