任意の6ヶ月健診は赤ちゃんの心身の発達を確認!不安なら迷わず受診を

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2018/01/20

6ヶ月健診に行っている親子

赤ちゃんも月齢が6~7ヶ月になると、目に見えて体がしっかりしてきます。そんな時期に行われるのが6、7ヶ月健診です。

この健診は任意で行われるので、受けない方も多いのでは。また、受けた方がいいのか迷っているママもいますよね。

6、7ヶ月健診ではどんなことを診査するのか、また任意なので費用の負担はどのくらいになるのかについて解説しましょう。

運動機能がどのくらい発達しているのかを診ます

7ヶ月ごろに達した赤ちゃんに重要なのは、一人で座ったり寝返りやハイハイが出来たりなど、運動機能がどの程度発達しているのかです。

もちろん個人差が大きいので、まだぐらぐらしてしまう赤ちゃんもいるでしょう。成長が早いこは活動量がぐんと多くなります。

ですので、この時期に運動機能を診ておくことはとても大切なのでが、任意なので、実施している自治体は全体の約半分程度です。

特に問題が感じられなければ受けなくてもいいかもしれませんが、赤ちゃんがの成長が実感できるので受けるメリットはありますよ。

6ヶ月健診の主な検査項目

実施する自治体の保健センターや、診察する小児科の先生によって問診の内容は若干変化します。

形態としても、集団健診で保健センターなどを使う地域や、個人で病院を受診しなければならない場合など様々です。

集団検診になる場合は一度に受診する人の数が多くなるので2時間ほどかかることも有ります。

個人で病院が探す時は、予約をしておくことができますから待ち時間を減らせます。でも、やはり1時間はかかると思ってください。

ここでは主な検査項目を確認しておきましょう。

  • 1人で座れるか
  • 寝返りはできるのか
  • 自発的に声を出せるか
  • おもちゃなどに興味を持って手を伸ばすか
  • 離乳食の進み具合はどうか

このような内容について、1つ1つ問診があります。実際におもちゃを目の前に置いて手を伸ばすかどうかを診たりもします。

声が出せるようになっているかどうかも重要な項目なので、質問されることが多いようです。ママの声に反応するのか、笑い声を出すかなどで診査されます。

また次の様な検査も行います。

  • 神経が発達しているかの確認
  • 頭囲、胸囲の測定
  • 口腔内の健診
神経発達の確認「ハンカチテスト」
赤ちゃんの顔にハンカチをかぶせて、それを取ろうとするかを診ます。指先や顔の神経が育っていると、被せられた布を「嫌なもの」と感じてどかします。

自分でどかすことが出来るかどうかで、手指の筋肉を随意に動かす力が備わっているかどうかを判断します。

この時、「これは嫌だ」と思うだけの精神の成長も同時に確認されます。脳が正常に発達しているかの検査にもなります。

頭囲と胸囲の測定
頭や内臓に異常がないか、病気はないのかを見るためのものです。小頭症や脳腫瘍がないのか、心臓の音におかしな点はないのかをチェックします。
口腔内の健診
赤ちゃんの口の中に異常がないのかを検査します。口内炎が出来ていないか、歯が生えてきているか、生え方に問題はないかを調べます。

その他、ママが子育てについて悩んでいることはないか、子育てを楽しんでやっているかなど質問されることもあるようです。

複数の予防接種をうけることもあります

小児科の先生によっては、予防接種を実施することも有ります。この時複数種類を一度にするケースもあるので、赤ちゃんのご機嫌をとれるようにしておきたいですね。

実施されるワクチンの例です。

  • B型肝炎
  • 三種混合
  • ヒブワクチン
これだけ注射をされるのは、赤ちゃんとしても大仕事です。事前に医師に相談しておくと、小児用の鎮痛剤を処方してもらえますよ。

予防接種は種類が多く、受けておかなくてはならない時期や任意や定期のものなど様々です。6ヶ月健診を接種を受ける機会ととらえるのもいいでしょう。

6、7ヶ月健診を受け方は自治体によって違います

市報や自治体の通知などに、健診が実施される日時と保健センターが記載されています。自分でチェックしなくてはならないので見逃さないようにしましょう。

または通知が届く場合もあります。その際は受診券も郵送されてくるので、健診に行くときに忘れないようにしなくてはいけません。

健診が行われる場所は保健センターだけでなく、小児科がリストアップしてあったり、自分で病院を探したり、かかりつけで申請する場合もあります。

あらかじめ予約が必要な病院もありますから、先ずはお住まいの地域がどんな手順で健診を実施しているか調べましょう。

システムが分かったら、現金を用意したり、病院を確保したりやることがたくさん出てきます。早めの対応が必要です。

6、7ヶ月健診に掛かる費用と持ち物

6、7ヶ月健診は任意の健診なので、基本的に実費負担です。その際平均して1000円から3000円ほどの自己負担になるようです。

中には受診券を発行していて、全額公費負担になっているところもあります。その場合は診察代が助成になりますから、無料で受けられますよ。

無料の場合はいい機会ですので、ぜひ健診を受けておきましょう。自己負担の場合でもそれほど高額になることはないので、不安な方は受診してみてください。

受診に出かける時の持ち物の例

6ヶ月健診の実施は自治体によって システムがいろいろと異なるので、持ち物もそのつど変わって来ます。

任意の場合には現金が必要ですし、公費負担される場合はその旨を記した通知を持っていなくてはいけません。

通知がある場合の持ち物のリストです。

  • 受診券
  • 母子手帳
  • 健診の通知

任意の場合の持ち物リストです。

  • 受診料(あらかじめ調べておきましょう)
  • 赤ちゃんの保険証
  • 乳幼児医療証

これらの他に公費負担と任意のどちらでも、おむつの準備やタオル、着替え、哺乳瓶の準備、寒い季節はおくるみなどあると便利です。

身体の発達具合が確認できます。興味があれば受診を

6、7ヶ月健診は実施していない自治体も多く、その場合受けたい方は任意の自己負担で受診しなくてはいけません。

そのため敬遠されがちな健康診査ですが、わが子の成長の様子がはっきり分かるので受けて良かったと思うママも多いそうですよ。

また寝返りができない、座れないなど体の発達に不安がある方は、いい相談場所なので行ってみるといいでしょう。

どのような方法で健診が実施されているのかは、ネットや通知などでしっかり確認をしてくださいね。

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