赤ちゃんと飛行機で旅行に行ける時期はいつから?最適時期と確認事項
様々な理由で、赤ちゃんを飛行機に乗せなければいけない事情のあるパパママがいます。
国内国外問わずどのような決まりになっているのか、またどういった確認が必要なのかまとめました。
赤ちゃんを飛行機に乗せられる時期!知っておくべき決まり
赤ちゃんを飛行機に乗せなければならない時、いつから乗せられるのか具体的に指定はあるのでしょうか。また、乗せる際の決まり事があるのでしょうか。
- 赤ちゃんを乗せられる時期
- 大人の同伴人数
- 診断書
一つずつ詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんを飛行機に乗せられるのは生後7~14日以降が多い!
赤ちゃんをいつから飛行機に乗せても大丈夫なのか、その取り決めは航空会社によって異なりますが、大方生後7日~14日程度で搭乗可能としている航空会社が多いようです。
実は、新生児や乳幼児の飛行機の搭乗年齢について法律などがあるわけではないため、各航空会社の決まりや判断によるというのが現状です。
ただし、WHOの「International travel and health」によれば、航空機を使っての旅行が適さない人として生後2日内の新生児を挙げています。
大人1名につき赤ちゃんは1名まで!大人の同伴は必須
当たり前の事ですが、赤ちゃんだけを飛行機に乗せることはできません。必ず大人と一緒に登場しなければなりません。
JAL・ANAをはじめとする多くの航空会社では、大人1名につき赤ちゃんは1名までと決められています。2人以上の赤ちゃんを乗せる時は大人も増やす必要があります。
また、赤ちゃん一人でも飛行機の中では様々なケアが必要になりますので、出来ればママひとりだけではなくもう一人以上大人のサポートがあることが望ましいです。
生後1か月未満の場合診断書や許可書が必要な場合も…
生後1ヶ月未満での搭乗の場合、航空会社が搭乗を許可していても、診断書や許可書など主治医の書面による許可の提示を求める航空会社もあります。
健康な赤ちゃんであれば、航空会社から搭乗拒否をされることは基本的に考えられませんが、未熟児の場合や何か健康面で不安がある場合そういった措置を取られることがあります。
また、航空券を購入する際に母子手帳の提示を求められることもありますので、心の準備をしておきましょう。
健康面を考えると1ヶ月健診後がベター!
航空会社の取り決めでは多くの会社で生後1ヶ月未満でも搭乗することは可能です。
しかし、生後1ヶ月未満の赤ちゃんんはまだ免疫があまりない状態のため、出来るなら飛行機への搭乗は避けたほうが良いでしょう。
というのは、飛行機の中は不特定多数の人が長時間密室の中にいるだけでなく、乾燥しがちで風邪やインフルエンザなどのウイルスが感染しやすいからです。
また、気圧の変化が著しいために耳にも負担がかかり、空気も薄くなります。直ちに何か影響が出るわけではありませんが、新生児期の赤ちゃんにとって負担があるのは確かです。
また、赤ちゃんを飛行機に乗せる際は「耳って大丈夫?」と考える親御さんも多いのではないでしょうか。こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
▼飛行機に乗ったときに赤ちゃんの耳にどんな影響があるのかについてはコチラも参考にしてみて!
しかし、新生児なのでぐずりがちだと思われます。周りへの配慮についても十分に考えて飛行機の旅をしてくださいね。迷惑をかけないための配慮方法やグズリ防止策についてはこちらで確認できます。
▼赤ちゃんを飛行機に乗せる際に周りへの迷惑が気になる方はコチラも参考にしてみて!
赤ちゃんと飛行機に乗る!チケットをとる時の確認事項
赤ちゃんと飛行機に乗る際に気になるのがチケットの取り方や座席の指定です。
航空会社によって差があることもありますが、ほとんどの場合赤ちゃんと一緒に搭乗する際の注意事項は共通しています。
では、具体的に搭乗チケットを取る際の確認事項を見ていきましょう。
- 料金体系について
- 座席
- 準備されているもの
一つずつ詳しく見ていきましょう。
航空券の料金は条件付きで無料の場合も…座席利用ならば小児運賃
赤ちゃんと飛行機に乗るときの料金は航空会社によって若干異なりますが、基本的には、国内線で座席を使用せずに大人の膝の上に乗る場合は無料です。年齢規定は航空会社によって差がありますが、0歳の場合は当てはまります。
もしも座席を使用する場合は年齢にかかわらず小児運賃が必要です。国際線では、0歳の赤ちゃんで座席を使用しない場合でも、大人運賃の何%かが必要なことがほとんどです。
座席は赤ちゃん連れだと会社側から指定されることも…
赤ちゃんが飛行機に乗るときの座席は、月齢や同伴者数、航空会社によって指定方法やできるかどうかは異なります。
赤ちゃん用に座席を予約するとチャイルドシートを利用して赤ちゃんを乗せることになりますが、これはしっかりと1人でお座りできるようになってからです。
また、赤ちゃん用の飛行機内ベビーベッドを利用できる航空会社の場合は、設置の関係で座席を最前列へと逆指定されることもあります。
飛行機内でのベビーベッドやチャイルドシートは、航空会社や飛行距離によって貸し出しがない場合もありますので、必ず自分たちが乗る路線では貸し出しが行われているかどうかを確認するようにしてください。
航空会社によって準備品は様々
航空会社によっては、赤ちゃん連れの搭乗者に対して様々なサービスや準備品があります。必ず事前に確認をしてから予約をすると良いでしょう。
航空会社によって異なりますが、具体的に準備されている場合もあるものは以下の通りです。
- ベビーカーの貸し出し
- 赤ちゃん連れの方の優先搭乗
- 機内用ベビーベッド(バシネット)の貸し出し
- 機内でのミルクを作る際のお湯準備、またミルクを作る手伝い
- 赤ちゃん向けおもちゃや絵本の貸し出し
- 離陸後のベビーカーの優先的な返却
- 赤ちゃん用のブランケットの貸し出し など
なお、事前に予約が必要なものもありますので、搭乗券を予約した際に必ず確認を行うようにしてください。
そして赤ちゃんのぐずり対策や必須グッズなど自身でも色々と準備しておく必要があります。そちらについては下記記事で詳しく説明しています。
▼赤ちゃんと飛行機の旅をする時の持ち物についてはコチラも参考にしてみて!
赤ちゃんを思いやりながら空の旅へ
赤ちゃんと飛行機に乗ることは、以前に比べて珍しい時代ではなくなりました。
時代の流れに伴い、赤ちゃん連れの旅行客に配慮した空港の設備や航空会社のおもてなしが行われるようになってきたのも事実です。
しかし、赤ちゃんはまだまだ外の世界に適応しようとしている状態です。激しい変化にはなかなか順応しずらいことを念頭に置いて行動するようにしましょう。
赤ちゃんにとってもなるべく平穏で快適な旅となるように、赤ちゃんが飛行機に乗る時期を見極め、しっかりと準備をしてから飛行機に乗りましょう。
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ymさん
私の子供が生まれた時都立の産婦人科の先生に3歳まで飛行機にのせるな、といわれました、その時わなんともないかもしれないが、後でよくて耳の障害最悪脳障害がでるかもしれないと、言われましたよ、親の都合より、子供の健康がだいじだよ
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