おもちゃで上手に刺激する!ねんね期の赤ちゃんが好きなおもちゃ
まだ寝ていることしかできないねんね期の赤ちゃん。この時期の赤ちゃんは反応のも薄いし、ただお世話だけしてあげれば良いと思っていませんか?
お世話をすることも大切ですが、ねんね期の赤ちゃんにこそ与えてあげたいぴったりのおもちゃを知り、たくさん楽しませて上げましょう!
ねんね期の赤ちゃん
ねんね期とは、一般的に0ヶ月から3ヶ月前後の首すわり期に入る前ことを指します。この頃の赤ちゃんはまだ表情も少なく、あまり動かないため、おもちゃを与えても反応が薄くて、いまいち手応えを感じないと言った感じ。
そんなねんね期の赤ちゃんにぴったりのおもちゃはどんなおもちゃなのでしょうか。
視覚を刺激するおもちゃ
ねんね期の赤ちゃんの視力はまだちゃんと発達しておらず、ぼんやりとしか見えていません。この頃の赤ちゃんの視覚を上手に刺激できるおもちゃはずばり、「ぶらさがりおもちゃ」です。
ぶらさがりおもちゃ
ぶらさがりおもちゃとは、ベッドメリーやベビージム、モビールなどが代表的です。これらのおもちゃは、空気の流れに影響されてゆらゆらとゆっくり動きます。
この予測のつかないゆらゆらとした動きは、赤ちゃんにとってはとても不思議な動き。次第にその動きに集中し、目で追うようになり、おもちゃを触ろうと手を伸ばすようになります。
その結果、見ようとする能力やアイ・トラッキング(目で追いかけようとする能力)、視覚接近運動の発達を促すことに役立ちます。
取り付け場所に気をつけよう
ぶらさがりおもちゃは、赤ちゃんの目の位置より少し下側にくるように取り付けましょう。ねんね期の赤ちゃんの眼球の発達は、下を見る、左右を見ることから始まり、上を見るは最後に発達するためです。
また、赤ちゃんの視野を意識して、目から3、40cm離れた場所に取り付けましょう。
聴覚を刺激するおもちゃ
ねんね期の赤ちゃんの耳や脳はとても敏感なため、大きな音や激しい音楽は刺激が強過ぎます。やさしい音が出るおもちゃを選びましょう。
オルゴール・ベッドメリー
最近の研究結果で、赤ちゃんの脳にクラシック音楽が良い影響を及ぼすことが分かりました。やさしい音でクラシック音楽を聞かせてあげることにより、聴覚を刺激し、精神や感情の発達を促します。
触覚を刺激するおもちゃ
ねんね期の赤ちゃんの触覚は既にほとんど完成しています。ただし、おもちゃを目で見たり、口の中に入れて触感を確かめるのはまだ先の話。ねんね期にはガラガラなど、手で握ることを目的としたおもちゃを選んであげましょう。
周りの環境もおもちゃ
ねんね期の赤ちゃんにとって、周りにあるたくさんのこと新鮮で、たくさんのものがおもちゃです。周りの環境も上手に利用して、赤ちゃんを喜ばせてあげましょう!
周囲の音
周囲から聞こえる音は、視力の弱いねんね期の赤ちゃんにとって好奇心をくすぐるもの。生活している中で発生する音をたくさん聞かせてあげて、赤ちゃんの好奇心や想像力を発達させてあげましょう。
ママの歌
赤ちゃんはママの声が大好きです。大好きなママの声で、音やリズムを刻んであげれば、赤ちゃんはとても安心し、心地よく感じます。
人の顔
赤ちゃんが一番好きなものは「人間の顔」ということが、たくさんの実験によってわかっています。ただし、ねんね期の赤ちゃんの視力はとても弱いため、顔を近づけてみましょう。特に大好きなママの顔が見えたら赤ちゃんも喜ぶはずです。
「いないいないばあ」をして遊んであげることもオススメです。「いないいない・・・」の後に、「次は顔が出てくるはず」と赤ちゃんに予測力をつけてあげることができます。
ほっぺたをツンツン
ねんね期の赤ちゃんは、足や手を触ってもいまいち反応がなく、顔を触ってあげると喜ぶ傾向があります。赤ちゃんを触るときは、顔を触ってあげると赤ちゃんが楽しめるようですよ。ほっぺたをツンツンしてあげると喜んでくれます。
ねんね時期だからこそ赤ちゃんが楽しめるおもちゃを見つけて、赤ちゃんと一緒にママも楽しみましょう!
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