3歳児神話って本当なの?子どもの脳の発達に対する母親の影響

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2018/06/22

3歳の子供とママの仲良い様子

3歳児神話という言葉を聞いたことがありますか?様々な定義がありますが、子どもは3歳までは母親が育てるべき、としたものです。

なぜ3歳までに母親との時間を取らなくてはならないのか、そうでなければどんな影響があるのでしょうか。

3歳児神話には肯定論と否定論があります。それぞれの根拠はなんなのか。3歳児神話にどう対応したらいいのかまとめていきます。

脳の発達に悪影響?3歳までに母親の存在が必要なわけ

3歳児神話の代表的な理論は、「3歳まで母親が子育てに専念しないと、子どもの脳の発達に悪影響が出る」というものです。

その根拠は、3歳までに脳の成長が急激に進むこと、この期間に温もりや柔らかさを体験しなくてはならないことなどが挙げられます。

特に人の温かさを覚えるために、大切に扱われて愛着を形成することが正常な発達のために不可欠だと考えられているからです。

愛着(アタッチメント)
赤ちゃんが特定の存在に対して感情的に強い結び付きを持っている状態のこと。絆とも捉えられる。
愛着形成が上手くいかなかった子の場合、精神的に不安定になったり、自己否定をしたり、攻撃的になると言われています。

そのため、愛着の形成に適任である母親が子育てに集中することで、子どもは健康に育つ、それが理想的だと考えられてきたのです。

3歳児神話は合理的な理論なのか

平成10年の厚生労働省の見解では、3歳児神話について検証した結果「合理的な根拠はない」とされています。

基準を満たしている保育園で過ごしている子どもたちに、運動能力や感情表現の力に問題は見られなかった、というものです。

「母親が子育てに専念しなければ」と言う箇所と矛盾する結論になったのですね。そのため今では3歳児神話を否定する育児書などが多いようです。

「母親でなくてはいけない」と言う昔の考え方

3歳児神話が否定される最も大きな理由が、「愛着の対象は母親だけではない」と言うことです。

愛着が作られるために必要なのは、赤ちゃんの頃から自分を大切にしてくれる人の存在です。愛情をたくさん注いでくれる人がいることが重要なのです。

お父さんでもいいですし、おじいちゃんおばあちゃんでもかまいません。あるいはお兄ちゃんお姉ちゃん、近くに住んでいるおばさんという例 も聞いたことがあります。

なぜ母親の存在だけが着目されているのか。それは、「子育ては母親の仕事」と言う昔からの考え方がまだ根強いからです。

子どもを生むのは母親だから、母親が子育てするのが自然。母親としても子育てをしている方が違和感がないはずだというのです。

これは働く女性の増えた現代にはそぐわないものです。そして父親も育児の主役にならなければいけないことを無視しています。

ワンオペ育児になってしまう危険

母親だけが子育てに専念することは、ワンオペ育児を招き家庭環境を悪くさせるものだとして現在は敬遠される傾向にあります。

子どもに安心感を覚えさせるためには、傍にいる養育者の気持ちが安定していることが大前提になります。

子どもの面倒を母親だけが見る、ワンオペ育児になってしまうと、ママがストレスを発散させることができません。

毎日イライラした状態で赤ちゃんと一緒にいることはよくありません。ママと子どものよい関係維持のために、子育ては複数の人と共に行う方がいいのです。

3歳までの「マザーリング」はとても重要

否定的な意見が多くなった3歳児神話ですが、すべてが間違っているわけではありません。3歳までに心と体の基礎的な部分が成長するのは確かだからです。

否定されているのは「母親でなければならない」と言う点です。本当はお母さんのような存在になってくれる人がいることが重要なのです。

愛情のこもった接し方をされることを「マザーリング」といいます。3歳児神話のポイントは、3歳までにしっかりとマザーリングを受けることにあります。

そうでない子どもは人を信頼できなくなり、自分に対しても自信がなくなり、成長するに従って生きることに消極的になってしまうと危険視されています。

3歳まで愛情をしっかり注いでもらうことが重要!

かつて、子育ては母親がするのが当たり前だと思われていましたが、今のライフスタイルには適していません。

働く女性は仕事復帰の問題などから、子どもと離れざるを得ない場合もあるのです。その事が即子どもへ悪影響という訳ではありません。

大切なのは、産まれてから3年の間に子どもに愛情を注いでくれる人の存在なのです。この体験をしていない子は確かに少し心配ですね。

愛情を与えるのは母親だけの仕事ではありません。みんなで育てていくこと。この意識を持つことで3歳児神話の懸念は解消できるでしょう。

みんなのコメント
  • ゆうこさん

    3歳までは私が育てた!と離婚して別の男性に走った母が
    自慢げに言うのが、嫌で嫌で・・・認めたくありません。
    離婚後、父子家庭の中、母無く寂しく生活して、成人して
    今では父を支える立場になり、母とも自由に会えるようになったのですが
    今さら「あなたが親思いなのは、私が3歳まで育て方らからよ」って
    納得いきません!

    吐き出す所が無くて、少し場違いと思いましたが
    書かせていただきました。削除しても構いません。

  • 無記名さんさん

    脳でひとくくりにせず
    ”松果体”で検索しておいたほうがいい。
    胡散臭そうな都市伝説ふうのおはなしもたくさんでてくるけど
    松果体に関しては様々な国の歴史の記録にのこっている大事な部分。

  • とまとさん

    3歳児神話、、、確かに他者が介入(保育園など)しても確かに何も問題もないと思う。でも、3歳児神話はただの神話と思いたいのは、親の方ではないでしょうか?幼稚園から今は大学、大学院に行く子供達も多く、その後は自立していかなえければなりません。3年って親にとっても親になる時間として大切なものではないでしょうか?

  • yomiireruさん

    私は三歳児神話肯定論を書くのに色々に調べているのですがどちらの意見も具体的に乏しいと思いました。2018/12からシーサブログより三才神話肯定論を5回に分けて書く予定。ブログ名は3才神話の肯定論と体の健康を考えるです。具体的には愛情不足はどのような問題が出てくるか,母親が育児をしないとどのような問題があるとことです。女性の方が良い子が育つ可能性が高いのです。14程理由があるのですが、一つだけ言いますと女性のおしゃべりは良い子を育てる条件で

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