3歳・7歳・10歳が子供の脳の発達において重要!脳の基礎作りのポイント

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2017/08/26

子供の脳の基礎をつくるために頑張っている親子

子どもの脳の発達には段階があるのをご存知でしょうか。

3歳、7歳、10歳でどんな子育てをしたか、教育をしたかで子どもの脳に大きな違いが生まれます。

勉強できる子、才能を発揮できる子になるためには、勉強、スポーツを教えるだけでなく、脳の機能、本能、心が三位一体となって発達することが重要なのだそうです。

子育てに是非取り入れたい、医学的な育脳の基本、子どもの脳の基礎づくりのポイントについてご紹介します。

脳の基礎作りは3ステップ

子どもの脳の発達段階は3ステップになっているそうです。3歳、7歳、10歳をめどに脳の発達に合わせた教育が出来れば、将来才能を発揮できる子に成長するとか。

早期教育を目指す親、自由にのびのび育てる親…子どもの教育を左右するのは親の方針次第とも言えます。

では、その親の教育方針、理念というのはどこからきたものでしょうか。育児書から?自分の親から?それとも誰かから聞いた話からでしょうか。

子どもを授かるのも二人目三人目ともなると、経験から「次の子はこんな教育でいこう」などもあるかもしれませんね。

どの子にも共通している「年齢に沿った脳医学的見地」からの子育てとなれば、説得力がありますよね。

未熟な子どもの脳の仕組みを知って育脳

子どもの将来に本当に必要な脳の機能は「理解」「思考」「記憶」だけではありません。

ドリルや問題を解きに解いて頭を働かせて活性化すれば、良い脳になるというものでもありません。

子どもの隠れた才能を十分引き出すためには何が必要なのでしょうか?「成長、進化し続ける脳」、そして「正しい心」も育てることが「豊かで幸せな未来」につながります。

子どもの脳は大人と違い未熟で、10年ほどで様々に急激に発達し大人の脳とほぼ同じになります。

【脳の発達3ステップ】

  • 0~3歳 脳神経細胞が増え続ける時期。
  • 3~7歳 脳の情報伝達回路が作られるため不要な細胞が死滅しブラッシュアップされる時期。
  • 7~10歳 情報伝達回路がさらに発達し大人の脳に近づく時期。

それぞれの発達に合わせて何を教えなければならないのでしょうか。そこをしっかり抑えてタイミングよく脳や心を育てるといいようですよ。

【脳を育てる具体的な目標3ステップ】

  • 0~3歳 心や気持ちが伝わる脳を育てる
  • 3~7歳 勉強もスポーツもできる脳を育てる
  • 7~10歳 本当の意味で頭が良いとされる脳を育てる

この3ステップを順序よく取り入れ、10歳以降、いよいよ「才能を発揮できる脳」へと進化していきます。

脳機能の発達に不可欠な「本能」と「心」

育脳とは、子どもの才能を十分に引き出すため脳の機能を高めることですが、そこに不可欠なのが、「本能」と「心」なのです。

脳的に言われる本能とは「生きたいと思う本能」「知りたいと感じる本能」「仲間になりたいという本能」の3つだそうです。

心を育てるというのは、相手の気持ちを考えることであったり、他人を理解したりして意思疎通ができるということです。

「嬉しい」「感動する」「楽しい」といったポジティブな感情も脳に非常に良い影響を与えます。

「機能」「本能」「心」三位一体で脳を鍛える基本

3ステップ共通して脳の「機能」「本能」「心」を鍛え、育てるための基本的なポイントがありますので紹介します。

「もう今さら手遅れ…」なんてことはありません。子どもだけでなく私たち大人の能力アップにも役立つことなので、今からでも遅くありません。

1.何にでも関心・興味を持ち好きになること
「楽しい」「面白い」といったポジティブな感情が働くことで、脳に入る情報が機能的に働きます。情報元である学校の先生やスポーツを教えてくれる指導者のことも好きになることで学びの吸収が良くなります。イヤイヤやっていたのでは身につかないということですね。
2.話は感動しながら聞くと良い
人から聞く話を「わ~ホント!?」「すごいことだね!」と感情を揺らしながら聞くと理解力が高まり脳の力を発揮できますから、一生懸命人の話を聞くことができる習慣をつけるといいですね。
3.何事にも全力で取り組む素直な性格を育てる
メリット、デメリットを先に考えるのではなく、素直に何事も必死に取り組み手を抜かない行動が脳にとても良い働きをします。練習も本番も全力投球する位の方がいいのです。
4.「やめたい」「出来ない」「無理」といった否定的な言葉を使わない
「できない」といったマイナス思考な言葉をいつも使うのは脳にもマイナスなんです。出来るはずのことも出来なくしてしまいます。目標をはっきり脳に出してやることが脳の力を引き出すポイントなのです。
5.「こんなところかな」と途中で置いておかない
中途半端な終わり方は思考力を弱めます。「大体わかったからいいや」では、そこで脳の働きは止まります。最後まで達成できていないのです。最後まで諦めず「やり遂げるんだ!」という強い気持ちが育脳には重要です。
6.目標達成のためにはコツコツより一気にが正解
人によって「私コツコツ方型なの」と言ったりしますが、育脳的には目標を定めたら一気に全力で実行するのが良いようです。コツコツも悪くはないですがゆっくり進むうちに「これでいいのかな」など雑念がよぎることが多くなります。脳に良くない考えが浮かばないように勢いでするのが得策です。
7.繰り返しの復習が重要
育脳では効率の良さを求めるより、完璧に頭に入るまで繰り返し復習をすることが重要なのです。脳は新しい情報が大好きです。その為あまり重要性がないと判断されるものは忘れてしまいます。ちゃんと記憶するには「大切なことは完璧に覚える」習慣をつけると良いようです。
8.自分の失敗や欠点を素直に認める
脳は自己防衛のため自分の都合が悪くなると本能的になんとか守ろうとします。その為失敗を認めにくい状態になります。脳は具体的な達成目標に向かって機能を発揮しますから、改める点をきちんと認め「これからどうするか」をはっきりさせることが大切です。
9.理解力・判断力向上には関連付けて考える癖をつける
理解し、判断する力は違いをより分ける高度な能力です。独創的な思考は違いについて考えることが有効です。例えば赤いいちごがお皿に乗っていても全部が同じではありません。どれを食べたいのか、それはなぜかと問うことが脳に効果的です。こちらのいちごの方が赤が濃くて甘そうなど、選び分ける力を磨きましょう。
10.人を尊敬できる心を育てる
人を尊敬するということは、相手を大切にしたり相手の気持ちを考えることです。人をバカにしたり見下したりすることは脳にはなんの得もありません。他人と心を込めた話が出来る子に育てましょう。それには親も人の悪口や中傷などはやめなければいけません。まず子どもから尊敬される親であることが大切です。

学校、塾、学習教室でただただ勉強すればいいというものではないことが分かりますね。「機能」「本能」「心」の三位一体。

勉強や物事の取り組みむ方法、その時の気持ちが良くも悪くも脳に非常に影響することがよくわかります。

赤ちゃんから幼児期の母親の言葉のかけ方、サポートの仕方が育脳に差をつける感じがします。

▼脳を鍛える方法とやめたい習慣についてはコチラも参考にしてみて!

日常生活での姿勢や態度も脳に影響する!

脳に良いことは身体にもいい生活環境なはずです。体が健康であってこそ脳も生き生きと成長するのです。

身近な遊びや生活シーンで、すぐに出来る脳に良い具体的な例を挙げてみましょう。

0~3歳の育脳の基本は聴覚!楽器遊びで耳を鍛える

育脳の基本として0~3歳の時期には耳を鍛えることがとても有効です。赤ちゃんとの遊びの中に楽器遊びを取り入れるといいですね。

できれば音階のあるものを使います。ドレミの音階を聞き分ける能力を鍛えておくと、集中力、運動にも影響してくる反射神経などが良くなります。

音に合わせて赤ちゃんに歌うみたいに声を出させて同じ音階を聞き分けさせる遊びを取り入れてみましょう。これなら簡単にすぐにでもできそうですよね。

3~7歳の育脳の基本は運動!正しい姿勢と歩き方で体のバランスを鍛える

良い思考力には正しい姿勢と歩き方が大切です。身体のバランスが整って視覚的に正しい空間認知ができることが脳に良い影響を与えるというのものです。

姿勢が悪いと目線が傾いたりします。スポーツする時目線がずれていたりすると体を動かすタイミングがずれてしまします。それだけでハンデになりますね。

正しい姿勢で正しく筋力を使う遊びをしましょう。縄跳びやキャッチボールなど空間を予測しながら遊べるますね。ただやりすぎには注意しましょう。

空間認知能力を伸ばすためにバランスよく体を動かすことが大切です。

7~10歳の育脳の基本は子ども扱いしない!質問して自分で選ばせる

7歳を過ぎるとここから本格的に勉強させて良い時期です。ただし「勉強しなさい」は禁句です。言わずにはおれないお母さんの決まり文句ですが、一番言ってはダメな言葉だそうです。

この年頃の脳には「指示・命令」は避けるのが良いようです。「自分でやりたい」気持ちが働いているので、子ども扱いしてその芽を潰さないことです。

命令口調であれしろ、これしろ「どうしてママの言う事聞けないの!」といったパターンにはまっているお母さんは一度立ち止まって他の方法を考えてみましょう。

子どもの育脳のためです。将来子どもの潜在的な才能を十分引き出してあげられるのは親にしかできません。脳の基礎作りは家庭からなんです。

子どもには質問形式で、「どうしたいのか」「どうするのか」自分で答えを考えさせて自分で決めさせそれを達成できるようサポートしてあげるのが良いようです。

子どもの才能を伸ばす育脳は子どもの豊かな人生の礎

赤ちゃんから10歳迄の子どもの脳の発達過程を知ると、そのタイミングに応じた親の接し方というものがあるのですね。

タイミングが遅すぎても早すぎても効果が左右される…。多少の個人差も考慮して子どもの様子をよく見ることも大切ですね。

毎日の生活環境を整えて、健康な体と優秀な知能を育てていきたいところです。そのためには愛情あふれる親の努力も必要となります。

社会に通用する人間性を育てる育脳。人間の本能や心を意識して育てることで脳の機能がより良く発達し、勉強だけ出来る子でない豊かな思考ができる子どもに成長します。

生まれつきの才能も確かにありますが、ほとんどの場合後天的に才能が開花することが多いのも事実です。

出来るところから少しずつ取り組んでいけば、子どもに変化が見られるかもしれませんね。心を育てることが育脳の重要な鍵のようですから頭、体、心をバランスよく鍛えていきましょう。

参照:「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!(著:林 成之)」

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