2~3歳の子供が喜ぶ絵本10選!単純で分かりやすい絵本がおすすめ

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2015/02/19

2~3歳くらいになると、絵本への興味も高まり、自分で絵本を読む子も増えてきますよね。そんな時期にはやっぱりたくさん本を読んでほしいもの。

2~3歳の子供におすすめの絵本

ここでは2~3歳の子供たちが喜んで読むことができ、またその感受性や発想力を高めることのできる絵本を10冊ご紹介します。

『あおくんときいろちゃん』 レオ・レオニ著

01

『あおくんときいろちゃん』は、ママ世代にとっては『スイミー』で有名なレオ・レオニが書いた絵本。

この絵本は作者が自身の孫のために書いたお話で、温かい家族の姿が描かれています。

あおくんときいろちゃんという色が主人公の変わったお話ですが、ストーリーは非常にしっかりしており、ママやパパが読んでも考えさせられます。子供の感受性を伸ばすには最適の絵本です。

『はらぺこあおむし』 エリック・カール著

02

『はらぺこあおむし』は超有名ですよね。

ビビットな色遣いと独創的な絵が人気。遊び心のある絵本の作りや、単純ながら子供を引き込むストーリーで、世界中で圧倒的な支持を得る人気の絵本です。

食いしん坊がたたってお腹を壊すあおむしなんて設定からして個性的でキュート。次は何を食べるんだろう、お腹を壊したあおむしはどうなるの、と子供をドキドキさせる演出も魅力です。

『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』 さいとうしのぶ著 みねよう原案

03

あいうえおの50音に合わせて、食べ物を紹介していくのがこの絵本。

「あ」から順に様々な食べ物がたくさん出てきます。

単純な形ですが、言葉のテンポが非常に軽快で楽しいので、子供たちのテンションも上がります。歌うように「あいうえお」を追えるので、絵本を読むだけで自然とひらがなの学習もできる、ママにとっては嬉しい絵本です。

また、音に合わせて登場する食べ物たちがとってもキュートで美味しそうなのも魅力。字への興味だけでなく、食べ物への興味も沸く1冊で、ママも一緒に楽しめます。

『たまごのあかちゃん』 神沢利子作 柳生 弦一郎絵

04

『たまごのあかちゃん』は、たまごに呼びかけると中から様々な赤ちゃんが飛び出してくるというお話。

ひよこに蛇に、はては恐竜まで!?たまごの中からどんな赤ちゃんが出てくるか、わくわくしながら読める絵本です。

コントラストの強い、ビビットな色遣いの絵が特徴的。ユーモラスに描かれる動物たちと、リズミカルな文章で、子供たちを惹きつけます。

たまごからいろいろな赤ちゃんが生まれる、この自然の摂理を教えることもできる優秀な絵本で、生き物に対する興味や関心も育むことができます。

『しろくまちゃんのホットケーキ』 わかやま けん著

05

近年、子供たちに絶大な人気の「しろくまちゃん」シリーズの一作。しろくまちゃんとこぐまちゃんがホットケーキを焼くお話です。

ホットケーキが出来上がるまで、を丁寧にお話にしており、子供たちの食べ物や料理をすることへの興味・関心を高めてくれる絵本です。お片付けまできちんとしてくれるところもいいですね。

特にホットケーキが焼ける様子は細かく、丁寧に書かれており、その美味しそうな描写に子供たちはわくわく。読み終わった後に多くの子供たちが「ホットケーキ焼こう!」と自分から言ってくる、素敵な絵本です。

『ぐりとぐら』 中川李枝子作 山脇百合子絵

06

1963年から愛されている定番中の定番の絵本。ふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」の日常や冒険を描くシリーズです。

その1作目が『ぐりとぐら』。お気に入りの絵本だった、なんていうママもいるかもしれませんね。

誕生から50年以上経った今でも、その人気は絶大で、小児科や児童館、図書館、保育園や幼稚園には必ずある絵本ですよね。

様々なことにチャレンジするぐりとぐらですが、中でも二匹がつくった「カステラ」は印象に残っている人も多いのでは?ほんわかしたお話と優しい絵が人気の絵本です。

『まっくろネリノ』 ヘルガ=ガルラー著

07

独創的な絵が魅力の絵本。

他の兄弟はカラフルできれいなのに、自分だけまっくろ。その姿に悩むネリノですが、このまっくろな姿が功を奏して兄を助けることができる、というお話。どことなく『スイミー』を彷彿とさせるお話ですね。

色彩が非常に豊かで、淡々と進行する物語ですが、読んだ後には何か感じることがある深いお話です。友達に話しかけるような語り口なので、子供たちの親近感も沸いてくるようです。

お話も素敵ですが、コントラストの強い個性的なネリノは子供たちに大人気。1968年の発表以来、世界中で読まれている人気の絵本です。

『わにわにのおふろ』 小風さち作 山口マオ絵

08

子供たちに大人気の「わにわにの絵本」シリーズの1作。

『わにわにのおふろ』では、そのタイトル通り、主人公の「わにわに」がお風呂に入るお話です。

見た目は決してかわいいとは言えないわにわにですが、子供たちにはそのちょっとリアルで不気味なわにわにが大人気。特に男の子がハマる絵本です。

わにわにのお風呂は豪快で、爽快で、子供たちにとってわくわくできることがいっぱい詰め込まれています。独特の擬音語でテンポよくお話が進むため、子供でも読みやすく、飽きません。お風呂が大好きになること間違いなしの1冊です。

『くだもの』 平山和子著

09

すっごくシンプルなタイトルが逆に新鮮な絵本。タイトル通り、様々なくだものが出てくる絵本です。

本物そっくりのくだものがドーンと描かれており、その絵は大人が見ても思わず食べたくなります。赤ちゃんや子供たちはくだものが大好きなので、この本物そっくりの美味しそうな絵にくぎ付け。

様々なくだものの名前や形を覚えることができる1冊です。特にストーリーはありませんし、おもしろいキャラクターも出て来ませんが、子供たちからの人気は非常に高い絵本です。

『しんせつなともだち』 ファン・イーチュン(方軼羣)作 村山 知義絵

10

3歳くらいになって、幼稚園や保育園に通い始めたら読んであげたいのがこの絵本。

友達を思いやり、親切にしたことがどんどん巡って多くの動物を幸せにしていく、というお話です。

2~3歳だと難しく感じるかもしれませんが、読んであげることで感じ取るものはあるはずです。友達が増え始める時期に、思いやりや親切にすることを絵本を通してさりげなく教えるのは最適の絵本。

絵本というよりは読み物に近いので、まずはママやパパが読んであげましょう。

2~3歳の絵本選びのコツ

この頃になると子どもにも好みが出てくるはず!選ばせてあげたりするのも良いですね。

子供の興味を引き出す絵本を選ぶ

2~3歳になると好奇心も強くなりますので、できるだけ多くのジャンルの絵本を読んであげましょう。その中から、子供が何に興味や関心を示すのか、把握していくといいですね。

2~3歳までに読んだ本は、その子の感受性や想像力、そして本・読書に対する関心に大きく関わってくるので、子供が楽しんで読める本を探してみましょう。

もちろん、絵本である必要はありません。図鑑でも写真集でも画集でも、子供が関心を持って読む・見ることができる本なら何でもOKです

単純なお話を選ぶ

2~3歳までの子供は単純でわかりやすいお話を与えましょう。赤ちゃんと違って、内容もわかってきてはいますが、難しいお話や長い話は飽きてしまうことが多く、しっかり理解できていません。

読書の習慣をつけることが大事なので、まずは短めで単純なストーリーの絵本から入り、徐々に長いお話に挑戦するのがコツです

2~3歳の絵本は、ママたちも読んだことのあるベストセラーも多いので、自分のお気に入りだった絵本を勧めてもいいですね。

みんなのコメント
  •   千歳さん

    絵本は、豊かな心を育ててくれます。そして想像力を育んでくれる子どもにとってとって良い教材に思います。お休み前に…。チョットの時間を絵本や子守唄でおねむりできたらいいですね。
    すぐには、出来ませんので・・。毎日少しずつ、あせらずに・・・でしょうか。

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