下崎神社の安産祈願に新宮社のお守り…高知の人気神社&お寺10

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2015/04/22

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高知県で安産祈願を受けたいなら、まず名前があがるのは下崎神社です。また新宮神社のお守りにも人気があります。

でも「家から近い神社の方がいいのでは?」「いつも行っている神社は?」という疑問もありますよね。そこで高知県内で人気の高い、安産祈願が受けられる神社やお寺を調べてみました。

下崎神社

高知を代表する安産神社

下崎神社は、高知県南国市にある神社です。静かなたたずまいの小ぢんまりとした神社ですが、実は高知県を代表する安産祈願の神社です。

高知県はもちろん、近隣の県からも安産祈願や子授け祈願に訪れる人が後を絶ちません。霊験あらたかと評判の神社です。

下崎神社は、その昔、下崎寺というお寺でした。住職は曲がったことを嫌う大変真面目な人物でした。

当時の領主が、この近くで狩りを行い、イノシシを捕えました。領主は下崎寺の境内にイノシシを運ばせ、さばいて料理させたのです。

神聖な境内をけものの血で汚したことを怒った住職は、身分を超えて領主を責めました。領主は大変怒り、住職を捕えて大桶の中に閉じ込めてしまったのです。

蓋をして大きな石を乗せられ、住職は桶から出られなくなってしまいました。夜になり、近隣に住む女性が住職を憐れみ、お寺を訪れました。

女性は石を下ろして住職を桶から出し、食事を運びました。そして「どうぞ早く逃げてください」と頼んだのです。

しかし頑固一徹、曲がったことが嫌いな住職は承知しませんでした。そのままもう一度桶に戻ると、一切の食事を断って亡くなってしまったのです。

亡くなる前、住職は女性の優しさに礼を述べ、「何か願い事があれば言いなさい」と声をかけました。

女性は「望みは何もありません。ただ、女性として安産であることと子どもが無事成長することだけが、唯一の願いです」と言いました。

その言葉を聞き、住職は「安心しなさい。必ずや安産と子どもの成長を守ってやろう」と約束し、桶へと戻ったのです。

住職の死後、近隣の人々が話し合って、下崎寺は下崎神社として生まれ変わりました。住職の言葉通り、安産の守護神としてあつく信仰されるようになったのです。

現在でも安産祈願の神社として大変有名です。また子授け祈願や初宮参り、七五三など、子どもの成長にともなう人生儀礼で訪れる人が多い神社です。

下崎神社の安産祈願

下崎神社では、基本的に毎日安産祈願を受け付けています。安産祈願といえば戌の日が人気ですが、戌の日や大安以外の日でも大丈夫です。

安産祈願は午前9時半から午後4時まで受け付けています。昇殿祈祷を受けたい場合は、事前に連絡を入れておくと安心です。

急ぎの際は電話がよいでしょう。日時に余裕がある場合は、公式サイトのメールフォームから予約が可能です。

安産祈願の祈祷料は決まっていませんが、一般的に安産祈願であれば5千円から1万円程度が相場です。

祈祷を受ける際の祈祷料や玉串料は、ただの代金とは違います。神社やお寺に奉納し、神前・仏前に捧げるものです。

お金をそのまま支払うのではなく、蝶結びの紅白のし袋などに入れ、「祈祷料」と表書きをして出すと良いですね。

安産祈願は夫婦で参拝するのが一番良いのですが、体調が優れなかったり、仕事の都合がつかないこともあります。そういう場合は代参でも大丈夫です。

下崎神社では、手持ちの腹帯を持参すると神社の名前と朱印を腹帯に捺してもらえます。さらしの岩田帯ではなく、コルセットや腹巻タイプでも大丈夫なので持参しましょう。

また、下崎神社はお礼参りの赤ちゃんの写真が、神社の拝殿の中に無数に飾ってあることで有名です。下崎神社のご利益が一目でわかりますよね。

安産祈願を受けたのち、無事安産で赤ちゃんが生まれたら、赤ちゃんの写真を持ってお礼参りに行くとよいでしょう。

下崎神社
公式サイト:http://simosaki.jimdo.com/
所在地:南国市岡豊町小篭448
電話番号:088-863-0909
Google map:https://goo.gl/maps/M8qOp

高知八幡宮

高知の八幡様

高知八幡宮は、高知市にある神社です。700年ほど前に創建されたと言われ、京都の石清水八幡宮から勧請されました。

700年前の日本は南北朝時代で、南朝の忠臣だった大高坂松王丸によって、高知城の守護神として創建されました。

その後も山内一豊によって土佐高知城下に社殿が建立され、高知城下の鎮守様として長く信仰をあつめてきました。

高知八幡宮は、八幡神社の一です。八幡宮・八幡神社と名のつく神社は全国にたくさんあり、最も多いと言われています。

日本三大八幡と呼ばれているのは九州の宇佐八幡・京都の石清水八幡・鎌倉の鶴岡八幡などで、多くの八幡神社がこれらの八幡宮から勧請されて創建されています。

八幡宮に祀られているのは、八幡神と呼ばれる神様です。八幡神はおもに源氏の守護神として祀られてきた神で、武運・戦勝の神とされています。

八幡神とは応神天皇のことです。応神天皇とは有史以前に活躍したとされる太古の天皇です。また、八幡神は一柱の神だけではありません。

応神天皇とともに、その母である神功皇后や、宗像大社に祀られている三柱の水の女神、宗像三女神を合わせて八幡神と呼ばれることが多々あります。

神功皇后と安産祈願

神功皇后は応神天皇の母で、仲哀天皇の妃だった女性です。彼女は夫が亡くなった時、応神天皇をみごもっていました。

臨月の時、そのお腹を隠して男装し、三韓征伐を成し遂げます。さらに凱旋したのち、安産で応神天皇を出産しました。

その時の遺跡と呼ばれる神社が、今でも九州各地にたくさん残っています。また、お腹を守り出産を帰国まで伸ばすため、腹帯を石とともに巻いたと言われています。

そこで、神功皇后は安産の女神として信仰されるようになりました。腹帯の開祖とも言われています。

神功皇后が産んだ応神天皇は、産まれてすぐに歩けたといわれています。また病気ひとつせずにすくすく成長し、立派な天皇となって国内をよく治めました。

子宝にも恵まれ、長寿を全うしたと伝えられています。そこで、神功皇后・応神天皇は安産の神、子宝・子育ての守護神として考えられるようになりました。

高知八幡宮の安産祈願

高知八幡宮の祭神も八幡大神と呼ばれる応神天皇・神功皇后・宗像三女神です。宗像三女神は神功皇后・応神天皇の母子とも大変深い縁がある女神です。

高知八幡宮には、神功皇后が実際に使用したと言われる神功皇后熊之腹帯という宝物が伝えられています。

皇室から四条家へ、そして山内家に伝わったとされる宝物で、時を経て神功皇后を祀る高知八幡宮へ奉納されました。

神功皇后が遺した腹帯は、長さが5寸8分ほどの蝋状の紐になっており、熊の足の爪が2足分添えられているそうです。

安産の女神を祀り、実際に使用した腹帯という宝物を安置する高知八幡宮は、安産祈願の神社として人気を呼んでいます。

安産祈願は年中無休で受け付けています。受付時間は午前9時から午後6時までです。ただし初詣期間や七五三シーズンは大変混雑しますし、祭礼のある日の受付時間が変動します。

安産祈願では、朱印を捺したさらしの岩田帯が授与されます。安産祈願は戌の日に限らず、祈祷を受けた腹帯を家庭で戌の日に巻き始めるとよいでしょう。

手持ちのガードルやコルセットタイプの腹帯を祈祷して欲しい場合は、持ち込むことをあらかじめ確認しておくと安心です。

安産祈願の問い合わせや、腹帯の持ち込み確認・祭礼の有無などは、社務所で受け付けています。電話で確認してくださいね。

高知八幡宮
公式サイト:http://kouchihachimangu.web.fc2.com/
所在地:高知市はりまや町3-8-11
電話番号:088-882-1449
Google map:https://goo.gl/maps/pNjxa

新宮神社

お守りで注目の新宮神社

新宮神社は南国市にある神社です。南国市十市に位置し、十市の鎮守として古くから信仰されてきました。

十市は、古代の悲劇の皇女・十市皇女にゆかりがあるのではないかと言われている土地です。白鳳の大地震で土地の一部が海に沈むなど、神秘の土地として知られています。

この近辺は、『土佐日記』を記した紀貫之が船待ちをした場所でもあり、新宮神社は戦国時代、土佐水軍の拠点でもあったそうです。

自然豊かな神社で、境内には神聖なヤマモモの大木も生えています。野生動物も顔を出す、静かな神社です。

祭神はアマテラスオオミカミとイザナギ、スサノオの三柱の神です。実は新宮神社は祟りの神としてあがめられていました。

また、十市の神は食べ物に関わりが深いとも考えられています。境内には食べ物をつかさどる神を祀る境内社もあります。

さらに新宮神社の境内には、子育神社があります。子安さまとも呼ばれており、子育て地蔵もあります。

子育神社の祭神はコノハナサクヤヒメです。コノハナサクヤヒメは富士山の女神で、絶世の美女として知られていますよね。

コノハナサクヤヒメは、天孫降臨神話の主人公、ニニギノミコトと出会い、一目ぼれされて結婚し、すぐに身ごもりました。

しかしニニギノミコトは、結婚してすぐに身ごもるとはいかに神といえどもおかしい、自分の子ではないのでは?と疑います。

コノハナサクヤヒメは激怒し、身の潔白を証明するために、産気づくと産屋に自ら火を放ち、産屋の戸をすべて封じてしまいました。

「私が潔白なら、この中でも無事子を産みます」と宣言し、その通り3柱の御子を安産で出産します。その時に生まれたのが、海幸彦と山幸彦とされています。

こうした神話から、コノハナサクヤヒメは安産の女神としても信仰されるようになりました。美しい女神ですが、意外と激しい一面を持っているのですね。

新宮神社の安産祈願

新宮神社では基本的に毎日安産祈願を受け付けています。しかし出張祈祷などで社務所が留守になっていることもあります。

安産祈願に訪れる場合、昇殿祈祷を希望するなら事前に連絡を入れておきましょう。急ぎの際は電話が確実です。

またメールでも安産祈願の予約を受け付けています。公式サイトで申込書がダウンロードできますよ。

安産祈願の祈祷料は5千円からです。こちらでは千円にてさらしの岩田帯も授与しています。手持ちの腹帯の持参も受け付けています。

祈祷を受けるとお札やお守りが授与されます。実は、このお守りが、テレビドラマの中で四国で最もご利益がある安産お守りとして紹介されたそうですよ。

新宮神社
公式サイト:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/aicon-m/
所在地:南国市十市5937
電話番号:088-865-5123
Google map:https://goo.gl/maps/7EN2T

種間寺

安産祈願の種間寺

種間寺は高知市にある真言宗のお寺です。四国八十八箇所霊場の一で、第三十四番札所になっています。

種間寺は、6世紀後半に創建されたと言われている大変歴史あるお寺です。当時、四天王寺建立にあたり、百済から仏師が来日していました。

しかし帰国の際に暴風で船が難破し、この近隣に漂着しました。そこで航海の安全を願って薬師如来を彫り、山頂に安置したとされています。

その後弘法大師空海が四国各地を巡っていたときに、この薬師如来を本尊としてお寺を建立しました。

お寺を建てた際、唐の国から持ち帰った五穀の種を境内にまいたと言われています。そこで種間寺と名付けられました。

村上天皇から勅額が下賜されるなど、皇室ともゆかりのあった由緒あるお寺です。土佐藩主からも信仰されました。

一時廃仏毀釈の余波を受けて廃寺となってしまいましたが、明治の早い段階で再興され、今にいたります。

このお寺は「安産の薬師さん」と呼ばれています。また、ご本尊は薬師如来ですが、境内には観音堂があります。

この観音堂には、子育観音が祀られています。赤ちゃんを抱いた優美な観音様で、多くの人が参詣に訪れます。

種間寺の安産祈願

種間寺では、ちょっと風変わりな安産祈願を伝統的に行っています。まず、妊婦さんは柄杓を持って参詣します。

持参した柄杓は、お寺が一度預かり、底を抜きます。柄杓の底が抜けていると、水がすり抜けます。水がすり抜けるように、子どもがするんと産まれるようにとの願いがこもっています。

底を抜いた柄杓は、三日間お寺で祈祷してもらいます。三日経ったら受け取り、出産まで自宅の床の間などに安置しましょう。

安産で赤ちゃんが産まれたら、お礼参りをします。その際、また新しい柄杓をお寺に納めると良いそうですよ。

八十八箇所めぐりの札所になっているので、にぎわうお寺です。安産祈願に訪れる際は、電話などで確認してからお出かけくださいね。

種間寺
公式サイト:http://www.ko-pri.com/88/kochi/34/34_tanemaji.htm
所在地:高知市春野町秋山72
電話番号:088-894-2234
Google map: 清滝寺
サイト(四国八十八箇所霊場会):
http://www.88shikokuhenro.jp/kochi/35kiyotakiji/
所在地:土佐市高岡町丁568
電話番号:088-852-0316
Google map:https://goo.gl/maps/q0m0s

土佐神社

土佐国一宮、土佐神社

土佐神社は、高知市にある神社です。高知市一宮という場所に位置しています。一宮は「いちみや」ではなく「いっく」と読みます。

土佐神社は土佐国一宮で、高知の総鎮守として大変多くの人々から信仰されてきました。『日本書紀』『土佐国風土記』にも登場するという、非常に古い神社です。

創建は雄略天皇の時代とされています。それが本当であれば、なんと5世紀の中ごろに建てられたということになり、1500年という歴史を持つ神社です。

土佐を治めてきた歴代の領主は、土佐神社を大変あつく信仰しました。現在でも残る主要な社殿は、戦国時代に長宗我部元親が建てたとされています。

また楼門などは江戸時代、土佐藩の二代藩主によって建てられました。またしなね祭りは土佐神社の大祭で、古代から受け継がれてきたと言われています。

土佐神社の祭神は、アジスキタカヒコネノカミという神様と、ヒトコトヌシという神様です。祭神は「土左大神」とも呼ばれ、古くから祀られてきました。

アジスキタカヒコネノカミは、カモノオオミカミとも呼ばれ、古代の賀茂氏にゆかりある神です。ヒトコトヌシも賀茂氏、そして雄略天皇ゆかりの神様です。

土佐神社の境内にはつぶて石と呼ばれる霊岩があり、これは古代の磐座と考えられているそうです。

磐座とは、太古の自然信仰の対象となった場所です。日本は、古来山や岩といった自然物をトーテムとして祀る信仰がありました。

土佐神社は、神道が今のかたちになるはるか以前から、パワースポットとして信仰されていたのかもしれません。

土佐神社の安産祈願

土佐神社は、土佐国一宮として高知県に住む人々が人生儀礼で訪れることの多い大神社です。安産祈願に選ぶ人も少なくありません。

安産祈願は基本的に午前9時から午後4時まで受け付けています。ただし新年や七五三シーズン、大祭などがある場合は受付時間に変更があることもあります。

祈祷を受ける際は、腹帯持参の可否もふくめ、必ず事前に電話で問い合わせをしてから参詣してくださいね。安産祈願の祈祷料は5千円からになります。

土佐神社
公式サイト:http://www.tosajinja.i-tosa.com/
所在地:高知市一宮しなね2-16-1
電話番号:088-845-1096
Google map:https://goo.gl/maps/lVH6g

山内神社

土佐藩主を祀る神社

山内神社は、高知市にある神社です。土佐神社が太古の土佐国のいしずえを祀る神社なら、山内神社は近世の土佐の功労者を祀る神社です。

山内神社はその名が表すように、土佐藩の歴代藩主を神として祀る神社です。初代藩主は賢妻で有名な山内一豊で、その妻千代も祀られています。

創建されたのは江戸時代後期の文化年間、1806年のことでした。十代藩主によって高知城内に祀られたのが山内神社のはじまりです。

当初は藤並神社と呼ばれていました。その後、明治時代になって土佐藩最後の十六代藩主によって現在の場所に山内神社として創建されます。

太平洋戦争の戦災で焼失してしまいましたが、その後土佐藩の歴代藩主を祀る神社として現在のように建てなおされました。

歴史は比較的新しい神社ですが、多くの人が参詣に訪れます。また高知城内に祀られていた熊野神社・春日神社・住吉神社も境内に祀られています。

山内神社の安産祈願

山内神社の安産祈願は予約制です。参詣する前に電話で予約をしましょう。基本的にいつでも受け付けていますが、神前結婚式も行われる神社です。

初詣期間中や七五三シーズン、大安吉日の週末などは混みあったり、受付時間に変更がある場合もあります。

安産祈願の祈祷料は3千円からになります。土佐藩に繁栄をもたらした山内家を祀る神社は、人気の参詣スポットです。

山内神社
公式サイト:http://www8.ocn.ne.jp/~y-jinjya/
所在地:高知市鷹匠町2-4-65
電話番号:088-872-3333
Google map:https://goo.gl/maps/3EZzd

薫的神社

僧侶を祀る珍しい神社

薫的神社は、高知市にある神社です。「くんてきじんじゃ」と読みます。薫的神社に祀られているのは、実は仏教の僧侶なのです。

薫的神社の祭神は、薫的大神と呼ばれています。この神様は、生前薫的和尚と呼ばれたお坊さんでした。

薫的和尚は江戸時代初期に土佐の国に産まれました。十五歳で出家・得度し、その後土佐国内のお寺の住職となります。

なんでもこなした器用な和尚で、詩歌や俳句、絵画・彫刻など芸術全般に優れていました。それだけでなく、身長は180センチを超える大男で、武術にも長けていたとされています。

その後禅寺である曹洞宗瑞應寺の住職となりました。長宗我部元親の菩提寺として知られる、土佐の大寺院です。

しかし江戸時代に入って、土佐は山内家が治めるようになりました。そこで山内家の菩提寺が新たに創建されましたが、ふたつのお寺派あまりよい関係にはありませんでした。

二代藩主が亡くなった際、戒名を巡ってふたつのお寺の住職が争います。お寺としての歴史は当然瑞應寺の方が上ですが、藩主葬儀では、瑞應寺の序列が下にされてしまいました。

薫的和尚は断固として抗議し、訴えを起こしましたが聞き入れられず、無実の罪で投獄されてしまいます。誇り高い和尚は怒り、断食ののち自ら命を絶ちました。

和尚のなきがらはひっそりと埋葬されましたが、その後発見され、現在の神社がある場所に改葬されてお堂が建てられました。

薫的神社が今でも瑞應寺のすぐ傍に建てられているのは、こうした歴史背景あってのことです。近隣の人々からは、「薫的さん」と呼ばれて親しまれています。

薫的和尚は学問・芸術・武芸に優れた非常に優秀な人物でした。また苦難に負けない強い意志を持っていたため、霊験あらたかと言われているんですよ。

薫的神社の安産祈願

薫的神社は、毎日午前9時から午後5時まで安産祈願を受け付けています。基本的に電話予約制になります。

時期・時間によっては混みあうこともあるそうです。妊娠中で気分や体調が優れない場合は、空いている時間を問い合わせておくと良いでしょう。

またどうしても参詣できない場合や遠方に住んでいる場合は、郵送での祈祷も受け付けています。その場合は公式サイトからメールで問い合わせ可能です。

薫的神社
公式サイト:http://www.kunteki-jinjya.com/
所在地:高知市洞ヶ島町5-7
電話番号:088-872-2651
Google map: 潮江天満宮
公式サイト:
http://www.ushioe-tenmangu.jp/
所在地:高知市天神町19-20
電話番号:088-832-2896
Google map:https://goo.gl/maps/PpStg

若宮八幡宮

長宗我部元親ゆかりの神社

若宮八幡宮は、高知市にある神社です。創建は1185年で、京都の石清水八幡宮から勧請されました。

戦国時代になると、長宗我部元親が初陣で若宮八幡宮の馬場先に陣を構えます。この戦で勝利したため、長宗我部元親の戦勝祈願所となりました。

それにちなみ、勝ち虫と呼ばれるトンボに由来する出蜻蛉式と呼ばれる建築様式で拝殿が建てなおされています。

江戸時代の土佐藩主にも信仰され、祈願所となりました。現在は高知市南部の鎮守として親しまれています。どろんこ祭りと呼ばれる神田祭で有名なお社です。

祭神は八幡大神の応神天皇とその母、神功皇后、宗像三女神で、安産祈願に訪れる人も少なくありません。

若宮八幡宮の安産祈願

若宮八幡宮で安産祈願を受ける際は、電話で問い合わせをしておきましょう。初詣期間やどろんこ祭りなど、祭礼がある場合は受付時間が異なります。

若宮八幡宮は開運厄除けで非常に有名な神社です。特に節分祭は大賑わいになります。足もとに注意してお出かけくださいね。

若宮八幡宮
公式サイト:http://wakamiya-kochi.com/
所在地:高知市長浜6600
電話番号:088-841-2464
Google map:https://goo.gl/maps/VrhPU
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