お散歩から1日お出かけに持っていく荷物とマザーズバッグの選び方
産後、赤ちゃんを連れての外出の荷物は、オムツやスタイなど赤ちゃんに必要な物が増えます。今使っているバックでは使いづらいので、新たなマザーズバックが欲しいというママさんもいるでしょう。
マザーズバックといっても、色々なタイプのバックがあるので迷ってしまいがちです。そこで、赤ちゃんとのお出かけに必要なものから、マザーズバックの種類や選び方などを紹介していくので、選ぶときの参考にしてみましょう。
準備する時期
出産後しばらくは、育児に追われてゆっくりショッピングに出かける時間もとれません。
しかし、赤ちゃんの検診や予防接種など、赤ちゃんを連れて出かけなければならない時が産後すぐから増えてきます。
できれば、ゆっくり時間のある出産前に準備しておくことをおすすめします。 出産前でも、妊娠9ヶ月から臨月に入るとお腹が大きくて動きづらくなるし、いつ入院になるかもわからないので、妊娠後期に入ったら購入しておくとよいでしょう。
お出かけに必要なもの
赤ちゃんとの外出で必要なものは、意外とたくさんあります。バックを選ぶ前に、どんなものが必要か知っておくことをおすすめします。
新生児期
- 紙オムツ
月齢の小さな赤ちゃんは、こまめにオムツ交換をする必要があるので、短時間の外出でも必要となります。 - おしりふき
携帯用のコンパクトなタイプならかさばりません。 - スタイの換え
特によだれが多くなる生後4ヶ月位からは、少し多めに持参したほうがよいでしょう。 - 着替え
ウンチでやミルクの吐き戻しで、服や肌着を汚すことがあります。 - ビニール袋&新聞紙
汚れたオムツや肌着などを入れるのに便利です。また、ウンチの時はにおいがもれやすいので、新聞紙でくるんでからビニール袋に入れることをおすすめします。 - ガーゼハンカチとハンドタオル
よだれや汗を拭く場合などに便利です。 - 哺乳瓶や粉ミルク、お湯と湯冷ましの水筒
飲ませる予定の回数分よりも、少し多めに用意しましょう。粉ミルクは、携帯に便利なスティックもしくはキューブタイプが便利です。 - 小さなおもちゃやおしゃぶり
ぐずった時に役立つので、あまりかさばらないものを選びましょう。 - 母子手帳や財布、携帯電話や化粧ポーチなどの小物類
できるだけコンパクトにまとめましょう。
離乳食の時期
半日以上の外出になると、着替えなどの他に離乳食を持参するので荷物が増えます。
- 離乳食一式
夏場は衛生面から、ベビーフードを利用すると安心です。手作りを持参する場合は、食品の鮮度に注意が必要です。 - スプーンやフォーク
携帯できるように、ケースにセットで入ったものがあるとよいでしょう。 - お茶や食事用エプロン、おやつ
外出時間による荷物量の違い
丸1日かけた外出の場合
- 着替えは服や肌着、靴下各2枚ずつ
- スタイやガーゼ2、3枚ずつ
- 紙オムツは5から7枚
半日の外出の場合
- 着替えは服や肌着、靴下各1枚ずつ
- スタイやガーゼハンカチ2枚ずつ
- 紙オムツは3枚から5枚
近所への外出 (買い物や散歩など)時、着替えは不要
- 紙オムツ2枚
- ガーゼハンカチ1枚
バックの種類
マザーズバックといっても、持ち方によって色んなタイプがあります。まずは、それぞれのバックの特徴をよく知ることから始めましょう。
また「THE マザーズバッグ」というのが私は嫌いなので普通にかわいいものを選んだりします。もちろん容量が入るものを選びますので、機能的にバッチリです。
肩にかけるトートバック
持ち手が長く肩にかけて持つトートバックは、容量が大きめの作りになっています。さっと肩にかけられるので、重たい荷物も持ちやすく、必要なものは肩にかけた状態でも手早く取り出せるので便利です。
ただ片方の肩がふさがるので、両手を開けておきたいというママさんには、少し不便に感じるかもしれません。必要に応じてななめがけにできるように、取り外し可能な長いベルトがついたタイプもおすすめです。
ななめがけショルダータイプ
肩に斜めに下げて持つタイプのバックで、両手が開くので赤ちゃんを抱っこする時にはとても便利です。 また、容量大きくて中身の取り出しもバックを下げたままでできるのでとても効率的です。
ただかがんだり、座る際にバックが邪魔になったり、地面に擦れて底が汚れることもあります。
リュックタイプ
文字通り背中に背負って使うバックなので、ななめがけタイプよりも両手がフリーになって動きやすいのが最大の利点です。
また、荷物が重くても両肩にバランスよく重みがかかるので、体への負担もさほど感じないでしょう。
ただ、中身を取り出す際にその都度バックを下ろして、後ろから手前に持ってこないといけないので不便に感じることもあるでしょう。
ウェストポーチ(斜め掛け使い)
本来、腰に巻いてベルトで止めるタイプのバックですが、ダサいのでショルダーで使用する方が圧倒的に多いです。
手軽に貴重品を入れて持ち運び出来るので、旅行の時に一つ持っていると大活躍です!ウェストポーチに財布や携帯電話などママの貴重品を入れて、リュックに赤ちゃんのものを入れるなど併用すると更に使いやすいでしょう。
ボディバッグ・ウエストポーチ
バックの選び方
ここからは、機能性についてご紹介していきます。「これは他で代用出来るからデザインで選ぼ」とかの確認に使って貰えれば幸いです。
基本的には「あった方が便利」だと思いますが、おしゃれとは多少の使いづらさが生じるものなのです(笑)
収納力・ポケットの数
着替えやおむつなど、赤ちゃん連れでの外出にはたくさんの荷物が必要となるので、やはり底のマチが広くて、収納力のあるバックがよいでしょう。
また、バックの内側や外側に大小大きさの異なるポケットが多く備わっていたり、仕切りがあれば、携帯電話や鍵などさっと取り出したい小物が入れやすいので便利です。
ポケットが少ないと使っているうちにバックの中がぐちゃぐちゃになりやすく、別にバックインバックやポーチなどを購入せざるを得なくなります。
ファスナーで蓋が出来るタイプが便利
一見、さっと閉じられて便利なように見えますが、急に床に落ちたものを取ろうとしたり、子供を抱っこする際にバックが斜めになって、中身がこぼれてしまうことがよくあります。
拾うのもまた大変だし、バック内がぐちゃぐちゃになってしまいます。また、外から中身が見えないほうが防犯にもなります。
できれば、バックの口はファスナーでしっかり閉じられるタイプのほうが安心できます。
バッグ自体が軽いもの
赤ちゃんを抱っこして、かつ中身が詰まったバックまで抱えるとなると、結構な重さになるので、せめてバック自体の重さだけでも減らせると、ママの体の負担も少しは軽くなります。
生地が分厚かったり、アクセサリーがたくさんついているバックは何も入れていなくても重いので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。ナイロンなど軽量級の素材で、あまり飾りがついていないシンプルなものがおすすめです。
2、3WAYで使える
- トートバック
- ショルダーバッグ
- バックパック
持ち手を変えるだけで、バッグの種類が変更出来るタイプはとっても便利です。ただ2、3WAYで使えるバッグを買っても一度もWAYした事は無いんですけどね・・・
買うときに「トートバッグ」として可愛い!欲しいと思ったバッグだとそうなりますよね。
色んな場面を想定して、どんな持ち方でもできるようなバックとしてしっかり覚えておく事が大切ですね。
丈夫で汚れにくい
- ある程度硬い素材(置いて自立すると便利)
- 防水加工がされている(内側も)
- 防菌加工もされていると臭いが多少マシ
これらの要素が揃っているバッグは文句なしです!
荷物をたくさん詰める事が多くなるのと、どうしても濡れたりするので丈夫なのは必須です。バッグを購入する前に口コミや使っている人がいればいろいろ聞いてみましょう。
プチブラなどのバッグはこの点やっぱり壊れやすいです。
また、下に置く機会も多いので汚れやすいものです。ある程度の汚れなら拭くだけでキレイになるなど、お手入れしやすいかったり、手洗いしても型崩れしないようなバックだと清潔に保てます。
便利な付属品があると嬉しい
マザーズバックには、オムツ交換の時に赤ちゃんの背中の下に敷けるマットや、収納に便利な小さなポーチ、マグを入れるケースなど付属品がついている場合もあります。
外出により使い分ける
マザーズバックは、外出する場所や時間、移動手段などによって使い分けをすると便利なので、大きさやタイプの違うものを2個位持っておく とよいでしょう。
着替えなどは別の袋に入れて車中に置いておいてもいいので、小さめのバックでも対応できます。
電車やバスなどで移動する場合
動きやすいように斜めがけで軽いバックのほうが便利ですが、ベビーカーを持参するなら、財布などの貴重品とお世話グッズは別のバックにしておけば、ベビーカーのフックに大きなバックを掛けられます。
決められなくて困ったら
「焦って買わない」
これに尽きます。必ず手にとって納得してから購入してください。それまでは今までのバッグで代用しても十分だと思います。
お気に入りのマザーズバッグが見つかる参考になれば幸いです。
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