幼稚園に痛みにくい手作りのお弁当を!食中毒を出さない工夫

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2016/04/28

食中毒がおきないように配慮した子どものお弁当

お弁当が持参の場合でも毎日なのか、週数回なのか、あるいは運動会や遠足の時ぐらいにしか作らないという幼稚園や保育園もあると思います。

ママとしては、子どもが食べやすいようにと工夫するのは大変ですが、この時期にしかできない貴重な時間ですよね。

しかし、朝作ってお昼まで食べないので食中毒などが気になりますよね。

子どものために作ったお弁当で、もしも食中毒にあたったら元も子もないし、親子で心身ともにダメージが大きいです。

最近では、お弁当に入れる抗菌シートやカップなど便利グッズがありますが、それでも完璧に食中毒を防げるわけではありません。

食べ物そのものや作り方にも気を付けることも必要。そこで、食中毒予防、対策のためにお弁当作りの際に気を付けて欲しいことをご紹介します。

まずは食中毒とその対策法について知ろう

そもそもどうしてお弁当は食中毒が生じやすいのでしょうか?何となく気を付けなきゃいけないとは思っている食中毒ですが、食中毒を防ぐためには食中毒についても知っておきましょう。

夏だけじゃない!年中注意が必要です!

食中毒は食材が痛みやすい夏場が要注意と思われがちですが、ノロウイスルなどの食中毒が起こりやすい冬場のほうが実は注意が必要です。

厚生労働省の『食中毒患者数推移』(平成17~26年)という調べでも、6~8月の夏場よりも圧倒的に12月1月の患者数が多いことがわかります。

食中毒の発生が特に多いのが冬場ということですが、春でも秋でも食中毒の発生は起こるものなので、お弁当を作るときは常に食中毒が起こらないように気を付ける必要があります。

家庭での基本的な食中毒対策は主に2つ

ご家庭での基本的な食中毒対策は主に次の2つです。

  • 清潔を保つ
  • 食材を加熱する

食中毒といえば、O-157を想像する方も多いと思いますが、一口に食中毒と言ってもその原因はさまざま。細菌やウイスル、寄生虫、毒キノコを食べたことによる体調不良も食中毒の1つです。

お弁当での食中毒で多くが、O-157に代表される細菌やノロウイスルなどのウイスルによるものが多いため、雑菌を抑えることが家庭でできる食中毒予防の主流といえます。

食中毒を防ぐためには調理器具を清潔に保つ、手洗いをしっかりすることなどごくごく当たり前のことですが、それでも細菌やウイスルが完全に死滅するわけではありません。

生肉や生魚などを調理する際、加熱するときは中心部が75度以上で1分以上加熱することが食中毒菌を殺す目安とされています。

他の食材に対しても基本的に食中毒を防ぐためには、しっかり食材の中心部にまで熱を通すことが大切となります。

加熱後は冷ましてから詰めて!水分が多いと菌が増殖しやすい

雑菌が増える原因は主に3つです。

  • 栄養分
  • 水分
  • 温度

菌は水の中に溶けだした栄養分を糧にして増殖していくため水分が多いと食中毒の原因になりやすくなります。

雑菌の多くは10度以下になると増殖するスピードがゆっくりになります。冬場でも室温だと菌の種類によっては20分程度で2倍に菌が増殖することがあります。

お弁当のおかずの水分や熱を気にするのはもちろんのことですが、お弁当箱や容器、カップなどにも水滴がついたままだと細菌が増える原因になります。

お弁当箱や箸などを洗ったあとは水気を拭いてよく乾燥させることで菌の増殖を抑えたり、減らしたりすることも食中毒対策になります。

直接触る回数を減らすことも予防に効果的

手で食材を直接触る回数を減らすことも食中毒予防に効果があります。ビニール手袋などをはめて作るのがベストですが、正直面倒ですよね。

おにぎりやサンドイッチを作る時はラップに包んでから握るなど直接手で触れる回数をなるべく減らすことも効果的です。

子ども用のお茶椀にラップ、のり、塩をセットし、茶碗の半分ぐらいにご飯を投入。具を入れて、ご飯を具に被せるように入れ、のりを乗せ、そのままラップでくるむように握ればほぼ手に触れず、且つ子どもの食べやすい大きさのおにぎりが完成するのでお試し下さい。

お弁当を詰めるときは必ず菜箸を使う、手間でも揚げ物用とおかず用で分けるという工夫もいいでしょう。

手洗いも大切です。お弁当を作り始るときは手を洗うと思いますが、他の所を触った後もできるだけ手を洗うように心がけましょう。

特におかずの作り方を調べるためにスマホを操作した後も手を洗うようにしましょう。

傷みやすいものは食中毒の危険が!お弁当に入れる際に注意すべき点

お弁当に入れるおかずや食材としてあまりオススメしないものがいくつかあります。

  • 炊き込みご飯などの味付けご飯
  • 生野菜はなるべく入れないか、カップなどに分けて入れる
  • 加工食品であっても加熱すること
  • 煮物は再加熱した後、さらに水気を切ること
  • 自家製冷凍食品も必ず再加熱すること

【炊き込みご飯】水分が多いので菌が繁殖しやすいので白ご飯にチェンジ

彩りや栄養面を考えるとお弁当に入れたくなる炊き込みご飯は水分が多いため雑菌が繁殖しやすいので入れない方がいいでしょうです。

しかし、チャーハンやオムライスなど子供の好きなメニューが多いので、お弁当によく入れるというご家庭は多いと思います。

その場合、キチンライスなど炒めたごはんは熱がこもりやすいのですぐにお弁当箱に詰めるのは避け、ある程度冷ましてから詰めます。

味付けご飯を入れたいときは、カレー粉や梅干しやシソなどは抗菌作用があるのでこれらを使った味付けご飯がベター。市販の混ぜ込みご飯のもとを活用するのもオススメです。

【生野菜】なるべく入れないか分けて入れる

お弁当の定番野菜といえばプチトマトなどがあります。彩りやスパゲッティなどの下にレタスを敷いているという方も多いと思います。

がしかし、実は生野菜の上や近くに温かい物を入れると生野菜が傷み食中毒の原因の1つになってしまいます。

ですので野菜も加熱されたものを入れるのがベストです。しかし、プチトマトやキュウリはなかなかそうはいかないですよね。

まず、野菜は丁寧に洗ってキッチンペーパーなどで水気を丁寧に拭いてから入れるのが鉄則。また温かいものの側にいれないように仕切りを上手く活用すると安心です。

プチトマトを入れる場合は、ヘタを取ってから入れましょう。ヘタの根元には汚れがつまりやすく雑菌が繁殖しやすいので必ずヘタを取ってからお弁当に入れることをオススメします。

野菜スティックなどを入れようとする場合、キュウリやニンジン、大根などに関しては、お湯を沸かした鍋でさっと湯がくだけでも効果があります。湯がいた後はザルやキッチンペーパーにあげて水気を切ってからお弁当に詰めましょう。

前の晩にあらかじめゆでたブロッコリーなどのゆで野菜も電子レンジやお湯で再加熱して冷ましてから入れましょう。

また、野菜だけでは味気ないからとマヨネーズを野菜の下に絞っておくのも水分が溜まって雑菌が繁殖しやすくなるためあまりよくありません。

マヨネーズを使った定番おかずといえば、ポテトサラダですよね。しかし、このポテトサラダも実はお弁当にはあまり向かないおかずです。

マヨネーズ自体の水分はもちろんのこと、じゃがいもにはでんぷん質が多いため腐りやすい食材なので要注意です。

マヨネーズは小さいチューブ入りのに添えるか小分けのシリコンカップなどに分けて入れておきましょう。

【ハムなどの加工食品】加熱すればOKです

意外と見落としがちなのがハムなどの加工食品です。「加熱加工されているから大丈夫でしょ?」と思いがちですが、油断してはいけません。

ハムの他には、かまぼこやウィンナーなどの加工食品も焼くか湯がくかして中までしっかり火が通っているか確認してからお弁当に詰めます。

小学校に給食を作っている給食センターなどでもほとんどの食材を必ず加熱してから調理しているとのことなので、加熱は有効な殺菌手段といえます。

【煮物】水分が多い物は汁気を切って!

かぼちゃの煮物や肉じゃがは好きなお子さんも多いでしょう。また、ポテトサラダも好きというお子さんも多いと思います。

しかし、これらのおかずは水分が多くなりがちなのでできればお弁当には避けてほしいものです。

煮物をお弁当に詰める場合は、小さいザルにあげておいて汁気を切りましょう。他の食材に味が移ることも防げるので一石二鳥です。

しかしながら、「煮物や生野菜以外でお野菜をお弁当に入れるにはどうすればいいの?」というちょっとした疑問が湧いてきますよね。

そんな時のオススメは子どもが好きなコロッケやハンバークにしてリメイクする方法がオススメ。

かぼちゃの煮物や肉じゃがは潰して丸く成形して揚げます。ひじきやきんぴらなどは刻んで普段のハンバーグを作るときに入れちゃいます。小さめに作って焼いておけば冷凍保存も効きます。

【自家製冷凍食品】必ず再加熱すること

お弁当に冷凍のままポンと入れて自然解凍でお昼までには食べられるようになる冷凍食品は、忙しい朝には便利でいいですよね。

それをマネして残りものをお弁当用のカップにいれて冷凍保存して、お弁当を作る際に入れるだけと活用している方もいらっしゃると思いますが、それは絶対にやめましょう。

販売されている冷凍食品の多くは製造過程で雑菌が入らないように衛生面が徹底されているので、自然解凍でも安心して食べられるようになっています。

しかし、家庭で企業レベルの除菌が徹底された環境でも調理は不可能です。多かれ少なかれ雑菌は入ってしまうものなので、自家製冷凍食品をそのまま入れるのはとても危険です。

自家製冷凍食品をお弁当に詰める場合は、必ず電子レンジなどで再加熱して中まで十分火を通して冷ましてから詰めるようにしましょう。

傷みを防ぐ食材の力やひと手間加えるだけでも食中毒は防げる!

食材によってはお弁当の痛みを防いでくれるものもあります。また、最近では抗菌シートなどの便利なグッズもあるので、賢く活用しましょう。

食材の痛みを防ぐ有能食材はコレ!

お弁当の食材の痛みを防いでくれる食材には次なようなものがあります。

  • お酢
  • 梅干し
  • カレー粉
  • シソ

正直、子供があまり得意な食材ではないと思いますが、一品だけ加えてみるだけでもいいのでこれらの食材を積極的に使ってみて下さい。

例えば、カレー粉を使ったおかずだと、エビとアスパラガスを炒めてカレー粉で味付け、キノコ類のカレー粉炒めなど、カレー粉はどの食材とも相性がいいので取り入れやすいです。

抗菌シートや保冷剤も活用しましょう

もっとも手軽にお弁当の傷みを防ぐ方法が抗菌シートや保冷剤の使用です。

抗菌シートはお弁当の最後の仕上げに1枚乗せるだけでとてもお手軽です。スーパーなどのお弁当グッズコーナーで販売されています。

保冷剤はケーキやアイスを買ってきたときについてくるものでもいいですし、100均でも売られています。

予め凍らせておいてお弁当箱の上に置くのがポイントです。

冷気は上ではなく、下に向かっていくのでお弁当箱の下ではなく、上に乗せるのがいいでしょう。

より効果的な保冷方法としては、保冷剤と併せて保冷バッグを使えば保冷剤の効果が長続きするので、より効果的です。

しかし、保冷剤の中身が誤って漏れてしまって、子供が食べてしまうと身体に悪影響が出ることもあるため、園によっては使用が禁止されているところもあるので、先輩ママさんに事前にリサーチしておきましょう。

あと、保冷剤代わりに何かおかずを入れたい場合は、市販の冷凍おかずや冷凍枝豆が無難。もしくは、冷凍したミニカップゼリーやキャンディーチーズ、冷凍フルーツなどがオススメです。

キャラ弁は食中毒の温床になりやすいから衛生面を保つ工夫が必要

キャラ弁は子どもの好きなキャラクターを作ることで、お弁当の時間が楽しみになりますし、楽しく美味しく食べてくれるようにと作る側の愛情がとてもこもっています。

しかし、キャラ弁を作るとなるとのりやハムなどを切り貼りしたり、型抜きをしたり、どうしても食材を手で触る頻度が多くなります。

いくら料理する前に丁寧に手を洗ってアルコール消毒をしたとしても、手のひらのシワや爪の間に雑菌は残ってしまうものですし、調理しているうちに手に菌はついてしまうもの。

その手でお弁当を作るとなると普通に作るときと比べて、どうしても食中毒のリスクが高まります。

キャラ弁を作る場合は、できるだけ衛星手袋をはめて作る、おかず1つだけを可愛くして残りは普通のおかずにするなど手で食材を触る回数を減らす工夫しましょう。

安心安全なお弁当を楽しく食べてもらいましょう

色々と「あれはダメ、こうしましょう」と書いてしまったので、「ちょっと神経質じゃない?」と思われた方もいらっしゃると思います。

しかし、神経質すぎる位の工夫が子どもを食中毒から守る方法の1つなのです。

手間暇かけて作ったお弁当で食中毒を起こされてはたまったもんではありませんよね。子どもへのダメージはもちろん、作った側のダメージも大きいものです。

お弁当は作ってから時間が経って食べるものです。安全面にはしっかり配慮し美味しく楽しくお弁当を食べて欲しいですよね。

朝早くからのお弁当作りは大変ですが、安心安全なお弁当を楽しく食べてもらいましょう。

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